記録ID: 8673192
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜
鉱山道(白馬濃厚熊地帯)
2025年09月12日(金) 〜
2025年09月13日(土)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 13:56
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,977m
- 下り
- 1,734m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 7:04
距離 7.8km
登り 1,661m
下り 66m
2日目
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:35
距離 13.1km
登り 315m
下り 1,668m
天候 | 12日:曇りのち雨 13日:霧/曇りのち雨・稜線は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
白馬駅での乗車は私1人。八方バスターミナルで20人ほど。 〇蓮華温泉-平岩駅 糸魚川バス 1,520円(荷物代310円込) 蓮華温泉での乗車は私を含め3人。 〇平岩駅-白馬駅 大糸線 510円 南小谷乗換え 現在は大糸線利用実証事業によりバス便もあります(2026/3いっぱい)。 https://www.vill.hakuba.lg.jp/gyosei/soshikikarasagasu/kankoka/osirase_ibennto_kouhoumusenntou/8813.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇猿倉で遭対協がデスクを設けています。登山者全員の登山届けをチェックしていると思われます。 〇大雪渓は縮小して雪の上を歩くのは300mほどしかありません。大半は秋道と呼ばれる土の上を歩きます。雪渓はうろこ状の窪みを使ってフラットに足を置けばアイゼン未装着でも滑りません。小砂利が載っていればなお滑りません。紅ガラに沿って歩きます。 〇鉱山道は整備されています(周りの登山道が余りにメジャーなため見劣りして見えるだけ)。赤ペンキ、ピンクリボン豊富。刈り払いがされて見通しが良くなっています。熊の気配が強いところだけに安心できます。ありがとうございます。 稜線を外れて暫くは岩礫帯をペンキマークに沿って下ります。草付から樹林帯に入り沢をいくつも渡渉し瀬戸川に掛かる単管の橋を渡ります。ここまで大半がトラバース道で水が豊富なためぬかるみが有り、沢の中を歩く(横断/渡渉ではなく)ところもあります。一箇所ザレた急傾斜が有り固定ロープが設置されています。 ここまでの樹林帯で登山道上に熊の糞を20箇所以上見ました。熊はなわばりを持つとされていますが、複数個体なのか頻繁に通るのか? 瀬戸川を渡ってすぐガレのトラバースがあり滑落注意。間もなく周回路へ出ますが木道が湿っていて雪渓の何倍も滑ります。おそらく表面が乾くことは無いと思います。 |
その他周辺情報 | 〇白馬山荘:相部屋一泊朝食12,500円。繁忙期以外は多数ある2人用コンパートメントをグループ毎に割り当てられるようでロールカーテンを降ろせばほぼ個室と同様。 単独でも1コンパートメントが使え広く快適に過ごせます。 期待していたスカイプラザのビーフシチューは売切れ。繁忙期以外の夜営業で腹に溜まりそうなものはおでん、牛筋、フライドポテトくらい。ケーキは翌朝から。 ガスバーナー使用可の自炊室あります。飲料水無料。トイレ工事中ですが不便無し。 朝食は5:00から。ご飯味噌汁お代わり自由。お湯1L100円。 電波はフルに入ります(docomo)。充電は消灯時以外OK(100円/30分)、タイプC端子有り。 乾燥室はストーブと除湿器。靴棚あります。 〇八方の湯:850円。ph11.4のスベスベ湯。内湯は源泉掛け流し41℃ |
予約できる山小屋 |
蓮華温泉ロッジ
|
写真
居室は2号館の3F相部屋で、2人で1コンパートメント。部屋に余裕があれば単独でも1部屋を割り当ててくれるようです。
入口はロールカーテンで仕切られます。
布団の奥の板の間にザックを置けます。
入口はロールカーテンで仕切られます。
布団の奥の板の間にザックを置けます。
3階の相部屋は多数あります。
白馬山荘は1、2・3号館とスカイプラザの3棟から成り、2・3号館のみ棟続き。他の建屋とは僅かに離れていて棟続きではありません。受付けは1号館にあります。
白馬山荘は1、2・3号館とスカイプラザの3棟から成り、2・3号館のみ棟続き。他の建屋とは僅かに離れていて棟続きではありません。受付けは1号館にあります。
キハ120が入線します。
まだ20代の頃、初めて下ノ廊下を歩き乗った大糸線はキハ52でした。
大糸線にはかれこれ10回近く乗っています。
大糸線はJR西日本の管轄ですが、現在同社の他の路線と繋がっていません。
まだ20代の頃、初めて下ノ廊下を歩き乗った大糸線はキハ52でした。
大糸線にはかれこれ10回近く乗っています。
大糸線はJR西日本の管轄ですが、現在同社の他の路線と繋がっていません。
撮影機器:
感想
少しでも赤線を北へ伸ばそうと計画しましたが、天候と食欲不振に負けて敢え無く一泊で下山となりました。
白馬から朝日へと思っていましたが、先の天候を考えると本日中に稜線を離れた方が良いと思い下山を決断。最近の長野県の遭難件数を考えると、お世話になる訳にはいきません。
恐らく最初で最後になると思い、鉱山道を下ってみました(後に激しく後悔)。
山荘から山頂へ向かう人で、ザックを背負っている人といない人はほぼ半々。
大半は(私以外は)白馬大池へ下り、雪倉岳方面へ向かった人は居ませんでした。
栂池ロープウェイの最終は16:40。蓮華温泉の最終バスは14:20。
どちらのコースも歩いたことはありませんが、珍しもの好きで鉱山道を選択。私の鈍足でもバスに間に合いそうです。しかも後ろから追いかけられない。
鉱山道に入り標高2100m付近の最初の渡渉で単独の方とすれ違いました。いったい何時に蓮華温泉を発ったのでしょう?
樹林帯に入ってからは熊の糞が続々と現れ、エライところへ来てしまったと実感。幸い獣臭やガサゴソは無く無事に蓮華温泉へ着きました。
目的は達成出来ませんでしたが、大糸線に乗れたし八方の湯に入れたので満足です。
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