村山古道(ゼロ富士)

2025年06月21日(土) 〜 2025年06月22日(日)

• GPS: 27:58
• 距離: 50.0km
• 登り: 3,927m
• 下り: 1,569m

コースタイム

1日目

• 山行: 12:39
• 休憩: 1:47
• 合計: 14:26

距離 36.3km 登り 1,801m 下り 24m

9:14 JR吉原駅
9:29 9:33 鈴川の富士塚
10:15 10:17 鈴川の富士塚
10:52 10:53 吉原宿 左富士
11:02 11:03 平家越
11:13 吉原本町駅
11:49 11:51 日吉浅間神社
12:09 12:10 東海道14宿吉原宿道標
12:13 木の元公園
12:16 西木戸跡
12:27 12:30 富知六所浅間神社
13:08 13:20 広見公園トイレ
13:38 13:39 村山古道 道標１ 左むら山道
14:01 14:02 釈迦堂
14:11 村山古道 道標２ 左むら山道
14:15 14:16 村山古道 ラストコンビニ(閉店)
14:19 14:20 村山古道 道標３ 左むら山道
14:28 みゆき食堂
14:48 15:05 村山古道 道標４ 左村山道
15:17 村山古道 道標５ 左村山道
15:24 村山古道 道標(新設) 右村山道
15:49 15:51 村山古道 道標６ 左村山道
15:55 村山古道 道標７ 左むら山道
16:06 歴代上人供養塔
16:23 16:25 村山浅間神社
16:36 16:46 石畳入口
16:55 四辻
17:00 17:02 馬頭観世音
17:22 五辻
17:37 17:38 村山道−林道富士裾野線交点
18:18 18:19 北井久保林道交点
18:25 18:29 札打場跡の大ケヤキ
19:35 19:52 村山道−天照教林道交点
20:39 馬頭観世音
20:55 大淵林道・村山古道交差
21:35 21:36 中宮八幡堂
21:47 西河原跡
21:52 21:57 富士山スカイライン（周遊）・村山古道交差
22:45 富士山スカイライン（登山）・村山古道交差
23:01 23:20 ガラン沢・高鉢遊歩道
23:24 矢立・大樅
23:53 岩屋不動入口

2日目

• 山行: 9:05
• 休憩: 4:02
• 合計: 13:07

距離 13.7km 登り 2,108m 下り 1,545m

23:53 岩屋不動入口
0:06 0:31 瀧本・笹垢離
1:16 小禅定
1:20 1:47 横渡
1:55 等覚入
2:06 2:34 一ノ木戸
2:57 普浄
2:59 3:18 第一層・等覚門・砂振
3:29 第二層・石室跡
3:33 3:37 宝永山遊歩道
3:41 3:59 第三層・石室跡
4:10 4:11 六合目雲海荘
4:12 4:13 宝永山荘
4:55 5:12 新七合目御来光山荘
5:51 6:03 元祖七合目山口山荘
6:42 6:47 八合目池田館
7:22 7:28 九合目万年雪山荘
8:03 8:12 九合五勺胸突山荘
8:46 頂上富士館
8:55 9:23 富士宮口頂上
9:24 頂上富士館
9:44 富士山
9:49 三島岳
9:57 10:01 富士宮口頂上
10:03 御殿場口頂上
10:35 10:39 御殿場口八合目
10:47 10:51 御殿場口七合九勺・赤岩八合館
11:08 御殿場口七合四勺・わらじ館
11:12 御殿場口七合五勺・砂走館
11:18 御殿場口七合目
11:33 御殿場口下り六合（走り六合）
11:39 宝永山馬ノ背
12:07 12:32 宝永第一火口
12:40 12:42 宝永第一火口縁
12:53 宝永山荘
13:06 五合目宝永入口
13:11 富士宮口五合目
13:13 ゴール地点

天候

初日:晴れのち曇 最終日:晴

アクセス

利用交通機関：

電車

東海道線 吉原駅

コース状況／危険箇所等

村山古道はピンクテープ等で整備されていました。とはいえ、旧道は大半が土石流で倒木まみれのため、迂回路を示すピンクテープを見落とすと迷います。札打ち場まではなるべく明るいうちに通過するのがお勧めです。
富士宮、プリンスルートともにコース内に雪はありません。

その他周辺情報

吉原駅南口前の「スーパーオカムラ」は朝9:00から営業で鮮魚系のお総菜が充実しています。日曜日が定休日なのと、お刺身とかを登山に持っていくわけにはいかないというのもありますが、手作りおにぎり等も売っています。
ちなみに、最寄のコンビニはローソンが駅から10分くらい歩いたところにあります。

