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Yamareco

記録ID: 890611
全員に公開
雪山ハイキング
関東

7年前の忘れ物を取りに 谷川岳(西黒尾根から天神平)

2016年06月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
todora5502 その他1人
GPS
--:--
距離
7.6km
登り
1,374m
下り
789m

コースタイム

日帰り
山行
8:10
休憩
0:40
合計
8:50
5:20
20
ロープウェイ土合駅
5:40
5:40
180
西黒尾根登山口
8:40
8:40
90
ラクダのコル
10:10
10:10
30
ザンゲ岩
10:40
11:00
10
肩ノ小屋
11:10
11:20
20
トマの耳
11:40
11:50
10
オキの耳
12:00
12:00
10
トマの耳
12:10
12:10
50
肩ノ小屋
13:00
13:00
30
天狗の留まり場
13:30
13:30
20
熊穴沢避難小屋
13:50
13:50
20
リフト山頂駅分岐
14:10
ロープウェイ天神平駅
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
谷川岳ロープウェイ土合駅の1階は24時間駐車可。営業が始まるとワイパーに駐車料金の支払いについての紙が挟まれているので、出るときに支払う。500円
コース状況/
危険箇所等
一ノ倉沢方面の車道(通行止めになっている)を少し歩くと登山指導センターがあり、その中で登山届が出せる。夜間でも開いている。西黒尾根への登山道入口はさらに車道を登り、指導センター裏で折り返した左側に標識が出ている。
 登山道は整備されていて歩きやすいが、鎖場や、そうでない所も滑りやすい岩(蛇紋岩?)があるので要注意。
 西黒尾根から肩ノ小屋へ向かうところで雪の上を横断。アイゼンはいらない。また、肩ノ小屋から天神尾根へ下る所も少し雪が残っているが、ほぼ夏道が出ている。ただし、溶けた雪水が登山道を流れていて、石が滑りやすくなっているので注意が必要。トイレは肩ノ小屋にあり。(有料100円)
その他周辺情報 天神平のレストランは営業中だった。谷川ロープウェイの土合駅の売店や食堂は、翌日(6日)から点検のために休業なので余り物が無かった。
谷川岳ロープウェイ1階に車を置いて出発
2016年06月05日 05:22撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/5 5:22
谷川岳ロープウェイ1階に車を置いて出発
登山指導センター 中に入って届けを書くことができます
2016年06月05日 05:30撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/5 5:30
登山指導センター 中に入って届けを書くことができます
ゲートの奥へ進みます
2016年06月05日 05:30撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/5 5:30
ゲートの奥へ進みます
西黒尾根登山道入口 いきなりの急登です
2016年06月05日 05:37撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/5 5:37
西黒尾根登山道入口 いきなりの急登です
登山道入口の左側にも標識が立っています
2016年06月05日 05:37撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/5 5:37
登山道入口の左側にも標識が立っています
登山道入口から20分ほどで鉄塔まで登ってきました
2016年06月05日 05:56撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/5 5:56
登山道入口から20分ほどで鉄塔まで登ってきました
樹林帯の中をひたすら登ります
2016年06月05日 06:27撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/5 6:27
樹林帯の中をひたすら登ります
私たちの足ではとてもとても3時間では着きませんでした
2016年06月05日 06:38撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/5 6:38
私たちの足ではとてもとても3時間では着きませんでした
ドウダンが咲いていました。ベニサラサドウダンでしょうか?チチブドウダンでしょうか?
2016年06月05日 06:39撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/5 6:39
ドウダンが咲いていました。ベニサラサドウダンでしょうか?チチブドウダンでしょうか?
木々の間からロープウェイの天神平駅が見えます
2016年06月05日 06:41撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/5 6:41
木々の間からロープウェイの天神平駅が見えます
ユキザサ
2016年06月05日 07:08撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/5 7:08
ユキザサ
ここを登り切れば視界が開ける!
2016年06月05日 07:33撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/5 7:33
ここを登り切れば視界が開ける!
天神尾根が見えました。視界は開けたけれどまだまだ先は長い・・・
2016年06月05日 07:44撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 7:44
天神尾根が見えました。視界は開けたけれどまだまだ先は長い・・・
鎖場にやってきました。このあと何回か鎖場が登場します。
2016年06月05日 07:56撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/5 7:56
鎖場にやってきました。このあと何回か鎖場が登場します。
谷川岳が姿を見せました
2016年06月05日 08:02撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/5 8:02
谷川岳が姿を見せました
トマの耳(左)とオキの耳(右)です
2016年06月05日 08:04撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
6/5 8:04
トマの耳(左)とオキの耳(右)です
また鎖場です。三点支持をしっかりとって登ります。
2016年06月05日 08:11撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 8:11
また鎖場です。三点支持をしっかりとって登ります。
タテヤマリンドウ
2016年06月05日 08:12撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/5 8:12
タテヤマリンドウ
またまた鎖場です。
2016年06月05日 08:14撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 8:14
またまた鎖場です。
ユキワリソウも岩にとりつくように咲いています。
2016年06月05日 08:16撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
6/5 8:16
ユキワリソウも岩にとりつくように咲いています。
またまたまた鎖場
2016年06月05日 08:19撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/5 8:19
またまたまた鎖場
スミレもあちこちに咲いています。
2016年06月05日 08:23撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 8:23
スミレもあちこちに咲いています。
キバナスミレも
2016年06月05日 08:24撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 8:24
キバナスミレも
「ラクダの背」への登りです
2016年06月05日 08:26撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
6/5 8:26
「ラクダの背」への登りです
ようやく「ラクダの背」 まだまだ先は長い・・・
2016年06月05日 08:28撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/5 8:28
ようやく「ラクダの背」 まだまだ先は長い・・・
「ラクダの背」を下って「ラクダのコル」からまた急登の登り返しです。
2016年06月05日 08:29撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
6/5 8:29
「ラクダの背」を下って「ラクダのコル」からまた急登の登り返しです。
シロバナクモマニガナ
2016年06月05日 08:32撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 8:32
シロバナクモマニガナ
「ラクダのコル」 厳剛新道との合流点
2016年06月05日 08:37撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 8:37
「ラクダのコル」 厳剛新道との合流点
天神尾根がだんだん低くなっていきます。
2016年06月05日 08:37撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 8:37
天神尾根がだんだん低くなっていきます。
東に見えるのは白毛門、笠ケ岳、朝日山でしょうか?
2016年06月05日 08:42撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 8:42
東に見えるのは白毛門、笠ケ岳、朝日山でしょうか?
急登をひたすら登ります。
2016年06月05日 08:43撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 8:43
