いざ竹村新道へ☆南真砂岳〜野口五郎岳周回

2025年08月23日(土) [日帰り]

• GPS: 16:36
• 距離: 40.2km
• 登り: 2,763m
• 下り: 2,774m

コースタイム

日帰り

• 山行: 14:56
• 休憩: 1:41
• 合計: 16:37

距離 40.2km 登り 2,763m 下り 2,774m

2:40 七倉山荘
2:42 七倉登山口
2:46 鉄塔巡視路分岐
3:41 3:43 高瀬ダム濁沢登山口
3:49 高瀬ダム湯俣登山口
4:27 東京電力高瀬川第五発電所
4:44 4:45 林道終点
5:06 5:13 名無避難小屋
6:04 6:14 湯俣山荘
6:29 湯俣温泉晴嵐荘
9:03 9:17 湯俣岳
11:03 11:16 南真砂岳
12:13 12:19 真砂岳分岐
12:22 12:23 真砂岳
13:00 野口五郎岳
13:11 13:31 野口五郎小屋
15:14 烏帽子ひょうたん池
15:21 15:39 烏帽子小屋
16:15 16:18 三角点
17:18 17:20 権太落し
17:43 17:46 ブナ立尾根取付
17:56 17:57 高瀬ダム テント場
18:07 高瀬ダム濁沢登山口
18:16 高瀬ダム濁沢登山口
19:12 鉄塔巡視路分岐
19:16 七倉登山口
19:17 七倉山荘

天候

晴れ、午後は少々ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

○七倉無料駐車場
　前日22:00着頃は6割程度うまっていた。
　出発する2:30頃はほぼ満車状態に見えた。
　ゲート近くに綺麗なトイレあり
◯七倉〜高瀬ダム（新高瀬川発電所管理用道路）
　タクシーは5:00〜19:00（8月末まで、9月は18:30）、2400円
　https://kanko-omachi.gr.jp/news/91118/
　烏帽子小屋から下山すぐにタクシー会社に電話すると
　NO6で電話するようにとの指示
　その場所で電話すると出払っており行けないとのこと。
　夕方の高瀬ダムタクシーはあてにしてはいけない様だ。

コース状況／危険箇所等

◯高瀬ダムまで
　トンネルが多い車道、明かりがない真っ暗なトンネルが
　あり歩くならヘッドランプ必要。
◯湯俣温泉まで
　湯俣温泉登山口までは林道でいくつかトンネルあり。
　その先は人が歩ける山道。川沿いの木道が気持ち良い。
　ほぼ水平移動。
　湯俣山荘すぐ先にジップラインがありそれを使用し
　対岸に渡る（500円）。最初少々怖いが楽しい。
◯竹村新道
　湯俣山まで急登が続くが登山道明瞭で藪漕ぎもない。
　森林限界からは圧巻の大展望で槍や燕岳、大天井、
　裏銀座の山々見ながら登山できる。
　危惧していた崩落箇所もそれほどではなく慎重に
　歩けば問題ない。ただ下降する場合は滑りそうな
　個所が何箇所もある。
◯竹村新道分岐から烏帽子小屋
　裏銀座の一部で、言うまでもなく素晴らしい稜線。　
◯ブナ立て尾根
　急下降、1〜12までの番号あり。高瀬ダムからタクシー
　使用するならに6で電話する（来てくれるかは不明）。

写真

七倉駐車場から歩くこと2時間
林道終点にこの看板がありました

8/23 4:53

中州に立ち枯れ
ミニ上高地のようだ。

無名と言う名の無名避難小屋
も）なんか怖くて中は見ず

8/23 5:20

途中何箇所かトンネルあり

8/23 5:32

横には高瀬川が流れている

も）いいハイキングコースだね
み)これなら湯俣温泉メインでも楽しめそう

お、小屋が見えてきました！

こちらとても綺麗な小屋
も）ここで足裏に違和感があり見てみるとすでに水ぶくれ。インソールがない！履く時気づかなかった😱足裏にテーピングして誤魔化す。
み)トイレをお借りしましたが、とってもキレイでした

