【富山】室堂平〜別山〜立山（富士ノ折立、大汝山、雄山）

2025年09月20日(土) 〜 2025年09月22日(月)

• GPS: 49:11
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,361m
• 下り: 1,369m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:14
• 合計: 3:34

距離 5.9km 登り 516m 下り 477m

11:37 室堂
11:44 11:45 みくりが池
11:46 11:51 みくりが池温泉
11:56 11:57 エンマ台
12:07 雷鳥荘
12:20 雷鳥沢キャンプ場
12:26 浄土橋
13:58 14:04 剱御前小舎
14:43 14:44 剱沢キャンプ場
14:50 剱澤小屋
15:11 剣山荘

2日目

• 山行: 0:22
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:22

距離 0.7km 登り 0m 下り 0m

10:41 剣山荘
11:03 剱澤小屋

3日目

• 山行: 4:56
• 休憩: 1:52
• 合計: 6:48

距離 8.4km 登り 824m 下り 871m

6:01 剱澤小屋
6:09 剱沢キャンプ場
7:17 7:25 別山南峰
7:33 7:40 別山北峰
7:47 別山南峰
8:32 8:43 真砂岳
9:22 9:37 富士ノ折立
9:53 10:18 大汝休憩所
10:32 10:36 立山
10:54 11:32 雄山
12:05 12:06 一の越山荘
12:18 12:21 祓堂社
12:39 立山室堂山荘
12:49 室堂

天候

1日目：雨、2日目：雨、3日目：晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往：長野駅⇒アルピコ交通バス・立山黒部アルペンルート⇒室堂ターミナル
復：室堂ターミナル⇒立山黒部アルペンルート・アルピコ交通バスx2⇒長野駅

