My Birthdayを白山で祝おう! −嬉しい出会い再会−


- GPS
- 09:16
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,593m
- 下り
- 1,570m
コースタイム
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 9:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
路側帯には20台くらいのスペースあり。 また道路を下った先には舗装された専用駐車場も完備。 こちらには多数駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
甚ノ助非難小屋周辺では残雪が豊富にあり若干不明瞭となっている。 ガスが発生した場合には道迷いに注意が必要。 また陽が上がり気温の上昇に伴い、身体に(特に頭部周辺に)まとわりついてくる吸血性の虫に襲われるようになる。 刺されると3〜4日腫れが引かずとてもかゆい目に遭ってしまう。 対策として防虫ネットの装着をおすすめいたします。 ホームセンター等の園芸コーナーにて500円くらいで販売されています。 ※この虫には防虫スプレーの効果はなく容赦なく襲ってきます。 |
写真
板が張合わされた橋なのね。
板一枚一枚に番号が施されているんだけど、この板がない時の橋を渡るのが残雪期白山の楽しみであり、そのハイカーさんの白山への思い入れが試される場でもある。
私たちですか?橋に踏み板が無くて橋と言えます?
ハンバーガーにハンバーグが無いのと一緒じゃない。
覗を過ぎた辺りで樹間の切れ間からお隣の別山が姿を見渡せるようになったわ。
同時に足元には本格的に雪が現れるようにもなってきたやん。
「ザクザクザク!」。
ここで後方から猛烈な勢いで追い上げてきてアッちゅう間にまくり抜いていった足取り軽やかな女性がいた。
「何が悔しいかって言ったら同性に抜かれるほど悔しいものはないわ」と、ハニーちゃんがメラメラしながらつぶやいた。
「ま、競馬じゃないんだから良いじゃないの」と宥めるMillerさんであったがハニーちゃんの背中は震えていた。
う〜ん、まったくもってガツカリだ。
ホントに雪が少ね〜んでやんの。
小屋は全て露出しちゃっていんのよ。
いつだったか、この残雪期に訪れた時なんかは屋根の一部しか出ていなかった年だってあったって〜のに。
掃除機、ん?、いや正直、本コースの鬼門とも言える嫌らしいトラバースラインでありますが踏み跡もバッチリでありますのでアイゼン装備ではなくても支障なく進軍できちゃうわ。
保険であったら良しってなレベルですわ。
近藤です。
アイゼンを外すのがメンドーなのねでそのまま歩いていますけれど、夏道と雪道が半々の展開にいささかイヤになってくる。
ここで後方からのオバチャン隊に抜かれまくりとなる。
先行される大半のお方は皆雪の消えた五葉坂を登り詰めるわ。
雪の白山を楽しみに来られていると思うんだけれど、何故この時期しか楽しめない雪渓歩きをしないんでしょ?
この広大な水屋尻雪渓には誰もいないのよ。
室堂横を通過。
ここからでも室堂にはたくさん人がいるのが確認できるわ。
室堂〜御前峰間もほとんど夏道が露出しているらしいわね。
う〜ん、コケても痛くないし解放感抜群の雪渓歩きの方が魅力的だわ。
すいやせん、つい出来心でまたやっちまいますた。
アッシはね、こいつとはもう切っても切れない縁となっちまったんでさ。
どうか許してやっておくんなせ〜。
「ズズッ、ズズズズズーっ!」。
ふう、元気回復。
さぁ〜、ここの雪を掘りまっせ〜!
(掘ってどうすんねん?)
遠目から目視するかぎり何組かは大汝PEAKに登っているようね。
ちょっとここで大声を叫んでみよう。
「あっ、ここに一万円が落ちている!」。
やはりみんなこっちを振り向く。
ふっふっふ、みんなセコいわね〜。
遂に御前峰直下の岐阜県側までやってきたジョ。
眼下を望むとコバルトブルーの池は神秘的であります。
手前の剣ヶ峰と後方の笈&大笠の硬派コラボがイケているな〜。
白山の象徴的なシーンだね。
ここで給食TIMEといたしますわ。
室堂前広場のテーブルに陣取り1ケ400円(お湯込値段)のシーフードヌードルを購入して二人で慎ましく分け合った「ああ神田川の夫婦」であった。
くあ〜やられた!
少雪の影響でハイマツが露出し道は寸断、我が隊は行く手を阻まれてしまった。
やむなく室堂までまたまた登り返すこととなる。
「誰よ、ここから降りようって言ったヤツは?」。
す、すみません。こんなハズじゃ〜。
「ちょっと誰よ、ああん?」。
ひいこらと室堂に登り返し、登りで使った水屋尻雪渓をダウンヒル。
「私は最初からこっちを降りましょうと言ったのよ」。
それでも意地でも五葉坂を通らないMiller隊であった。
甚ノ助を過ぎた辺りでアイゼンを外し足元軽やかに。
靴スキーでシャーッとビュンビュン行っちゃうよん。
覗に差し掛かって小休止。
後続のハニーちゃんを待っていたら…。
おんや?
