笈ヶ岳（中宮発電所から）

2025年04月12日(土) [日帰り]

• GPS: 10:52
• 距離: 22.5km
• 登り: 2,306m
• 下り: 2,304m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:31
• 休憩: 0:21
• 合計: 10:52

距離 22.5km 登り 2,306m 下り 2,304m

5:02 スタート地点
5:23 砂防ダム下降点
5:30 導水管取付き
7:01 山毛欅尾山
7:11 山毛欅尾山展望台
8:08 猿ヶ浄土山分岐
8:35 冬瓜平
9:51 中宮ルート分岐
10:08 10:09 小笈ヶ岳
10:17 10:37 笈ヶ岳
10:44 小笈ヶ岳
10:57 中宮ルート分岐
11:58 冬瓜平
12:22 猿ヶ浄土山分岐
13:44 山毛欅尾山展望台
13:52 山毛欅尾山
15:15 導水管取付き
15:24 砂防ダム下降点
15:54 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

【往路】
名古屋19:19→19:47米原19:56→20:26敦賀20:43→小松21:28（東海道新幹線＋特急しらさぎ＋北陸新幹線）
（小松駅前で前泊）
小松駅前→白山一里野（レンタカー、約35km、所要1時間弱）

【復路】
白山一里野→小松駅前（レンタカー）
小松18:34→福井19:20（IRいしかわ鉄道＋ハピライン福井）
福井駅20:00→名古屋駅22:50（名鉄バス）

コース状況／危険箇所等

・砂防ダム下降点まではずっと積雪があり、ルートが分かりにくかった。夜明け前にスタートしていたら、迷っていたと思います。橋の上の細くて崩れそうな雪壁の上を平均台のように歩く箇所もあり、怖かった。
・導水管沿いはほぼ階段を歩きましたが、雪を乗り越える箇所もありました。上の方は藪と雪で階段を歩けなくなったので、導水管をくぐって反対側を歩きました。
・貯水池〜笈ヶ岳は、山毛欅尾山の序盤に所々で地面が露出していた以外は積雪あり。
・冬瓜平付近と小笈ヶ岳手前の狭いトラバースがやや怖かった。
・冬瓜平付近は帰りは踏み抜きが多かった。
・下りは山毛欅尾山の前後の急な下りに難儀しました（他の登山者はサクサク下っていたので、自分の雪山スキルが低い故だと思います）。
・行きは山毛欅尾山の登りの序盤途中から冬瓜平までチェーンスパイク、冬瓜平〜笈ヶ岳〜貯水池の手前までアイゼンを使用。ストックを使いましたが、狭いトラバースや急な下りにはピッケルがあった方が良かったかもしれません。ワカンも携行しましたが、今回も使いませんでした。

