こもれび山荘泊で初の3000m越え【仙丈ヶ岳】【甲斐駒ヶ岳】で登り納め

2015年12月29日(火) 〜 2015年12月31日(木)

• GPS: 56:04
• 距離: 39.2km
• 登り: 3,511m
• 下り: 3,499m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:05
• 休憩: 0:03
• 合計: 4:08

8:11 戸台登山口
9:50 9:53 角兵衛沢渡渉点
12:04 12:04 大平山荘
12:19 北沢峠

2日目

• 山行: 9:06
• 休憩: 0:33
• 合計: 9:39

5:52 北沢峠 こもれび山荘
7:02 7:02 薮沢大滝ノ頭
8:09 8:09 小仙丈ヶ岳
9:02 9:20 仙丈ヶ岳
9:54 9:54 仙丈小屋
10:48 10:49 馬ノ背三角点
14:01 14:13 丹渓新道登山口
15:15 15:17 大平山荘
15:31 北沢峠 こもれび山荘

3日目

• 山行: 10:08
• 休憩: 0:27
• 合計: 10:35

5:39 北沢峠 こもれび山荘
5:40 5:40 北沢峠
5:45 5:45 仙丈ヶ岳二合目登山口
5:51 5:52 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
6:15 6:17 仙水小屋
6:38 6:41 仙水峠
8:03 8:06 駒津峰
8:20 8:21 六方石
9:12 9:12 甲斐駒ヶ岳
10:06 10:06 六方石
10:37 10:53 駒津峰
11:23 11:23 双児山
11:26 11:26 双児山南峰
12:14 12:14 北沢峠 こもれび山荘
13:09 13:09 北沢峠
13:18 13:18 大平山荘
14:36 14:37 角兵衛沢渡渉点
16:14 16:14 戸台登山口
16:14 ゴール地点

天候

12/29　晴れ/くもり
12/30　快晴・無風
12/31　くもり/快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場：戸台のゲート前に70台ほど停められます

中央高速道路・伊那IC〜道の駅・南アルプスむら長谷〜仙流荘〜戸台

※トイレは道の駅、戸台駐車場にあります

コース状況／危険箇所等

登山ポスト：ゲート前に遭対協の方に渡します

危険個所：特になし

○戸台川遡上　長い河原歩き、丸太橋は凍結して滑りやすい
■戸台〜北沢峠　4つ目の堰堤（第1号床固）で対岸へ、木立ちを進み丸太橋の渡渉、二股を右に進み丹渓山荘跡の横を通って北沢峠へ

○仙丈ヶ岳　ピストンでは下りで迷いやすいので、登りの6合目でコンパス当てる
■北沢峠〜大滝の頭　　　樹林の登り、踏み固められていたので早めにアイゼン装着
■大滝の頭〜小仙丈ヶ岳　森林限界を超えるので、大滝の頭で身支度を整える
■小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳　雪稜歩き、南側の雪庇は発達していない、ナイフリッジも緩い雪質なので怖くはない
■仙丈ヶ岳〜馬の背分岐　仙水小屋までカールを下る、二階は避難小屋になっている
■馬の背分岐〜林道出合　吹き溜まりとトラバースは雪が深い、独標から歩きやすい
■林道出合〜北沢峠　　　ひたすら車道あるき

○甲斐駒ヶ岳　山頂からの降り口がわかりにくいので直下でコンパス当てる
■北沢峠〜仙水小屋　　　樹林の登り橋を何度か渡る
■仙水小屋〜仙水峠　　　ゴーロ帯は雪の量が絶妙で歩きやすい
■仙水峠〜駒津峰　　　　雪がほとんどなく、駒津峰手前でアイゼン装着
■駒津峰〜六方石　　　　六方石までは風が強い、ピッケルに持ち換える
■六方石〜甲斐駒ヶ岳　　冬季ルートは直登、今回は雪が少なく巻き道も使えた
■駒津峰〜双児山　　　　ハイマツ帯の稜線あるき
■双児山〜北沢峠　　　　樹林の下り

