谷川連峰主脈縦走(平標~谷川岳~茂倉岳~土樽へ下山)


- GPS
- 12:16
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 2,574m
- 下り
- 2,942m
コースタイム
- 山行
- 11:39
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 12:16
天候 | ☀晴れ、☁くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
(電車)土樽駅18:05分発⇒越後湯沢駅18:21分着(料金240円) (バス)越後湯沢駅18:45分発⇒平標山登山口バス停19:19分着 (料金600円:大きいザックはプラス100円) 電車の乗り方。ドアは扉横のボタンを押さないと開きません。キップは電車の中で待っていると車掌さんが席まで来てくれ、そこで購入する形式でした。土樽駅は無人でドリンクの自販機しか有りません。寂しい駅です。 越後湯沢駅はバスのターミナルが2箇所有りどちらか迷いました。●●線とかドコドコ行きとか書いてあっても、知らない土地ではピンと来ません。 バス乗り場は改札出て右手でした。 普段公共交通機関を使わない身としては、下山後が一番の核心部でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口駐車場に登山ポスト有り。 《小屋・トイレ情報》 トイレは平標登山口駐車場、谷川岳肩の小屋、茂倉岳避難小屋 営業小屋は谷川岳肩の小屋のみですが、私が到着した時間帯は荷揚げ中で売店は閉まっていました。冷たい炭酸でもと楽しみにしていたのに残念です。平日のお昼頃迄は小屋番さんが居らっしゃらない事が多いと思います。水の補給を小屋に頼っていると痛い目を見るかも知れません。 《登山道情報》 登山道上に残雪が残っている場所は有りませんでした。 全コース良く整備されいていると思いますが、オジカ沢ノ頭から先、岩場やザレた急坂等が有り滑落等要注意だと思いました。滑りやすいです。 茂倉新道を初めて使いましたが、石がゴロゴロしていて歩き難いイメージを受けました。地味に長くて疲れます。登山口から土樽駅も20ー30分程歩きます。私は今後好んで使う事はないかも知れません。 看板をちゃんと見れば道迷いの危険性は殆ど無いと思います。アップダウンの繰り返しで体力勝負のロングコースです。自分の体力と相談&しっかり計画を練ってから実行をお願いします。 今回のコースの標準CTは15:30くらいだと思います。 標準CTの75%くらいだったでしょうか。 馬蹄形(反時計周り)と同程度の体力は必要だと考えて下さい。 (個人的には馬蹄形の方がややキツかったです) ※ある程度歩き慣れた人向けに書いています。 |
写真
感想
ちょうど昨年の今頃に谷川岳馬蹄形(反時計回り)を歩きました。
その時にも主脈縦走も考えたのですが、交通機関を使わなくて済む馬蹄形を選択しました。その時にやるならこれだ!とお気に入りの登録して今回も参考(というよりそのまま真似)させて頂いたのがSunset33さんのレコです。↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-643461.html
電車情報も親切で参考になりました。
この縦走の場合に問題なのが電車・バスの最終時間。平標登山口へ戻るためには、土樽駅→越後湯沢(jR)越後湯沢駅→平標登山口(バス)という乗り継ぎで駐車場へ帰還しますが、18:05発の土樽駅発(長岡・越後湯沢方面行き)の電車に乗る事が必須。間に合わなればヒッチハイクするか、タクシーか、越後湯沢で一日夜を明かすか、徒歩で車道を歩く(狭い隧道が多いので厳しい)か、主脈ピストン(普通は考えないw)する事になります。谷川岳へ立った時の時間次第では、ロープウェイで土合へと下山し、そこから電車に乗っても良いでしょう。私は谷川岳肩ノ小屋に14時を目安にしました。超えれば土合、間に合えば土樽。
越後湯沢駅の乗り換え時間は20分強余裕が有りますが、バス乗り場がどちらか分からずあたふたしてしまいました。あたふたして探しまわるとアッと言う間に時間は過ぎていきますのでここも要注意。改札右へ進んだ方の乗り場です。18:45に乗る事が必須です。
私が公共交通機関を使うのがとても苦手なのでメモしました。
本題の主脈ですが。
とにかく素晴らしい縦走路です。
全コースでお花が沢山ですし、天空の縦走路。
体力勝負では有りますが変化に富み、歩き終えてみればあっという間だった気がします。私のイメージでは仙ノ倉迄は整備され解放感有ふれるハイキング道(とは言えまぁまぁキツイですよ)
仙ノ倉から先は、痩せ尾根や岩場も出てきて荒々しい一面もあり、万太郎付近は山深さを堪能出来ます。
オジカ沢ノ頭への登りはキツかったですし、そこをクリアすればほぼ終わりかと思いきや、肩ノ小屋迄も気が抜けませんでした。
目の前に迫るアタマをクリアしては急登を下る。振り返って下った道を見上げこんなトコ登りでは使いたくない!これの繰り返しです。
この主脈をピストンなんてやったら脚壊れます。
私の運動強度を超えてますね。
この縦走路を歩けて本当に良かった。目標だった主脈を歩けたという達成感だけでは有りません。馬蹄形を歩いて谷川岳はある程度知る事が出来た!と思っていた私の浅はかで傲慢な気持ちを一蹴してくれました。山は深いです。
さて、オキノ耳からは、仙ノ倉岳から土樽へと通る道を選択しましたが、一ノ倉−茂倉岳から見える武能岳は相割らずかっこ良かったです。右手に馬蹄形核心部、左手には歩いて来た主脈を一望出来て感慨深かったです。
昨年馬蹄形を歩いた時は、丹沢を歩くイメージで序盤からスイッチをオンにしてしまい、白毛門−朝日岳で消耗。武能岳−茂倉岳の登りでは牛歩で泣きそうでした。それの反省をふまえ、とにかく序盤も登りは急がずに温存しました。
おかげでなんとか全体を通じでぼちぼち元気に歩けたと思います。(茂倉新道の後半ではグッチてましたが)
谷川連峰様、本日もありがとうございました。
fumihikoさん こんばんは〜
主脈、そのまま西黒抜けるんじゃなくてそちらへ下山されましたか、さすがですね
最初の松手山先の鞍部での音って多分クマですよ、そこらがクマ密度が高いって土曜にあった地元のかたが言ってましたので、気にしなくても実際目の前にいると気になります(笑)
写真65のような振り返りはなるべく僕はしませんでした。
…どうせ帰りに嫌になるほど見ることになるので
やはりこの主脈は頭シリーズが本当にボクシングのジャブのようにききますね、反対方向だと本当にエビス様にやられます(あの最低鞍部からがひどい!)
