奥穂高岳・ジャンダルム：涸沢BC・夏山満喫

2025年08月13日(水) 〜 2025年08月15日(金)

• GPS: 51:54
• 距離: 42.7km
• 登り: 1,993m
• 下り: 1,984m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:54
• 休憩: 1:39
• 合計: 7:33

距離 18.1km 登り 883m 下り 99m

6:51 上高地バスターミナル
6:57 6:59 カッパトイレ
7:05 日本山岳会上高地山岳研究所
7:14 岳沢湿原・岳沢登山口
7:55 嘉門次小屋
8:01 8:18 明神館
8:23 徳本口
9:00 9:02 徳沢公衆トイレ
9:07 9:23 徳澤園
9:35 新村橋
10:14 10:53 横尾
11:13 横尾岩小屋跡
11:56 12:13 本谷橋
12:59 大崩落地
13:37 Sガレ
14:15 14:21 涸沢ヒュッテ
14:24 涸沢

2日目

• 山行: 5:02
• 休憩: 4:49
• 合計: 9:51

距離 7.8km 登り 1,359m 下り 1,345m

5:48 涸沢
5:51 6:03 涸沢小屋
6:34 パノラマ分岐
6:54 7:09 ザイテングラート取付点
7:56 8:08 穂高岳山荘
8:39 9:04 穂高岳
9:24 9:32 馬の背
9:34 9:48 ロバの耳
9:51 10:42 ジャンダルム
10:48 11:00 ロバの耳
11:00 11:26 馬の背
11:42 11:43 穂高岳
12:14 12:41 穂高岳山荘
13:20 13:42 ザイテングラート取付点
13:58 パノラマ分岐
14:31 15:35 涸沢小屋
15:39 涸沢

3日目

• 山行: 4:09
• 休憩: 0:22
• 合計: 4:31

距離 16.9km 登り 143m 下り 928m

6:09 涸沢
6:33 Sガレ
6:45 大崩落地
7:09 7:16 本谷橋
7:47 横尾岩小屋跡
8:02 8:03 横尾
8:38 新村橋
8:49 9:03 徳澤園
9:04 徳沢公衆トイレ
9:38 徳本口
9:42 明神館
9:46 明神橋
10:23 岳沢湿原・岳沢登山口
10:30 日本山岳会上高地山岳研究所
10:35 カッパトイレ
10:40 上高地バスターミナル

天候

13日：曇り
14日：晴れ・霧
15日：晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡足湯公園駐車場：1日800円、13日午前5時頃到着で余裕がありました
バス：沢渡バスターミナル↔上高地。混んでます、行きは1時間ほど並びました、帰りは午前中でしたので比較的空いてましたが30分ほど並びました

コース状況／危険箇所等

奥穂高岳までは普通の登山道です
奥穂からジャンダルムは一般ルートですが、鎖やハシゴがほとんど無いため初級の岩登り技術が必要です、但し特に難しくはありません
初心者の方は経験者と同行してください

