記録ID: 7685096
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アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科
八ヶ岳石尊稜 ノートレースオールラッセル
2025年01月11日(土) [日帰り]



体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 13:53
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,452m
- 下り
- 1,430m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳鉱泉からの登山道を過ぎ、沢の分岐にかかると一気に雪が増えていた。 |
写真
下部岸壁取付き。右のルンゼも登れそうかもしれなかったが、真ん中の寝て見える岩場から取付く。岩場にアックスを引っかけたり、凍った草付きに打ち込みながら進むが、ボルトがあったり無かったり。
取付きにはボルト2つあり。
取付きにはボルト2つあり。
撮影機器:
装備
個人装備 |
サングラス
ゴーグル
ヘルメット
ハーネス
ツェルト
ロープ50m
カラビナ
クイックドロー
スリング
セルフビレイランヤード
カム
アッセンダー
アルヌン
アイスアックス
|
---|---|
共同装備 |
ロープ50m
|
備考 | 万が一の時はハーケンあると有効かも |
感想
新雪オールラッセル合計13時間超える充実感ある山行ができた。
石尊稜はラッセル、岩壁、雪稜、灌木帯とバリエーションに富んだとても良いルート。雪の状態で大きく変わると思うが、核心は下部岸壁と上部岩壁。
通常、他の記録をみると11時間ほどはかかっているが、今回は、取付きまで新雪オールラッセルのため、+2時間超。取付きまで5時間かかった。下部岩壁と上部岩壁の雪稜でもラッセルで+1時間だろうか。
核心解説:
●下部岸壁
2ピッチ40m程、1ピッチ目は20m程、終了点がある。
ボルトやハーケンが見えたりするが、不定期に打たれており、感覚が長いところは要ルート選定が必要。アックスを岩に引っかけながら登った。手袋ではつかめる岩は少なかった。
●灌木帯、雪稜、リッジ
リッジの岩場や、雪稜あり、灌木帯は急だがアックスをさして進めば問題なし。
この日は、雪稜帯もラッセルのため+1時間。下部と上部の間が長く感じた。
●上部岩壁
取付き点にハーケン2つとロープスリングあり。
出だしのルンゼと、高度感あるピナクル越えが核心か。
●最上部
上部岩壁を越えるとトラバースからルンゼへ入り、1ピッチ40m程でスリング付きの岩の終了点あり。
その後はコンテで雪面の谷を80m程あがり終了の石尊峰!!
お疲れ様でした。
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利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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