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Yamareco

記録ID: 7729919
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀岳北稜,赤岳西壁主稜,横岳石尊稜

2025年01月20日(月) 〜 2025年01月23日(木)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
ShoNu その他1人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
29:04
距離
31.9km
登り
4,485m
下り
4,469m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:15
休憩
3:12
合計
9:27
距離 12.2km 登り 1,991m 下り 1,125m
3:57
0
3:57
0
3:57
40
4:37
1
4:38
3
4:41
1
4:42
4:43
1
4:44
82
7:10
8:15
9
9:21
9:38
81
10:59
12:16
17
12:33
12:39
4
13:24
2日目
山行
5:59
休憩
2:31
合計
8:30
距離 4.1km 登り 783m 下り 768m
7:22
10
14:15
14:35
10
14:45
3
14:48
14:49
4
14:53
7
15:00
15:01
10
15:11
15:14
7
15:21
15:32
3
15:41
15:42
10
15:52
3日目
山行
9:29
休憩
1:52
合計
11:21
距離 15.7km 登り 1,711m 下り 2,575m
6:32
5
6:37
2
6:39
414
13:33
14:25
5
14:30
14:31
7
14:38
6
14:44
14:45
24
15:09
16:06
33
16:39
31
17:10
1
17:11
4
17:15
2
17:17
0
17:17
17:18
23
17:41
10
17:51
0
17:51
1
17:52
1
17:53
ゴール地点
天候 day 1 晴れ時々曇り
day 2 晴れ時々曇り
day 3 曇り,強風
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2578 m peakを目指す
2025年01月21日 08:56撮影 by  SO-02J, Sony
1/21 8:56
2578 m peakを目指す
北稜(正面)と北西稜(右)
2025年01月21日 09:37撮影 by  SO-02J, Sony
1/21 9:37
北稜(正面)と北西稜(右)
なかなかそれっぽい
2025年01月21日 10:06撮影 by  SO-02J, Sony
1/21 10:06
なかなかそれっぽい
岩場取りつき
2025年01月21日 10:30撮影 by  SO-02J, Sony
1/21 10:30
岩場取りつき
山頂
2025年01月21日 11:55撮影 by  SO-02J, Sony
1/21 11:55
山頂
翌朝,-15度より低い感じ.寒い
2025年01月22日 07:17撮影 by  SO-02J, Sony
1/22 7:17
翌朝,-15度より低い感じ.寒い
取りつき.CSの下はくぐれそうな積雪量
2025年01月22日 08:13撮影 by  SO-02J, Sony
1/22 8:13
取りつき.CSの下はくぐれそうな積雪量
小さいピナクルで支点構築
2025年01月22日 11:56撮影 by  SO-02J, Sony
1/22 11:56
小さいピナクルで支点構築
そこから下を眺めたとこ
2025年01月22日 11:56撮影 by  SO-02J, Sony
1/22 11:56
そこから下を眺めたとこ
赤岳南峰から
2025年01月22日 14:13撮影 by  SO-02J, Sony
1/22 14:13
赤岳南峰から
石尊稜はここからアプローチしたが,正しくは数メートル先の沢だった
2025年01月23日 06:43撮影 by  SO-02J, Sony
1/23 6:43
石尊稜はここからアプローチしたが,正しくは数メートル先の沢だった
三叉峰ルンゼ日ノ岳ルンゼの分岐
2025年01月23日 07:00撮影 by  SO-02J, Sony
1/23 7:00
三叉峰ルンゼ日ノ岳ルンゼの分岐
石尊稜がお出まし
2025年01月23日 07:21撮影 by  SO-02J, Sony
1/23 7:21
石尊稜がお出まし
2 p目終了点.ボロボロの岩のクラックに3か所ナッツをキメて支点構築.
2025年01月23日 10:04撮影 by  SO-02J, Sony
1/23 10:04
2 p目終了点.ボロボロの岩のクラックに3か所ナッツをキメて支点構築.
そこから正規ルートを眺める
2025年01月23日 10:04撮影 by  SO-02J, Sony
1/23 10:04
そこから正規ルートを眺める
手前から2つ目の葉がない木が生えてる尾根が草付きルート
2025年01月23日 10:04撮影 by  SO-02J, Sony
1/23 10:04
手前から2つ目の葉がない木が生えてる尾根が草付きルート
途中から身の危険を感じるほどの暴風になり始めたので,石尊稜の写真はもうTO後のもの.写真を撮ることよりも早く終わらせたかった.
2025年01月23日 14:13撮影 by  SO-02J, Sony
1/23 14:13
途中から身の危険を感じるほどの暴風になり始めたので,石尊稜の写真はもうTO後のもの.写真を撮ることよりも早く終わらせたかった.
撮影機器:

