雲取山 石尾根からのエスケープ(水根沢林道は意外な絶景スポット!)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 1,722m
- 下り
- 2,248m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:40
天候 | 1日目:晴れのち曇 2日目:曇(霧雨ぎみ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:奥多摩湖BSから奥多摩駅まで(所要時間15分) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇三峰神社〜雲取山荘 とりわけ危険な箇所はありませんでした。若干、道が不明瞭なので要確認です。 ◇雲取山荘〜雲取山 すこし急坂で、ステップが分かりにくい点はありましたがその程度です。 ◇雲取山〜七ツ石山 よく踏まれている広い道です。 ◇七ツ石山〜水根山の中腹(巻道) この区間の巻道の高低差はほとんどないので歩きやすいです ◇榧ノ木尾根途中〜水根沢林道 道がやや不明瞭です。加えて水根沢林道は崖沿いの細いトレースですので、常に片側が切り立っていて油断禁物 |
その他周辺情報 | 宿泊先の雲取山荘。定員200名のところおそらく240名くらい可でした。 8畳に12人の雑魚寝 |
写真
感想
天候のせいでここしばらくオアズケとなっていた山登り、久しぶりの晴れだーっと山に向かうのは誰もが考えるようで、三連休というタイミングも合わせて大変な混雑でした。三峰神社行きのバスは3台の増発です。比較的マイナーなこちら側でコレだと、メジャールートの奥多摩からのバスはどれだけの大混乱だったのかと心配です。
今回、雲取は初めてという2人と一緒に山小屋泊込みでのグループ登山。三峰ルートは私も初めてだったので案内役にはなりませんね。
埼玉側である三峰ルートは、500mごとに距離を示した柱が立ってるので道程の確認はラクチンです。石尾根に比べて展望は開けませんが、うっそうとした樹林帯が多いのと、登山者が比較的少ないので、今回みたいに野生動物に出会う確率は高い気がします。
で、今回はシカに3回ほど遭遇したのですが、ここら辺のシカは警戒心が薄いのかあまり逃げません。こちらが緩慢な動作でカメラを構えると「それ何?」と興味を示して近寄ってくるほど。山の植生を食い荒らす害獣とはなってますが、なんとも可愛らしい。
山小屋は予想に違わず大混雑でした。おそらく収容人数の2割増くらい詰め込む状況。小屋番さんたちも人数を捌くのに手一杯の様子。なお、食堂は談話室としての使用不可で、寝床でおしゃべりできる雰囲気でもないので夕食後は大人しく寝るしかありませんなあ。
翌日は霧。日の出に合わせて山頂に向かう理由もなくなったので、ゆっくりと出発。案の定、真っ白な背景の山頂で記念撮影し、早々に下山開始。
石尾根の下り始めはまだ霧だったのが、高丸山の巻道を過ぎるあたりから雨に変わり計画変更を迫られる事態に。鷹ノ巣山避難小屋で早めの昼食にしながら相談した結果「早々に標高を下げて雲の中から脱出しよう」と決まり奥多摩湖に向けてエスケープすることに。
水根沢林道に降りる際は踏み跡が薄いので分岐点を見失わないよう注意が必要です。林道に入ってしまえば沢沿いなので迷うことは少ないと思いますが油断は禁物(実際、途中で出会った別グループが道をロストしかけ、見かけた我々の姿から正しいルートに復帰できたと聞きましたし)。
このルートは滝や沢音、奇岩が楽しめる穴場といえるルートだと思います。ただ、この林道は崖にそって付けられた桟道に似て片側が切り立った細い道が多く、濡れた落ち葉が滑りやすいこともあって滑落危険が大きいので要注意です。
水根BSまで行けば下山完了ですが、積み残される恐れがあるので1区間分歩いて奥多摩湖BSまで行くのがオススメです(トイレもありますし)
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