記録ID: 8445649
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
南八ヶ岳/編笠山・西岳(観音平発、富士見高原着)
2025年07月19日(土) 〜
2025年07月20日(日)


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 11:20
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,074m
- 下り
- 1,383m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 6:12
距離 3.9km
登り 959m
下り 142m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
八ヶ岳連峰の最南部の登山口である。かなりの台数が停められる駐車場があり、トイレもある。ただ、3連休ということもあって、駐車場は満車で、手前の林道脇にも多数駐車していた。 バス便はなく、マイカー以外はタクシーを利用するしかない。小淵沢から4000円と結構な金額だった。マウンテンタクシーという相乗りのサービスがあるが、往路、復路ともに1便の時間指定で、登山利用としては便利ではない印象だった。(予約サイト https://www.mountaintaxi.jp/ ) 小淵沢駅には4社ほどタクシー会社があり、相互に連携しているので、自社で配車できないときは別の会社を案内される。 〔富士見高原〕 観音平より少し西側にある登山口。編笠山にも西岳にも登るルートがあるので、マイカー登山で周回するにはよいポイントだと思う。登山者用の駐車場もある。ただ、トイレはなく、不動清水のトイレを使うように案内看板が出ていた。 バス便はなく、マイカー以外はタクシーを利用するしかない。帰路に八峯苑鹿の湯でタクシーを呼んで小淵沢駅まで3800円だったので、富士見高原から小淵沢駅までは4000円前後ではないか。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〔目次〕 1.観音平〜編笠山〜青年小屋 2.青年小屋〜西岳 3.西岳〜富士見高原 1.観音平〜編笠山〜青年小屋 観音平はドコモ圏内だった。工事現場にあるようなトイレが2個くらい設置されていた。水場はなさそうである。(エアリアガイドによれば、観音平に着く少し前の林道沿いに延命水という地点があるようだ。) 駐車場の一番奥に登山口があり、登山届のポストもある。まずは樹林の中をゆるゆると登っていく感じになる。登山口から約1時間で、雲海展望台に着く。富士見平からのルートとの合流地点で、ベンチがある。山頂側から富士山を望むことができる。 引き続き、樹林の中を登っていく。青年小屋HPでも情報が出ていたが、この季節はブヨがたくさん飛び交っていて、足が痛いと思ったらアブに食われていた。食われると後でとても痒くなるので厄介な奴である。下半身は肌を露出しない方がよいばかりか、登山用タイツ程度では食い破って刺されてしまう。雲海展望台から1時間弱で押手川の分岐に着く。編笠山へ直登するルートと、編笠山の東側を巻いて青年小屋に着くコースの分岐であり、指導標もしっかり出ている。ここまでもそこそこキツいので、巻道で青年小屋へ行って、編笠山は小屋から登る人もそれなりにいるようだ。 押手川の分岐を過ぎると傾斜もきつくなる。岩が混ざった歩きにくいルートになり、下りで使うと少し難儀しそうである。このルートは山頂の直前までずっと樹林の中である。時折、南アルプス側の展望が得られるところもある。一か所だけ、鉄階段(6段程度)があった。山頂の直前、ようやく展望が開けて、富士山や南アルプスなどが見られるようになる。開けたところに出ると、あと5分程度で山頂に着く。 ルートは山頂の一番東側に出るが、直進すれば青年小屋へのルートである。そこから西側すぐのところに山頂標識がある。山頂はとても広いが、岩を積み上げたような山頂で歩きづらい。山頂からは360度の大展望である。富士山、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、北アルプス、蓼科山、八ヶ岳核心部と、全部見える。なお、編笠山の山頂はドコモ圏内である。 編笠山の山頂東端の分岐に戻り、指導標に従って青年小屋へ降りていく。すぐに樹林に入り、普通の下りが10分ほど続く。その先、視界が開けて、眼下に青年小屋、正面には権現岳がそびえている展望となる。視界が開けて少し進むと、岩を積み上げたようなルートになる。赤ペンキのルートマークを探して、岩から岩へと飛び移る感じで下っていく。岩が終わったところが、青年小屋の玄関である。玄関前で左へ進むと、押手川からのルートがある。 