その他周辺情報

温泉：仙流荘　※大晦日で高遠さくらの湯は休館

写真

12/29 7:05

シーズン中はバスで渡る戸台大橋。
今回は左です。

12/29 8:04

駐車場に到着。
朝の7時30分で6割埋まっていました。

12/29 8:08

登山届をチェックされます。
戸台川の右岸を歩きます。

12/29 8:48

堰堤からは甲斐駒ヶ岳の姿が見えます。

12/29 8:55

三つ目の堰堤は階段で越える。

12/29 8:58

甲斐駒ヶ岳〜駒津峰〜双児山かな

12/29 9:13

4つ目の堰堤が見えたら、斜行で対岸へ。

12/29 9:20

ピンクテープを追います。

12/29 9:51

角兵衛沢から鋸岳。
3パーティ入っていました。

12/29 10:02

木立ちを進む。

12/29 10:03

熊穴沢からのパーティは見かけない。

12/29 10:14

問題の渡渉です。

12/31 14:18

アイゼンなしなら、四つん這いが良いです。

12/29 10:16

この看板が見えたら赤河原分岐です。
甲斐駒から仙丈ヶ岳方面へ向かいます。

12/29 10:25

丹渓山荘は高台にあります。

12/29 10:26

内部はこんな感じ。

12/29 10:39

樹林の登りになります。

12/29 11:26

ガレの淵から仙丈ヶ岳。
雪煙が舞って風が強いのが伺えます。

12/29 11:32

やっと雪が見えました。

12/29 11:35

途中で林道を横切ります。

12/29 12:03

大平山荘。

12/29 12:17

栗沢山が見えます。

12/29 12:19

こもれび山荘（旧長衛荘）に到着です。
テントの方は長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）へ。

