谷川岳 一ノ倉沢烏帽子沢奥壁 中央カンテ



- GPS
- 10:30
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 2,068m
- 下り
- 2,065m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 4:56
- 合計
- 10:26
天候 | 晴れ☀️微風→昼過ぎから曇り出し 体感は30度近く、風も無いためしんどい登攀でした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一ノ倉沢の雪渓はここ数年で一番大きい。南稜終了点から一ノ倉岳までは夏の様相。谷川岳→西黒尾根は直下の雪渓だけ注意⚠️ |
写真
装備
個人装備 |
アルパインヌンチャク6本
ヘルメット
ハーネス
クライミングシューズ
レインウェア
ファーストエイドキット
ビレイ器
グローブ
マルチピッチ装備一式
|
---|---|
共同装備 |
50メートルダブルロープ
キャメロット.03から2 一セット
特小無線機
|
備考 | 行動食 水 |
感想
お誘いいただき梅雨入り直前の一ノ倉へ駆け込みクライミングへ。
最近では久しぶりに好天が見込まれる週末のせいか、早朝のインフォメーションセンターPは登山者とクライマーで賑やか。
取り付き渋滞を避けるために3時半発。
足早に一ノ倉出合いにつくと、ここ数年では記憶にない雪渓の大きさと先行PTの多さに驚き。
軽アイゼンをつけ、コップ状側からテールリッジに取り付き大汗かきながら取り付きへ。
お目当ての中央カンテは先行なくすぐに取り付けましたが、南稜テラスは続々とクライマーが集まり大混雑。
有名アトラクションの順番待ちの様相を呈していました。
以下、ルート内容(グレードは体感、スケールはおおよそ)
使用ギア、50mダブルロープ, カム03-2 1セット, アルヌン各自6本
DERAは奇数ピッチをリード
1P 40m Ⅲ+
中央稜取り付きから階段状を登りきった辺りのバンド(ボルト支点有)から。
右へトラバースしてギャップを超えてせり出した岩もこえると、ルンゼ状に登りやすそうな草付きが現れる。
支点まで登って終了。
2P 40m Ⅲ
出だしのフェイスが意外と立っているが、超えると階段状。
3P 40m Ⅳ
凹状との分岐。支点から右に出て、左上するバンドへ。
傾斜は緩いが濡れていて恐ろしい。出だしにハンドサイズのカムが使える。
慎重にバンドを行くと、垂壁カンテになり楽しい岩登りとなる。
4P 40m Ⅲ+
やさしいクライミングだが、プロテクションがあまり取れない上に結構浮石多く、緊張感のあるピッチ。
5P 40m Ⅳ+
変チ上部と合流。小チムニーは中に入るより、早々に外に出て右のリップにホールドを求めた。
6P 30m Ⅲ
あまり印象にないです。
7P 30m Ⅴ
出だしの残置のあるちょっとかぶった垂壁が核心。リップ部分のガバ達が2年前より頼りなくなったような?
強引に超えたが、そのうち剥がれそう。
後半のクラックは見かけに反してホールド、スタンス豊富なので問題なし。
8P 40m Ⅲ
やさしい。出だし少し登ってからから左上。
9P 45m 烏帽子岩から左に見えるスカイラインへ。直前で1箇所悪い部分あるが、クラックにフィンガーサイズのカムが効く。
左を目安に登りやすいラインを辿れば自然にテラスにつく。ここは残置ハーケンのみ。効いてそうなものを選んで支点構築。
ここでクライミングシューズを脱ぎ、空中懸垂にて南稜終了点へ。
休憩後一ノ倉岳目指してさらに上へ。
いつもの猛烈な笹薮漕ぎに加えて、予報以上の無風晴天でとにかく暑いこと。
適宜休憩をはさみ11時頃トップアウト。
肩の小屋でコーラを飲むべくちゃっちゃと装備をしまって下山開始。
下りは西黒尾根から。懸念される山頂直下の雪渓は高温で緩み階段状なのでツボ足で。
相変わらずサウナのような稜線をヒイコラ駆け下りて13:30頃下山完了。
おつかれさまでした!またよろしくお願いします。
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