記録ID: 8630342
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
【2500m峰完登】硫黄岳(最難) ※落とし物情報あり
2025年08月29日(金) 〜
2025年08月31日(日)


体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 28:37
- 距離
- 38.8km
- 登り
- 3,695m
- 下り
- 3,779m
コースタイム
1日目
- 山行
- 10:42
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 11:29
距離 19.0km
登り 1,722m
下り 1,232m
天候 | ☀️天気 29日 晴れ時々ガス 30日 晴れ 31日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
金曜日1:00着で10台程 近くのP10にトイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
※以下落とし物拾い、回収しています 持ち主で手元に戻って来て欲しいと思う方がいらっしゃれば、ご連絡ください。もういらないよ~という方は連絡していただかなくて大丈夫です👌 一応1年くらい保管しておきます! (といっても、片側だけとかなのでもういらないと思いますが…🥲) ①黄色のザックカバー(千丈乗越の下りで発見) ②スポルティバシューズ右側(硫黄岳取り付き付近で発見) ③チェーンアイゼン(硫黄岳取り付き付近で発見) →持ち主見つかりました✨ 【千丈乗越~中山沢出合】 ・上部は斜度が大きく、浮石だらけなので滑りやすく足元注意。浮石に乗って転倒しないようにテイスティングしっかり。どこでも歩けそうな感じ。 ・行き詰まらないように俯瞰しながら進んだ。 ・千丈沢合流~中山沢出合は水流あったりなかったり。普通に歩ける。 【中山沢出合手前~硫黄岳取り付き】 沢歩き慣れてないので右往左往して時間がかかった。特に下りは苦戦した。 ・中山沢出合手前から水嵩が一気に増え、水流も強くなる。 ・深いところは162cmで腰くらいありそう。 ・沢歩きが慣れてないので、苦戦した。 左岸、右岸どっちを歩いていいのやら… 歩いていて行き詰まったら、渡渉できそうな所を探して渡渉した。 (「行き詰まる」とは… 高さがあって下れない。 水流が多い&深くてその先に行けなさそう。など) ・渡渉の際は浅くて水流が比較的緩いところを選んだが、太ももまで浸る。 ・2ヶ所ほど高巻きした。 ・硫黄岳取り付きは、石が積まれているので、わかりやすい。 ・2日間テント泊したが、動物の気配は特に感じなかった。 【取り付き~硫黄岳山頂】 ・ほぼ藪漕ぎ。下部は笹。上部はハイマツなど。 ・ハイマツ帯に出るまでに、動物のフン?の匂いが数ヶ所あった。濃いなと思ったら、すぐ消えたり…だんだん匂わなくなっていったり…近くに動物いた? ・山頂まであと標高差300mのところからはなかなか進まない。 ・下山は下る方向注意。GPSをチェックしないと枝尾根に導かれる(踏み跡っぽい歩きやすそうな所だったので枝尾根に吸い込まれた…) ・紙の地図だけではかなり難しい。GPS必須だと感じた。 ⛰️その他 取り付き付近には沢がありゴーゴーと音を立てて流れているので、水は豊富だが、硫黄臭がする。 汲み上げてすぐは硫黄臭だけだが、 放置しておくと硫黄の味もする。まぁ我慢するしかない…。 ナルゲンとプラティパスに硫黄臭ついた…下山時槍平で新鮮な水を入れても、飲む時に硫黄の香りが…ちょっと気持ち悪くなった… 帰宅後、洗剤を入れてつけ置きしておくと臭いは取れた!ヤッタァ |
その他周辺情報 | 水場💦 槍平小屋 最終水場 千丈沢(硫黄岳取り付き付近は硫黄臭がする) 温泉♨️ ひがくの湯は混み混みだったので入らず |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
翌朝は5:00出発!!!
沢タビは履かず!!!
登山靴でそのまま水に浸る。
フェルトソールと違って
一枚岩の上も安心して歩けた!
行きも登山靴履いたままで歩けばよかったーー😅
フェルトソールが滑るから
苦戦しながら慎重に下ったんだよ〜
中山沢出合までは行きも帰りも同じタイムであった 笑
写真はテント張れそう!と思って撮った写真
沢タビは履かず!!!
登山靴でそのまま水に浸る。
フェルトソールと違って
一枚岩の上も安心して歩けた!
行きも登山靴履いたままで歩けばよかったーー😅
フェルトソールが滑るから
苦戦しながら慎重に下ったんだよ〜
中山沢出合までは行きも帰りも同じタイムであった 笑
写真はテント張れそう!と思って撮った写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
・チェーンアイゼン(必須だと感じた)
・ヘルメット
・グリップのある手袋(藪漕ぎに便利)
・トレッキングポール
・サングラス
・浄水器 ソーヤミ二
|
---|
感想
※藪漕ぎで目を傷つけないためにサングラスをしたが、何度も枝によって外されそうになった(笑)さらには、目とサングラスの間に枝が入ってきた🤣
※沢靴は渓流の沢タビを持って行ったが、
フェルトソールが岩の上でめちゃくちゃ滑り、何回か転びそうになった。持って行って後悔した。
帰路は登山靴(sportive TX4 EVO GTX)
で歩いたが、安心して歩けた。
※浮石だったり、藪漕ぎで足元見えず、足首がグネっとなることが多かった。くるぶしまで保護された靴が良さそう。
・藪漕ぎで手と足がアザだらけ。
・1人で行けるか、ものすごく不安であった。なんとか行けた。先人の方々の踏み跡&山レポのおかげ。ありがとうございました😌✨
・持って行ったモンベルのトレッキングポールが2ヶ所の内1ヶ所が長さ調整できず壊れていた…(固定できず今にも抜けてしまいそうな感じ)。前の山行時は普通に使っていたのに…山行前にはしっかりギアのチェックが必要だと感じた。
・浄水器初めて使用。便利だね!
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コメント
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山頂への藪の中での大型動物の気配‥w
私も、「すぐそこにいるよね😱」とビビりながら登りましたねぇ。
また幕営地の水が身体に合わなくて、下山日に腹下して脱水状態になってフラフラになって倒れそうでした。
皆さんの硫黄岳レコを拝見する度に、(今となっては)佳き思い出としてよみがえります。
感情移入しながら、楽しくレコを拝見させていただきました。
ありがとうございました。
やはり大型動物の気配、
しましたよね…!!!😱
幕営地の水でお腹を下されて
脱水症状になられたのですね😱
私も硫黄臭がだんだんと気持ち悪くなり、
飲む気がなくなりました😖
あの沢の水、嫌ですよね…😫
ランドレさんの硫黄岳のレコ
参考にさせていただきました!
ありがとうございました!
苦労した山の他の方の記録、
読むのが楽しいですよね。
次登られる方のレコが楽しみです😊
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