12/31 12:24

談話室と食堂。
暖炉があって、とても暖かい。

12/31 12:23

自炊スペース。
奥はトイレですが水洗です。

12/29 15:34

早く着いたのでDVDを鑑賞しました。
定番の「劒岳 点の記」から始まり3本見ました。

12/29 16:58

夕飯はカレーです。
おかわり自由が嬉しい。

12/31 12:23

遮光カーテンとヘッドライトがある。
個室感があり良く寝られます。

12/30 5:03

翌朝食。
鮭が旨い。

12/31 12:30

仙丈ヶ岳のヤマテン予想が張り出されます。
30日の方が穏やか、登りたい方をアタック。

12/30 5:53

ガスに巻かれると困るので仙丈ヶ岳へ。

12/30 6:19

二合目でテントの方と合流。

12/30 6:50

四合目までトレースばっちり。

12/30 6:59

夜が明けました。

12/30 6:59

北岳。

12/30 7:02

五合目の大滝の頭。

12/30 7:09

甲斐駒〜仙水峠〜栗沢山

12/30 7:12

鳳凰三山とオベリスク。

12/30 7:21

そろそろ森林限界。

12/30 7:21

鋸岳と甲斐駒ヶ岳です。

12/30 7:23

六合目で帰りの為にコンパスを当てる。

12/30 7:23

少し風が強くなってきた。

12/30 8:09

小仙丈ヶ岳に到着です。

12/30 8:09

小仙丈沢カールが美しい。

12/30 8:14

待望の雪稜歩きが始まる。

12/30 8:20

もう少し雪があると嬉しかった。

12/30 8:26

振り返る。

12/30 8:46

ちょっとしたトラバースもあります。

12/30 8:50

雪が緩くて怖さはなかった。

12/30 8:50

南アルプスの主稜線。

12/30 8:52

仙丈小屋です。

12/30 8:50

山頂が見えてきた。

12/30 8:57

ビクトリーロード。

12/30 8:57

三〇三三米
仙丈ヶ岳に到着です。

12/30 8:57

山梨百名山でもあります。

12/30 9:21

後ろは中央アルプスと御嶽山。

12/30 8:57

日本第1〜3位です。

12/30 8:58

伊那谷と中央アルプス。
本当の快晴です。

12/30 9:08

右が御嶽です。

12/30 8:58

乗鞍岳から北アルプス。

12/30 9:08

アイフォンの限界ズーム。

12/30 8:58

美ヶ原〜霧ヶ峰と蓼科山〜八ヶ岳です。

12/30 9:08

鋸岳をズーム。

12/30 9:55

カールの底まで降りてきました。

12/30 10:26

藪沢ルートは通行禁止です。

12/30 10:34

稜線を見上げます。
人の姿も確認できます。

12/30 11:02

馬の背は雪が深い所もありました。

12/30 12:06

明日登る甲斐駒ヶ岳。

12/30 12:15

振り返ります。

12/30 12:15

独標から丹渓新道。

12/30 12:16

女王様は美しいですね。

12/30 13:57

双児山。

12/30 13:57

林道が見えてきました。

12/30 14:04

鋸岳の展望が圧巻。

12/30 14:14

丹渓小屋への道。

12/30 14:18

車道を登ります。
意外にも踏み跡がある。

12/30 14:27

途中の沢は全面凍結。
30mはありました。

12/30 17:07

二日目の晩御飯はおかわり自由のシチュー。
とても美味しかったです。

12/31 5:10

翌、朝食。

12/31 12:30

午前中は暴風予想。
風速22m。

12/31 5:49

長衛小屋のテント場。
水が凍結していて2回転びました。

12/31 5:52

まずは仙水峠へ。

12/31 6:15

仙水小屋は通年営業です。

12/31 6:35

岩ゴーロは夏よりも歩きやすい。

12/31 6:39

小雪舞う仙水峠に到着。
天気が良ければオベリスク越しに日の出です。

12/31 7:15

甲斐駒と摩利支天。

12/31 8:04

駒津峰は風が強い。
北岳周辺にガスが掛かっているようだ。

12/31 8:17

行けるところまで向かう。

12/31 8:22

六方石に到着。

12/31 8:22

遠く北アルプスも見える。
天候の回復を信じ進む。

12/31 8:22

先行者も居るので心強い。

12/31 8:24

もちろん直登です。

12/31 8:34

仙丈ヶ岳は酷いことになっている。

12/31 8:34

重いガスがなかなか取れない。

12/31 8:34

青空が見えてきた。

12/31 8:43

仙丈ヶ岳

12/31 8:43

岩に取り付く先行者。

12/31 8:45

天気が超回復する。

12/31 8:47

岩稜帯を進む。

12/31 8:57

山頂直下は右に巻き気味です。

12/31 9:07

稜線を振り返る。

12/31 9:07

北岳は風速30m以上と予想。

12/31 9:07

ビクトリーロード。

12/31 9:10

二九六七米
甲斐駒ヶ岳に到着です。

12/31 9:21

鳳凰三山。

12/31 10:01

北岳〜間ノ岳
南部の山々

12/31 10:01

仙丈ヶ岳

12/31 9:24

ズーム

12/31 9:23

八ヶ岳

12/31 9:23

奥秩父

12/31 9:23

鋸岳への縦走路。
下山します。

12/31 10:28

振り返る。

12/31 10:48

何度も振り返ってしまう。

12/31 10:49

再び駒津峰です。
周回で帰ります。

12/31 10:55

ハイマツ帯を歩く。

12/31 11:02

早朝の天気は何だったのか。

12/31 11:02

とっても穏やかで暑いくらい。

12/31 11:02

仙丈ヶ岳

12/31 11:06

樹林帯を進む。

12/31 11:16

最後にもう一度。

12/31 11:18

双児山の標識は倒れていた。

12/31 11:36

雪が深くなく歩きやすい。
小屋の裏に出ます。

12/31 13:43

北沢峠からの下山路。

12/31 14:10

帰りは旧道を使ってみました。

12/31 14:30

来年もまた来たいです。

12/31 16:15

駐車用に戻ると更に増えていた。

12/31 16:36

駐車場からの登り。
凍結していたら厳しい坂です。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

kitainotori

初の冬山3000m峰の仙丈ヶ岳と岩稜の甲斐駒ヶ岳。
普段はテント泊が多いのですが、体力温存のため食事提供のある”こもれび山荘”連泊です。
小屋番さんのアドバイスも聞けて、濡れ物もしっかり乾かせるので大正解でした。
昨年の仙丈ヶ岳は胸までのラッセルだったそうですが、今年はやはり異常気象ですね。
残雪期にも小屋が開かれるそうなので、ガッツリ雪のついた仙丈ヶ岳を訪れたいと思います。