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記録ID: 8446824
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳 (猿倉-山頂-栂池高原) 大雪渓、今年は雪たっぷり

2025年07月18日(金) 〜 2025年07月19日(土)
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
17.7km
登り
2,112m
下り
1,416m

コースタイム

1日目
山行
6:12
休憩
2:38
合計
8:50
6:25
13
猿倉手前の臨時バス停
6:38
6:58
12
7:10
46
7:56
8:05
20
8:25
8:32
108
大雪渓とりつき
10:20
10:40
54
11:34
24
11:58
39
12:37
19
12:56
13:54
20
14:14
14:58
17
15:15
0
15:15
宿泊地
2日目
山行
5:19
休憩
0:44
合計
6:03
5:45
18
宿泊地
6:03
6:11
30
白馬岳(2日目登頂)
6:41
6:45
35
7:20
7:30
45
8:15
35
8:50
9:12
40
9:52
17
10:09
46
広い雪渓
11:38
10
11:48
ゴール地点
天候 初日(7月18日) 曇り時々晴れ 午後から曇ってしまったが視界は良好だった
2日目(7月19日) 快晴 ただし下山時に見ると白馬三山などにガスが出ていた
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方白馬バスターミナル近くの駐車場(無料のもの数か所あり)までマイカー利用
バスターミナルから猿倉(登山口)まではアルピコパスの乗車便指定制路線バス利用(つり革の付いたふつうの通勤用バスなのに片道2000円ぼったくり)
帰りは栂池ロープウェイ、ゴンドラ利用で下界に降りたうえ、アルピコバス栂池高原発JR白馬駅前行き路線バスで八方白馬バスターミナルに戻りました。

【7月18日時点の情報です】
大雪渓からの白馬登山を計画されている方はすでにご存じと思いますが、猿倉登山口までの県道が災害復旧工事のため7月末まで予定で途中で通行止めとなっており、マイカー利用の方は登山口駐車場まで行けません。
私が行った日の時点では、マイカー利用者(電車や高速バス等で来た人も)は八方白馬バスターミナル周辺に何か所かある無料駐車場に車を置き、アルピコの乗車便予約制バス(猿倉までは行かず途中の工事現場がある山の中で降ろされ歩きます)を利用するかタクシー利用ということになります。