8/23 6:20

も）楽しみにしてたジップライン、まずはもえぞーから！
対岸に見えるのは春嵐荘

も）みゅっちさんの番
　ロープたぐり寄せを手伝いマシタ
み)下を見ると怖いので見ないようにしました

8/23 6:27

み)売店が気になったけど、また次回にします
も）ここでテント張って風呂入ってまったりいいかも！

渓谷が美しい。そして水が綺麗だ。

伊藤新道。いつか歩きたい！
この数日は水量が多く渡渉時に腰まで水に
浸かってしまうらしい。
（伊藤新道諦めて竹村新道を登ってた方の情報）

8/23 6:48

ミヤマママコナ

ちょこっと顔を出しているのはもしや槍ヶ岳か？
み)あまりにも近くてビックリ
も）ほんと近くてコーフンしたね（笑）

も）刈払いされてる。ありがたい！
み)歩きやすくて助かりました

8/23 7:31

み)ゴゼンタチバナもすっかり実になってます

8/23 9:01

み)樹林帯はなだらかな所もあり楽しく歩けました
も）急登ばかりでなくてよかった。

8/23 9:04

も）あれは鷲羽だ！
み)鷲羽も近い！

も）槍の全容が見えてきましたよ
み)槍はいつ見てもかっこいいねー

8/23 9:05

湯俣岳山頂
み)樹林に囲まれてますが休憩適地でした

8/23 9:16

も）山頂からは真砂岳や野口五郎がみえる！

8/23 9:21

湯俣岳すぐ下に展望台あり。
槍ヶ岳方面が圧巻だった。

も）決まってる〜！
み)良い写真をありがとうございます

8/23 9:22

み)もえぞーさんも決まってますね！
も）あざーす！

も）この後ガスで見えなくなるかもなのでツーショット
み)はい、槍ポーズ

8/23 9:47

この辺りから森林限界で眺望が開ける
写真右側のピークが燕岳、そのすぐ左に北燕岳

片側崩壊個所が何箇所か。
でも特に問題なし

8/23 9:50

背後には槍ヶ岳

8/23 9:52

も）あれが南真砂岳かな
み)まだまだありますねー

8/23 9:52

大天井と槍、槍手前は硫黄岳か？

8/23 9:56

今日行ってたかもしれなかった唐沢岳と餓鬼岳
み)もともとは第一候補でした
も）お陰様で、直前まで餓鬼モードになってましたょ

表銀座縦走路

8/23 10:01

み)ちょっと色づいてる気がする
も）もう秋なんですね

左が南真砂岳でその先が真砂岳と野口五郎

も）片側崩壊地通過、怖くない！
み)気をつけて歩けば問題ないです

急登💦

8/23 10:35

もえぞーさんも頑張ってます
も）とにかく足裏が痛い🤕なんでインソール忘れるかなー

8/23 10:35

も）崩壊が激しい

8/23 10:35

クロマメノキ

外国人登山者の方
アングルがカッコよかったので1枚

南真砂岳まであとちょっと！

8/23 11:00

ウサギギク

8/23 11:02

外国人の方がwhat?flower？と。
み）after flower
と説明されてました。私はチンとしか言えなかった。。
み)チーン

8/23 11:03

山頂到着！360°の展望台
奥に双六（小屋も見えた）、中央が鷲羽

裏銀座縦走路
み)さっきから表も裏も丸見えで、竹村新道はけしからんね
も）モロ見えですね😍

これから進む道

8/23 11:05

南真砂岳（百高山）

はい、ポーズ！

も）時間押してるのでゆっくりできません😭
　という無言の圧（笑）
み)圧を消してるつもりでしたが漏れてましたかね

狭いけど歩きやすい

も）野口五郎を見つめるみゆっちさん
野口五郎だいすきなんだね〜
み）山のほうね

8/23 11:42

崩壊地近辺

よそ見しなければ大丈夫！

も）ここは右にトラバースします。
あえて言うならこのトラバース道が今日イチ危なかった個所。花畑でもありました。

8/23 11:46

ヤマハハコとトリカブトの花畑

8/23 11:48

トリカブト

8/23 11:57

振り返っての南真砂岳

8/23 11:57

もうすぐ真砂岳だ

水晶が現れた！
も）みゆっちさん日帰りでよく行ったよね！
み)あれから燃えつき症候群なんです

み)真砂岳分岐を目指してもくもくと進む

鷲羽に続く裏銀座街道

真砂岳分岐まで来ました！
み)この黄色が見えた時は感動しました
も）ほんとほんと

8/23 12:21

読売新道稜線？
み)下には五郎池が見えてます
も）へー

槍が雲に隠れていく

も）息苦しくて辛かった！
み)せっかくなので真砂岳も登頂しておきました

野口五郎までは緩やかな傾斜

み)野口五郎はガスってしまいましたが、竹村新道から登れて嬉しいです
も）日帰りで野口五郎に来るとは思わなかった💦

8/23 12:59

も）いつか裏銀座歩いてみたい！
み) やっぱり北アルプスはいいですねぇ

野口五郎では休憩なし！
小屋で昼食します！

も）青い屋根がかわいい野口五郎小屋

8/23 13:15