コース状況／危険箇所等

よく整備されており、特に危険箇所はありません

その他周辺情報

「大汝山休憩所」…無料で休憩可能、軽食メニューあり
「雄山神社」…雄山のてっぺんでご祈祷いただけます、カップ麺なども販売

写真

9/20 11:33

室堂ターミナル
周囲は観光客やハイカーで賑わっています

9/20 11:37

ミクリガ池
少し前にクマがこの池を泳いでいるのが目撃されたそうな

9/20 11:38

うーんこの天気
本格的に降り出す前に小屋へ着きたいところ

9/20 11:42

地獄谷
不吉な匂いが漂ってきます

9/20 11:46

みくりが池温泉
日本で最も高いところにある天然温泉

9/20 11:49

火山ガス情報ステーション
万が一の際、タオルやハンカチを濡らすための水場があります

9/20 11:50

正面に奥大日岳が見えるはずですが…雲の中

9/20 11:52

リンドウ池
なんだかガスが濃くなってきたような？（咳が止まらん

9/20 11:54

血の池
水や泥に酸化鉄が含まれているため、赤く見えるそうで

9/20 12:06

らいちょう温泉 雷鳥荘
なかなかにいいお宿だとか

9/20 12:06

以前は地獄谷の中を通る登山道もあったそうですが

9/20 12:06

雷鳥沢キャンプ場が見えました
あそこまで下りていきます

9/20 12:12

雷鳥沢ヒュッテ
見た目はボロボロですが営業してます

9/20 12:12

ロッジ立山連峰、こちらもボロボロ
温泉と売店、食堂のみ利用可能

9/20 12:14

雷鳥沢キャンプ場
天気予報が思わしくないせいか、テントの数は少なめ

9/20 12:21

浄土沢に架かる橋を渡って別山乗越を目指す

9/20 12:31

あの壁を越えていかねばならんのか

9/20 12:44

尾根に乗ったところで、ふと谷底を見ると黒い影
大走りコースは通行止めにしといた方がいいような…

9/20 12:49

黙々と登る

9/20 13:02

雷鳥沢があんなに小さく

9/20 13:36

雷鳥坂
風雨がかなり強くなってきました

9/20 13:59

別山乗越に着きました
剱御前小舎の脇で小休止

9/20 14:01

剣山荘へ直行するか、剱澤経由で向かうか…
迷ったあげく後者を選択

9/20 14:18

オコジョにエンカウント
やたらとすばしっこいため、撮影に苦労しました

9/20 14:24

三田平に向けて岩場を下っていく
しかしものすごい風だな

9/20 14:40

剱沢キャンプ場
ここもテントの数は少なめ

9/20 14:43

野営管理所
隣に富山県警山岳警備隊の詰所があります

9/20 14:50

あれが本日の宿、剣山荘ね
まだ距離あるな

9/20 14:52

剱沢を渡って…

9/20 15:12

少し歩くと剣山荘
やれやれだぜ

9/20 17:02

夕ごはん
テーブルを囲んで山談義が弾む

9/21 5:17

朝ごはん
外は相変わらず雨が降り続いています

9/21 10:39

しばらく粘ってみたものの、天候は回復せず
剱岳へのアタックは諦めることにしました

9/21 10:59

沢の水量も増えています

9/21 11:05

剱澤小屋
2日目の移動距離は800mでした

9/21 17:10

夕ごはん
メインは豚肉のチーズ巻きフライ、おいC

9/22 5:08

朝ごはん
弁当に替えて早出する人が多いようですね

9/22 5:55

身支度を整えて出発
本日は立山三山を経由して室堂へ戻ります

9/22 6:01

まずは別山へ向かう

9/22 6:21

振り返れば正面に剱岳がドーン！
昨日と今日の天気が逆だったらなあ…

9/22 6:32

別山への分岐
ここから急登が始まります

9/22 6:32

最終日ですし、のんびりまいりましょう

9/22 6:51

別山乗越と剱御前小舎
剣山荘へのトラバース道も見えます

9/22 7:07

左に立山、右に室堂
これをぐるっと回っていくのか

9/22 7:07

稜線に乗りました
あれが別山の山頂かな

9/22 7:14

なんだ坂 こんな坂

9/22 7:19

別山
山頂には小さな祠

9/22 7:19

いやー素晴らしい眺めです
こちらが今から向かう立山三山

9/22 7:22

左奥に笠ヶ岳、その背後に御嶽山
右に黒部五郎岳と薬師岳

9/22 7:19

左から蓮華岳、針ノ木岳、餓鬼岳
その後ろには八ヶ岳と南アルプス、FUJIYAMAもうっすら見えます

9/22 7:21

八ヶ岳をアップで
蓼科山、天狗岳、赤岳など

9/22 7:20

南アルプスも
甲斐駒ヶ岳、北岳、農鳥岳、塩見岳という面々

9/22 7:19

鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳
どちらもいい山でしたねぇ

9/22 7:20

白馬岳から雪倉岳、朝日岳と、日本海へ続く稜線

9/22 7:21

遠く浅間山の姿も見えます

9/22 7:20

白山
「別山」「室堂」「弥陀ヶ原」と、立山と共通する地名が多いのには何か理由があるのでしょうか

9/22 7:20

そして剱岳
命を刈り取るかたちをしておる

9/22 7:21

奥大日岳
称名滝とセットで登ってみたい

9/22 7:19

雷鳥沢キャンプ場を見下ろす
平日ですが、一昨日よりは賑わっているよう

9/22 7:20

別山は双耳峰であり、北峰の方が少しだけ背が高くなっています
せっかくなので寄っていきましょう

9/22 7:27

硯ヶ池
御嶽山の二ノ池が2019年の噴火で消滅したため、ここが日本最高所の湖沼となりました

9/22 7:33

別山北峰
当たり前ですが、眺めは南峰とあまり変わりません

9/22 7:35

唐松岳と五竜岳
間に見えるのが妙高山

9/22 7:48

南峰へ戻って先に進む
いったん大きく高度を下げます

9/22 8:09

真砂乗越
下ったからには登り返しが待っている（かなしみ

9/22 8:22

真砂岳は巻けるようですが、あまり意味はないかな

9/22 8:30

真ん中の赤い屋根が内蔵助山荘
真砂岳のバッヂを買えるそうで…寄り道すればよかった

9/22 8:33

真砂岳
何もない、のっぺりした山頂

9/22 8:46

内蔵助カール
こちらの雪渓は2018年に氷河として認定されました

9/22 8:47

ここだけやたらとケルンが積んであるんですが、なんで？

9/22 8:52

大走りコースとの分岐
雷鳥沢へ下りることができますが、今はあまり使いたくないですね…

9/22 8:56

富士ノ折立への登り
上部はいわいわになってますね

9/22 9:25

山頂は縦走路から少し外れたところにあります
あれが黒部湖ちゃんですか

9/22 9:31

富士ノ折立
岩場が苦手な人は、無理して来る必要はないかな

9/22 9:43

続いて大汝山を目指します

9/22 9:54

大汝山休憩所
朝から歩きっぱなしです、ここらで一息入れましょう

9/22 10:10

小腹が減っていたので、焼き餅をいただきました

9/22 10:20

山頂は休憩所のすぐ隣なのですが、標識の前には撮影待ちの行列が…
面倒なので、そこらに落ちてた別の標識をパチリ

9/22 10:22

荷揚げ？ 荷下ろし？

9/22 10:43

それでは最後の目標、雄山に向かいましょう

9/22 10:57

山頂はこの鳥居の向こうです
登拝料700円を納めて階段を上がる

9/22 11:09

雄山山頂に到着
神主さんにご祈祷いただき、富士を向いて万歳三唱

9/22 11:20

槍ヶ岳と奥穂高岳
前者は7月に伺う予定だったんですが…

9/22 11:21

五色ヶ原
いつかここを経由して室堂と薬師岳を繋げてみたい

9/22 11:22

サル又のカール
チラッと見えてるのが御前沢氷河

9/22 11:39

見るべきものは見たので帰ります
雄山は登り／下りで道が分かれているので注意

9/22 12:04

一ノ越山荘
ここまで来れば勝ったも同然

9/22 12:39

立山室堂山荘
日本最古の山小屋だそうで、手前の建物（室堂小屋）は国の重要文化財に指定されています

9/22 12:50

室堂ターミナルに帰還
お疲れさまでした

撮影機器：

SO-52C Sony

DC-TZ99 Panasonic

装備

個人装備

長袖シャツ アンダーシャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 行動食 飲料 レジャーシート コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯電話 スマートウォッチ サングラス タオル ストック カメラ ヘルメット 携帯トイレ

感想

スパイク（ヒスイのすがた

剱岳…それは山を嗜む者なら誰もが一度は登りたいと想う名峰であり、登頂は登山のキャリアにおけるひとつのゴールといえます。私も本格的に山を始めて7年目、そろそろええか…ということで満を持しての挑戦となりましたが、天気が？！

1日目。室堂ターミナルを出ると、あいにくの雨。別山乗越から先は風も強まり、まともに立っていられません。早くも計画に暗雲が立ちこめます。2日目。相変わらずの雨、8時まで粘ってみたのものの天候は回復せず。私の技量で雨の剱岳に挑むのはあまりにも無謀、諦めて小屋で停滞としました。3日目。ようやく晴れてくれましたが、もう帰らなければなりません。別山から立山三山を経由して室堂へ。素晴らしい景色を拝めたのがせめてもの慰めでした。

2日目と3日目の天気が逆だったら…とは思いますが、これは「お前にゃまだ早い」という天の声だったのでしょう。次回の挑戦に向けて、せいぜい精進することにします。