写真

6/21 9:20

いつものように吉原駅駅からのスタート

6/21 9:21

スタート前に立ちよったスーパーオカムラ。飲料やおにぎりを購入

6/21 9:29

まずは回れ右して富士塚へ。ここでヤマスタをチェックインしようとするも、「富士山登山ルート3776スタンプラリー」がアプリに表示されず

6/21 9:30

ポストの中身。ゼッケンのようなものがあるだけでした

6/21 9:33

冨士塚から。富士山頂がチラ見え。これからあそこまで行くのか…

6/21 9:54

毎回恒例、海水に靴をひたしてから出発しようと、海岸に下りると、去年はなかったテトラポッドで埋まっていました。とはいえ隙間から浸すことは可能

6/21 9:55

というわけで、出発の儀式完了

6/21 10:07

海も空も蒼い。梅雨って感じじゃないですね。暑くなりそう

6/21 10:09

ヤマスタのスタンプラリーは何回探しても見つからず、リンクを押しても市役所のホームページに飛ばされるだけなので、歩きスマホも危ないし諦めました。今回はルート3776の下見はなし、ということで

6/21 10:26

駅付近まで戻って、前回は冠水で通れなかった地下道を使って線路の反対側へ

6/21 10:27

地下道はこんな感じ。涼やか

6/21 11:00

平家塚到着

6/21 11:08

全貌お目見え

6/21 11:13

吉原本町駅。踏切を渡ります

6/21 11:48

寄り道して神社にお参り

6/21 11:53

展示を見学。なんでもかぐや姫が帰ったのは月ではなく富士山だったとか。かぐや姫超健脚説

6/21 11:57

お疲れ救世観音像様
心なしか去年より後光が小さくなられたような気が…？

6/21 12:16

西木戸後。この細い通りを渡って、右折すればルート3776、直進すれば村山古道コースです

6/21 12:29

続いて浅間神社へお参り

6/21 13:12

広美公園に立ち寄り、ベンチで一休み。トイレも自販機もあるので、立ち寄るようにしています

6/21 13:38

一番道標

6/21 13:43

逆光で見えにくいですが、実質ラストコンビニ

6/21 13:44

デマンドタクシーなる標識を発見。何回かに分けてチャレンジしたい方はここを利用するのも手かと

6/21 13:45

ラストスーパー&ドラッグストア

6/21 14:00

釈迦堂。

6/21 14:05

コース上にある自販機。この辺から自販機が一気に減ります。途中補給なし縛りで来たのでスルーしましたが、極力荷物を軽くして効率よくいきたいなら、ラストコンビニで食料を、この辺の自販機で水分をまとめて調達するのもいいかもです。なので自販機情報を多めに載せておきます

6/21 14:11

二番道標。暑くて体力と水の消耗が激しい

6/21 14:15

県道76号交差点の横断歩道を渡った左手にある市場。左側に自販機が見えますね

6/21 14:19

三番道標

6/21 14:32

企業の駐車場に自販機発見。見つけた限りではここがラストでした。一般人が使っていいのか分からないので写真だけ撮ってそそくさと先へ

6/21 14:37

四番道標。このあたりでちょっと休憩

6/21 15:17

ようやく五番道標

6/21 15:24

ここで道標に書いてあるように右折

6/21 15:34

この観音様が右折の目印。ここから細い道に入ります

6/21 15:50

ここの道標は壁に埋まってます

6/21 15:55

こちらは草に埋まってます

6/21 16:07

東見附跡。道路の歩きすぎでとにかく足が疲れてきました。一刻も早く舗装路ではないフカフカの登山道を歩きたい。
アプローチ中に道路でぶっ倒れた場合は、遭難なのか行き倒れなのかなんてことを考えながら先へ

6/21 16:11

村山浅間神社到着

6/21 16:23

お参りした後、しばしベンチで休憩。この後、先の奥宮？を通ってコースに戻ります

6/21 16:26

ここを左折すると来た道を後戻りすることなくコースに復帰できます

6/21 16:36

やっとのことで最初の登山口到着。アスファルトを歩きづめでダメージが大きい。今回はねこさんのお出迎えはなく、ちょっと残念

6/21 17:01

馬頭観世音。ここでは道標に従い、ロープを跨いで先に行きます。そのまま道なりにいかないようにご注意を

6/21 17:02

前の写真の左端に写っていた馬頭観世音の碑のアップです。

6/21 17:21

五辻到着。いよいよ村山古道の登山道へ。ちょっと入り口が分かりにくいので注意です

6/21 17:22

ここからが本番。ルートミスしないように、こういった張り紙やピンクテープに注意しながら進みます

6/21 17:34

こんな感じで、乗り越える箇所もあります。基本的に旧道の脇をピンクテープに従って伝っていく感じです

6/21 17:39

何度か道路を横切りますが、看板があるのですぐ分かります。とはいえ、夜間や濃霧時は注意ですね

6/21 17:41

倒木をくぐって先へ

6/21 18:19

北井久保林道との合流点

6/21 18:25

札打ち場跡到着。道迷い防止のために、このへんまでは日没前に着いておきたいところ。この後いきなり霧が出てきました

6/21 19:53

天照教社入口。一気に霧が濃くなり、足元すら覚束ない状態に。霧雨みたいになってきました。この状態で下手に動いて迷うのも…と思いながらも、ちょっとでも進むかと思った矢先に、獣罠設置の看板があったので無闇に動くのを断念。天気予報を確認し、明日の予報は晴れで変化無しということで、潔く地面に寝転がって休憩

