ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 856099
全員に公開
ハイキング
比良山系

新緑の高島トレイルはカタクリ盛り☆国境バス停から愛発越〜乗鞍岳〜黒河峠周回

2016年04月30日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福井県 滋賀県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:09
距離
13.3km
登り
687m
下り
922m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:17
休憩
0:45
合計
6:02
距離 13.3km 登り 687m 下り 941m
9:10
90
10:40
10:41
76
11:57
12:37
54
鉄塔展望台
13:31
13:35
85
15:00
12
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
◆マキノ高原民宿村 登山者駐車場 (無料、トイレあり)

◆高島市コミュニティバス
マキノ高原線 マキノ高原民宿村⇒マキノ駅 220円
国境線    マキノ駅⇒国境 220円
http://time.khobho.co.jp/ohmi_bus/ros_lst.asp?eigCd=1
コース状況/
危険箇所等
《国境⇒乗鞍岳⇒黒河峠》
国境バス停前に登山口と登山ポストがあります。スキー場のゲレンデトップまで目印・案内板がありません。最初のトレイル標板からは全行程で踏み跡明瞭、目印や指導標も豊富です。2つ目の電波塔では車道を下りて行かないように標板に注意です。

《黒河峠⇒白谷温泉⇒マキノ高原民宿村》
黒河峠からの林道は緩やかな傾斜で歩き易いですが長いです。林道入口からは車道で車が通ります。日帰り入浴が出来る白谷温泉は八王子荘です。
マキノ高原民宿村バス停のある交差点角にはトイレも完備された登山者用無料駐車場があります。
その他周辺情報 マキノ白谷温泉「八王子荘」 大人600円
http://hachioujisou.com/
駐車場に車を停めて、マキノ高原民宿村からバスに乗りました。
2016年04月30日 07:09撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 7:09
駐車場に車を停めて、マキノ高原民宿村からバスに乗りました。
JR湖西線マキノ駅に着きました。
2016年04月30日 07:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 7:40
JR湖西線マキノ駅に着きました。
マキノ駅から更にバスを乗り継いで国境に向かいます。
2016年04月30日 07:41撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 7:41
マキノ駅から更にバスを乗り継いで国境に向かいます。
国境でバスを降りたのは私達を含めて5人でした。
2016年04月30日 09:04撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 9:04
国境でバスを降りたのは私達を含めて5人でした。
国境スキー場のバス停前に乗鞍岳登山口。登山ポストもありました。
2016年04月30日 09:07撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/30 9:07
国境スキー場のバス停前に乗鞍岳登山口。登山ポストもありました。
登山届を提出して休業中のスキー場をスタートします。
2016年04月30日 09:10撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 9:10
登山届を提出して休業中のスキー場をスタートします。
まずは乗鞍岳を目指してゲレンデを登って行きます。
2016年04月30日 09:10撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 9:10
まずは乗鞍岳を目指してゲレンデを登って行きます。
振り返ると結構登って来てました。
2016年04月30日 09:19撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/30 9:19
振り返ると結構登って来てました。
お天気も良くて開放感があります。だけどキツイ…(笑)
2016年04月30日 09:19撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 9:19
お天気も良くて開放感があります。だけどキツイ…(笑)
リフトの終点を過ぎて
2016年04月30日 09:25撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/30 9:25
リフトの終点を過ぎて
ゲレンデのトップから右に折れると
2016年04月30日 09:25撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 9:25
ゲレンデのトップから右に折れると
高島トレイルの標板がありました。
2016年04月30日 09:28撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/30 9:28
高島トレイルの標板がありました。
ここから山道に入って行きます。
2016年04月30日 09:30撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/30 9:30
ここから山道に入って行きます。
高島トレイルは指導標や目印も多く、安心して歩けるコースです。
2016年04月30日 09:35撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/30 9:35
高島トレイルは指導標や目印も多く、安心して歩けるコースです。
こちらの黄色いテープも沢山ありました。
2016年04月30日 10:29撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 10:29
こちらの黄色いテープも沢山ありました。
新緑が眩しい快適な道を歩きます。
2016年04月30日 09:35撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/30 9:35
新緑が眩しい快適な道を歩きます。
オオバキスミレですね。葉の雰囲気が少し違う印象だったのですが、この地方に見られる変種だそうです。
2016年04月30日 09:49撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
4/30 9:49
オオバキスミレですね。葉の雰囲気が少し違う印象だったのですが、この地方に見られる変種だそうです。
乗鞍岳へここは左折。分かり易い標板です♪
2016年04月30日 10:05撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 10:05
乗鞍岳へここは左折。分かり易い標板です♪
灌木のトンネルを歩く開放感のあるトレイルコース。
2016年04月30日 10:05撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/30 10:05
灌木のトンネルを歩く開放感のあるトレイルコース。
今日は鉄塔から鉄塔を繋ぎながら歩くコースでした。
2016年04月30日 10:16撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 10:16
今日は鉄塔から鉄塔を繋ぎながら歩くコースでした。
快晴です。風もなく穏やかな稜線です。
2016年04月30日 10:18撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 10:18
快晴です。風もなく穏やかな稜線です。
琵琶湖側は少し薄曇りで霞んでいます。
2016年04月30日 10:23撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/30 10:23
琵琶湖側は少し薄曇りで霞んでいます。
ムシカリの花です。秋に見れる赤や黒っぽい実のイメージが強いです。
2016年04月30日 10:32撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 10:32
ムシカリの花です。秋に見れる赤や黒っぽい実のイメージが強いです。
この辺りからカタクリが見れました。今年も春の妖精に会えて感激です♪
2016年04月30日 10:34撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
4/30 10:34
この辺りからカタクリが見れました。今年も春の妖精に会えて感激です♪
群生はなく、登山道沿いに点々と咲いていました。
2016年04月30日 10:36撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 10:36