バスの予約は高速バス予約サイトの「発車オーライネット」からになります。
コース状況/
危険箇所等
昨年の大雪渓は雪が少なく、7月早々には雪渓通行止めになっていましたが、今年は雪が多くて、大雪渓・小雪渓を過ぎてからも傾斜のある雪田や雪だまりを通ります。
私はアイゼンを使いましたが、チェンスパの方もけっこう見かけたものの、踏み面に少しでも傾斜があると足もとが安定せず、苦労なさっている方が多かったです。(下りはアイゼン必須です)
ピッケルは持っていきませんでした。ストックで対応可能でしたが、両手とも使った方がいいと思います。
その他周辺情報 トイレは各山小屋(チップ制)とロープウェイ駅にあります。
飲料は各山小屋で調達可能、軽食も提供されてます(夕食朝食の準備があるので営業時間に注意)
八方の旅館街から白馬三山の杓子岳が! 天気は持ちそうだ
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八方の旅館街から白馬三山の杓子岳が! 天気は持ちそうだ
猿倉への道が災害復旧工事中で山の中でバスを降ろされる
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猿倉への道が災害復旧工事中で山の中でバスを降ろされる
工事現場を登山客がゾロゾロ歩くなシュールな光景が出現
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工事現場を登山客がゾロゾロ歩くなシュールな光景が出現
マウンテンドクターで聖地化した猿倉荘、本来のバス終点だ
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マウンテンドクターで聖地化した猿倉荘、本来のバス終点だ
猿倉から水越峠のガンドコバ林道ぽい未舗装路をゆく
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猿倉から水越峠のガンドコバ林道ぽい未舗装路をゆく
大雪渓起点の白馬尻へ、おつかれでなく「おっかれ」が笑える
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大雪渓起点の白馬尻へ、おつかれでなく「おっかれ」が笑える
私もここから12本刃アイゼンをつけて出発
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私もここから12本刃アイゼンをつけて出発
広い雪渓だが登高はシングルトラック、皆さん一本棒で登る
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広い雪渓だが登高はシングルトラック、皆さん一本棒で登る
黙々と登り振り向くと北信の山々が! 雲の高さを越えた
20
黙々と登り振り向くと北信の山々が! 雲の高さを越えた
皆な同じラインを同ペースで登るので休憩もほぼ同じ場所にw
16
皆な同じラインを同ペースで登るので休憩もほぼ同じ場所にw
私も朝食休憩、途中の7-11で買ったおにぎりだ
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私も朝食休憩、途中の7-11で買ったおにぎりだ
大雪渓終盤は傾斜がキツく酸素も薄まって息が続かず大変だ
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大雪渓終盤は傾斜がキツく酸素も薄まって息が続かず大変だ
ようやく大雪渓が終わると今度は岩道の急登、もう倒れそう
16
ようやく大雪渓が終わると今度は岩道の急登、もう倒れそう
途中で小雪渓をトラバス、横から写すと傾斜の強さがわかる
27
途中で小雪渓をトラバス、横から写すと傾斜の強さがわかる
ここは外すと大雪渓まで一直線で落ちるので緊張して通過
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ここは外すと大雪渓まで一直線で落ちるので緊張して通過
咲き誇っているコオニユリを眺めながら急登を登る
24
咲き誇っているコオニユリを眺めながら急登を登る
ようやく村営山上宿舎が近づく、2軒ある山小屋のひとつ
12
ようやく村営山上宿舎が近づく、2軒ある山小屋のひとつ
私が泊まるのは20分ほど上の白馬山荘、山上の要塞みたいだ
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私が泊まるのは20分ほど上の白馬山荘、山上の要塞みたいだ
ヘロヘロで山荘到着、まずは受付し部屋へ荷物を置きにいく
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ヘロヘロで山荘到着、まずは受付し部屋へ荷物を置きにいく
日本最大の山小屋だけあり内部は学校のような長い廊下が続く
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日本最大の山小屋だけあり内部は学校のような長い廊下が続く
奇跡的に取れた二畳個室、二畳でも山小屋では貴重空間だ
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奇跡的に取れた二畳個室、二畳でも山小屋では貴重空間だ
山荘玄関から黒部ダムが見え驚き! まあ山ではご近所なのかも
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山荘玄関から黒部ダムが見え驚き! まあ山ではご近所なのかも
ひと息ついて山頂へ、と言っても山荘の裏山だ(中央黒い所)
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ひと息ついて山頂へ、と言っても山荘の裏山だ(中央黒い所)
20分ほどで登頂w 花崗岩の山名指示板にごあいさつ
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20分ほどで登頂w 花崗岩の山名指示板にごあいさつ
この指示板、富士山のボッカさんが下からかつぎあげた(驚)
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この指示板、富士山のボッカさんが下からかつぎあげた(驚)
曇ってしまったが視界良好、剱岳(右)と立山(左・雄山)が一望
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曇ってしまったが視界良好、剱岳(右)と立山(左・雄山)が一望
かなり霞むが佐渡島ものぞめた、手前の陸地は糸魚川市周辺
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かなり霞むが佐渡島ものぞめた、手前の陸地は糸魚川市周辺
気温が下がってきたので三角点にご挨拶して下山、2932.3mだ
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気温が下がってきたので三角点にご挨拶して下山、2932.3mだ
海に沈む夕日は見られなかったが、夕焼けを見て初日を終了
19
海に沈む夕日は見られなかったが、夕焼けを見て初日を終了
翌朝4時台、早い人は朝食を弁当に切り替えて出て行かれる
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翌朝4時台、早い人は朝食を弁当に切り替えて出て行かれる
私は小屋食を食べ5時台出発、おやき付が長野らしいw
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私は小屋食を食べ5時台出発、おやき付が長野らしいw
外へ出ると剱岳にも朝日があたり始めた、一日の始まりだ
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外へ出ると剱岳にも朝日があたり始めた、一日の始まりだ
八ヶ岳の山々のうしろには富士山の影、
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八ヶ岳の山々のうしろには富士山の影、
2度目の白馬登頂w 左のガケは1000m下まで切れ落ちてる(怖)
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2度目の白馬登頂w 左のガケは1000m下まで切れ落ちてる(怖)
今日のルートがさっと見える、帰るのがもったいないぐらいw
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今日のルートがさっと見える、帰るのがもったいないぐらいw
しばらく進み三国境、富山・長野・新潟の3県境になるそうだ
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しばらく進み三国境、富山・長野・新潟の3県境になるそうだ
稲村ヶ岳ぽい宝剣が地面に刺さる小蓮華山、白馬から約1時間
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稲村ヶ岳ぽい宝剣が地面に刺さる小蓮華山、白馬から約1時間
金剛山より人が多い小蓮華山頂w 白馬と栂池間の人気スポット
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金剛山より人が多い小蓮華山頂w 白馬と栂池間の人気スポット
次のポイント白馬大池がみえる、山中にこんな大きな池とは!
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次のポイント白馬大池がみえる、山中にこんな大きな池とは!
突然雷鳥が現れ登山道で砂浴びを・・登山者は足止め状態w
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突然雷鳥が現れ登山道で砂浴びを・・登山者は足止め状態w
私ら特別天然記念物でも年中無休24時間営業ですわ、グェグェ
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私ら特別天然記念物でも年中無休24時間営業ですわ、グェグェ
白馬大池の山小屋へもかなり広い雪田を横切ってゆく
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白馬大池の山小屋へもかなり広い雪田を横切ってゆく
私もここでパン休憩、菓子パン+綾鷹の安定メニューである
17
私もここでパン休憩、菓子パン+綾鷹の安定メニューである
40年前の私(左)と今日の私が池の畔で出会う(ほぼ同じ場所)
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40年前の私(左)と今日の私が池の畔で出会う(ほぼ同じ場所)
池にも短いトラバスが、溺れる深さでないがドボンしたら大変
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池にも短いトラバスが、溺れる深さでないがドボンしたら大変
大池から30分ほどで白馬乗鞍岳。ここから本格下降する
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大池から30分ほどで白馬乗鞍岳。ここから本格下降する
栂池側にも数か所に大きな雪渓あり、昨年の雪の多さがわかる
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栂池側にも数か所に大きな雪渓あり、昨年の雪の多さがわかる
三連休初日なので栂池出発の人がドッと上がってきて大渋滞
10
三連休初日なので栂池出発の人がドッと上がってきて大渋滞
かなり時間がかかったが栂池高原へ、近くの山荘でひと息
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かなり時間がかかったが栂池高原へ、近くの山荘でひと息
ロープウェイ駅の外水場で靴を洗う、ホッとする時間だ
15
ロープウェイ駅の外水場で靴を洗う、ホッとする時間だ
ここからロープウェイとゴンドラの2段構えで降りてゆく
12
ここからロープウェイとゴンドラの2段構えで降りてゆく
駅行きバスのフロントガラスに五竜岳が! 実にぜいたくな景色
20
駅行きバスのフロントガラスに五竜岳が! 実にぜいたくな景色
猛暑の八方バスセンターへ着きコーラをイッキ飲み、いやー効きますw
19
猛暑の八方バスセンターへ着きコーラをイッキ飲み、いやー効きますw
駐車場に戻り行程終了、6月の霧ヶ峰に次ぐ遠征第2段だったが好天に恵まれ楽しい山行となった
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駐車場に戻り行程終了、6月の霧ヶ峰に次ぐ遠征第2段だったが好天に恵まれ楽しい山行となった

