川久保から釈迦岳・ポンポン山

2025年03月14日(金) [日帰り]

• GPS: 06:23
• 距離: 16.3km
• 登り: 822m
• 下り: 943m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:41
• 休憩: 1:37
• 合計: 7:18

距離 16.3km 登り 822m 下り 943m

9:43 川久保
9:45 9:47 川久保バス停
11:59 12:04 大杉
12:19 12:26 釈迦岳
12:37 12:38 おおさか環状自然歩道分岐
12:41 東尾根分岐
12:55 13:46 ポンポン山
14:33 14:38 天狗杉
14:51 15:08 本山寺
15:28 15:29 本山寺駐車場
16:01 16:05 楊梅山
16:22 16:26 神峰山寺
17:01 原立石
17:01 原立石バス停

当日の山行計画
https://yamare.co/p3865295

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：JR京都線・高槻駅→高槻市営バス・高槻駅南口→川久保
復路：高槻市営バス・原立石→高槻駅北口
※川久保行き9:13発のバスは、土休日に10:06発となる。運賃は300円

写真

3/14 9:47

高槻市営バスで川久保に到着。毘沙門天の立派な鳥居横に、柳谷観音さんの道標がありました。こっちも気になる。

3/14 9:47

川久保のバス停横から、水無瀬川沿いを歩いて、西教寺北側の尾根道を目指します。

3/14 9:52

川久保集落の風情を味わいながら歩く。前から来た老婆とご挨拶しました。

3/14 9:55

尾根道への入口に立つ道路改修碑です。目印にしていました。火の用心も立ってるから、鉄塔巡視路ですね。

3/14 9:58

最初の堰堤を右岸側から登って、谷沿いに進みます。

3/14 10:03

粘土質で乾いていても滑る。谷のドンツキまで急斜面が続く。

3/14 10:07

最後の突き上げ部は、テキトーに登ったので、ちょい苦労した。トラロープに従えば、楽に登れたかも。

3/14 10:09

尾根道に上がると、ハイキングっぽい案内の道標が立っています。

3/14 10:13

バス停近くから上がってくる尾根道と合流しました。木製プレートは、やや新しい感じです。

3/14 10:20

幅広で藪漕ぎもなく、とても歩きやすい。

3/14 10:26

三等三角点（点名：川久保、標高：402.42m)にタッチ。山名プレートの「川久保山」は怪しい。○峯じゃないのか？削れて見えないけど、点名と山名は違うといつも言ってるだろ。

