六甲山《日本三百名山》



- GPS
- --:--
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,281m
- 下り
- 942m
コースタイム
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 9:02
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
下山口:神戸電鉄有馬線有馬温泉駅 |
写真
感想
職場の小父さん登山隊4人で六甲山に行った。JR芦屋駅から歩き始め六甲山を南から北へ縦断しようというプランで芦屋の大邸宅の静かな住宅地を通り城山、鷹尾山(261m)で十分高度感が増し神戸港が一望できるようになってきた。天気は快晴だが若干霞み遠望は不良。尾根のアップダウンを繰り返し荒地山(549m)に近づくと岩場となり、中でも“岩梯子”と呼ばれる岩稜帯は険しく固定ロープのお世話になって通過、同行初心者にはかなりキツイ登りだったようだ。大谷乗越の鞍部を越えるとピークが定かでない“なかみ山”の後ぐっと下降し芦屋カントリークラブのゴルフ場を横切った。雨ヶ峠の少し上の4等三角点「雨ヶ峠」(621m)の辺りから東お多福山の稜線に出ると草原状で見晴らしが良かった。
再び大きく下降し土樋割峠から登り返しが始まるが、ここへ来て元消防署長の疲れがピークに達し、少し行っては立ち止まり呼吸を整える状態になり大ブレーキとなってしまった。一寸手遅れの感はあるがオーバーペースにならないようステップを小さく、ゆっくりゆっくり歩くようにアドバイスをし、荷物を持ってあげて何とか乗り切ることが出来た。61歳の体力、無理は禁物だ。日帰り登山にしては余りにも重い荷物、買ったばかりのコッヘルやガス、懐中電灯に大きな折り畳み傘、奥さん頼りの荷物準備でザックの中身は要らないものばかり。イエローカードを出した。
鳥居茶屋跡で全山縦走路に出ると飛び出した後鉢巻山(895m’)は私だけで登り、他の3名はドライブウェイのトンネルをショートカットして六甲山最高点(931m)に11:50に到着した。トラブルは除いても標高の割には時間のかかる山域だ。山頂には1等三角点「六甲山」と大きな標識があり草原状で展望は良く霞がなければ淡路島まで一望できる筈だ。
午後は元消防所長も復活し荷物を自分で担ぎ、3人はドライブウェイを西に歩いた。私だけ縦走路を歩き西お多福山(865m)へのピストンをして極楽茶屋跡で合流した。ここからは裏六甲縦走路に入り湯槽谷山(801m)、灰形山(619m)、落葉山(526m)と通り有馬温泉に下山する。新たな登りは難しいので3人は湯槽谷峠から谷筋を下山し有馬温泉で合流することになった。一人になるとピッチを上げ100m余りの登り返しを熟し有馬三山の縦走をして最後の落葉山までくると地図の表記と現地の表示が辻褄の合わない!地図では妙見寺のある峰の西側が落葉山と表記されているが、現地の指導標、山頂標識は妙見寺付近の4等三角点「落葉山」が落葉山とされている。後で地元の人に聞いたら地図の表記の方が正解とのことだった。有馬温泉に14:50下山、谷ルートの3人と外湯“金の湯”の前でジャスト合流、温泉でさっぱりして駅近くのお好み焼き屋で打ち上げ、喉を潤して19時過ぎ自宅に戻った。
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