6/21 19:54

しばらく休んで、霧が薄くなってきたので写真をとりなおして出発。獣罠にかかって遭難とか勘弁

6/21 21:06

中宮八幡宮。ここでお参りした後、座って休んでいたら強烈な睡魔が。大幅ペースダウン

6/21 21:50

やっとのことで登山口に到着。風がないので本当に辛いです。車の音が聞こえてくるようになりました

6/21 23:21

高鉢分岐。ここから横渡を超えて富士宮ルートに合流するまでが本当に辛いです。
風の音がすごくて、山頂は諦めて宝永山にしようか迷いましたが、結果として初志貫徹してよかった

6/22 6:43

富士宮ルートに合流してしばらくいくと視界が開けます。これまでの疲れをいやすべくしばし休憩

6/22 6:43

今見ると心洗われる光景ですが、本人はそれどころじゃなく息も絶え絶え

6/22 7:15

ようやく9号目。萬年雪山荘。

6/22 7:57

6/22 8:55

ようやく頂上、奥宮に到着。
風避けになる場所を探して一休み。

6/22 8:56

綺麗な雲海です。きてよかった

6/22 9:36

荷物をデポし、最後の急登を経て、剣ヶ峰到着。
風が強くてバランスを崩しかけました。

6/22 9:42

山頂から。苦労した分、喜びもひとしおです。
今年は雪が少ないですね〜

6/22 10:44

さて下山。プリンスルートから下ります。
雲海の水面？が近づいてきました。下界は曇りなんだろうなぁ

6/22 11:20

スマホのバッテリーがさすがに切れそうなので、モバイルバッテリーで充電しながら下りていきます。なので下りは写真少なめですが、気にしていた雪渓の横切りなどは1ヶ所もなく、持ってきたアイゼンは出番なく終わりました
楽しみにしていたミニ砂走目指して進んでいきます

6/22 11:28

分かりにくいですが、宝永山頂のアップと雲海。あれ、いつもは人がたくさんいるのに、と思いながら進んでいきます

6/22 11:28

ミニ砂走も終点が近づいてきました

6/22 11:32

これが駐車場への分岐。ちょっと分かりづらいですね。見落とすと悲惨なことになるので注意です
このあたりからとんでもない暴風が。歩いていると普通に身体がもってかれるレベル。なるほど、山頂に誰もいないわけだ…

6/22 11:55

宝永山頂を諦め。ちょっと下りると風が弱くなり一安心

6/22 12:03

宝永山頂を見上げます。山頂に果敢にアタックしようとする人の影が

6/22 12:03

宝永山を下ったところから見上げた景色。ここの眺めは結構好きです。この後、五合目の駐車場まで戻ってようやくゴール。
今回は、というか今回も大変でした。ちなみに、2日間の歩数の合計は約7万歩。登山口アプローチを含む全ての歩数ですが、散々苦労したのでもっと歩いているものと思っていました。
翌朝、なに食わぬ顔で出勤し、今に至ります。

撮影機器：

SH-M24 SHARP

感想

karappo

今年も村山古道の季節がやってまいりました。前回のようにルート3776の下見をしようかと思いきや、現地でのヤマスタのチェックインがどうやってもうまくいかずに断念。
前回は水不足で難儀したので今回は約7リットルを持参。気温が高く、夜間は霧も出て湿度も急上昇したので、それでも足りないくらいでした。
水の重さに負けたのか、途中から大幅にペースダウン。５合目に近づくにつれ、暗闇の中、風の音がもの凄くなってきたので、今回は宝永山に変更しようかとすら思いましたが、なんとか山頂まで辿り着きました。
帰りはプリンスルートにして、宝永山に寄ろうかと思っていたら凄まじい強風。立っているのがやっとでした。宝永山に変更しなくてよかった…
頂上付近でお会いした方と復路はご一緒させていだき、楽しく行くことができました。誠にありがとうございます！
六合目付近でひからびたナメクジのようになっていた中、激励と差し入れをいただいた方にも御礼申し上げます。ありがとうございます！
富士山の入山規制が色々言われる中、来年も行けるかどうか悩ましいところですが、村山古道がもっとメジャーになって欲しいと願っております。