3/14 10:28

ブツブツ言いながら、エナジー補給しました。サングラスの忘れ物あるよ。

3/14 10:33

西院線の鉄塔巡視路を歩きます。とても楽しみ。22号は支尾根の先端にある「いってこい」です。意味分かるよね。ヤマレコで調べてね。

3/14 10:37

自然林も垣間見える植林帯で、杉の倒木が大変多く目立つ。

3/14 10:44

西院線23号鉄塔に到着。大きめのアングル鉄塔です。

3/14 10:47

地面からはみ出たスギの根っこが、階段状になっていて歩きやすい。急斜面でも苦も無く登れます。

3/14 10:50

登り切ると起伏の少ない尾根道で、とても気持ちよく歩けました。

3/14 10:53

フッカフカの落ち葉と、柔らかい土質で、足への負担も少ない。

3/14 10:58

倒木の間から少しの展望がありました。歩きやすいけど、見晴らしは良くないね。

3/14 11:00

鉄塔巡視路は、ここで強引に下の林道へ降りています。倒木処理の工事でルート変更されたのかも。

3/14 11:05

倒木はすっかり処理されたようです。重機をいれるための新しい林道もできていました。

3/14 11:09

太陽も出てきて見晴らしも良くなりました。

3/14 11:10

広場みたいになっていましたが、資材置き場に使われていた様子。

3/14 11:15

倒木を玉切りしたベンチ。林道に迷い込まないように、注意しなくちゃ。

3/14 11:18

斜面下にその林道が並走しています。

3/14 11:25

伐採地では、あらたに植樹も行われた様子。まるで、千と千尋の春日様みたいでコワー。

3/14 11:27

春日様、いや、植樹を眺めながら、ちと、寄り道の思案。植林の合間から、支尾根へ突っ込みました。

3/14 11:31

鞍部付近まで来ると、道もはっきりする。慣れない方は、林道からアプローチできるよ。

3/14 11:34

登り返すとピーク付近に丸太ベンチの休憩スポットあり。山名プレートも付いてるけど、それを見て吹き出したw

3/14 11:36

四等三角点（点名：美女、標高：598.95m）にタッチ。元は無名ピークだから、点名を山名にするのはイイと思うけど、読みは「みめ」だからね。びじょやまとちゃうよ。

3/14 11:47

なんと、次の鉄塔は「北河内線」だと言う。それも10番台の若番でムネアツ。

3/14 11:48

北河内線13号鉄塔に到着。北河内線は高出力の大型鉄塔で、生駒山系の北部をかすめて、東洋一を謳う新生駒変電所へ繋ぐ。

3/14 11:53

続いて西京都線14号鉄塔にご対面。西院線と異なって丸型鋼管の鉄塔です。規模は同じぐらいか。

3/14 12:00

釈迦岳手前の十字路「大杉」に到着。尾根道方向に、立入禁止などの案内はなかった。「きをつけて」の木板は立っています。

3/14 12:02

川久保方向は、特に案内無いけど、渓谷は通行止めと思われます。

3/14 12:16

釈迦岳に到着。懐かしいデザインの山名プレートに、テーブルとベンチが一対ありました。

3/14 12:19

今回はGoPro MAXを倒さないように注意して撮影したよ。

3/14 12:20

ここでランチタイムにする予定だったけど、風が冷たかったのでやめた。360°で見てね。

Googleマップ
https://maps.app.goo.gl/mEx36yfT4NG275eb8

3/14 12:23

三等三角点（点名：善峰、標高：630.82m）にタッチ。隅っこが大きく毀損してるけど、足で踏んだりしてないだろうな。足で踏むな！タッチせよ。

3/14 12:34

西京都線12号鉄塔は、ルートの真横にあって、妙なカッコで撮影してしまった。

3/14 12:39

北河内線11号は、斜面に立つ紅白鉄塔です。結界の広さは、北河内線ならではの風景なのです。

3/14 12:44

古道の趣を感じる良き道になってきました。

3/14 12:46

高槻市ハイキング協議会設置の古い木製の案内板。古くから親しまれる道であると実感しました。

3/14 12:49

このあたりも倒木が多い。めちゃらくちゃらに倒れていた様子。

3/14 12:58

ポンポン山に到着。晴れてヨカッタ。無許可伐採で、見晴らしがよくなったと云います。

3/14 13:01

早速、山頂の様子を360°写真で撮影しておきました。いずれ、この風景も見れなくなる。

Googleマップ
https://maps.app.goo.gl/MhD1fMRhpxGXvjNBA

3/14 13:06

二等三角点（点名：加茂勢山、標高：678.83m）にタッチ。点名は、山の正式名称を採用しています。良き良き。

3/14 13:15

恐らくテーブルやベンチも無許可設置だと思うけど、ありがたく使用いたしました。あまり無茶すると、立入禁止で大勢が迷惑することになるよ。

3/14 13:46

大阪を北から眺める。手前は生駒山系かな。

3/14 14:32

天狗杉は、360°写真じゃないと全体を写せないのでGoPro MAXで記念撮影を兼ねておきました。

GoPro Media Library
https://gopro.com/v/Owm6VqO33PgEo
Googleマップ
https://maps.app.goo.gl/vsmGtDwm6LqaH35A6