なんとそこに降りてきたのは昨年の白山釈迦の森でお会いして以来となるSanchanさんでありました。
そして同じお仲間さんのkoueiさんも登場したジョ。
せっかくだからみんなで一緒に撮ろうよ。
ほ〜ら、みんなイケメンでっしゃろ。
星マークのないSanchanさんのお顔のシーンは超レアでっせ。
一回100円で画像を見てね〜!
みんなありがとね。
感想
え〜、毎度お騒がせしております、おなじみの周回遅れ山行記録でございます。
古アップ、古山行はございませんか?
なかなか皆様とスタートラインが合わせられません。
またまた一週遅れの記録アップとなり誠にかたじけのー思う次第でございまっす。
どうぞ許してちょうだいね。
次回はたのむぞドンキー。
「祝 我が家のパソコさんが復活したゾ記念登山大会」を催したいと思います。
三途の川を半分以上渡渉してしまい、言わば「最後のお別れです」とご臨終覚悟を決めていた自宅のパソコさんでありますたが、ハニーちゃんの謎のお友達であります超オタク兄ちゃんの懸命の救護活動により、此度無事に息を吹き返してくれますた。
いや〜すんげ〜な〜、ホントよく治せたもんだよまったく。
それよりもだな、ハニーちゃんとこちらの超オタク兄ちゃんとの関係が理解不能と申しますか、何がど〜なったらそんな友好関係が結ばれる訳?ってな複雑な気持ちでありますわ。
まぁ、それでも結果オーライと言うことになりますたのであまり細かいことは気にしないようにいたします。
彼にはホント心より感謝、ミンキーモモのミンキー・ステッキでもあげちゃうわ。
さてさて、今山行のタイトルに記しました「My Birthdayは白山で」でありますが、ここで「何言ってんだよ?Millerさんの誕生日は厳冬期乗鞍岳に行っていたじゃないか!」、「アンタ年に何回誕生日があんだよ?」とご指摘される事でありましょー。
「こんなインチキ野郎のいうことなんざ信じられるかい!」と誤解を招くといけませんのでご説明いたします。
私、Millerさんの誕生日は2月27日でありますて、今年でおそらく28歳くらいになりますた。
(プレゼントどしどし承り中よん)
んで、「5月14日ちゃー誰やねん?」と申しますとウチの相方でありますハニーちゃんのバ〜ス・デなのよ。
彼女も今年でおそらく30歳をいっているかいないか辺りじゃないでしょうかね〜?
いやまてよ、確かMillerさんの方がつい先日まで年上だったような気がするので、私が33歳くらいなのかしら?
う〜ん?
私、恥ずかしながら20歳を迎えた時に成人式に着ていく服が買えず、胸に「○○中学 3-2 福山ミラー」と書かれたジャージしか持っていなかったのであります。
「ま、それでもいいや」とジャージスタイルで式場へ向かったのですが係員の方から出席を拒否された楽しい嬉しい思い出がございますのよ。
それ以来自分の年齢が例え25だろうが30だろうがどうでもよくなっちまったって訳なのよ。
やっぱ、成人式は今の時代でもジャージではダメっすか?
おい、山行の話はどうなった?
