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Yamareco

記録ID: 832635
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

猫岳

2016年03月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:21
距離
13.2km
登り
1,265m
下り
1,250m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:49
休憩
0:32
合計
6:21
6:18
101
久手牧場前駐車地点
7:59
7:59
119
夫婦松駐車場
9:58
10:03
20
10:23
10:50
109
12:39
久手牧場前駐車地点
6:18 久手牧場前駐車地点 -> シール登行
6:39 1503m -> 板を持ったまま歩き
6:50 1560m -> シール登行
10:23-10:50 猫岳 -> スキー滑降
12:16 1560m -> シートラーゲン
12:30 1489m -> スキー滑降
12:39 久手牧場前駐車地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
parking R158 久手牧場向かいの駐車スペース(平湯トンネル西出口より850m)
その他周辺情報 spa ひらゆの森 \500
ここから入山。道路は雪がつながっているが、ショートカットコースは微妙
2016年03月21日 06:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
3/21 6:19
ここから入山。道路は雪がつながっているが、ショートカットコースは微妙
この先で雪が途切れ、60mほど板を持って登る
2016年03月21日 06:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 6:31
この先で雪が途切れ、60mほど板を持って登る
ここから雪がつながり、再びシール登行
2016年03月21日 06:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 6:52
ここから雪がつながり、再びシール登行
牧場を過ぎ、さらに尾根を登る
2016年03月21日 07:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 7:44
牧場を過ぎ、さらに尾根を登る
夫婦松。展望駐車場らしいけど展望なし
2016年03月21日 08:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 8:01
夫婦松。展望駐車場らしいけど展望なし
乗鞍スカイラインを離れて樹林帯へ
2016年03月21日 08:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 8:18
乗鞍スカイラインを離れて樹林帯へ
何度か乗鞍スカイラインのヘアピンカーブの端に合流する
2016年03月21日 08:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 8:32
何度か乗鞍スカイラインのヘアピンカーブの端に合流する
雲を突き抜けた。笠ヶ岳や槍・穂高が浮かびあがる
2016年03月21日 09:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
3/21 9:05
雲を突き抜けた。笠ヶ岳や槍・穂高が浮かびあがる
正面に猫岳。このまま道路を登ったほうが早いが、往路は大崩山経由で
2016年03月21日 09:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 9:13
正面に猫岳。このまま道路を登ったほうが早いが、往路は大崩山経由で
樹林帯の細い尾根で、これまでより登りにくい
2016年03月21日 09:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 9:23
樹林帯の細い尾根で、これまでより登りにくい
深い樹林帯に飽きた頃、いい感じの疎林帯に
2016年03月21日 09:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
3/21 9:44
深い樹林帯に飽きた頃、いい感じの疎林帯に
再び笠・槍・穂。この斜面も魅力的
2016年03月21日 09:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
3/21 9:50
再び笠・槍・穂。この斜面も魅力的
大崩山より槍・穂。すぐ足下から雲海が広がる
2016年03月21日 10:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
3/21 10:00
大崩山より槍・穂。すぐ足下から雲海が広がる
同じく笠ヶ岳
2016年03月21日 10:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/21 10:01
同じく笠ヶ岳
左に四ッ岳、右に猫岳。中央は乗鞍中心部の山々
2016年03月21日 10:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/21 10:01
左に四ッ岳、右に猫岳。中央は乗鞍中心部の山々
槍ヶ岳アップ。穂先は黒いので肉眼では捉えにくい
2016年03月21日 10:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
3/21 10:02
槍ヶ岳アップ。穂先は黒いので肉眼では捉えにくい
猫岳北面の広大なスロープ
2016年03月21日 10:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/21 10:07
猫岳北面の広大なスロープ
剣ヶ峰など乗鞍の中心部
2016年03月21日 10:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
3/21 10:24
剣ヶ峰など乗鞍の中心部
山頂より笠・槍・穂
2016年03月21日 10:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
3/21 10:27
山頂より笠・槍・穂
白山もきれいに見える
2016年03月21日 10:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/21 10:28
白山もきれいに見える
滑降開始。固めだが問題なし
2016年03月21日 10:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
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滑降開始。固めだが問題なし
振り返る
2016年03月21日 10:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 10:55
振り返る
まもなく乗鞍スカイライン。登ってるように見えたが気のせい
2016年03月21日 10:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 10:57
まもなく乗鞍スカイライン。登ってるように見えたが気のせい
合流直前は細かいデブリだらけ
2016年03月21日 10:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 10:59
合流直前は細かいデブリだらけ
乗鞍スカイラインに合流。ジェットコースター
2016年03月21日 11:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 11:01
乗鞍スカイラインに合流。ジェットコースター
ここでスカイラインを離れて樹林帯へ
2016年03月21日 11:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 11:06
ここでスカイラインを離れて樹林帯へ
笠や穂高とはこの辺でお別れ
2016年03月21日 11:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/21 11:07
笠や穂高とはこの辺でお別れ
良さげな斜面だが、日なたはモナカで滑りにくい
2016年03月21日 11:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 11:07
良さげな斜面だが、日なたはモナカで滑りにくい
樹林帯の滑降。雪は悪く昨日の十石山ほど快適ではない
2016年03月21日 11:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 11:16
樹林帯の滑降。雪は悪く昨日の十石山ほど快適ではない
乗鞍スカイライン上を滑る人が多いのも頷ける
2016年03月21日 11:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 11:19
乗鞍スカイライン上を滑る人が多いのも頷ける
夫婦松より振り返る。朝には見れなかった展望
2016年03月21日 11:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/21 11:49
夫婦松より振り返る。朝には見れなかった展望
夫婦松から下の樹林帯は快適
2016年03月21日 11:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 11:56
夫婦松から下の樹林帯は快適
牧場(たぶん)を滑る
2016年03月21日 12:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 12:12
牧場(たぶん)を滑る
ここでいったん滑降終了。泥だらけの登山道を下る
2016年03月21日 12:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 12:19
ここでいったん滑降終了。泥だらけの登山道を下る
再びスキー装着。この後ちょっと雪は途切れるが駐車地点まで滑れる
2016年03月21日 12:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 12:33
再びスキー装着。この後ちょっと雪は途切れるが駐車地点まで滑れる
着きました
2016年03月21日 12:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/21 12:40
着きました

