花を見に同角山稜から檜洞丸（玄倉から周回；ゲート閉鎖で一瞬焦った）

2016年05月12日(木) [日帰り]

• GPS: 10:45
• 距離: 24.1km
• 登り: 2,412m
• 下り: 2,414m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:32
• 休憩: 1:13
• 合計: 10:45

距離 24.1km 登り 2,412m 下り 2,414m

6:43 スタート地点
6:59 小川谷出合(白井平)
7:08 7:09 玄倉林道ゲート
7:48 新青崩隧道
8:02 8:03 玄倉ダム
8:30 同角沢
8:49 雨山橋
8:56 8:59 ユーシンロッジ分岐ゲート
9:03 9:14 ユーシンロッジ
11:33 石小屋ノ頭
12:23 12:34 同角ノ頭
12:55 ゲタ小屋ノ頭
13:04 中ノ沢乗越
13:46 13:47 ツツジ新道・石棚山稜分岐
13:59 14:25 檜洞丸
14:27 青ヶ岳山荘
14:33 14:34 檜洞丸
14:44 14:45 ツツジ新道・石棚山稜分岐
14:58 15:04 テシロノ頭(手白頭)
15:12 白ザレノ頭(白崩レノ頭)
15:20 15:21 新山ノ頭
15:29 15:34 石棚山(デシチノ頭)
15:44 中ノ沢ノ頭
16:38 16:43 西丹沢県民の森駐車場
17:13 小川谷出合(白井平)
17:28 ゴール地点

天候

晴時々曇り　風：弱風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き：自宅から一般道で玄倉林道駐車スペースへのつもりが、
　　　落石により、手前で通行止め。止むを得ず、閉鎖手前の
　　　停められそうな所に駐車。
帰り：これが大間違いで、戻ってみたら入口を閉められ、一瞬
　　　焦りましたが、通りかかった方のアドバイスで、別な出
　　　口から出る事ができました。（有難うございました）
　　　そこからは、東名大井松田IC経由で帰宅。

トイレは玄倉バス停横にあります。計画書もそこのポストに入
れました。

コース状況／危険箇所等

迷う所はありませんでした。

危険な所はありませんが、同角山稜は、痩せ尾根や鎖、梯子等
ありますので、注意は必要です。

石棚山稜から下る急斜面は、最初が石の多いガレ道、後半は滑
り易いザレた道ですので、浮石や、後ろ体重にならないように
注意して、一歩一歩慎重に下りた方が良いでしょう。

写真

5/12 6:44

林道から河原に少し入って、邪魔にならない奥に駐車。これが悲劇になるとは予想せず。当然、私のみ。

5/12 6:50

何故か、いつもの林道ゲートのかなり手前で通行禁止。

5/12 6:50

原因はこれでした、大雨で崖が崩落し、道路が完全に埋まっています。この上を歩いて通りました。

5/12 7:08

いつもの林道ゲート地点。この脇の大きい駐車スペースに何故か、1台車が停まっていました。後で同角山稜ですれ違った山ガールから、1台取り残されたと、西丹沢自然教室の方から言われたと聞きました。