もてないジャージ男の話なんざどうでもいいんだよ。
そうですね、話を本題に移しましょう。
何回も言うけど、本日5月14日はハニーちゃんの年に一回のバ〜ス・デ。
おめでとうございます。
そんなハニーちゃんのメモリアル・デをハニーちゃんのしたいようにさせてあげたいと考えますた。
かと言って高級な廻らないお寿司屋さんに連れて行ってと要求されるんじゃないかとビクビクしていますたけどね…。
そんなハニーちゃんの要望は「誕生日は白山御前峰でパ〜っとよ!」と申されますた。
今回はヤリでもマサイ族でもなかったので安心しました。
今年は例年より早い段階で別当解禁となりますたので、これまで多くの方たちで残雪白山を楽しまれておられますたよね。
我がMiller隊も何としても行かなくちゃと常々思っていたのですが今回メモリアルな日に良いお天気の中で楽しむことができますた。
白山は地元人にとても愛されているお山ですから、きっと名の通ったスペシャルな方々と出会えちゃうと確信していますたわ。
中飯場を過ぎた辺りではご来光登山を楽しまれますたwind naoさんとバッタリ。
別当出合に彼のチャリデポしてあったのでウチのバーちゃんの乳母車にすり替えておきますた。
帰りはそれを押して帰ってくだちい。
頂上辺りも良いお天気で白と青のコントラストを存分に堪能でき、PEAKからも大好きな剱岳、立山、薬師岳を拝むことができますた。
室堂でのんびりと給食を楽しんだ後にいよいよ下山。
心の中で降りはお花が期待できる観光新道で行きたいと思っていたのですが、「降りも砂防よ!」と鬼の一声、いや鶴の一声。
本日の主役には全てにおいて「YES MAN」で応えてあげないといけないんですわ。
しかし、彼女のこの絶妙な判断が後に素晴らしい出会いを芽生えさせてくれますたのでありますた。
ハニーちゃんより一足早く先行して別当覗で一人佇むMillerさん。
付近で休憩されている白の衣装がとてもお似合いの素敵な女性をコソコソと横目で覗き見しながらハニーちゃんを待っていた。
すると後方からはハニーちゃんとはまた違う凄まじい気が漂ってきたのである。
「ん?いったい何ヤツ?」。
振り返ると赤と黒の衣装がとても似合う見覚えのある男性が降りてきたのだ。
「ん?もしやアナタは…?マリオさん?」。
(そうきたか…)
背中に薙刀を担いだ物騒なお方はなんとヤマレコ界では知る人ぞ知るSanchanさんでありますた。
彼とは昨年の梅雨時期に雨の釈迦以来でありまして、私の目の前で堂々と清らかな水を泥棒していった大胆なお方であります。
大泥棒なのになぜか憎めなくて許せちゃう知的で明るいルパンみたいな人でもありますたの。
そすてさらに後続からはマリオさんのお仲間のルイージさんまで降りてきた。
こちらのルイージさんとは、あらゆるスポーツジャンルを果敢に挑み、ご自身の身体とハートを徹底して痛めつける事にエクスタシーを感じていらっしゃる超Hard Attackerのkoueiさんでありますた。
koueiさんとは初めてお会いできますたが、笑顔が素敵でなかなかの爽やかなナイスガイでありますて、とてもMなお方には見えませんですたよ。
ここでみんな一緒に記念撮影をパシャっとやっちゃう。
ふと彼らに出会って思ったんだけど、お二人とも堂々のイケメンでありますのに、なんでご自身のアップでは顔を星マークで隠すんやろか?
ま、Sanchanさんは泥棒さんですから気持ちは分からん訳でもないですけどね。
彼らとはまたの再会を誓いお別れいたしますた。
ニリンソウの群生と新緑が素敵なこの時期の砂防新道。
う〜ん、今回ここをチョイスして本当に良かった。
ホント今日は彼女にとってハッピーな誕生日になりましたね〜。
もちろんMillerさんにとっても素晴らしい一日だったよん。
あっ、それからお逢いしたみんな、また会おうぜ〜!!!
コメント
この記録に関連する登山ルート

周回遅れで重厚な白山レコともなるといつアップされるのかとヒヤヒヤしていましたが、思ってたより早かったです。
謎のPCヘルパーの頑張りのおかげでしょうか。(笑)
僕の相棒を薙刀呼ばわりされちゃたまりませんね。
薙刀だけじゃなくて手には鎌!
よく考えたらこんな装備で白川郷歩いててよく通報されなかったな^^;
おそばせながらハニーちゃん、お誕生日おめでとうございました。
実年齢を詮索するのはやめておきます(笑)
それにしても黒ボコでこれだけハイテンションになってる人は初めて見ました。「HEY KUROBOKO!」ですからね(笑)
また白山でお会いしましょう。
P.S.別当で僕らもコーラ飲もうかと思いましたが、おいしい湧き水を水泥棒することにしました。
コーラは天望の湯でGETです。
Sanchanさん、こんにちは。
ありがとうございます。
そろそろ薙刀のお片付けの頃となってきましたわね〜。
ホントさみしいこってす。
いや、でもまだ白山の地獄界隈が残っているみたいのようよ。
白馬なんかもまだ楽しめないのかしら?
さてさて、ハニーちゃんも悲しいことにまた歳を一つ加える運命となりますて、「HAPPY!HAPPY!」はあの当日のみでございました。
それでもたくさんのお方から祝福コールをいただき、素敵で充実した誕生日となったのでお尻フリフリしちゃっているわ。
これもお山で出会った皆様方のお蔭でありますよ。
Sanchanさん、アナタにももちろん感謝しているわ。
ウチらのようなペーペーパーパー夫妻ごときにアナタのような人気と実力を兼ねた超エクストリーム泥棒さんに気にかけていただきお山がより一層楽しくなっちゃっているわ。
でもね、気になることが一つあんの。
誕生日を迎えてから一週間経っているのにハニーちゃん宛にアナタからイチゴ大福がクール宅急便でまだ来ないのよ。
おかしいわね〜。
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