丹波(たば)〜ノーメダワ〜大菩薩峠〜大菩薩嶺〜福ちゃん荘(テン泊)〜大菩薩峠〜石丸峠〜小菅の湯
- GPS
- 27:30
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 2,302m
- 下り
- 2,209m
コースタイム
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 5:07
- 山行
- 3:36
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 4:23
天候 | 初日は、晴れのち曇り。 2日目は、晴れ。 福ちゃん荘のテン場は、夕方早朝でも10度はあった感じ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR新宿駅→JR奥多摩駅 バス 奥多摩駅→丹波(たば) <復路> バス 小菅の湯バス停→JR奥多摩駅 JR奥多摩駅→JR新宿駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 |
その他周辺情報 | 下山した小菅村の「小菅の湯」で入浴可能。 |
写真
装備
個人装備 |
カリマーRidge30L
カリマー・ザックカバー(使わず)
LAKEN1L水筒
菓子パン1個
おにぎり1個
柿ピー小6袋
ホットサンドセット一式(イングリッシュマフィン他)
KOVEA Booster+1
ポルトガル伝統パン焼きトースター
トランギア・ケトル
ファイントラック・ツエルト2
自作ツエルトポール
自作五寸釘ペグ4
自作テン泊用ブランケット
細引き10
市販ペグ4
上下着替え一式
ヘッ電
予備バッテリー
カメラ
iPhone6S
モンベルのメリノウールT
速乾性のパタゴニアT
MHWウェイクールアームズ
MHWダイヘドラルプリカーブパンツ
ダーンタフ・ノーショーソックス
アディダス テレックス スコープ GTX
MHWセタ・ランニング・ゲイター(使わず)
雨具上
ミズノ・ブレスサーモ・ダウン上
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共同装備 |
Garmin GPSMAP 62s
地図
|
感想
2016年5月14日(土)から15日(日)にかけて、大菩薩嶺ツエルト泊へ出かけた。
今回、荷物は豪華ツエルト泊装備。
ファイントラックのツェルト2に自作インナーフレーム、自作ツエルトポール、五寸釘ペグの自作セットを組み合わせた。
ツエルト中は、グラウンドシート代わりの自作テン泊ブランケット、エアマット、シュラフ、ゴアのシュラフカバーと快適性を追求した。
1泊ではあるが、食料事情はやや豪華にした。これで食事4回分(朝1、昼2、夜1)と行動食2日分のつもり。
水1L、菓子パン1個、おにぎり1個、イングリッシュマフィン4個、ランチョンミート、スライスチーズ、パック入りツナ、お菓子各種(柿ピー小6袋、ドリトス小1袋、麦チョコ1袋)、コーヒー2杯分。
火器は、Kovea Booster+1とCB缶、バーナーシートとなる不燃化粧板の組み合わせ。ポルトガル製パン焼きトースター、トランギアのケトル、ステンカップ、チタン製カテラリーを用意した。
豪華装備の結果、カリマーRidge30Lザックはぱんぱんに。重量は、11.3kgになった。
JR新宿駅06:46発のホリデー快速おくたま1号に乗って、JR奥多摩駅から丹波(たば)行き西東京バスに乗り、丹波バス停(BS)に09:26頃に到着した。
奥多摩駅前のどのバス乗り場も長蛇の列。鴨沢行のバスは、4台来ないと乗り切れない感じで、とにかくものすごい人の数。
順番を待って丹波行きのバスに乗る。運良く座れたので良かった。
ざっくり、バスのお客さんは、3割が三頭山、6割が雲取山、残りが丹波方面で降りた感じ。
鴨沢BS前のトイレは、長い行列が出来ていた。
丹波BSでトイレ休憩を入れて出発する。
30分ほどロードを進み、登山道に入る。高尾天平(たかおでんでいろ)までかなり荒れた登り道が続く。
高尾天平から藤タワ、追分、フルコンバまで緩やかな登りと平坦のミックスが続く。
倒木、渡渉、落ち葉でふかふかの道、動物が掘り返した跡だらけの道と、趣きの違う登山道が交互に現れて飽きることはない。
フルコンバの水場をリサーチしてみたが、ポタポタとしずくが垂れる程度の水量なので水場にはならないことが分かった。
あれよあれよと言う間に大菩薩峠に到着する。
大菩薩峠は、軽装の中高生の姿が目立った。林間学校だろうか。
予定より早く到着したので、その日のうちに賽の河原、雷岩、大菩薩嶺(だいぼさつれい)と周って、福ちゃん荘まで下山する。
福ちゃん荘でテント代400円と瓶ビール代650円を払って、ひとり乾杯!冷たいビールが最高にうまい。
山荘前でビールを飲んで少しまったりしたら、テン場でツエルトを設営して、食事タイム。
イングリッシュマフィン、ランチョンミート、ツナを食べて食後のコーヒーを飲んであとはツエルトの中でゴロゴロして時間を潰す。
18時半でもまだ明るいけど、少し冷えてきたので、ダウンの上にゴアを着てシュラフに入って寝に入る。
22時頃、暑くて目がさめるが、シュラフカバーを半開きのまま寝続けて、翌朝4時まで爆睡。
起きた後、しばらくしてから景色を見に神部岩を目指して空身で出発する。
唐松尾根と登っている最中、朝焼けの中で富士山を見たとたん、お腹いっぱいに。靴擦れした右足が痛いのもあって、福ちゃん荘に向けて下山する。
朝食のホットサンドを食べて、テン場を撤収して福ちゃん荘前で仲間の到着を待っていると、ジャンボタクシーで予定通り到着。
身支度をして福ちゃん荘を出発して、最近体力絶好調のN野氏を先頭に早いペースで進む。
大菩薩峠まであっという間。前日よりガスっているというか、雲取山方面は雲海。
何見えないけど、これはこれでイイかも。
本日の最高地点?の熊沢山に到着する。
熊笹で覆われた稜線が続く。
ここから先一帯を熊笹牧場と勝手に命名する。
「別名パンダの放牧場とも言うのだよ」とN田氏に教えてもらったけど、パンダを放ったら確かに絵になる場所だわ。
遠くまで続く草緑色の稜線と空の抜け具合は最高だった。
石丸峠で富士山に別れを告げ、框ノ尾山を経由して、「小菅の湯」に無事到着する。
2日分の汗を洗い流して、蕎麦とビールで乾杯!
14:45発の奥多摩駅行きのバスに乗り、ホリデー快速の車中で解散して帰路についた。
初日はずっと登り、2日目はずっと下りという珍しいパターンの山行になった。
涼しいし、ミツバツツジの咲き乱れる登山道を歩くことができる今がまさにベストシーズンなのだろう。
夏場は、暑さの厳しいトレイルになりそう。
ロングトレイルにもかかわらず、楽しい仲間との楽しい山行は、あっという間だった。
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