群生はなく、登山道沿いに点々と咲いていました。
ピークらしき場所に来ると…
2016年04月30日 10:42撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 10:42
ピークらしき場所に来ると…
なんと!ここが乗鞍岳の山頂だったんですね。
2016年04月30日 10:41撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/30 10:41
なんと!ここが乗鞍岳の山頂だったんですね。
三角点もありました。
2016年04月30日 10:41撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/30 10:41
三角点もありました。
登って来た国境スキー場が見えました。
2016年04月30日 10:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/30 10:40
登って来た国境スキー場が見えました。
乗鞍岳から稜線を進むと電波塔がありました。銘板を見ると関西電力の無線電波中継所となっていました。
2016年04月30日 10:51撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 10:51
乗鞍岳から稜線を進むと電波塔がありました。銘板を見ると関西電力の無線電波中継所となっていました。
そして稜線は別の電波塔に向かうルートになります。
2016年04月30日 10:52撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 10:52
そして稜線は別の電波塔に向かうルートになります。
三国岳や赤坂山の方向…の筈です(笑)
2016年04月30日 10:53撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 10:53
三国岳や赤坂山の方向…の筈です(笑)
高度感のある鉄階段を下ります。
2016年04月30日 10:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/30 10:56
高度感のある鉄階段を下ります。
2つ目の電波塔に着きました。こちらの方が立派です。
2016年04月30日 11:02撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 11:02
2つ目の電波塔に着きました。こちらの方が立派です。
電波塔前で車道が合流していたので一瞬、迷いましたが少し先にトレイル標板が見えました。
2016年04月30日 11:04撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/30 11:04
電波塔前で車道が合流していたので一瞬、迷いましたが少し先にトレイル標板が見えました。
こっちの方向ですね。
2016年04月30日 11:05撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 11:05
こっちの方向ですね。
車道を少しだけ歩くと
2016年04月30日 11:06撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 11:06
車道を少しだけ歩くと
再び山道に入る取り付きがありました。
2016年04月30日 11:07撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 11:07
再び山道に入る取り付きがありました。
今日1番多く見れたカタクリはこの辺りでも沢山見れました。
2016年04月30日 11:08撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/30 11:08
今日1番多く見れたカタクリはこの辺りでも沢山見れました。
もう終わってしまったのかイワウチワ(トクワカソウ?)はこの一輪しか見つけられませんでした。
2016年04月30日 11:14撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 11:14
もう終わってしまったのかイワウチワ(トクワカソウ?)はこの一輪しか見つけられませんでした。
スミレ類もあちこちで見れました。
2016年04月30日 10:55撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 10:55
スミレ類もあちこちで見れました。
この辺りで初めて人とすれ違いました。花も多くなだらかで歩き易いコースですが歩く人は多くないのかも。
2016年04月30日 11:31撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 11:31
この辺りで初めて人とすれ違いました。花も多くなだらかで歩き易いコースですが歩く人は多くないのかも。
お昼前になったので、見晴らしのいい鉄塔で昼食休憩にしました。
2016年04月30日 11:57撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 11:57
お昼前になったので、見晴らしのいい鉄塔で昼食休憩にしました。
赤坂山はどこだろう…?
2016年04月30日 12:36撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 12:36
赤坂山はどこだろう…?
お昼休憩の後は階段のある急下りの道になりました。
2016年04月30日 12:45撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 12:45
お昼休憩の後は階段のある急下りの道になりました。
今年初めてのイワカガミが見れました。
2016年04月30日 12:58撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 12:58
今年初めてのイワカガミが見れました。
イカリソウですね。花弁の形が個性的で可愛い。
2016年04月30日 13:27撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/30 13:27
イカリソウですね。花弁の形が個性的で可愛い。
キジムシロでしょうか?黄色い花は遠くからも良く目立ちます。
2016年04月30日 13:30撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/30 13:30
キジムシロでしょうか?黄色い花は遠くからも良く目立ちます。
広い林道に合流しました。
2016年04月30日 13:32撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 13:32
広い林道に合流しました。
トイレがありました。これは助かりますね。
2016年04月30日 13:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 13:33
トイレがありました。これは助かりますね。
三国山・赤坂山と白谷温泉への分岐になる黒河峠に着きました。
2016年04月30日 13:34撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 13:34
三国山・赤坂山と白谷温泉への分岐になる黒河峠に着きました。
今日はスタートが遅かったので白谷温泉に下ります。
2016年04月30日 13:34撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 13:34
今日はスタートが遅かったので白谷温泉に下ります。
ここから長い林道歩きです。
2016年04月30日 13:44撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 13:44
ここから長い林道歩きです。
林道のミツバツツジはもう終盤でした。
2016年04月30日 13:49撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 13:49
林道のミツバツツジはもう終盤でした。
これは何だろう…?サンカヨウの蕾?
2016年04月30日 14:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 14:13
これは何だろう…?サンカヨウの蕾?
黒河峠から1時間40分かけて駐車場に戻って来ました。
2016年04月30日 15:16撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/30 15:16
黒河峠から1時間40分かけて駐車場に戻って来ました。
最後にマキノ高原と言えばメタセコイヤ並木です。
2016年04月30日 15:26撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
4/30 15:26
最後にマキノ高原と言えばメタセコイヤ並木です。