み)コーラで元気をチャージ

も）野口五郎がすっかりゴール気分でいた私
　もう勘弁してください(T_T)
み) あと少し頑張りましょう！！

8/23 14:20

ヨツバシオガマ

8/23 14:20

タカネヤハズハハコ

8/23 14:23

イワギキョウかな

も）いい稜線だけどヘロヘロです
み) ガスってるので歩くことに専念します

岩場あり
三ッ岳は今回はパスしました

も）あれは烏帽子か！
み) ガスの中から現れた烏帽子岳はかっこ良かった

8/23 14:51

ほとんど終わってましたが、まだ残ってるコマクサもありました

も）高瀬ダムが見えた。あそこにワープしたい。

8/23 15:13

コゴメグサ

烏帽子小屋のテン場
小屋から遠い方は結構空いてました。

8/23 15:20

小屋前の花畑

も）下山に備えて足裏テーピングをし治す。足裏痛くて下山できなければ置いていこうと思ってたらしい🤣
み) まったく泣き言を言わずに歩いたもえぞーさん、すごいです

8/23 15:38

ウメバチソウ

8/23 16:00

み）船窪サーキットもやりたいなぁ
も）わたしも！

8/23 16:30

急だ💦
でも整備されてます。

8/23 16:34

ソバナでしたっけ

8/23 16:39

も）ここでみゆっちさんがタクシー会社に電話してくれた。行き先を聞いら、すべて出払ってるとのこと。もう1社に電話するもすでに麓に降りてるとのこと。来る気ないな💢
み) 烏帽子小屋直下で電話したら6番に着いたら電話するように言われたんですがねぇ

8/23 17:20

センジュガンピ

み）この階段がくればすぐです。
も）山のすぐは信じません！

8/23 17:48

み)ほらー、すぐだったでしょ
も）ほんとすぐでした。疑ってスミマセン。
明るいうちに登山道下山できてよかった

顔を洗いたかったけど泥水(T_T)

8/23 17:54

暗いとわかりにくいけど赤旗に沿って歩けば大丈夫です

長い吊り橋を渡ってトンネルを通過すればダム

8/23 18:07

も）タクシーがいればなぁ😭
　　足裏ヤバシ
み) 痛みに耐えてよく頑張った！感動した！

装備

備考

■もえぞー
水分の量　4l.+ゼリー2つ
五郎小屋でお茶（700円）、烏帽子小屋の水500ml（100円）
を補給
烏帽子小屋の水は天水、二口のんで、お腹が痛くはならなかったがグルグルしてた。

感想

もえぞー

みゅっちさんとのコラボ第二弾
行く場所は任せていたが行き先が定まらず（天気が一因）決まったのが出発の前日🤣
しかも候補になかった竹村新道歩きたいと。どこそれ？って感じだったが予定ルート見ると35キロオーバー、標高差も3000mオーバー😱何処までドMなんだ。いや、ドSにも思えてきた（笑）

この竹村新道は、急登ではあるが歩きやすく崩落箇所が一部心配だったが慎重に歩けば全く問題ない。森林限界を超えてからはさにパノラマ！槍はもちろん表銀座縦走路や裏銀座縦走路界隈を一望でき圧巻だった！特に南真砂岳は360°の展望台だ！
野口五郎岳に着く頃はガスが出てきてしまったが美しい稜線美を楽しめた。

今回、靴のインソールを忘れてしまい湯俣で早々靴擦れによる水ぶくれが足指元にできてしまい終始足に痛みのある苦行となった。早めにテーピングしたので最後までは歩けたが帰宅後よく見てみたら5センチ程度の水ぶくれとなっており今は歩くことままならない😭インソールって重要なんだな！

この超ロングも2人だからこそ心折れずにゴールできたと思う。またそのうちご一緒にさせてください！ただ30キロ未満でお願いします（笑）

みゆっち

もえぞーさんとのコラボ第2弾。
7月に笹山サーキットで初コラボをしてから、次のコラボは餓鬼〜唐沢岳か越百サーキットと決めていた。
なのに餓鬼岳〜唐沢岳と決めてからも、なんだかしっくりと来ない。
出発前日になっても何だかモヤモヤした気持ちになっていた。
というわけで、いつか行きたいと思っていた野口五郎岳の周回を提案したら、意外とすんなり承諾してくれたので安心した(笑)

初めての竹村新道は、歩くまでは不安でいっぱいだった。
それに下山で使うのも心配だった。
もえぞーさんと一緒という心強さもあり、初めての竹村新道はとにかく楽しかった。それにオマケと思っていた南真砂岳からの展望が、今回のメインと言ってもいいくらいに素晴らしかった。
本来のメインである野口五郎岳に着いた時にはガスが優勢となってしまったが、とにかく竹村新道の眺めが最高だったので、ガス優勢の稜線歩きも竹村新道の余興と思い楽しく歩けた。

1人では行く勇気のなかった竹村新道、本当に素晴らしくまた湯俣も含めて訪れたい場所となった。
いつか歩きたいと思っていた野口五郎岳の周回も、もえぞーさんご同行のおかげで思っていたより早く実現できました。

笹山ダイレクト尾根、竹村新道と来てるので、普通の山はお声かけにくいのですが、機会があったらまたよろしくお願いしまーす！！