イワウベツ川・盤ノ川


- GPS
- 13:35
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,331m
- 下り
- 1,309m
コースタイム
天候 | 晴れのちガス小雨 2日目晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ウトロ界隈はあまり好きではないので下山したらさっさと斜里へ 斜里温泉湯本館/小野寺食堂 |
写真
被害に遭われたかたのことを思うととても辛いし、他人事とは思えません
この日は「山の日」ということもあってか、子どもの団体やスニーカー履きの若者たちが次々に登ってきていました
装備
共同装備 |
ザイル30m2本持って行ったが
1本しか使わず
|
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備考 | イワウベツ川はぬめぬめラバーソール滑るが、高巻きを考えるとフェルトの選択肢はない |
感想
直前まで網走界隈で仕事だったが天候が思わしくないのでいったん帰宅。
諦めかけていたところ、急に好転したので知床まで赴く。
札幌在住時よりは近くなったとはいえ、やはり地の果てではある。
ウトロの道の駅で車中前泊し、早めに登山口へ。
木下小屋方面に歩き出す相方。
えっとー、イワウベツ川、そっちじゃないんじゃない?
旧ホテル地の涯の外湯の脇から入渓。
温泉の取水施設のような梯子を上る。
イワウベツ川は全体に植生が濃く、足元さえフキに覆われる。
岩もぬめるので歩きにくい。
Co520で尾根に上がる
そこここに鹿道があり、下手な縦走路よりも歩きやすい
盤ノ川入渓
白っぽい岩盤に開けた空、イワウベツとうって変わって明るくなる
小滝もいい感じ
こんな雰囲気は長くは続かないのだが、ところどころ釜持ちの小滝が出現
いずれも特に問題なくクリア
大きい滝で直登できるものはなく、すべて高巻きとなるのが少々物足りない
Co700大滝は右手に登りやすそうな枝沢があり、こちらから巻いた方がよいのでは…?と逡巡するも、過去記録に倣って右岸手前から高巻く。
泥壁と笹トラバース、枝の太いハイマツに行く手を阻まれ小1時間かかった。
Co745二股を右に取ると、ほどなくしてハングの滝があらわれる
これも左から高巻き
Co950あたりの二股を間違えないように、と思っていたが、右からの流れ込みに気づくことなく過ぎていた。
Co1250で無事に水を確保し、そのすぐ先で赤い城壁のような壁を右から巻くと、あとは源頭の詰め。
ガスが流れる中、わずかな(といいつつ結構めんどくさい)ハイマツ漕ぎののち、縦走路に出た。
三峰キャンプ指定地では快適な幕営を期待したが、あいにくガスが晴れることはなく、夜半には小雨の音も。
翌朝はきれいな空のもと、羅臼平経由で木下小屋まで下山。
大沢の花も凡そ終わっていた。
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この数日後に我々も小休止をしたオホーツク展望付近で登山者がクマに襲われるという悲しい事故が起きました。
自分たちとしては沢の源頭近くで古びたクマフンを見たのみで、「熊の気配あまりなかったね」と感じていたのですが、それが大いなる勘違いであることが証明されてしまいました。
ヒグマと遭わないように、ヒグマともし出会ってしまったら、、、というような対策はよく目にするものの、向こうから積極的に襲ってこられたら人間はほぼ無力です。
クマの食性や性質が変わってきているのか(肉食の食痕をよく見るようになりました)今までの常識が通用しないステージに入ってしまったことを感じます。
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