感想

ご覧いただきありがとうございます。

7月18日(金)と19日(土)に白馬岳に行ってきました。ルートは猿倉から大雪渓経由で山頂までいき白馬山荘で一泊、翌日は栂池高原に下山するルートです。すでに同じ経路で3回登っているのですが、今回は前に登ってからじつに40年ぶりで、4回目とはいうものの「ほとんどお初」と言える登山です。

今回の白馬行は5年ほど前に一度計画を立てたものの、例の新形コロナ騒ぎが起きて数年間は中止を余儀なくされました。その後は山小屋の予約と休みがうまく合わせられなかったり天候のかげんでやむなく中止したりが続いていたのですが、今回はいろいな条件がうまく合ってようやく登ることができました。

そうした計画でしたが、出発の5日前になって持病の関節炎が悪化し「こりゃちょっとキツいかな」と思ったのですが、事前の山小屋予約で二畳の個室がとれたこと(←たぶんキャンセルが出たのかと、シーズン中の金曜日宿泊では奇跡的) 
さらにパッとしなかった週間天気予報が直前になって晴れ/曇りに改善したため「こりゃ何とかして行かないと」ということで、鎮痛剤を規定量の3倍のみ(マネしないでください)登はん中の休憩もいつもより多くするなど対応策を立てて行動しました。
そのおかげか、ガタボロおやじの40年ぶり白馬でしたが、そこそこの体調のもと天候にも恵まれ、40年ぶりの白馬山行を楽しく過ごすことができました。

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