大雪山(旭岳、荒井岳、間宮岳、中岳)


- GPS
- 07:43
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,552m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:30
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
7月の2週目であれば、残雪も旭岳周辺の一か所のみ。旭岳周辺については、ザレ場が続き、場所によっては砂利も無い急斜面で転倒に注意する必要あり。 |
写真
装備
個人装備 |
D780(1)
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(1)
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II(1)
カメラ備品(1)
レインウェア(上下)(1)
防寒着(1)
スパッツ(1)
ストック(1)
帽子(1)
携帯電話(1)
財布(1)
昼食(1)
おやつ(1)
水筒(2)
GPS
|
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感想
以前より計画していた北海道登山に。
7月に3連休があるので、その前の週を狙って計画。
プランとしては金曜日の羽田-新千歳便の最終便で移動し、月曜日の夜に帰ってくる行程。
2週間くらい前から天気が気になり、当初は雨予報。。。
テンション下がりつつも雨登山かぁ〜と思っていると、天気が変わり晴れに!
金曜日は残業圧縮もかねて、フレックスにて少し早めに退社。
お風呂に入ってから、車で羽田空港まで。
心配だった駐車場も、混雑予想通り午後から悪用でスムーズに駐車出来一安心。
羽田空港についてからは、移動に邪魔なザックを預け入れ。
その後お夕飯を食べて、時間が余ったので展望デッキへ。
暗くなりつつも時間があったので、望遠レンズでしばし撮影会。
展望デッキでは、45分程写真を撮って保安ゲートへ。
保安ゲートについても全然混んでいなく、瞬間で終了。
最近国内線に乗る回数が増えたものの、改めて手軽さに感激。
保安ゲートを過ぎて搭乗口につき暫くすると、30分遅延のアナウンス。
こればかり最終便を選んだ時点で仕方がないので、とりあえず待つ。
結局新千歳空港に到着したのは、11時前で荷物を待っているうちに終電の電車が発車。
この日は千歳駅近くに宿泊予定だったのでタクシー乗り場へ。
タクシー乗り場では偶然同じ宿泊先の人と出会い、乗り合いで半額に。
宿泊先では着いて速攻就寝。
翌日は朝散歩がてら近くの「なか卯」で朝ごはん。
その後電車で新千歳空港まで戻り、レンタカー屋まで。
レンタカー屋からは、下道と高速を使って一旦富良野まで移動。
何だかんだで富良野でお昼になったので、とりあえずラーメン。
その後は再度旭川まで移動し、買い物などしてから15時頃ホテルにチェックイン。
翌日は朝早いので9時前には就寝。
大雪山登山の日は朝3時に起きて、準備し4時にホテルを出発。
45分程で駐車場に到着し、準備を整えて登山を開始。
ロープウェイを使わない場合は、ビジターセンター横に登山道があり、そこから。
熊はどうなのかな?と思いつつ先行者も結構いたので、用心しつつ。
一応会う人に熊の質問をしてみると、みなさん大丈夫とのこと。
今回のルートでは熊の痕跡について、殆ど聞いたことがないとのことでした。
最初は森と湿原が混在するなだらかルート。
登山口から2km位すると少し斜度が増して、樹林帯の中を登り始める。
樹林帯を1km位登ると辺りが開けてきて、そこからしばらく歩くと姿見駅からのルートとの合流地点。
ここまで来ると、目の前には旭岳。
ここからは一旦姿見駅まで行き、トイレ休憩。
トイレ休憩後は旭岳を目指して、再度登山開始。
姿見の池までは兵站の区間が続き、チングルマやエゾコザクラ、エゾノツガザクラ、イソツツジ、時折ハクサンイチゲが咲き乱れているお花畑。
姿見の池に着くと、そこからは砂礫帯になり、植物もエゾマルバシモツケやイワブクロ、イワヒゲ、エゾイワツメクサへ変化。
ここから旭岳山頂までは、再度斜度がきつくなり時折渋滞。(正直、グループ登山の人は横並びにならずに一列で歩いてほしい)
有名な金庫岩についても、ずっと見えているにもかかわらず中々近づいてこない。
ニセ金庫岩、金庫岩には登山開始から3時間ほどで到着し、ここまで来ると山頂は目の前。
旭岳の山頂には、大体3時間半くらいで到着し、小休止。
小休止後は一旦間宮岳を目指して、御鉢平カルデラ方面へ。
旭岳からの下りは結構な急斜面で、ザレ場。
且つ所々砂利自体がない箇所もあり、滑りやすく危険。
ザレ場の後は今回唯一の雪渓?も、雪は腐っているのでしっかりステップを踏めば問題なし。
雪渓を過ぎると再度お花畑が出現。
エゾノハクサンイチゲ、チングルマ、エゾノツガザクラも、エゾコザクラ、イワウメが多く咲いていた。
お花畑を過ぎると、再び緩く登り返し、辺りもまた砂礫帯に。
砂礫帯になると、エゾタカネスミレやヒメイワタデ、ヨツバシオガマ、クモマユキノシタへ植相も変化。
間宮岳に着くと、辺りは平坦で開けた空間に。
ここからは中岳を目指して進む。
少し進むと一旦中岳温泉との分岐へ向けて、緩い下り。
この辺りになると、御鉢平カルデラ内部が一望。
御鉢平カルデラはミドリは多いものの、まだまだ火山灰のようなない色の箇所も多く、何だか立山や御岳を思わせる風景。
景色や植相も3,000m級なのに、実際は2,000m位しか無いため思いのほか動けて不思議な感じ。
中岳温泉との分岐からは、一旦中岳まで。
中岳周辺では大雪山系にしかいないウスバキチョウが乱舞していたものの、存在を忘れてて写真を撮るのを忘れるミス。。。
中岳登頂後は、再度中岳分岐まで戻りお昼に。
お昼と言っても今回は色々と制約があったので、ランチパック。。。
そのあとは中岳温泉を目指して、下山開始。
中岳温泉までは中岳分岐から30分もかからずに到着。
中岳温泉では、河原から温泉が湧き出ており、足湯を楽しむ人も。
そこから少し進むと、沢沿いにエゾノリュウキンカの群生。
そしてされに進むと、今回のメインのチングルマの大群生。
大体1km位の区間で、チングルマの絨毯が登山道の両脇に。
しかも花の時期も丁度良く、最高の景色。(少し曇っていたのは残念)
他の登山者の方に聞くと、北海道民でも滅多にお目にかかれないとか。
こんなに素晴らしい条件をピンポイントで充てられて、最高!
その後は姿見駅を目指して軽く下ったり、登ったりの繰り返し。
鏡池まで戻ることには、旭岳の雲も取れたおり、青空の下での姿を写真に。
名残惜しいものの、途中でチングルマと旭岳の写真を撮り、明日のことも考え下山はロープウェイで。
ロープウェイも立山や千畳敷とは違い、整理券を買わずに乗車。
1時間30分かけた登りを10分かからずに下ったのは、何とも言えないが。。。
その後は駅から駐車場まで歩き、旭川のホテルまで帰りました。
今回初めて大雪山に登りましたが、同じ時期にリピートしたくなりました。
大雪山の雄大な景色は本州では味わえない、海外を思わせるような感じ。
登山好きなら機会があれば、登ってほしい山だと思います。
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