谷川岳馬蹄形縦走


- GPS
- 14:05
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 2,674m
- 下り
- 2,590m
コースタイム
- 山行
- 13:13
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 14:05
熊さんとの遭遇、疲労により後半は予定より大幅に遅れてしまいました。
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は特にありませんでしたが、道の崩落が数か所ありました。 残雪もほぼありません。稜線上に若干残っていましたが、軽アイゼン等も必要ないと思います。 |
写真
感想
平日に休みということで、近場の日帰り登山を計画しました。甲武信ヶ岳か谷川岳かで最後まで悩みましたが、天気がよさそうだったので谷川に決定。
前日の夜に白毛門登山口駐車場に到着し車中泊。4時ころには出発しようかと考えてましたが、若干寝坊してしまい4時半過ぎに出発。
登り始めてすぐに先行の方を追い越し、この時に「熊に気を付けて」という声をかけていただきました。が、この時の私はこの言葉の本当の意味を理解できておりませんでした。
谷川馬蹄形縦走、有名ルートではあるものの、さすがに平日ということもあってかそれ以降は誰とも会わず、結局下山するまで合計で5名とすれ違っただけでした。
途中までは順調に進んでいたのですが、蓬峠から武能岳への登り返しで事件発生です。武能岳手前の鞍部付近の斜面に何やら黒いものが・・・。熊だと気づいたときの直距離はおよそ500mくらいでしょうか。北海道出身の私は、ヒグマ様に比べるとツキノワグマなんてとなめておりましたが、実際に見ると速いしでかい。しかも登山同方向に登って来てやがります。引き返しても地獄、進んでも地獄。一か八か携帯で音楽を爆音で流しながらこちらに気づいて貰えることを期待しつつ前進することにしました。ゆっくりと歩きつつ、岩陰からいきなり飛び出してくるんではないかと生きた心地がしませんでしたがなんとか鞍部まで遭遇せずに到着。周りに熊さんはおらず一安心していると、いきなり10mくらい離れた笹薮がガサっとなり黒い塊が動くのが見えました。あっ、やばいこれと思いましたが、おそらく奴も爆音に驚いているはず。その隙に全力ダッシュで武能岳へ登りました。なんとか5割くらい登ったところで力尽きましたが熊からは逃げ切ることに成功しました。
この一件以降、蓬峠〜武能岳までの遅延、予定外の体力消費、そして走ったことで足が痛くなってしまい、なかなかペースが上がりませんでしたがなんとか谷川岳山頂に到着。独り占めさせていただきました。
西黒尾根の下りはちょっとしんどかったですが遅れてしまっているので小走りで下山。こりゃ登り専用尾根だなと独り言で愚痴を言いながらも、なんとか暗くなる前に降りてくることができました。そしてここでスマホが電池切れ。地図を見たり写真を撮ったりするだけでなく、音楽をかけるという予定外の消費がありましたが、よくもってくれた。
予想よりも疲れる山行となりました。多分これ以降馬蹄形の縦走はしばらくはやらないでしょう・・・。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する