青年小屋は「遠い飲み屋」の赤ちょうちんが玄関に下がっていることで有名な山小屋である。夕食にはアジフライ、朝食にはシュウマイが出るのもコロナ禍以前から変わっていなかった。地酒も日本各地の銘酒をそろえている。FOMAが届くと案内されていたが、結局一度もドコモの電波はつながらなかった。 青年小屋では、水の補給は水場まで往復する。小屋裏のテント場を抜けて、5分ほど西岳の方へ歩くと、「乙女の水」という水場がある。かなりの水量が出ていて、冷たくておいしかった。小屋では「水場までは登山靴を推奨」と案内しており、チェックインの前に水を汲んでくるように言われた。 八ヶ岳青年小屋 https://yatsugatake-seinengoya-tooinomiya.net/ 2.青年小屋〜西岳 小屋裏のテント場を抜けて、樹林の中に入る。少し進むとゆるい下りになる。若干標高を下げたあたりで、枯れた沢のようなものが樹林の奥に見えてくる。水場はこの枯れた沢の手前にある小さな沢から取っている。汲む場所が1つだけなので、混んでいるときは待たされる。 西岳へは、枯れた沢を横切り、反対側で沢の上部へ少し登っていく。その後は普通の樹林を進む感じになる。一度小ピークを登り詰めたあたりが中間地点よりやや西岳側だと思う。少し下って、再び登り返していく。途中、編笠山や南アルプスなどが望めるところもある。登り詰めて樹林を出るとほぼ山頂である。最後に樹林のない斜面を少し登ると、西岳の山頂に着く。 西岳は、南側のみ展望があり、北側は樹林が邪魔して北アルプスや蓼科山、八ヶ岳の核心部は見ることができない。また、御嶽山も大きな岩の上に立って背伸びしてようやく見られる。西岳では電波チェックをしなかったので、圏内かどうかは不明。 3.西岳〜富士見高原 西岳から富士見高原へ下るルートは、青年小屋と反対側にある。指導標は一応出ていたので、迷わないと思う。山頂から降りてすぐに樹林に入る。少しすると展望がある開けた下りに一瞬なるが、すぐにまた樹林の中に入る。山頂から30分ほど下ると、小広場と呼ばれる地点がある。確かに平たい場所がそれなりの大きさであり、休憩には適している。その先も、基本的に土の道を下っていく感じで、歩きやすい。編笠山の南側ルートとは大違いである。 順調に高度を落としていき、最初の林道を横切る。林道といっても草ぼうぼうでジープでなければ走れないような感じ。最初の林道は地理院地図では表示されていない。さらに15〜20分下って次の林道を横切る。こちらの林道も同じ。さらに15分くらい下ると3つ目の林道を横切る。地理院地図上では二重線の林道になっている。 最後の林道を横切って10分とかからず、不動清水に着く。行く先に開けた芝生広場のようなものが見えてきたら、不動清水である。不動清水にはテーブルとベンチが2組ある。水場も「長命水」という看板が出ていて、かなりの水量だった。 不動清水からは、編笠山へのルートに接続していて、盃流しの方へ向かう。不動清水の指導標には「トイレ」の札も出ていて、樹林の向こうにトイレがあるようだ。不動清水から富士見高原へ向かうと、すぐに非舗装の車道に合流する。左から(東側から)車道が左旋回するところへ合流する。車道を進むと数分で五叉路のようなところに出る。指導標に従って右へ曲がり10mほどのところに指導標があり、再び登山道に入る。10分ほど進むと、いったん林道に出る。草木で見にくいが、林道を左へ進むように案内されている。数分で再び指導標があり、また登山道に入る。最後の下りであり、数分下ると登山届提出のポストがあり、その先に車止めのゲートがある。ゲート脇を抜けて舗装車道を少し下れば、富士見高原のゴルフ場に出る。登山者用駐車場はもう少し先にある。 富士見高原から普通の車道歩きになる。陸上競技場のトラックの横を進み、T字路に着いたら左へ曲がると、すぐに八峯苑鹿の湯の建物が見える。 |
その他周辺情報 | 八峯苑鹿の湯 https://happoen.jp/day-onsen/ 営業:10:00〜15:00(土日など繁忙日は15時まで) 料金:大人900円 そのほか、道の駅小淵沢にも、延命の湯がある。 小淵沢駅の駅弁屋「丸政」は、多くの駅弁を販売しており、とてもおいしい。小淵沢駅の1階に「マサイチ」というショップを出しており、駅弁、スイーツ、飲料・酒などを購入できる。また、駅2階(改札階)には丸政が運営している立ち食い蕎麦屋もあり、人気のようである。駅3階(屋上)は展望台になっている。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
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ストック
ナイフ
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