寄沢から三ノ塔まで
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,480m
- 下り
- 1,410m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
前回の山歩きから早9か月。仕事の忙しさにかまけていると時間は恐ろしいスピードで過ぎ去ります。
12月に入りなんとかスケジュールに余裕もできてきたので一番近い山塊の丹沢に行くことにしました。
完全にリハビリ。ベトナムから帰ってきてすぐにアトピーを発症してしまい野歩きなんて出来ないほどの湿疹。4か月ほど悩まされたけれどもこれも段々と落ち着いてきた。アトピーにストレスも関係しているならば離婚したことに因って快方に向かっているのだろうか。
時間も去るけど女房も去るね。前口上はこのへんで。
新松田から寄(『やどろぎ』もしくは『やどりき』とよばれています、読めないよね)までの登山客は3人ほど。バスに揺られて終点の寄までちょっとぼんやり。終点手前の地名は『弥勒寺』。僕が現在住んでいる海のそばの町と同じなのだ。
終点で降りた登山客は来た道を引き返すように去っていった。シダンゴ山から雨山を回って行くのだろうか。まあ人の事はいいや。
ひとり舗装道を小一時間ほど北に歩く。途中で公衆トイレがあった。実に助かるのだ。登山客の朝のトイレ問題は切実だからね。車での移動ならばタイミング的には多少の融通が利くけど電車移動ではそうはいかない。かと言って駅のトイレとかは大きなザックと一緒だと使いづらいのだ。
水源林管理棟を超えると沢をまたいだりと右往左往。昨日の雨の影響が心配だったけど影響はなかった。赤布もそこらにあるので安心。沢沿いなので高度はまだ上がらない。
雨山峠への分岐で北上を始める。沢筋はゴロゴロしているのだ。20分ほど登っていくと大きな杉の木が4・5本ほど根元から倒壊している。これを目印にやや西への方向転換。土の法面をガシガシと刻んでいきます。このまま狭い等高線を登ってく。土の法面なので足場になりそうな石も頼りない。追従する人がいたら気を付けないといけない。
乳酸を貯めに貯めて鍋割峠へ飛び出る。あー、しんどかった。
鍋割山荘で小休止。沢山のお客で大賑わい。うーん、忙しそうだからビールだけ貰うことにする。早めの昼食をとっている初老の方と少し話をした。皆さんは熱い鍋焼きうどんを召し上がっています。南から巻き上がる雲に覆われていく富士山を見ながらグビリ。さて塔ノ岳まで足を延ばそう。
小一時間で尊仏山荘。ここではホットコーヒーをいただく。量は多いけど薄いな。席の向かいのおじさんはカップ酒をいっぱいひっかけている。いいねえ。今日は沢沿いでしか鹿を見なかったな。鹿肉食べたいなあ。
どこから下ろうか。最初は二俣へ下ろうかと思っていたけど時間も早いし政次郎尾根を下るか。
ひっそりとした新大日茶屋でカップラーメンをすする。札掛への標識。そうだ、毎回札掛ってどこだ?と地図でみてなるほどって思うのだけどすぐ忘れてしまう。
そうだよな、あっちに降りて厚木から帰るとか、北へ進んで宮ケ瀬から帰るという人生もあるのだな。それはそれでいいな。
以前は丹沢など…という風潮もあったが長い山歩きを楽しめるのならばなかなか重宝な山域なのだな。丹沢というものは。少なくても奥多摩よりは評価するよ僕は。
木道や段々に辟易するという声も聞こえるが、これを作った人たちも辟易としながら作ったんだろうからあんまり、ね。そこは。
それにしても来るたびに変わっていくね。
結局せっかく来たのだから三ノ塔まで足を延ばすことにした。そこから三ノ塔尾根を下ろう。そうすれば日暮れまでには大倉へ降りられる。
だらだらと下っていく。そして膝がヨタヨタになりだす。頭がしびれてきた。しゃりばてか。食ってばっかりなのにな。
スニッカーズを齧ると驚きの即効力。すごいな。単純だ。
林道が見えたので今回の山歩きもおしまい。年内にもう一回は行きたいけどどうかな。八つではもう雪が降っているとのことで。
次の日曜は体中痛いんだろうな。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する