御小屋尾根〜阿弥陀岳〜赤岳〜赤岳天望荘 2日目は無念の下山のみ
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- GPS
- 11:06
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 2,085m
- 下り
- 2,061m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 6:57
天候 | 薄曇り。稜線、特に各所のコルはかなり強い風で、寒かった〜‼ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
前日22:40東京竹橋発の毎日アルペン号にて、美濃戸口に0415着。 今回、八ヶ岳方面は2台のバスがでていましたが、われわれのバスは全員が美濃戸口行きで、直行でした。バスが停まったとき、まだ観音平だろうと爆睡を続けてたら起こされてしまった! 帰り) 9:30美濃戸口発のバスに間に合ったけど、1台スルーして風呂へ!10:20発のバスで茅野駅へ11:00頃着。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
初日は天候に恵まれ、コースも非常によいコンディションでした。 美濃戸口から御小屋尾根経由の阿弥陀岳〜赤岳はわたくしの単独山行経験の中では、おそらく最も大変なコースでしたが、コンディションの良さに助けられました。西の肩〜阿弥陀岳の高度感は、チキンハートな高所恐怖症的にはやばかった。。 |
その他周辺情報 | 美濃戸口の八ヶ岳山荘では9時半時点ですでに入浴可能でした!ありがたや。 |
写真
装備
個人装備 |
水は2.5L持参で山行中には1L消費
今日もトイレキット大活躍
フリース&ダウンもばっちり役立った
|
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備考 | ダウンパンツもあればよかったかも。グローブは撥水のが必要だった(冷たい雨に) |
感想
リハビリ山行続きだった最近。さすがにもういいだろ!ってことで、発作的に毎日あるぺん号を予約して行った八ヶ岳。当初は、観音平からリベンジ、キレット経由で赤岳をめざそうと思いましたが、捻挫足の状態が完調にはまだ遠いということで、美濃戸口からに変更。ただし、御小屋尾根経由で阿弥陀岳をめざすルートにしました。
阿弥陀への登り、中岳への下り、キレット分岐からの赤岳への登り・・・楽しかった〜!反対ルートも是非いつかやりたいところです。
さて、山小屋。赤岳天望荘。
部屋は相部屋でした。かなり早い時間に到着したので、到着当初はほとんど人がいなかったのですが、シュラフはみっちり敷き詰められ、混雑が予感されました。受付で、壁際希望できますか?と尋ねたところ、「混んでるので希望は聞けないんですよ・・・」と言われてしまったものの、あてがわれた場所に行ってみたらなんと壁際。ラッキーなのか、配慮いただけたのかは謎です。
部屋には、2段ベッドの上に、重なるように5枚並んだシュラフ。夜はどうなることやらと心配でした。ちなみに、部屋にはシュラフ5枚並びが2段ベッド上下に。加えて床にも、入り口部をのぞき同じ密度で4枚のシュラフ。合計14名が入れる部屋でした。
・・・が!夕食を迎える頃になっても、部屋には5〜6名のみ(全員女性)と、シュラフは並んでいたものの、ずいぶんゆとりがありました。おかげで、シュラフを1枚余計に使わせてもらい、寒さ対策もばっちり。あまりにも寒く、シュラフ1枚じゃあ心配だよね、と同室の方や食事でお隣の方ともお話ししてたところだったのでしたが助かりました。ただ、朝起きてみたら、たぶん人の発する温度でなのでしょう、前の晩よりも朝の方がずいぶん暖かで、うまく計算されているのかも知れませんね。とはいえ注意点として、2段ベッドの上だったのにもかかわらず、寝ていると背中に底冷え感がありました。下にもう一枚敷きたい感じ。余計に借りたシュラフを、上に重ねるのではなくて下に敷けばよかったなあというのが反省です。
天望荘のトピックはもう一つ、風呂!14時半からの一番風呂をいただいてしまいました。5分前くらいから待っていたのですが、他には誰もいなかったので待つ必要なかったかも。しかも時間になっても特に小屋番の方の案内などはなかったので、早めに入っちゃってもよかったのかも。しっかし、ありがたいことです。天水とはいえ、暖かい五右衛門風呂、非常に気持ちよかったです。
あ、天望荘、ごはんも朝晩とも、十分おいしかったです。
今回の山行、もったいなかったのは2日目。せっかく山小屋泊にして、2日目は天狗岳までの縦走を目論んでいたのにもかかわらず・・・。雨風に負けました。誰かといっしょだったら、「せっかくだからがんばろうか」となったかもしれないけど、独り身なので低きに流れた感は否めず。前夜からGPV気象予報をチェックしまくって、午前の間は時間がたつにつれて雨がひどくなりそうだったので、早めに出発しました。6時に出発して下山だけってのもなんだなあと思いながらも、無理してもなんですから、また来ればいいや、ということでの決断でした。
それほど強い雨とは感じなかったものの、下ってみたらアンダーまで濡れてました。汗もあったでしょうが、そのまま帰路につくと確実に底冷えしそう。てことで、八ヶ岳山荘で朝風呂を楽しんだりして、それはそれで楽しい旅の〆となりました!
あー、ほんと、楽しかった。のんびり登山も良いものだ!
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