硫黄岳・横岳・赤岳縦走（積雪期）

2016年03月20日(日) [日帰り]

• GPS: 07:57
• 距離: 23.0km
• 登り: 1,925m
• 下り: 1,926m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:22
• 休憩: 1:35
• 合計: 7:57

6:35 八ヶ岳山荘
6:59 6:59 やまのこ村
7:03 7:03 美濃戸山荘
7:31 7:31 堰堤広場
7:59 8:06 赤岳鉱泉
8:09 8:09 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
8:53 8:53 赤岩の頭
9:09 9:11 硫黄岳
9:39 9:39 硫黄岳山荘
9:57 9:57 台座ノ頭
10:16 10:29 横岳（奥ノ院）
10:31 10:31 横岳
10:37 10:37 横岳（三叉峰）
10:46 10:48 石尊峰
10:50 10:53 鉾岳
10:56 10:57 日ノ岳
11:05 11:05 二十三夜峰
11:12 11:12 地蔵の頭
11:17 11:17 赤岳天望荘
11:38 11:38 赤岳頂上山荘
11:43 12:36 赤岳
12:41 12:41 文三郎尾根分岐
13:16 13:30 行者小屋
13:45 13:45 中ノ行者小屋跡
14:08 14:08 美濃戸山荘
14:12 14:12 やまのこ村
14:32 八ヶ岳山荘

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

途中、大月まで雨だったので心配していたけど、晴れそうだ

美濃戸口着。凍結なし。駐車場は埋まりつつある

美濃戸までの道は多少の凍結あるのみ。赤岳山荘の駐車場は満車状態。ちょっと頑張って走ったので美濃戸口から30分弱で到着できた

北沢を行く。凍ってるが、足を軽くするためツボ足で我慢

ここら辺まで来るとモフモフ

赤岳鉱泉も近い

鉱泉。小便の臭い

赤岳ばっちり

もうね、申し分ない。幸せ

鉱泉から赤岩の頭までの登りでは本当にたくさんの人に道を譲ってもらった

あれよという間に硫黄岳山頂。何と珍しいことに風がない！

いつも強風で断念していたけれど、今回は無風なので爆裂火口の反対側まで来てみました

こんなちっこい祠しかない

さて、来ましたよ、今回いちばん心配していたカニの横ばい（手前）。奥は横岳山頂（奥ノ院）

カニの横ばいは、佐久側にトレースあり、岩を乗り越える必要なくて助かった。しかしトラバースの足場は細く、雪は柔らかくて崩れやすいし、手がかりもない。恐る恐る何とか渡りましたが、いやー、怖いです

続いて、横岳山頂への登りがこれ。ピッケルと12本爪ないとキツイです

横岳山頂への最後のはしご

ナイフリッジ、まあこれは登る分には何とかなるけれど、下るとなればなかなか痺れる怖さだろう

ようやくのことで横岳山頂着。外人さんパーティで盛況

団体さんが通過していった後の静寂の横岳山頂

北ア

中ア

南ア

奥秩父

これは石尊峰？あたりの下りで渋滞しているところ。今回はこういった渋滞が多かった

この手のトラバースに何度か悩まされた。暖かくて雪が柔らかく、チェーンスパイクではグリップが得られないのです

ようやくのことで地蔵の頭に到着、ホッとした。カニの横ばいだけでなく、稜線全般がけっこう難易度高かった

赤岳山頂も盛況。風がなく暖かかった。終始防寒着不要だった

時間があれば阿弥陀へも行ってみようかと考えていたけれど、
今日の貧弱装備では到底無理と判断して諦めた

赤岳山頂直下の下り。もうこの時点でチェーンスパイクまったく効かず。ポールはピッケルみたいに深く刺せないし。いやー参りました。ピッケル／12爪は必携だ。トレランやる場所じゃない。ヘルメット着用率もほぼ全員といってもいいくらいだ

12爪の人たちに道を譲りつつ、とにかく一歩一歩慎重に、かなりのろのろと下る

中岳分岐まで来ればあとはグリセードで、とか勝手にイメージしていたのだけど甘かった

ここからも意外と急なのだった。ブンザは12爪なら走って下りた記憶があるのだけど、

チェーンスパイクはグリップ効かないので一歩一歩踵を打ち込みながら下ります。すぐに雪だんごになるし、ホント困った

阿弥陀北陵に取り付く人たちの掛け声が聞こえる

ようやくのことで行者へ下りた、助かった

ここからは本領発揮、雪の南沢シングルトラックを駆け下りる

雪やら氷やらシャーベットやら土やらのいろんな状態の混じった今の南沢を、40分弱で駆け下りるって我ながら尋常じゃない。どうやって走っているのか自分でもよくわからない。そのうち大けがしそう

でもまあ今回も無事に下りられて感謝です。
八ヶ岳山荘の左手におしゃれなカフェっぽいのができてた。

ありがとう＞八ヶ岳

装備

個人装備

靴：バハダ２ミッド（2代目）

感想

aquody

積雪期の南八ヶ岳縦走に、無謀にもトレランスタイルで挑戦してみた。結果として完走して目標のサブ8を達成したものの、さすがにポールとチェーンスパイクのみでは無理があった。

この連休の関東地方の予報は芳しくなく、北のほうが晴れそうだったので、残雪の八ヶ岳へ行くことにした。であれば、トレラン風に行ってみようと、走れるスタイルで、前回と逆回りで周回してみることにした。

自宅3時45分出発、6時20分美濃戸口着。

帰りはもみの湯に寄った。近くてなかなか良い。

チェーンスパイク万能の思い込みがあった。氷や圧雪にはよく効くのだけど、腐った雪や柔らかい雪にはまったく役に立たない。そういった雪には、長い爪を持つ12爪がよいのだろう。

日本道路交通情報センターの渋滞予測が外れて17kmの小仏TN渋滞に巻き込まれた。八王子からのR16も大渋滞だったし、帰路の運転がストレスでいちばん疲れる。

水分：持参1.5L、消費1L。食料：おにぎりx3、稲荷x3、大福x2、煎餅小袋x2．