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Yamareco

記録ID: 8630006
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ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳 (八方池山荘前泊、山頂はガスガス)

2025年08月30日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.4km
登り
1,126m
下り
1,122m

コースタイム

日帰り
山行
5:48
休憩
1:04
合計
6:52
4:30
34
5:04
5:10
8
日の出待ち時間調整
5:18
11
第二ケルン(息ケルン)
5:29
9
八方ケルン(顔ケルン)
5:38
5:41
12
5:53
18
6:11
14
上の樺
6:25
6:30
20
6:50
7:00
45
7:45
20
稜線(唐松岳山荘方面分岐)
8:05
8:15
15
8:30
8:40
37
稜線から離脱(唐松岳山荘分岐)
9:17
9:25
15
9:40
9:48
32
10:20
9
10:29
10:33
11
10:44
5
10:49
33
天候 朝9時すぎまで標高2500mより上は濃いガス、それより下は快晴
10時以降はガスもとれて、ほかの方のレコでは山頂もピーカンだったようです
この日長野県松本市の気温 最高34.8 最低21.3
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方白馬第二駐車場(八方白馬バスターミナルの向かい)までマイカー
八方池山荘で前泊のためゴンドラ八方駅からゴンドラとリフト乗り継ぎで移動
第二駐車場から八方駅まで徒歩13分
コース状況/
危険箇所等
よく整えられていますが、八方池までに通る登山道の黒曜石が晴れていても滑ります。濡れていると「何かの間違いでは?」と思うぐらい滑るので御注意を。
その他周辺情報 トイレは八方駅、最終リフトを降りて八方池山荘の向かい側、息(やすむ)ケルンの手前、唐松岳山荘(駅以外はチップ制)
飲料販売機は最終リフト乗り場を出た右側に売店(自販機もあり)、八方池山荘玄関入って右側に販売機(喫茶や軽食提供もあり)、唐松岳山荘玄関に販売機