感想

GWに突入しましたね♪世間では7連休や10連休の方々も多いみたいですが、我が家は暦の通りなので3連休+3連休+2連休となります。
百名山への遠征の計画もあったのですが、前半は東日本のお天気が、中盤は全国的に崩れる予報でしたので、今年は普段通りに好天の日を狙っての日帰り山行という事にしました。

そして実は連休初日の29日に行者還トンネルから弥山に登って、奥駈道を行ける所まで南下してみようと出掛けたのですが、早朝の登山口から今の時期にあり得ない寒さと強風で100mだけ登って撤退しました。
そのまま駐車場で天候回復を待ってみたのですが、状況が変わらなかったので柿の葉寿司を買って、温泉にだけ入って自宅に帰りました(笑)
GWといえども天候を軽視すると痛い目に遭うって事ですね。

連休2日目の30日は前日とは大違いの穏やかな天気になり、高島トレイルを起点の愛発越(あらちごえ)から歩いてみました。マキノ高原の登山者駐車場に車を停めて、民宿村バス停からJR湖西線のマキノ駅を経由して、高島トレイルの起点となる国境スキー場バス停へと乗り継ぎました。
午前9時5分にバスを降りたのは私達を含めて5人でした。バス停前には乗鞍岳登山口と書かれた標板があり、登山ポストもあったので登山届を提出してから9時10分に休業中の国境スキー場からスタートしました。

舗装路からスキー場のゲレンデを直登して行くコースですが、特に目印や案内板がある訳ではないので初めてだと迷いそうですが、既にバスに同乗していた方が前を歩かれているので有難く後をついて行きました。
快晴のお天気にフカフカの芝生のゲレンデは開放感たっぷりですが、登りだして10分で額から汗が滴ります。そういえば今までもスキー場のゲレンデを登った事は何度かありますが、例外なくハードで疲れました。