5/12 7:40

ここが、真っ暗なトンネルか。確かにヘッドランプがないと何も見えません。

5/12 7:51

この林道は、花や渓谷が時々見えて飽きません。これはガクウツギ。

5/12 7:56

渓谷の流れも綺麗です。

5/12 7:59

4月にもっと上流沿いを歩きましたが、曇っていたせいか、こんなに鮮やかではありませんでした。

5/12 8:00

水面に対岸の木が写り、手前は青空が写っていい色です。これがユーシンブルーでしょうか。

5/12 8:16

ヤマツツジも少し残っているようです。

5/12 8:25

ミヤマキケマンでしょうか。

5/12 8:57

毎度お馴染み、ヒメウツギかな。

5/12 9:13

ユーシンロッジに到着。綺麗な所です。

5/12 9:14

脇を通って、レコで良く見る橋を渡ります。

5/12 9:20

道がザレて滑り易いので、鎖もついています。今日の登りではいらないか。

5/12 9:41

少し泥をかぶっていますが、ギンリョウソウ。

5/12 9:45

キランソウもありました。

5/12 9:56

ツルキンバイ（多分。一応ミツバツチグリとの違いは、ほふく茎につく葉が根生葉と同じという事は確かめましたが、どうでしょう）

5/12 10:01

トウゴクミツバツツジが現れました。

5/12 10:03

シロヤシオも咲いています。前日の風雨で、下には花びらがたくさん落ちています。

5/12 10:03

富士山も綺麗に見えます。

5/12 10:04

シロヤシオのアップ。目的1つ達成。

5/12 10:05

この大岩を巻いていきます。

5/12 10:06

すると梯子があり、

5/12 10:09

反対側から岩に登れそうだったので、登って富士山を撮ってみます。

5/12 10:10

下りた後、反対側から。遠くの山は雨山から檜岳です。この岩は前方に緩く下がった傾斜だったので、ビビッて立ち上がれませんでした。高所恐怖症には厳しい。

5/12 10:12

トウゴクミツバツツジとシロヤシオ、そして新緑。楽しい。

5/12 10:18

道は、結構ザレています。

5/12 10:19

クワガタソウ　見っけ。

5/12 10:28

下は痩せ尾根。

5/12 10:33

大石山山頂。あれっ、イワカガミはどこ？

5/12 10:45

周辺を見渡しても発見できず、先に進んだら、ありました。この写真じゃ葉が良くみえませんね。失敗。

5/12 10:46

長い鎖場。岩が平なので、鎖を掴んで前向きに下りました。ここでも周囲を見渡しながら。

5/12 10:49

大分、雲が出てきましたが、山頂の雲が取れてくれました。

5/12 11:08

トウゴクミツバツツジは新緑に良く映えます。

5/12 11:19

又、痩せ尾根。そんなに問題はありません。

5/12 11:27

ツルキンバイ？　の群落。この辺りから、檜洞丸まで、一番目立ちます。

5/12 11:42

下りの梯子。この梯子を後ろ向きに下りると、

5/12 11:44

アカバナヒメイワカガミが見られます。

5/12 11:49

遠くには、小さい群落も。所有のカメラで目いっぱいズームしてこの程度。

5/12 11:57

更に進むと、モミジイチゴや

5/12 11:58

タチツボスミレも。

5/12 12:01

道は相変わらずザレていて鎖も設置してあります。とりあえず、予備に緩く手を添えながら歩きます。

5/12 12:06

これはエイザンスミレ？　葉が少し鋭くないので、違うかも。一応、他の葉がついていないか見たんですが。

5/12 12:12

枯木の皮の間からキノコが生えて、皮を持ち上げています。

5/12 12:19

同角ノ頭に到着。ここで簡単な昼食を取ります。同角山稜で見かけたのは、反対側から来た山ガール1人だけでした。

5/12 12:46

この辺りのシロヤシオは、まだ蕾です。

5/12 12:56

でも少し下ると咲いている木もあります。

5/12 12:58

青空をバックにアップ。

5/12 13:01

同角ノ頭からの道は階段が多いですね。所々、壊れたりしていましたが。この先は梯子でした。

5/12 13:14

ワチガイソウも所々にあります。小さいので、中々うまく撮れません。

5/12 13:27

こちらも小さいミヤマハコベでしょうか。

5/12 13:34

石棚山稜に到着。

5/12 13:34

バイケイソウの間を通る道です。

5/12 13:45

白いですが、これもタチツボスミレでしょうか。

5/12 14:04

檜洞山頂にて。年配（私もそうですが）のご夫婦に撮って頂きました。

5/12 14:08

小さいフデリンドウ見っけ。

5/12 14:09

少し下がった所から富士山。

5/12 14:09

石棚山稜やツツジ新道合流地点からは何人かとすれ違い、その度に、コイワザクラは見られませんでした？と聞きましたが、駄目。取り敢えず、ちょっと前まで咲いていたと思われる犬越路方面に少し下りてみます。これは、大室山に向かう稜線。

5/12 14:28

下まで下りても見つからなかったので、登り返して反対の青ヶ岳山荘側に下りて、蛭ヶ岳からの主脈を撮りに行きます。

5/12 14:29

同角ノ頭も良く見えますね。肉眼だと、うっすらと相模湾、真鶴半島が見えるんですが。

5/12 14:34

木道の上を下り始めます。

5/12 14:54

オオカメノキかな。

5/12 15:27

トウゴクミツバツツジが咲いている所まで下りてきました。

5/12 15:30

石棚山山頂です。

5/12 15:36

少し下りて、左の玄倉方面に向かいます。

5/12 15:41

花をアップ。

5/12 15:47

基本的に急斜面ですが、最初はガレていて歩きにくいです。

5/12 16:01

更に下りると、杉林の中を通る急坂になります。尾根道なので大丈夫ですが、目印のテープの間隔が少し長いので、良く見渡しながら。雪が積もって僅かな道跡が見えなくなるときつそう。

5/12 16:12

ここまで下りるとジシバリが増えてきます。

5/12 16:16

こんな群落が所々に。

5/12 16:18

ここから紅葉の尾根道を通って玄倉に向かいます。

5/12 16:26

確かにモミジが多い。下も歩き易いです。

5/12 16:44

林道に出るとヒメレンゲも目立ちます。

5/12 17:11

沢の流れは相変わらず綺麗。

5/12 17:48

戻ったら、何と車を置いた手前のゲートが閉められ、ご丁寧に絶対開けられないように、大石が置かれています。人の力では無理。焦りました。変な所に車を置いちゃいけないという事ですね。

5/12 18:04

通りかかった方に事情を話して玄倉まで乗せてもらおうとして聞いたら、普段のゲートまで行けました　との事。親切に下りて様子を見、アドバイスも頂きました。（感謝！）後で、普段のゲートまで車で行き、どこが落石地だったか確認したら、見事に開通していました。