装備

個人装備
[スキー板/ビンディング/靴] K2:BACKUP('12) / Voile:Switchback X2 / Scarpa: T2('13)

感想

日曜の十石山に続き、月曜は安房トンネルを越えて同じ乗鞍山系の猫岳に登ることにしました。
飛騨側の山麓は雲に覆われそうだったのでちょっと迷ったのですが、山スキーでそこそこ知られた山ですし、なかなかここまで来ることはないのでこの機会に滑っておきたい。それに、少なくとも山頂は晴れが期待できます。
途中までは予想通りのガスでちょっと後悔もしたのですが、思ったより早く雲を突き抜け、雲海に浮かぶ穂高岳など素晴らしい展望を楽しむことができました。
滑りのほうはそこそこ。上部のオープンバーンなど斜面自体は昨日の十石山より面白かったかもしれませんが、この日は雪質がイマイチで、特に中間部はモナカ雪でなかなか思うように滑れませんでした。
とはいえ山スキー向きであることは間違いなし。降雪後など登るのは大変そうですが、途中まででも結構楽しめそうです。
信州側の乗鞍岳や十石山のようには気軽に来れないかもしれませんが、機会があれば是非ともまた登りたいです。

6:18 1386m 久手牧場看板前。
まずは牧場内の軽車道をショートカットで登る。ただ、ショートカットコースは軽車道ほど雪が付いていない。最初のショートカットはちょっと板を外す程度で済んだが、次のショートカットの上部はほとんど雪が解けている。だからといって軽車道は1km以上余計に迂回するし、車道上も雪が付いているとも限らない。そのままショートカットコースを歩き、標高差60mほど板を持って登る。
ちなみにショートカットとはいえ登山道のようなものはある。

6:50 1560m 再び軽車道に合流。ここから雪がつながるようになる。
ここからは緩やかな尾根の登り。この辺りは牧場のようで、尾根上は木もないので登りやすい。
1685mで牧場は終了(たぶん)。このまま尾根を登り続けなければならないのだが、間違えてトレースの付いた軽車道に入り込んでしまった。
この先は切り開かれていないが、木はさほど多くなくて登りやすい。若干笹薮が出始めているが、邪魔になるほどでもない。