〇今年の冬期間~春先には給水設備の不調で水洗トイレが使えない、またシャワーが使えないなど不都合があった八方池山荘ですが、私が宿泊した時には問題なくなっていました。
ちなみに山荘は水洗トイレでウォシュレット付、シャワー室あり、ふもとから外部電源がきているので夜間でも部屋のコンセントで携帯充電可能でした。電波はスキー場があるのでauでも4本立ちます。また支払いはpaypayやD、クレジットOKでした。
八方の旅館街から白馬鑓ヶ岳の姿が、登山前から幸先がいい!
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八方の旅館街から白馬鑓ヶ岳の姿が、登山前から幸先がいい!
リフト終点の八方池山荘へ、以前から泊まってみたかった
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リフト終点の八方池山荘へ、以前から泊まってみたかった
中はふつうの山小屋スタイル、冬期はなんと全室暖房だ
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中はふつうの山小屋スタイル、冬期はなんと全室暖房だ
山荘自販機でアクエリ300円は神だ! 〇馬山荘なんか800円!!
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山荘自販機でアクエリ300円は神だ! 〇馬山荘なんか800円!!
周辺散策中にガスが取れ白馬の峰々が姿を見せる
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周辺散策中にガスが取れ白馬の峰々が姿を見せる
途中の信濃大町では外気35度だったが雲を見たらもう秋の気配
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途中の信濃大町では外気35度だったが雲を見たらもう秋の気配
山荘(左)リフト駅(右)の位置関係、今日は移動距離10mだw
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山荘(左)リフト駅(右)の位置関係、今日は移動距離10mだw
夕食はバイキング形式、またお肉をガッツリ取りすぎた(ぉぃ)
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夕食はバイキング形式、またお肉をガッツリ取りすぎた(ぉぃ)
食後にチョコケーキとは芸が細かい、これも食べ放題だw
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食後にチョコケーキとは芸が細かい、これも食べ放題だw
翌朝は日の出狙いで4時半出撃、これが後で悲劇をうむ(後述)
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翌朝は日の出狙いで4時半出撃、これが後で悲劇をうむ(後述)
北信五岳の高妻山が赤みを帯びてきた、先を急ごう
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北信五岳の高妻山が赤みを帯びてきた、先を急ごう
真っ暗闇の木段を進む、人のいない八方尾根は新鮮
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真っ暗闇の木段を進む、人のいない八方尾根は新鮮
手を合わせたような不思議な形の雲、大自然の造形だ
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手を合わせたような不思議な形の雲、大自然の造形だ
5時18分に日の出をみる、これで立山のリベンジが出来たw
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5時18分に日の出をみる、これで立山のリベンジが出来たw
白馬連山にも朝日が差し込む、新しい一日の始まりだ
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白馬連山にも朝日が差し込む、新しい一日の始まりだ
八方池を通過、人の姿がないのは初めて見た(帰りはすごい人)
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八方池を通過、人の姿がないのは初めて見た(帰りはすごい人)
途中の扇雪渓で休憩、行動食のチューブ式ようかんを投入
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途中の扇雪渓で休憩、行動食のチューブ式ようかんを投入
途中のダケカンバが横向きに、ものすごい積雪量なんやろな
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途中のダケカンバが横向きに、ものすごい積雪量なんやろな
途中の丸山ケルンの空は左右で天気が違う、さてこの先は?
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途中の丸山ケルンの空は左右で天気が違う、さてこの先は?
仮設足場を組んだ岩稜帯からガスが濃くなる、先を急ごう
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仮設足場を組んだ岩稜帯からガスが濃くなる、先を急ごう
稜線では数m先の人がよく見えない、尾根を外さないよう進行
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稜線では数m先の人がよく見えない、尾根を外さないよう進行
ガスガスの頂上へ、これが1時間半後にカンカン照りになる(驚)
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ガスガスの頂上へ、これが1時間半後にカンカン照りになる(驚)
ひとまず山頂到着写真を! たまにはこんな頂上もありw
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ひとまず山頂到着写真を! たまにはこんな頂上もありw
ともかく標高を下げようと真っ白な谷底へ向け降りる(怖)
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ともかく標高を下げようと真っ白な谷底へ向け降りる(怖)
私ら特別天然記念物いうても一種の自営業ですわ、グェグェッ
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私ら特別天然記念物いうても一種の自営業ですわ、グェグェッ
ガスガスの稜線から15分下げただけでこの世界、 ホンマかいw
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ガスガスの稜線から15分下げただけでこの世界、 ホンマかいw
丸山ケルンで記念写真、強風とガスは八方名物ゆえ仕方がない
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丸山ケルンで記念写真、強風とガスは八方名物ゆえ仕方がない
同じ場所に立つ40年前の私、やってる事は40年後も変わりなし
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同じ場所に立つ40年前の私、やってる事は40年後も変わりなし
不帰2峰と3峰がクッキリと、今から山頂に戻りたい気分(ぉぃ)
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不帰2峰と3峰がクッキリと、今から山頂に戻りたい気分(ぉぃ)
八方池では申し分ない好天に、やはり八方はこうでなきゃ
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八方池では申し分ない好天に、やはり八方はこうでなきゃ
登山客と観光客がどんどん上がってきて各所で大渋滞発生
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登山客と観光客がどんどん上がってきて各所で大渋滞発生
赤い屋根の山荘が見えてきた、木道をベースアップして進む
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赤い屋根の山荘が見えてきた、木道をベースアップして進む
山荘へ戻りコーヒーを注文しひと息、まさに至福の時間だ
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山荘へ戻りコーヒーを注文しひと息、まさに至福の時間だ
帰りはリフトでまた36度の下界へ・・あと2泊位したいよw
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帰りはリフトでまた36度の下界へ・・あと2泊位したいよw
八方第二駐車場で行程終了、視界不良はあったがそれ以上の美しい風景や出来ごとも楽しめた
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八方第二駐車場で行程終了、視界不良はあったがそれ以上の美しい風景や出来ごとも楽しめた
帰りは南ア甲斐駒ヶ岳に見送られ大阪へ、この先も猛暑に負けず山行を楽しみましょう
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帰りは南ア甲斐駒ヶ岳に見送られ大阪へ、この先も猛暑に負けず山行を楽しみましょう

