爺ヶ岳 東尾根 贅沢にテント泊♪
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,714m
- 下り
- 1,711m
コースタイム
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 11:20
- 山行
- 1:33
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 1:43
天候 | 二日間快晴でした! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
新宿駅23:54---ムーンライト信州---5:11信濃大町駅 信濃大町駅からタクシーにて鹿島山荘前へ 復路: 鹿島山荘からタクシーにて薬師の湯へ 信濃大町駅13:14---14:20松本駅14:26---15:44小淵沢駅16:17---ホリデー快速ビューやまなし号---18:55新宿駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【鹿島山荘〜1475P】 鹿島山荘奥の石碑からスタート。堰の脇から恐怖の急登が始まる。土と木の根と枯葉のミックスをズルズルと登ります。早くも冬季限定ルートの洗礼が…すべりやすいので木の根っこなど頼りにできるものは使いましょう!目印は豊富にあります。冬季限定ルートなのに明瞭なので助かりました。尾根に乗ると積雪があり今までの登りを考えると平和な道中です。下りはいつものように5コケぐらいはしました。いつものことなので、止まり方と立ち上がり方はお手のもの… 【1475P〜JP】 雪の付いた尾根を快適に進みます。さきほどの急登を思えばまだまだ涼しい?登りがボチボチあります。初日の雪質は最高でしたが、帰りは東尾根だけに朝日を浴びてぐしゃぐしゃでした。登るのもキツそう!往路は、新雪の下がガリガリ言い始めたころアイゼン装着。 【JP〜P3】 平和な尾根歩き〜登り〜尾根歩きを何度かしますが、第一ラウンドの激登りを思えば涼しい登りです。ちょうど幕営してください!と言わんばかりのスペースがP3手前300Mのところにあり、我々の宿泊地となりました。ここからの鹿島槍や爺ヶ岳の山並みはお見事ですよー。 【P3〜P2】 P2手前までは平和な尾根歩きですが、そこからが急斜面の洗礼が… 急斜面は雪質が硬く、一歩一歩ピッケルと突き刺し、アイゼンを蹴り込みながら慎重に登りました。下山時にも、ダガーポジションで慎重にクライムダウンしました。 【P2〜P1】 ウワサのヤセ尾根、ウワサのギャップを通過します。先行者がしっかりした方々の模様で、トレースがきっちりしていたため、難なく通過できましたが慎重に進むに越したことはありません。P1にはきちんとした道しるべがあります。 【P1〜爺ヶ岳中央峰】 広めの尾根をゆるい傾斜でジワジワと登る感じです。ところどころハイマツがでている箇所を歩くところもあります。踏み抜きもボチボチしますのでご注意を。山頂までのカウントダウンで斜度は増し、雪面も硬めになりますがアイゼンは効きやすかったと思います。岩の塊が出始めたら赤リボンのはためき、そしてその奥に中央峰を示す黄色い山頂標が見え始めます。あと100歩!いや70歩で山頂です! |
その他周辺情報 | 薬師の湯:アルカリ泉でまろやか!露天風呂もあり アルプス第一交通の利用で入浴料600円→500円の割引あり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
サングラス
タオル
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コンパス
GPS
ツェルト
カメラ
ポール
テント
テントマット
|
感想
ムーンライト信州のきっぷを特にあてのないまま予約をして、取れたことを確認の上センパイに無理を言って山行計画を立てて頂きましての、第3回チームTの登山ツアーとなりました。一週間前まで、一時間おきにてんきと暮らすと見ながら一喜一憂していましたが、さすがはこのメンバー!天候に裏切られたことがなく、今回も絶好の空模様の下での山行ができました。
さてのっけから木の根っこや落ち葉の激登りですが、danyamaさん、komemaeさんのレコ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-831699.html
を参考にしていたので覚悟の上…とはいってはみたものの非常にキツカッタ…雪付きの尾根に乗った時の喜びはひとしおでした。平和な尾根歩きがこのままずーっと続くと思いきや、まだまだ200Mほどの急登をしなげれば1475Pにはいけません。今までの激登りを思い出せ!なせばなる!と登りました。順調にジャンクションピークも通過しP3にあと少しという地点に、どなたかが幕営なさった場所があり、山側、麓側ともに眺めが最高だったこともあり(荷物も重かったんですけどね…)、ここにしよう!と我々のお家を設営することになりました。2つ分のテントのため、もう一つ分をスコップやピッケルにてにわか工事にて整地。ばっちりできました。さあ、夜行で寝れなかったからお昼寝、お昼寝♡って…そんなんじゃ明日も登れんだろうが!とばかりに気持ちを取り戻しつつ真ん中のお爺ちゃんを目指すことに。幕営地からP3までは300Mほどでした。その先にも絶景ポイントがあり「テントここまで移動する?」なんて意見が出たほどでした(笑)、ちょうどこのあたりでカメラが趣味の方でしょうか。爺ヶ岳や鹿島槍をバックに我々の写真撮影して下さったOさんと出会いました。facebookユーザーだったので、後日センパイを通じて写真を送って頂きました。ありがとうございます。
P2の手前で雪質も徐々に硬めになったため、ストックからピッケルに換装。きつい傾斜はダガー気味に登ります。急登を登りつめ緩やかに尾根を辿るとP2、ここからいよいよナイフリッジ突入!先行者のトレースはバッチリのため、思ったほどではなかったものの気を抜いたら命はありませんので慎重に進みました。
矢沢の頭まで来ると、気持ちの良い広めの稜線歩きでビクトリーロードを迎えます。ところどころ踏み抜いたり、ハイマツの中を進むこともありますが、今までの道中の苦しみを考えれば頑張れます。気合で足を前に出し続け、岩が多くなると風になびく赤いリボン、その先には黄色い山頂標が迎えてくれました!
ここから見る剣、立山は圧巻でした。一週間前の天気予報では大荒れの予報でしたからね!南尾根を登って南峰からピッケル一本で中央峰まで渡ってこられた3人衆に写真を撮って頂きました。ありがとうございました。とにかく初日のうちに頂上を踏めてよかった!
今日は天空のお宿まで戻ればよし!なんて贅沢なんだー♡こういう登山っていいですね。夜は食事後に明日の飲料水造りにセンパイがジェットボイルで湯沸しをしてくださいまして、コーシーも淹れてくださいました。そしてこの場所は大町市街の夜景も見事に見えて、且つauは電波が良好でした!幕営地としてオススメ致します!!
翌朝の天気も良く、ご来光もバッチリ、モルゲン気味にヤマヤマを拝むこともできました。ゆっくり撤収、ゆっくり下山で進みましたが、最後の雪無し斜面の激下りだけはしんどかった…まあご褒美のあとの最後の試練なのかもしれませんがね♡
あと、薬師の湯!泉質もアルカリ系と思われるヌメヌメ感がたまらなくよかったです!
airdiverさん、みなさん、こんにちは!
お疲れ様でした
同じ日に入山したbicycleと申します♪
大きなザックを担いであの登りを歩くairdiverさん達が、
とてもカッコ良かったです!
来年はチャンスがあれば、自分もテント泊で挑戦してみたいですね
はじめまして!先日はお疲れ様でした。
非常に健脚な方で驚いておりました 同じ日に登頂し、素晴らしい景色が共有できたことを喜ばしく思います。来年は是非テント泊をお試し下さい!最高ですよ!
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