撮影機器：

TG-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

Canon PowerShot G5 X Canon

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯（GPSアプリ付） 時計 タオル ストック カメラ

感想

nino33

檜洞丸に登るのは決めていて、北から登るか、行った事のない
同角山稜から登るか、決めかねていましたが、直前のヤマレコ
情報で、シロヤシオやアカバナヒメイワカガミが見られそうと
いう事で、同角山稜から登る事にしました。

ところが、大雨による落石で林道がかなり手前で閉鎖。
止むを得ず、閉鎖場手前で、少し河原の方に下りた所の邪魔に
ならない隅に駐車。
これが大間違いで、途中で林道の石は片づけられ、駐車する為
に通ったゲートが完全に閉鎖されていました。
かなり焦りましたが、河原の採石用の道を進んだら、会社の入
口から出る事ができました。

車を置いて帰り、後で関連の方に連絡して処置を講ずる事まで
考えましたが、通りかかった冷静なカップルに河原を行ってみ
たら　と言われ、それもそうだという事で、試したら無事林道
に出られました。

変な所に車を停めちゃいけないという事でしょう。落石で林道
が通れなくなったので、臨時に開けたゲートだったんでしょう
ね。

山の感想は、

朝の内晴れていたので、ユーシンブルーも見られ、同角山稜で
は、たくさんのトウゴクミツバツツジとシロヤシオ、そして、
アカバナヒメイワカガミも見る事ができました。

前半は、花を探し、写真を撮りながら行ったので、かなりゆっ
くりのペースでしたが、その時間も想定して朝早く出たので、
略、計画通りの時間に戻れました。

シロヤシオとトウゴクミツバツツジは、大石山手前の標高、
1200m位から咲き始め、満開の所から、蕾の状態（1500m付近）
まであります。前日の風雨で、かなり花びらが落ちていました
が、これから咲く木も多数あり、暫く楽しむ事が出来るんでは
ないでしょうか。

2週間後に、グループで塔ノ岳に登る計画で、私が幹事の為、
何とか塔ノ岳付近（丹沢山方面に少し下りた所）が残っていて
くれるといいんですが。

途中の花は、zinniaさんのレコをかなり参考にさせて頂きまし
た。有難うございます。

ただ、注意力が足らないのか、コイワザクラは今回も見つけら
れませんでした。何でだろう。

もしかしたらと思い、檜洞丸から犬越路方面に少し下りてみま
したが見つけられず、丹沢で探すのは来年にとっておきます。

同角山稜は変化に富んで面白い道でした。お気に入りが増えて
良かったです。

帰りの運転も含め、無事楽しめた事を感謝します。

コメント

zinnia

参考になりましたか
初めまして。
ainniaと申します。

コイワザクラの群生はNO38の写真の梯子の付近で、梯子から南側に10メートル進んだ岩場に咲いてました。

大石山のイハカガミは鎖場の反対側の半日陰の岩場でした。
来季、挑戦てみてください。

nino33

Re: 参考になりましたか
zinniaさん

有難うございます。
場所は分かりました。もうちょっとでしたね。
今季はもう無理ですので、来季以降チャレンジします。
好きなルートを繋げて行けそうです。

nino33

kerosummer

初めまして
こんにちは。
テニスクラブの友人からお話はかねがね伺っております。
頻繁にお山に行かれているのですね〜しかもロングばかり
素晴らしいっっ！尊敬します。
玄倉林道の崩落すごいですぇ・・・びっくりです。
実は私も15（日曜）日に大石山に行って来ました。
ユーシンロッジの前にはヨガをする人やワンちゃん連れ、
ジーンズ等の軽装でハイキングしている人などで賑わってました。
76枚目のゲート前に置かれた大石 これを見たら真っ青になっちゃいますね。
でも無事に帰路につく事が出来てよかったですね。
お疲れさまでした。

nino33

Re: 初めまして
kerosummerさん

初めまして。
コメント有難うございます。

私も、テニスクラブの　i ちゃんからお聞きしています。
私の場合は退職しているので、生活の半分近く山関係の事（山の調査や写真
整理含め）に裂ける為、登れる内に行きたい所に行くようにしています。
時々、自分の実力以上の所に行ったりするので、かみさんからは呆れられて
います。（といっても、山の知識がないので、どの程度かは感づかれていな
いと信じていますが）
本格的に始めたのが遅かったので、行きたい所がたくさんです。

この間の大石には、びっくりしました。
普通はあそこまでやらないので、警告なんでしょうね。少し冷静になって考
えると、絶対に出口がある筈ですが、恥ずかしながらパニックってしまいま
した。

kerosummerさんの過去レコも拝見しましたが、難コースも行かれているし、
100名山も私より多いし、お仲間もFREさんとか楽しそうな方たちが一杯い
らっしゃって、良い山行をされていますね。

その内、ご一緒できればいいですね（i ちゃんなんかとも）。

nino33