感想

ご覧いただきありがとうございます。

8月30日(土)は29日前泊で唐松岳に行ってきました。 
私は今まで八方尾根でのスキーは別として、登山としての唐松岳は日帰りでしか行ったことがなく、その時はいつも大阪までの電車やバスの乗り継ぎ(関西方面は乗り継ぎが悪い)とか、白馬駅や松本駅での特急券などの手配が気になって(←要領を得ない外人で長蛇の列)山行中も気分的にゆっくり出来ないでいました。
そうしたこともあり、前々から「いつかそういうことを気にせずマイカー利用の前泊付きで行ってみたいな」と思っていたところです。

そんな中で、8月の初旬に行った立山で、早朝から日の出や朝焼けを狙っていたもののガスって大スベリしたこともあり「よっしゃ、勝手がわかっている八方尾根(唐松岳)で前泊してリベンジしたらええわ、ここでもう一発マイカーへ登山しとこう」と、もとから今年の計画にあげていた唐松岳へ行ってきました。

ちなみに、今回泊まった八方池山荘ですが、私が初めて八方尾根に行った40年前(※)にはすでにあって、いつも登山で山荘前を通るたびに「一度泊まってみたいな」と思っていたのですが、登山(唐松岳)は日帰りで行ってましたしスキーの時はふもと八方集落のホテルや民宿に泊まっていたので機会がなく、今回は山荘の存在を知ってからじつに40年ぶりの宿泊になりました。
(※-追記 あとで見た資料によると開設は1964年、つまり約60年前でした、さすがに老朽化しているので、5年後をめどに少し上の場所に新築移転する計画があるようです)

で、今回は日の出狙いで山荘を4時半に出撃、途中で時間調整したり風景写真で時間がかかったりしながら朝8時過ぎに登頂したのですが、この日は朝早い時間帯で標高2500m以上がガスっていて、ちょうど丸山ケルンより上がガスの中・・稜線から山頂までは、数メートル前を歩いている人の姿がはっきりしない時があるガスガスの状態だったのですが、稜線上なので道の踏み間違いの可能性が少ないのと、たまにガスが薄くなるタイミングで前途を確認して、ひとまず予定時刻で山頂に着きました。

もちろん山頂も「白い世界」で(汗)、晴れ待ちしている方々も多数おられましたが、私てきには風の強さもあったので「こりゃ今日は無理っぽいな、早いとこ標高を下げたほうがいいだろう」と思って山頂票の画像だけ撮影してすぐ下山開始、稜線を離れて高度を下げました。

・・するとです。標高2500mぐらいで陽ざしが出てきたので「ガスの底から下へ出たんやろう、でも上のほうはやっぱりアカンやろな」と思っていたところ、下がるにつけてガスっていた山そのものもよく見えるようになり、八方池手前ではピーカンの青空に・・そう、まさに山あるあるを絵に描いたような展開でした
ヤマップの活動記録やヤマレコで皆さんのレコをみたら、私のスケジュールより1時間半ぐらい遅く登頂したら山頂もピーカンで楽しめたようす・・そうです、日の出狙いせず通常の出発時間ぐらい(山荘を6時ぐらい)で出ていれば「白い世界」はなかったはずの一日でしたw

まあそんな山行でしたが、美しい日の出や朝焼けの景色は目的通りに楽しめ、ガスったことで雷鳥も出馬したくれたので、それはそれでよしでした。
また「リベンジのリベンジ」を計画しつつ、楽しい山行計画を立てていきたいと思います。 長文をお読みいただきありがとうございました。

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