記録ID: 8119334
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ハイキング
丹沢
地蔵尾根〜蛭ヶ岳〜源蔵尾根
2025年05月04日(日) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 10:41
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,880m
- 下り
- 1,875m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 10:40
距離 17.4km
登り 1,880m
下り 1,875m
6:28
2分
日陰沢橋(神ノ川)駐車場
7:12
7:14
3分
檜皮橋
9:31
3分
第1峰(巻き)
9:34
9:35
11分
第2峰(巻き)
9:46
9:57
4分
第3峰(剣のある所)
10:01
2分
P1159
10:03
10:06
12分
カニの横這い?
13:49
13:54
19分
臼ヶ岳分岐ベンチ
15:21
15:22
24分
P1244
17:08
日陰沢橋(神ノ川)駐車場
ヤマレコアプリでログを取りました。日陰沢橋(神ノ川)駐車場からずっと4Gがつながらず、蛭ヶ岳山頂でやっとつながりました。いまココ(現在地アプリ)がつながらず家族を心配させました。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
GWの5/4、朝6:05到着時、2台目でした。満車を心配してましたが拍子抜け。 夕方17:10、朝と同じ2台でした。日中の様子はわかりません。 https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-144 |
コース状況/ 危険箇所等 |
不明瞭箇所、難所ともに多数あり。ヒル被害はありませんでした(ヒル除け塗りました)。 ・地蔵尾根:広河原〜地蔵平 地蔵尾根取り付き点までは、広河原入口で林道から川床へ下りてから渡渉を繰り返しました(6回くらい渡渉)。渡渉回数が多いだろうと思われたので岩伝いに跳んで行くことは想定せず、初めから入水することを前提にウォーターシューズを持参し河原で履き替えました。取り付き点にはテープとプレートがありますが、過去レコやGPSでよく確認しないとわかりにくいと思います。 取り付き点からいきなりの急登で、四肢を駆使してよじ登りました。体重を預ける木の根や岩はよく確認する必要があり、それなりのサイズの岩が土から抜け落ちたり、岩自体が表面から剥がれたりして驚きました。基本は木の幹を頼りにしますが、手が届かない場面が多く慎重にルートを選びました。角度が急なため滑ると本当にヤバそうで必死に登りました。踏み跡は不明瞭でロープやワイヤーを手掛かりにします。 一旦傾斜が緩む馬酔木平から先は、徐々に岩肌の痩せ尾根が出現してきます。P1159手前までに岩峰が3つあり1,2つ目は目印となるテープがあるので、それに従って左手(北側)へ巻きます。3つ目が剣のあるピークですが、取り付くポイントを誤ると登るのが難解で苦しみました(無理して落ちなくて良かった)。その後は痩せ尾根やら崩落点のような緩い崩れるトラバースやら連続しました。踏み跡は付いておりテープもありました。 地蔵岳近くまで来ると一転テープや踏み跡は消失し、木や岩も疎な状況となり足掛かりに乏しい滑りやすい急登が待ってました。下調べしたレコではあまり言及されてませんでしたが、地蔵岳直下もかなり難所と思いました。 ・主稜:地蔵平〜蛭ヶ岳〜金山谷乗越 人多数。蛭ヶ岳からの下り(西尾根)は急な個所には鎖が設置されており安全に歩けました。臼ヶ岳は山頂と思われるピークが柵でおおわれており入れず、付近の登山道にも山頂標は見当たりませんでした。 ・源蔵尾根:金山谷乗越〜広河原 入っていきなり踏み跡が薄く、片側がざっくり崩落した痩せ尾根を通過した後、進路を右手(東面)へ入る場面が分かりにくく感じました。テープが豊富にあるので頼りにしますが、隠れるような箇所に付いている事が多く(不思議だ)良く良く探しながら進みました。 P1244の手前(南側)および奥(北側)は注意深く歩いていないと、誘い込まれそうな尾根筋がありテープに助けられました。特にP1244の北側の箇所は一旦東側の尾根筋へ乗ってから屈曲して西側の尾根へトラバースして乗り直す動きでした。ありがたいことに、ここは踏み跡が明瞭でした。 その他、支尾根や広い尾根など誘い込まれそうな箇所があり、下りで利用する場合はテープが無いと迷いそうです。地蔵尾根のような難所はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 蛭ヶ岳山荘 カレーライス( ひるカレー):1,000円(2025.05時点) ※提供時間 10:30 〜13:30 http://kitatan.com/hirutop.html https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=2236 |
写真
右岸は行き詰まる。この一枚岩を行くレコがあったが、私には無理なので左岸へ渡る事にする。ここで持参してきたウォーターシューズに履き替えた。準備していると林道で追い越した方と再会し、なんと地蔵尾根挑戦者とわかった。同士がいることに勇気づけられた
P1244の後。右の尾根筋へ一旦進み、鋭角に曲がって写真中央をトラバースして左の尾根へ乗る。初め両方の尾根にテープが見えたので迷ってしまった。しかしこの辺りから踏み跡がしっかりしてきて導いてもらえた
感想
地蔵尾根は自分のような素人が行ってはいけないコースでした。下調べではレコをアップしている皆さん、楽々楽しんで歩いている様子があったので“俺にも行けそう”と判断しましたが、実際歩いてみると緊張の連続で楽しむ余裕はありませんでした。レコの皆さんは上級者なんだと思います。上級者目線でない、素人の苦しんだ山行を記録として残します。
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地蔵尾根の記録大変参考にさせていただき本日無事に登ることができました。長く丹沢に登っているのに裏丹沢はあまり来ることがなく偶然見たこの記録で本日行ってきました。ありがとうございました。このルートは自分が山を登り始めた30年前から悪い登山道でありました。
コメントくださり誠にありがとうございます。
拙いレコでしたがお役に立てたようで嬉しい限りです。
スズテルさんのレコ拝見させていただきましたが、楽々な様子ですね。
技術・体力・経験どこをとっても遠く及びませんが、
登山道の様子などご参考になった事は良かったです。
裏丹沢は静かで良いですね。
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