写真

4/12 5:02

明るくなり始めた頃に駐車場をスタート。先行者が結構いるようです。

4/12 5:06

歩き始めてすぐに雪道。最初、踏み跡を追って擁壁の下側を歩いてしまいましたが、間違いでした。

4/12 5:12

擁壁の上の林道？をしばらく歩く。

4/12 5:13

橋の上に残った雪壁の上を歩く。狭い所は片足分くらいの幅しかなくてかなり怖かった（特に帰り）。

4/12 5:17

堰堤に向けて下る。

4/12 5:21

ようやく堰堤が見えてきました。

4/12 5:22

堤防の際を歩いて堰堤に取り付く。

4/12 5:23

梯子を下って堰堤を渡り、対岸に登り返す。その先は林道まで急斜面を登る。

4/12 5:26

林道までの急斜面。ロープが設置されていました。

4/12 5:28

しばらく林道を歩く。

4/12 5:29

橋の所から、、、

4/12 5:30

導水管沿いの階段を登る。長い。。。

4/12 5:34

途中、雪の上を歩く箇所もありました。

4/12 5:39

振り返ると少し景色が見えました。

4/12 5:42

この辺りで、張り出した木の枝と雪で階段が通行困難になったので、導水管をくぐって反対側を歩きました。

4/12 5:50

ようやく導水管の終わりが見えてきました。

4/12 5:52

貯水池

4/12 5:53

貯水池の向こう側から登山道に取り付く。

4/12 6:01

序盤は雪があったり、なかったり。

4/12 6:09

雪がない所は木の枝がうるさい。

4/12 6:17

所々で景色が見えました。

4/12 6:21

ツリーホールは人の背丈より深そう。

4/12 6:35

山毛欅尾山に向けてひたすら登る。

4/12 6:52

笈ヶ岳と大笠山が見えました。

4/12 7:01

山毛欅尾山の山頂には標識等は見当たらず、山頂からしばらくはなだらかな下りが続く。

4/12 7:08

山頂の少し先で白山が見えました。

4/12 7:08

真っ白で綺麗

4/12 7:10

笈ヶ岳と大笠山も見えました。

4/12 7:11

その先はしばらく下りが続く。

4/12 7:23

下った後は、細かいアップダウンが多い。

4/12 7:58

笈ヶ岳と大笠山

4/12 8:10

右に冬瓜山（かもうりやま）、左に笈ヶ岳

4/12 8:11

白山

4/12 8:18

ここから冬瓜山を巻いて冬瓜平を経由するルートへ

4/12 8:35

この辺りが冬瓜平でしょうか。笈ヶ岳と大笠山が見えました。

4/12 8:45

雪崩の跡

4/12 9:02

振り返ると良い景色

4/12 9:02

遠くに見た雪山はどこでしょうか。

4/12 9:07

稜線に向けて登り返し。斜面を斜めに登るので歩きにくかった。

4/12 9:14

振り返るとますます良い景色

4/12 9:18

ようやく稜線に出ました。巻いたシリタカ山には大きな雪庇。

4/12 9:22

笈ヶ岳が間近。一旦下って登り返す。

4/12 9:23

笈ヶ岳の右奥に北アルプスらしきものが見えました。

4/12 9:27

鞍部には大きなクラック

4/12 9:27

笈ヶ岳に向けて登り返し。

4/12 9:38

稜線上の大きな岩は左に巻きました。

4/12 9:40

振り返ると白山とシリタカ山

4/12 9:49

稜線を歩いて笈ヶ岳へ

4/12 9:50

左手も良い景色

4/12 9:52

小笈ヶ岳への登り

4/12 9:52

右手には北アルプスが見えました。春霞で見えないだろうと思っていたので、嬉しい想定外。

4/12 9:56

途中に狭くて滑落したらヤバそうなトラバースもありました。

4/12 10:02

難所を越えた後はゆるやかな登り

4/12 10:04

小笈ヶ岳まであと少し

4/12 10:09

振り返ると白山が美しい

4/12 10:09

小笈ヶ岳に登頂。笈ヶ岳まではあと少し。

4/12 10:09

昨秋に歩いた大門山〜大笠山〜前笈ヶ岳の稜線が間近に見えました。

4/12 10:16

山頂の手前に深い穴がいくつかあり、崩れないかヒヤヒヤ。

4/12 10:24

笈ヶ岳に登頂！日本二百名山94座目（194/200）。

4/12 10:34

東側には北アルプスを一望♪

4/12 10:19

乗鞍岳

4/12 10:19

槍・穂高

4/12 10:19

（左から）北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳

4/12 10:19

（左から）槍ヶ岳、大喰岳、中岳、笠ヶ岳

4/12 10:19

槍ヶ岳の左の方の山は同定できませんでしたが、真ん中が黒部五郎岳、左が水晶岳でしょうか。黒部五郎岳のすぐ右奥と左奥は双六岳と鷲羽岳と思われます。

4/12 10:24

その更に北には立山連峰。その手前は人形山と三ヶ辻山。

4/12 10:19

薬師岳

4/12 10:20

剱・立山

4/12 10:20

剱岳とその手前の大日連山

4/12 10:20

立山

4/12 10:29

剱岳の北には白馬岳なども見えました。

4/12 10:29

白馬三山

4/12 10:32

南側には白山

4/12 10:20

真っ白な白山の山頂付近

4/12 10:32

南東側には歩いてきた稜線と、奥に乗鞍岳、御嶽山。

4/12 10:19

御嶽山

4/12 10:21

西側の景色

4/12 10:36

北側には大笠山

4/12 10:43

絶景を眺めながら下山

4/12 10:47

北アルプスを見納め

4/12 10:53

小笈ヶ岳の下りの難所

4/12 11:04

シリタカ山方面へ

4/12 11:12

一旦下ってから登り返し

4/12 11:15

ここにも大きなクラック

4/12 11:29

冬瓜平へ。雪が緩んで踏み抜きが多く、歩きにくかった。

4/12 11:51

振り返って笈ヶ岳

4/12 11:53

冬瓜平付近の雪景色が綺麗

4/12 12:16

稜線に復帰してアップダウンを繰り返す。

4/12 12:33

笈ヶ岳と大笠山

4/12 12:46

この辺りは地面が露出していました。

4/12 13:09

稜線の脇に残る雪の上を歩く。

4/12 13:30

山毛欅尾山への登り

4/12 13:43

笈ヶ岳が遠くなりました。

4/12 13:45

白山も見納め

4/12 13:57

山毛欅尾山からはひたすら下り

4/12 14:06

急で滑りやすい箇所もあって難儀しました。

4/12 14:53

下の方は藪で歩きにくい。

4/12 15:00

貯水池からは長い導水管沿いを下って

4/12 15:14

中宮発電所まで下りてきました。

4/12 15:19

堰堤に向けて急斜面を下る。

4/12 15:20

急斜面にカタクリが咲いていました。

4/12 15:22

堰堤を渡って対岸へ

4/12 15:32

踏み跡を辿ったら、行きとは違うルートだったようで、急な登りを強いられました。

4/12 15:40

怖い橋を渡るとあとは安心

4/12 15:52

ようやく雪道を終えて道路に出ました。奥は山毛欅尾山でしょうか。

4/12 15:54

駐車場に到着

4/12 17:36

小松駅の近くでゴーゴーカレーを食べて帰途につきました。

撮影機器：

DSC-WX500 SONY

SH-M26 SHARP

感想

mondo

日本二百名山の笈ヶ岳に登ってきました。
無雪期は藪山のため4月頃の残雪期が登山適期。過去の山行記録を見ると、4月上旬頃は山毛欅尾山経由のルート、4月下旬〜GW頃は中宮温泉からのルート（前半は雪のない急登らしい）が多く利用されているようです。二百名山最難関の一つとされているので、自分が登ることはないと思っていましたが、今年積雪期限定の三百名山3座に登ったのもあって、笈ヶ岳にも登ってみることに。この日は晴天が見込まれたので、直前に急遽計画しました。
登りは順調でしたが、下山は所々で急な下りに難儀して疲労困憊でした。
天気に恵まれ、笈ヶ岳や隣の大笠山のほか、白山、北アルプス、御嶽山などの絶景を楽しめました。