でもさすが普段丹沢を歩かれてるfumihikoさんだけあって余裕持って終われたようでよかったですね!…数日前のきつい思い出を思い返しながら写真を拝見しました。
お疲れ様でした〜
drunkyさんこんばんは!
本当は来週6/7に行こうと思っていたのですが、お天気もマズマズそうですし、drunkyさんのレコみたらなんだか気が急いてしまい
やっぱり熊だったんでしょうかねぇ。シカ的な物ならもっとわかると思うので、もしかしたら熊さんだったのかも。あぁ怖い。
僕は片道キップなので、これ登らなくていいんだぁと、安堵感たっぷりに眺め返しては笑みを浮かべていましたよ
きつかったけど、皆さんのレコを拝見してこの素晴らしい道を歩けた事に感謝です。
ロングコース日帰り、お疲れ様でした。平標→谷川→土樽とは健脚ですね!
我々とは逆のコースということは、太陽に向かって行くということですね。それも良さそう。
平標登山口に熊注意の看板がありませんでしたか?よく出没するらしいです。
deportivo21さんありがとうございます!
予想以上に素晴らしい縦走路だったのが幸いし、頑張って歩けました。この日は、この時期としてはとても歩きやすい気候だったと思います。爽快でした。
僕としては、谷川岳肩ノ小屋で自分が歩いて来た道を見て、悦に入りたかったのです
看板有りましたが、だいたい何処の登山口にも有るので、スルーしてしまいました^^;熊だったのかもしれませんね。怖い
ちょうど今週前半、平標山からこの界隈に心奪われていたところなので、タイムリーなレコありがとうございます
とは言え、私は区間を分けて少しづつの計画ですけど…
私は概ね山と高原CTの1割増しなので…(;´∀`)モゴモゴ
以前、定番の天神平からオキ・トマピストンした時、気持ちの良さそうな稜線だなぁと思ってから心の片隅にありましたが、やっぱりすてきな稜線ですね。
行きたい所は増えるばかりなので、いつ行けるかわからないけどぜひ歩いてみたいです
spicavegaさんおはようございます!
やっぱり!谷川岳肩ノ小屋から見る主脈はかっこいいですよね
平標前後はとても素晴らしいですよ!仙ノ倉迄もとてもステキなお花畑が続きますので是非!
谷川連峰主脈縦走(平標~谷川岳~茂倉岳~土樽)のロングコース日帰り、お疲れ様でした。目的完遂、おめでとうございます。
「馬蹄形」と「谷川連峰主脈縦走」連続踏破、なかなかの健脚ですね!
当方、2日前の29日に、白毛門からの「馬蹄形」登山してきました。
谷川連峰で、当方が最も気に入ってる花のシーズンでの「平標山→仙ノ倉山」、次点の「武能岳〜茂倉岳」を日帰りで登山され、さぞ素晴らしさを存分に味わえたことでしょう。
紅葉のシーズンも良さそうですが、日が短いので日帰りでは厳しいですね。
来年花のシーズンに狙ってみようかと思いました。
詳しいレポなど、参考させて頂きます。ありがとうございました。
当方登山等のHP → http://www.h4.dion.ne.jp/~mf124/
MU-117Fさん、コメントありがとうございます。
谷川岳のロングとなると、しっかり完歩出来るか不安面も大きく、緊張感が増します。その分、画通りに歩いて車へ辿りつけた時の達成感も大きかったですね。このタイミングで挑戦して良かった。とても満足しました。
ブログ拝見してきました!とても詳細に纏められているんですね。情報量に驚きました。馬蹄形の雰囲気が良く掴めて、また歩きたくなりました。
とはいえ、なかなか遠出出来ない身分。またチャンスを伺って歩いてみたいと思います。
平標のあたりにあんなに花がいっぱいだなんて、また行きたくなりました。
kuniko-kさん、コメントありがとうございます。
私はお花への興味が薄い方なので、お好きな方が行かれたらもっと沢山見つけられると思います!あんなにステキな縦走路が有るなんて知りませんでした
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