3/14 14:52

本山寺に寄り道しました。本堂の扁額は「毘沙門天王」と書く。

3/14 14:55

石段を下ってくると、山門などの様子は、元山上千光寺に雰囲気が似ています。

3/14 15:03

四等三角点（点名：本山寺、標高：519.63m）にタッチ。
墓地の最奥付近にあるベンチ下に見つけた。崖から落ちそうで、タッチするのも大変だった。

3/14 15:04

ベンチからの眺めは、とても良いけど、三角点探し、いや、墓参は大変だと思います。

3/14 15:13

本山寺さんの勧請掛から、一丁の始まりで、丁石道となっています。大坂商人や花街界隈の方々により寄進されており、東洋のマンチェスターと呼ばれた片鱗を窺える。

3/14 15:48

発展していく新しい大阪の町並み「うめきた」を眺める。

3/14 15:55

舗装路歩きが続いて、足への負担は大きい。最後の踏ん張りで神峰山へ向かう。

3/14 16:03

四等三角点（点名：神峯山、標高：256.60m）にタッチ。珍しく点名を無視して楊梅山の山名プレート。四等の金属標だからなのか。

3/14 16:09

帰路で道をロストして迷走しました。疲れたので東屋で休憩して、もう一踏ん張り。

3/14 16:23

神峰山寺の山門前を通過。立派なお寺なので、ゆっくりと見学したいな。

3/14 16:25

興味深い石造遺物もたくさんありそう。後ろ髪を引かれる気持ちを振り切って、舗装路を下る。

3/14 16:36

なんとなく不安だけど、道路を離れてショートカット。

3/14 16:39

無事に高槻市原の集落に出た。明るい。では、最後の目的地へ行こう。

3/14 16:53

四等三角点（点名：原、標高：108.79m）にタッチ！
見つけるの難儀した〜。今日イチ難度の高い三角点でした。

3/14 16:54

芥川の流れを見て、本日の山歩き終了。原立石のバス停に着いたら、すぐに高槻北口行きのバスが来て、飛び乗っちゃいました。

撮影機器：

Pixel 7 Google

GoPro Max GoPro

感想

Ikoma Nature Walk

川久保起点の反時計回りでポンポン山に登ってみた。
神峰山寺からポンポン山を経て、柳谷観音、または金蔵寺へ回るのが一般的かもしれない。特に、今の時期は福寿草目当てで歩く人も多い。今回は下山後のバス便を考慮して、ルートを欲張らずポンポン山に集中することとした。

川久保からの尾根道はよく整備されていて歩きやすかった。倒木処理の工事も令和4年で終了した模様。ヤマレコの「らくルート」で、立入禁止となっているが、現地にそのような案内はなかった。1997年発行の「阪急ハイキング」では、次のように記述されている。

登山客の利用が少ないためか、途中、道が草でふさがれている部分や、滑りやすい箇所もあるので、木に手をかけてゆっくりと下っていこう。（P130 京都線4）

本書はポンポン山から時計回りで大杉の分岐で尾根道に取り付いている。したがって「滑りやすい箇所」というのは、スギの根っこが階段状に露出した斜面（写真16）の地点かもしれない。しかし、藪漕ぎや通過に支障となる場所はなかった。（もっとも、よほど草深くないと気が付かない体質です。）

「地図の修正依頼」でみんなの登山がもっと便利で安全に
https://www.yamareco.com/modules/diary/566225-detail-354671

つい先日、らくルートの担当者さんからブログで呼びかけをなさいました。当方、地名データなどをちょくちょくいじってるけれど、ルートの修正依頼はせずにこのままにしておこうと思います。みなさんも、静かな山歩きをこっそりと楽しみたいでしょうから。

山の電波地図（firsty／電波カバー率：87%）
https://chizroid.info/denpa/ex/map?tid=EZEY4TZIso
firstyはドコモ・ローミングの海外SIMだが、国内でもリーズナブルに使える。ポンポン山の頂上付近は、電波が弱かった。混雑時は注意である。