装備

個人装備
行動食 ザック ザックカバー シェルジャケット シェルパンツ 中間着上下 インナー上下 靴下 防寒着 着替え ゲイター 登山靴 アウター手袋 中間手袋 インナー手袋 ネックウォーマー ニット帽 バラクラバ ヘッドライト 予備電池 サングラス ゴーグル ヘルメット アイゼン アックス ワカン ビーコン プローブ シャベル ハーネス PAS ロープスリング *2 環付きカラビナ *3 確保器 ナイフ マット シュラフ シュラフカバー テントシューズ 食器 巻紙 プラティパス テルモス 雪袋2 靴袋 メタ燃料 ライター マッチ 日焼け止め 医療具 計画書 地図 羅針盤 筆記用具 時計 携帯電話 学割証 保険証 現金
共同装備
50 mハーフロープ *2 トライカム ナッツ 環付きカラビナ*4 カラビナ *20 120スリング*4 60スリング*8 捨て縄5m テント 2 3人用ツェルト たわし*2 雑巾2枚 竹ペグ*10 銀マット*2 コッヘル中 炊事具 お盆 ジェットボイル コンロ ガス缶 *2個

感想

 day 1 阿弥陀岳北稜
この日は道の駅 こぶちざわ で車中泊した.2:00起床で気合を入れた早朝行動をしたが,結果的にはもっとゆっくり寝てても問題なかった.寝不足で結構疲れを感じる1日だった.2578 m peakへのトレースはなく,ラッセル大会が始まった.「踏み跡しっかりでワカンはいらない」と車に置いてきたことを後悔.北稜は2 p (3 p?)しか出していない,登れるルート選択肢も少なく短い稜線だった.確かに初心者にはちょうどいいかも.下山は中岳沢をシリセードですいすい.途中岩が出ているところがあるので注意.
夕方・夜は寒くなかったが,朝方は寝袋に潜っても寒さを感じた.テント内結露は霜が発達しており,1年ぶりの八ヶ岳を痛感した.八ヶ岳はこうでなくちゃ.

 day 2 赤岳西壁主稜
CSの取りつきでミトンの手袋(右)を落としてしまう.見えるとこで止まったので,肩がらみビレイしてもらいながらクライムダウンで降りるが,足で落とした雪に押されてさらに下方に転がり落ちてしまった.30 mくらい下に行ってしまったので申し訳ないが残置することにした.サヨナラ手袋.夏になったら下まで落ちるかな.
6 p目くらいだったが,残置(短い方)があるルートを選んだが,なかなか辛いルートだった.アックスのフッキングが良く決まったが,乗越にいいホールドがなかったらフォールしていたかもしれん.因みにフォローの1年生は落ちてた.その後はなんてことはない,快適なクライミングだった.

 day 3 横岳西壁石尊稜
正面凹角よりさらに右の凹角を登ったらかなり渋いことになってしまった(右の凹角が正面凹角だと思って登り始めた).1 p目終了点にしたとこに生えていた立木に残置スリングがあったが,恐らく冬期は全然登られていない.スラブ状でアックスは決まらない.ホールド,スタンスは細かい.中間支点はしょぼく微妙なピナクルでしか取れない.おまけに岩がもろくて落石多発.取りつきからでは雪が付いていて登れると思ったが,登りながら雪をはがしたら「こんなとこ登るべきでなかった」と後悔しまくった.3 p目終了点は正規ルートに合流して,そこからハンガーが打たれている岩壁だったかな.4 p目くらいから風が強くなり始め,天気もあれそうな予感がしたので,雪稜地帯はガシガシと急いで登った.最終ピッチは壁を登ることもできそうだったが,寒くて大変なのでルンゼを詰めて省略.

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権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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