写真

8/13 5:15

途中雨が降っていましたが何とか止みました
昨日まで上高地線は通行止めでしたが本日始発から出るようです

8/13 5:36

予想はしてましたがバスは長い行列、それでも1時間程で乗れました

8/13 6:44

上高地到着、始発バスでは無いため登山者は少なめ

8/13 6:58

河童橋の下は濁流、当然山は見えません

8/13 7:00

焼岳はかろうじて見えました

8/13 8:20

歩き始めると天候は回復、明るくなりました

8/13 9:05

徳沢到着
昨日入山できなかったのでテントは数張り

8/13 9:08

徳沢園も空いてます

8/13 10:15

横尾到着
晴れて暑くなりました

8/13 10:15

横尾大橋を渡って山道に入ります

8/13 11:30

屏風岩が見えてきました

8/13 11:57

本谷橋到着

8/13 13:52

涸沢ヒュッテの吹き流しが遠くに見えてきました
ここからが長い！

8/13 14:22

涸沢到着
この時期とは思えないほど空いてます、テラスがガラガラ

8/13 15:36

テント場も選び放題、コンパネも余裕でゲットできました

8/13 15:50

天候回復で荷揚げのヘリもフル稼働ですね

8/13 15:53

山頂のガスも薄くなり北穂高が見えそうです

8/13 16:02

わかってはいましたけどテント1泊コンパネ込みで2500円は随分高いですね

8/13 16:35

テント場でのんびりしてます

8/13 16:50

夕食は例によってレトルトとアルファー米

8/14 4:43

翌朝、天気は良さそうです

8/14 5:52

屏風の頭の上に朝日が出ました

8/14 5:54

テント少な！
30張りも無いようです

8/14 6:04

まずは奥穂高岳に向かいます

8/14 6:50

良い天気になりました
涸沢槍がとんがってますね

8/14 6:51

標高を上げると前穂北尾根が立派です

8/14 6:51

常念岳も見えます

8/14 6:59

北穂高岳

8/14 6:59

ザイテングラートに取り付きます

8/14 7:21

花は少なめ

8/14 7:57

穂高岳山荘到着
早くもガスが掛かり始めました

8/14 8:06

奥穂高への道はハシゴから

8/14 8:06

眼下に穂高岳山荘

8/14 8:30

昔から変わらないピッケルの標識

8/14 8:39

奥穂高岳山頂が見えてきました

8/14 8:44

奥穂高岳山頂です

8/14 8:42

撮っていただきました

8/14 8:57

ガスの切れ目からジャンダルム

8/14 8:57

ジャン、アップで

8/14 9:17

ジャンダルムに向かいます
最初の難所、馬の背

8/14 9:21

馬の背を通過し下から振り返って
こう見ると大したことはありませんが、上から見ると高度感が半端ないです

8/14 9:24

いよいよジャンダルムが近づきました

8/14 9:38

特に難所では無くてもすべての場所がこんな感じで切れ落ちてます
滑落したらおしまいですね

8/14 9:48

ジャンの基部に到着
直登は私には難易度が高く左に巻いて西穂側から登ります

8/14 9:53

近くで見るとジャンの頂上はこんな感じ

8/14 10:06

ジャンダルム登頂
噂に聞いてましたがジャンの天使は撤去され立派な標識が設置されてました
少し寂しい・・・

8/14 10:17

ジャンダルムにて

8/14 10:16

歩いてきた稜線と奥穂高岳

8/14 10:49

このルート、基本的に鎖やハシゴはありませんが、一部には鎖が設置されてます

8/14 10:36

トウヤクリンドウ

8/14 11:13

振り返ってガスの中にジャンダルム

8/14 11:30

馬の背に戻ってきました
登りなら楽勝です

8/14 11:38

岩の隙間に高山植物
ミヤマアキノキリンソウとイワギキョウ？

8/14 11:40

と言うことです
これから行く人は注意しましょう

8/14 11:42

行きに登ったので奥穂高岳はパス

8/14 11:55

時々ガスは晴れるのですが見えるのは北穂まで、槍ヶ岳は最後まで見えませんでした

8/14 12:03

穂高岳山荘に戻ってきました

8/14 12:26

山荘の前で涸沢を眺めながらのんびりしました

8/14 12:27

常念岳を眺めながらザイテングラートを下って行きます

8/14 12:41

霧に浮かぶ前穂がかっこいい

8/14 13:58

涸沢に降りてきました
パノラマルートを行く登山者

8/14 14:07

チングルマは綿毛になってました

北穂小屋で遅めの昼食

8/14 16:29

ベースキャンプに戻りました

8/14 16:30

良い天気になり多くの登山者が登ってきて涸沢テラスも大賑わいになりました

8/14 17:36

テントでのんびり夕飯です

8/14 18:22

夕方、よく晴れてます
見えているのは大天井岳方面、横通岳でしょうか？

8/15 3:57

下山日の朝
雲はありますがよく晴れてます

8/15 3:56

月が煌々と照ってます

8/15 4:43

明るくなりました

8/15 4:49

もうすぐ日の出です

8/15 5:13

すっかり明るくなりました
テントは随分増えましたが意外に空いてますね

8/15 5:13

奥穂高岳が少しだけ染まりました

8/15 6:06

撤収完了、下山します
快適なテントサイトでした

8/15 7:09

下りはあっという間
もう本谷橋です

8/15 7:15

清流が流れてます

8/15 7:22

屏風岩の麓を回り込んで下山します

8/15 8:02

横尾大橋を渡るともうフィナーレですね

8/15 8:03

前穂高も見納めです

8/15 8:38

そういえば新村橋無いんですね
奥又白どうやって行くんだろう？

8/15 8:48

徳沢到着

8/15 10:34

上高地に下山しました
梓川は清流に戻ってましたが山は雲の中でした

8/15 10:52

午前中なのでバスターミナルは30分ほど待っただけで乗れました

8/15 11:03

バスの中から大正池と穂高を眺めて帰ります

撮影機器：

iPhone 16 Pro Max Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

yamaya1127

年間最大のイベントとなる夏山、今年はどこに行こうかとあれこれ計画していたのですが今年もお盆の時期になると天候悪化、昨年一昨年に続いて中止の悪夢がちらついてきましたが何とか13日からは天気が回復しそうで色々考えていた計画は取りやめて「困った時の涸沢頼み」、涸沢ベースキャンプで久々にジャンダルムに行ってきました。
前回の夏山トレーニングで行った甲斐駒は重荷に喘いで初日大幅なペースダウンになった教訓から今回は軽量化を推し進め2泊3日ながら前回よりも5Kg程減量に成功しました。
それでも初日の涸沢までは楽では無く体力の衰えを改めて痛感しました。
二日目は最小限の荷物で奥穂高経由でジャンダルムの往復、天候にも恵まれ楽しく行って来られました。
7～8年ぶりに行ったジャンダルム、いつものように高度感のある岩稜でしたが新たに鎖が設置されたところもあり以前より一般ルートに近づいた感が有りました。
そして噂に聞いていた通り頂上のジャンの天使は撤去されていて代わりに立派な標識が出来ていました。ジャンの天使は私が初めて登った40年程前から何代も交代しながらずっと有ったので一つの時代の終わりを感じさせられました。
まあ異論は有りますが一部のクライマーしか登れなかったジャンダルムが一般の登山者でも登れるようになって行くことは良いことだと思いましょう。
ガスが出て槍ヶ岳が見られなかったのは残念でしたが、久しぶりに穂高の稜線を歩いて涸沢でテント泊を楽しみ夏山を満喫出来ました。
今回は天気の関係で1日少なくなって短縮コースになってしまいましたが、来年もその次の年も体力の続く限りアルプスの山々に登り続けたいと考えております。

余談ですが山から降りてきたらのどの痛みと咳で発熱、なんとコロナに掛かっていました。今は隔離療養中です。移動は自家用車でテント泊なのでなんで？と思ったら発症した時期的にも行きのバスの中でコロナを貰ってしまった様です。皆さんも油断せずにコロナ対策は忘れずに～（笑）

コメント

もんぶらん

お疲れ様です🙇
当日の下山時にご一緒させていただきましたもんぶらんです😊
いろいろと教えていただき勉強になりました。
今後ともよろしくお願いいたします🙇
ジャンダルム僕の能力では無理なばしょなので、写真を閲覧する事が出来ありがたいです😊
馬の背怖い所ですね😱
またどこかの山でお会い出来る事を楽しみにしております🙇