宮ヶ瀬ハタチガ沢～鍋嵐

2025年01月21日(火) [日帰り]

• GPS: 09:01
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,284m
• 下り: 1,286m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:06
• 休憩: 0:54
• 合計: 9:00

距離 13.5km 登り 1,284m 下り 1,286m

7:44 スタート地点
7:52 7:53 正住寺
8:36 物見峠分岐
9:04 物見峠
9:18 9:22 能ノ爪
11:03 11:50 二十女沢
15:22 15:24 鍋嵐
15:44 能ノ爪
15:56 物見峠
16:09 16:10 物見峠分岐
16:37 正住寺
16:45 ゴール地点

写真

1/21 9:14

物見峠北の祠から西へ

1/21 9:21

熊の爪ピーク。こっから北西の尾根に下らないよう注意して宮ヶ瀬尾根へ

1/21 9:22

すぐ近くに爪痕、と思ったけど知り合いの猟師さんに聞いたら鹿の角の研ぎ跡らしい。
下から上に不規則に長く付いた跡は鹿角研ぎ、並行気味に上から下に並んで付いた跡は熊爪研ぎ、だそう

1/21 10:19

ハタチガ沢林道に降りて少し歩くと植林帯を南西に降りて入渓

1/21 10:27

1/21 10:46

セラドナイトブルーが美しい

1/21 10:55

柱状節理っぽいゴルジュ

1/21 11:10

前半核心部CS滝

1/21 11:17

残地ハーケン強固だったので流芯右の岩上から突破

1/21 11:51

1/21 11:52

1/21 12:06

1/21 12:08

登れそうだったけど途中から逆層っぽかったので大人しく巻く

1/21 12:11

左岸巻きトレース明瞭

1/21 12:20

1/21 12:24

右岸巻きが正解らしいけどやや強引に左岸のトラバースで行けた

1/21 13:31

後半名物5m尖岩

1/21 13:32

右はちょっとでも掴むとボロボロ崩れてツッパリ突破

1/21 13:44

最後の三俣。中央の苔むしたトイ状のスラブへ

1/21 13:52

手がかり少なく突破に時間をかけた、と思ったらこの後がさらに悪いズルズル土ザレ壁で下部は木の根も少なく脱渓核心に

1/21 15:19

やっと這い上がって鍋嵐

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

臥嘗

2025新年一発目の沢登りは宮ヶ瀬湖のほとり、ハタチガ沢へ。
予定を組んだ当初は北側斜面だし氷瀑や氷柱に囲まれたゴルジュが見れるかもとワクワクしてたけど最近の気温の高さではそんな状態にはなりません…
清川道の駅から物見峠を経由して熊の爪ピークから北上、ハタチガ沢林道へ降り立ってから入渓という約3時間の長いアプローチ。

セラドン石が豊富な水色の沢床や壁石、柱状節理のような構造のゴルジュ、連続する手頃な小滝と飽きさせない良い沢だ。…脱渓付近までは。　
640m二俣あたりからどんどん地層が脆くなり、名物尖り岩は触るだけでボロボロ。
最後の三俣は中央突破が正解らしいが苔むしたスラブと脆い両壁、木の根の少ないズルズルの土壁、と脱渓に難儀して時間をかけてしまった。
丹沢らしい、泥臭い沢登りだったがなかなか歯応えがあって楽しめた。
やはり自分は開けた美しい渓相や息を呑むような秀麗な名爆より、こういった土と森と沢に囲まれた泥臭い遊びが性に合ってる気がする。