7:59 1944m 乗鞍スカイライン夫婦松駐車場。
展望駐車場とあるが、ガスで何も見えず。ここまでは樹林帯のためさほど気にならなかったが、このように広い場所に出ると視界の悪さが気になる。森林限界に出る前に晴れればいいのだが。
ここからは乗鞍スカイラインに沿った南側の尾根を登る。
木は濃くなるが、昨日の十石山同様ヤブはほとんど出ていない。ただ、気温は昨日より低くてクラストしている。快適に滑れるかどうかちょっと心配。
この先、計4回乗鞍スカイラインのカーブの端に合流する。そのたびに(わずかだが)道路への法面を登る必要があり、ちょっと鬱陶しい。

2228点のカーブまで登ったところで雲の上に出て一気に晴れ上がる。思ったより早かった。
ここから次のカーブに合流するまでは疎林帯の素晴らしい斜面。視界が開け、雲海に浮かぶ北アルプス南部の山々が見えるようになる。そして西には白山。昨日の十石山からの展望も素晴らしかったが、ここからはさらに格別。晴れるのを信じて登ってきて良かった。

9:10 2285m 乗鞍スカイラインの最後の合流点。道路の先に目指す猫岳が見えるようになる。
このままスカイライン経由で猫岳北西斜面から登ったほうが早そうだが、せっかくなので登りは大崩山経由。道路を離れて大崩山に続く尾根に取り付く。
ここからはまた深い樹林帯。尾根は細く、クラストしているのでシールでは登りにくい。
大崩山が近づくと再び展望が開け、ダケカンバの素晴らしい疎林帯となる。ルートからは外れているが、なかなか魅力的な斜面。乗鞍スカイラインに合流できるはずなので、機会があれば滑ってみたい。

10:00 2521m 大崩山。
東側は深い谷になっており、すぐ足下から雲海が広がっている。
そしてその先には笠ヶ岳や槍ヶ岳、穂高岳等々北ア南部の山々。これは素晴らしい。これまでそれなりに山に登ってきているが、これだけの風景はなかなか見られない。大崩山を経由した甲斐があった。
南側は乗鞍の山々。左前方に岩でゴツゴツした四ッ岳、右には真っ白でなだらかな猫岳が続いている。その間には剣ヶ峰など乗鞍中心部の山々。こちらの展望もなかなかだ。
展望を楽しんだら広いコルを経て猫岳へ。
見た目はまだ結構ありそうだが、コルからの標高差は100mもなく、割りとあっさり登れる。

10:21 2579m 猫岳。
南東の中ア、南アは乗鞍岳に隠れているようで新たな眺望はないが(御嶽は半分だけ)、山頂から見る風景はまた格別。風も弱いのでゆっくり休憩し、雲海に浮かぶ北アや、間近に迫る乗鞍中心部の山々を眺めながら昼食をとる。

10:49 滑降開始。
まずは北西の乗鞍スカイラインまで標高差200m強のオープンバーンを滑る。
雪は固いが、荒れてないのでゲレンデのようなもの。正面の笠ヶ岳・穂高に向かって楽しく滑る。

2366mで乗鞍スカイラインに合流。ここから最初のカーブまで道路上を滑る。
トレースは多数。雪が柔らかい時のものらくして溝は深く、それがそのまま固まっているのでガタガタする。ジェットコースターのようにぐんぐん滑っていけるが、その轍に引っかかったりしてちょっと怖い。

2283mで道路を離れて往路の尾根へ。このままスカイライン上を滑り続けることもできるが、山スキーヤーとしてはやはり樹林帯に入らねば。
樹林帯はモナカ雪でなかなか軽快には滑れない。なぜあんなに道路を滑る人が多いか不思議だったが、これなら頷ける。大袈裟なツーステップターンをかましながらゆっくり滑っていく。

11:44 1958m 夫婦松駐車場。
この先再び樹林帯に入るが、ここまでに比べ樹間は広く、雪質的にもだいぶ滑りやすくなる。
1690mで牧場、そして軽車道に入ってからはさらに滑りやすく、狭い尾根でもどんどん下っていける。

12:16-12:22 1560m ここでいったん滑降は終了。
滑ってきた軽車道は北に大きく向きを変え、そちら側は雪がつながっているが、そのまま滑り続けられるとは思えない。素直に板を背負って西側の九十九折りの登山道(?)を下る。
歩くのは構わないが、ぬかるんでいてブーツが泥だらけになるのがイヤだ。
標高差60mほど下ったところで再び雪がつながるようになるので、そこで再びスキーを装着。
以降、ちょっとだけ雪が切れている箇所はあるが、それ以外はずっと滑降可能。往路のショートカットコースは使わず、そのまま軽車道を滑ってあっという間に駐車地点にたどり着く。

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