スタートから15分でゲレンデ上部に登りきるとリフトの終点に突き当たります。右に折れると初めて高島トレイルと書かれた標板があって、矢印が示す方向から山道に入って行きます。新緑の道を暫く登ると国道161号線からの尾根に合流して、傾斜の緩い歩き易い道になりました。
オオバキスミレやムシカリの花を見ながら歩く道には随所に標板や指導標が必ずあり、踏み跡も明瞭な上に目印の黄色いテープも豊富なので安心して歩けるコースです。

灌木帯の開放的な尾根道はやがて周囲が開けた鉄塔を通り、登山道脇にはチラホラと待望のカタクリが現れ始めました。去年は御池岳の木和田尾で見れたカタクリですが、こちらの方が少し花が大きい気がしました。
この辺りのカタクリは群生ではなく、1つ見つければまた先に見つかるといった感じで点在しています。交通の便が少し悪いからか、歩く人は少ないのでゆっくりとお花鑑賞が出来る道でした。

やがて少し急登になった道を登りきるとコンクリートの建物のあるピークにあり、標板を見るとどうやらここが乗鞍岳(865.2m)の山頂でした。
あまり山頂らしくない所でしたが二等三角点もあり、登って来た国境スキー場や琵琶湖も見える展望地です。
乗鞍岳で休憩はせず、次は黒河峠と書かれた指導標に従って進みます。

稜線を暫く歩くと大きな電波塔があって、銘板を見ると関西電力の無線電波中継所と書かれていました。そしてこの場所からは更に稜線の先の別の電波塔が見えています。2つ目の電波塔に至る道は高度感のある急下りで、スリルのある鉄製の梯子をドキドキしながら下って行きました。
最初よりも立派な電波塔に着くと作業用の道なのか車道が合流していて、最初は車道を歩くと思ったのですが、良く見ると高島トレイルの標板があり、車道とは反対方向が正しいルートでした。

電波塔から先は稜線の右の斜面をトラバース気味に歩く道になり、平坦なブナ林の木陰道は陽射しが強くなってきたのでありがたく感じました。
再び登り道になるとすぐに鉄塔が現れます。分岐路を右に行くとトレイルコースを外れて芦原岳へ向かうようですが、私達は左のトレイルコースを進みました。恐らくは鉄塔巡視路も兼ねているだろう道を少し登ると、再び高圧鉄塔が2機並んだ好展望地に着きました。

この鉄塔下でお昼前だったので、見晴らしのいい石段に腰を下ろしてお昼にしました。上着を脱いで休憩していても暑い位で昨日とは大違いです。今日1番の大展望を眺めながらの昼食でしたが、相方が昨日登った大峰山脈の地図を交換せずにそのまま間違えて持って来ていたので、見えている筈の赤坂山や三国山の同定は出来ませんでした(笑)

昼食後、鉄塔から左方向に階段の道を下り、今年初めて見るイワカガミやイカリソウを楽しみながら鉄塔を繋ぐように高度を落としていくと、やがて林道に合流して黒河峠に着きました。黒河峠は赤坂山方面と、白谷温泉を経て駐車場のある民宿村との分岐点です。当初の予定では赤坂山からマキノ高原に下山するつもりでしたが、バスの乗り継ぎでスタートが遅かったので、今日はここから林道を下って白谷温泉に向かう事にします。

黒河峠からの林道はそれ程勾配がきつい訳でもなく、道中にはミツバツツジなども見れましたが、思っていたよりずっと長かったです。
途中で立ち寄ろうと思っていた白谷温泉は施設名が八王子荘だと予習してこなかったので、別の旅館か何かだと思って素通りしてしまいました。
結局黒河峠から1時間40分かけて駐車場に戻って来ましたが、なんとなく温泉には寄らずメタセコイヤ並木道を通って家路に着きました。

新緑の季節に念願のカタクリを見て楽しめた高島トレイルの第一弾でしたが、次は黒河峠から赤坂山へのトレイルを歩こうと思います。
次はシャクナゲが咲く頃がいいかな?但し、地図は忘れません(笑)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:739人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 比良山系 [日帰り]
takasima
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら