編笠山・西岳周回〜残雪たっぷり＆少しだけ新雪の雪山歩きを堪能〜
山梨県
長野県
24c
体力度について
- GPS
- 07:06
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,317m
- 下り
- 1,317m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 7:06
| 天候 | 晴れ（暖かくかつ微風） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
MAPコード 218 322 455*52 行き 自宅6：06発→駐車場8：15着（149.4�辧� 帰り 駐車場15：49発→八峯苑鹿の湯15：56着（1.1�辧� 八峯苑鹿の湯16：48発→自宅19：29着（148.5�辧� ※中央高速道路 小仏トンネルから渋滞18�� 総走行距離：299.0�� |
| コース状況／ 危険箇所等 |
▼積雪 中腹までは雪は薄ら、朝方は積もっていた昨日の降雪は下山時には全部溶けて消えていた。樹林帯では触れると木々から雪が落ちてくるのでフードを被って進む。山頂付近や青年小屋と西岳へのトラバース道は積雪50�儖幣紊寮兩稷�り。トレースが有るが時々膝上までズボる。 ▼編笠山山頂直前の岩稜帯 岩と雪のミックス道なのでアイゼンの場合は爪を引っかけないように注意が肝心。チェンスパの方が歩きやすい。周回ルートはここは登りの方が安全で下りの方が難しそうなので編笠山から西岳の反時計回りが安全だと感じた。 ▼青年小屋から西岳へのトラバース 意外とアップダウンが有る。冬靴でアイゼンやチェンスパを穿いての登りは以外と疲れる。トレースは狭くマーキングが少ないのでトレースが無いときにはルーファイが必要。 ▼分岐 樹林帯に入るまでの分岐が多く途中林道も歩くので間違いやすいかなぁ。慎重に標識を見て判断を。 |
| その他周辺情報 | ▼日帰り温泉 駐車場直ぐ近くの「八峯苑鹿の湯」を利用。 https://happoen.jp/ 立派なリゾートホテル、日帰り温泉の値段も高目で時間帯で値段が変る。 15：00〜は＠1100だがモンベル割引（▲100）があり＠1000 https://happoen.jp/hotspa.html?id=182 露天風呂はやっていなかったが見つけられなかっただけか？ 泉質に特徴有り、やや温めで丁度良い。アメニティあり。 本当はお気に入りの「ゆーとろん水神の湯」に行こうとしたが、臨時休業のようだった。 https://yuutoron.com/ |
写真
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臼久保岩小屋。小屋といってもかつての修験者やまたぎが使った巨大な岩屋
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3
岩稜帯と雪のミックス、チェンスパの方が登り易いと思う。先行者が一人見えた。中央に小さく黄色のウェアが見えているが山頂で追いついた。彼のトレースが有って助かった。
8
この辺りから積雪が増えてきた。トレースが有るので緊張はしない。山頂で追いついた男性を追い抜いてしまったので数日前のトレースのみ、今日は私が先頭に立ってしまった。
3
青年小屋へ到着。編笠山からの下山道は思ったより楽だったが、油断して一度岩に左脚をぶつけて擦過傷を負ってしまった。小屋は勿論閉まっている。
4
西岳への道が最初判らず、小屋前の柵に腰掛けて考えた。手前にも分岐標識があるが、そこには西岳の文字は無い。小屋前をプラプラしていたら小屋の裏側にこの標識を発見、トレースも其処に続いていた。
3
西岳への樹林帯の道、トラバ−スとはいえアップダウンが少し有り、疲れた脚には登りが堪えてきた。スライドした男性に西岳まであと40分くらいですかねと言われたのが少しショック、もっと近いと思っていたので。
4
西岳山頂で自作おにぎりとゆで卵で昼食、編笠山やギボシを眺めながらノンビリとした。（最近CMで流れている「花咲く旅路」を口ずさみながら。）サーモスで持ってきた白湯がやっぱり旨い。その後直ぐに樹林帯に入ってしまう下山道なので、最後にもう一度編笠山を撮った。左下の鞍部には小さく青年小屋が見えていた。
6
その為早めにチェンスパは脱いだ。
装備
| MYアイテム |
24c
重量：-kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
ハードシェル
ストームゴージュアルパインパンツ
靴下
レインググローブ
ポリゴン防寒着
クラフトベースレイヤーADV ウォーム
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
ポカリスエット500ミリリットル
水プラティパス700ミリリットル
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
ストック
カメラ
GPX（ガーミンeTrex30xJ）
ココヘリ＆虫除けネット
アミノバイタル
手拭い
コンパクト三脚
サーモス（お湯500ミリリットル）
チェーンアイゼン
12本歯アイゼン
防寒手袋
カラビナ
タイツ（ウォームトラウザース）
バラクラバ
テムレスグローブ（予備）
アウトドアグローブ（予備）
|
| 備考 | 気温が高めでタイツ無しで大丈夫だったか。ワンタッチアイゼンは出番無し。テムレスも出番無し。 |
感想
久し振りに八ヶ岳に登ってきました。
南八ヶ岳といっても最も南で標高の低い編笠山と西岳の周回コースです。
西岳と峰の松目が未踏峰なので、西岳に登りたかったのですが西岳ピストンでは面白くないので定番コースの編笠山と西岳の周回コースにしました。
編笠山も夏には登ったことがるのですが、残雪期は初めてでした。
〇編笠山(あみがさやま)標高 2524m
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〇西岳(にしだけ)標高 2398m
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▼展望の山
編笠山と西岳は共に展望の良い山頂ですが、特に編笠山は展望が良い山頂でした。
一番は真正面にそそり立つ南八ヶ岳の峰が望めることです。
ギボシ・権現岳・赤岳・中岳・阿弥陀岳・横岳が綺麗に見えていました。左下にはこれから周回する西岳も低く見えていました。
残念ながら南アルプスや富士山は雲が多くて山頂付近が見えませんでした。山頂が見えたのは鋸岳と仙丈ヶ岳くらいでしたが、十分満足できるな展望を楽しめました。
▼夏の山とは別の山
昔編笠山から権現岳へ周回したのは夏の季節、同じ編笠山ですが初見の山のように感じるくらい残雪期の山は全く違う顔で、全く記憶が甦りませんでした。
特に編笠山から青年小屋そして西岳への道は雪がタップリ残っていて、タップリと雪山歩きを堪能出来ました。
▼人気の周回コース
今日スライドした方は4人でした。編笠山への登りで追い越した親子かな？二人のパーティ（早々とチェンスパ装填していて早すぎない？と疑問）、山頂の岩場で見えてきて山頂で追いついたソロの男性、青年小屋から西岳へ向かうトラバース道の途中ワンタッチアイゼンを装填したソロ男性です。
二人のパーティは明るい内に下山できたのか少し心配です。
平日の残雪期（とはいっても昨晩新雪有り）でも登に来る人が居るんだと感心しました。トレースは周回ルートは有りましたが、青年小屋から権現岳へのトレースはありませんでした。
▼天候
南八ヶ岳は今日天気が良い（晴れ・微風）であることをチェックして出かけました。予報通りでしたが、周囲の山々の展望がこれ程悪いのは予想外でした。
▼前日の雪を乗せた木々の下を潜る
黒金山の数日前の山行と似たようなフードを被って進む樹林帯の道でした。でも黒金山よりましでした。匍匐前進するような処はありませんでしたので、まあ問題なしと感じたのは馴れてしまったのかなぁ。
▼いつも眺めているピークをやっと踏めた
中央高速道路で北・南・中央アルプスに向うときにいつも眺めていた八ヶ岳、その中でも未踏峰だった西岳に登れて嬉しかったです。また雪を乗せた編笠山にも登れて満足できた山行でした。
一寸アプローチが長く下山時には飽きてしまいましたが・・・。
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