急登をひたすら登ります。
「ラクダの背」を振り返ってみました。
2016年06月05日 08:45撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 8:45
「ラクダの背」を振り返ってみました。
もう、何回目でしょう?またまたまたまた鎖場です。この登山道は岩登りを十分に楽しめます。
2016年06月05日 08:54撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 8:54
もう、何回目でしょう?またまたまたまた鎖場です。この登山道は岩登りを十分に楽しめます。
山頂がだいぶ近くなってきました。
2016年06月05日 09:13撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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6/5 9:13
山頂がだいぶ近くなってきました。
ツガザクラ
2016年06月05日 09:19撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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6/5 9:19
ツガザクラ
登ります。中央はザンゲ岩
2016年06月05日 09:32撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 9:32
登ります。中央はザンゲ岩
キジムシロ
2016年06月05日 10:00撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 10:00
キジムシロ
天神尾根がだいぶ下になりました。
2016年06月05日 10:09撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 10:09
天神尾根がだいぶ下になりました。
登ってきた尾根を振り返ります。
2016年06月05日 10:11撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/5 10:11
登ってきた尾根を振り返ります。
まだまだ登ります。
2016年06月05日 10:16撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/5 10:16
まだまだ登ります。
イワカガミがあちらこちらに咲いています
2016年06月05日 10:17撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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6/5 10:17
イワカガミがあちらこちらに咲いています
トマの耳への稜線が見えてきました。
2016年06月05日 10:27撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 10:27
トマの耳への稜線が見えてきました。
雪渓の手前で西黒尾根が終わり、雪渓を越えて天神尾根と合流します。
2016年06月05日 10:34撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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6/5 10:34
雪渓の手前で西黒尾根が終わり、雪渓を越えて天神尾根と合流します。
雪渓を横切ります。
2016年06月05日 10:35撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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雪渓を横切ります。
肩ノ小屋に到着
2016年06月05日 10:38撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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6/5 10:38
肩ノ小屋に到着
さらにトマの耳に向かいます。
2016年06月05日 10:59撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 10:59
さらにトマの耳に向かいます。
登ってきた西黒尾根 中央奥は武尊です。
2016年06月05日 11:11撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 11:11
登ってきた西黒尾根 中央奥は武尊です。
トマの耳到着!
2016年06月05日 11:15撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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6/5 11:15
トマの耳到着!
中央に見えるオキの耳へ向かいます
2016年06月05日 11:17撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 11:17
中央に見えるオキの耳へ向かいます
一番奥に苗場山 左に雪が残った仙ノ倉山 その奥に平標山 昨年秋はあちら側から谷川を眺めました。
2016年06月05日 11:20撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 11:20
一番奥に苗場山 左に雪が残った仙ノ倉山 その奥に平標山 昨年秋はあちら側から谷川を眺めました。
谷川連峰の主稜線
2016年06月05日 11:20撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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6/5 11:20
谷川連峰の主稜線
オキの耳が近づいてきました。人がたくさんいます。
2016年06月05日 11:20撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/5 11:20
オキの耳が近づいてきました。人がたくさんいます。
ミツバオウレンがたくさん咲いていました。
2016年06月05日 11:22撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 11:22
ミツバオウレンがたくさん咲いていました。
オキの耳到着!
2016年06月05日 11:45撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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オキの耳到着!
武尊の山々
2016年06月05日 11:46撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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武尊の山々
オキの耳からトマの耳を振り返りました。ハクサンイチゲが美しく咲いています。
2016年06月05日 11:52撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 11:52
オキの耳からトマの耳を振り返りました。ハクサンイチゲが美しく咲いています。
オキの耳の下に一か所だけチングルマを見つけました。
2016年06月05日 11:54撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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6/5 11:54
オキの耳の下に一か所だけチングルマを見つけました。
肩ノ小屋に戻ってきました。
2016年06月05日 12:15撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 12:15
肩ノ小屋に戻ってきました。
天神尾根をくだります。
2016年06月05日 12:16撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 12:16
天神尾根をくだります。
雪解け水が登山道を流れています。
2016年06月05日 12:28撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 12:28
雪解け水が登山道を流れています。
下ります
2016年06月05日 12:31撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 12:31
下ります
白いイワカガミが咲いていました。
2016年06月05日 12:43撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 12:43
白いイワカガミが咲いていました。
水上の町
2016年06月05日 12:46撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 12:46
水上の町
天神尾根にはゴゼンタチバナが咲いていました
2016年06月05日 12:53撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 12:53
天神尾根にはゴゼンタチバナが咲いていました
マイヅルソウも群生しています
2016年06月05日 12:53撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 12:53
マイヅルソウも群生しています
カメノキも花をつけています
2016年06月05日 12:54撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 12:54
カメノキも花をつけています
天狗の留まり場まで降りてきました
2016年06月05日 12:57撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/5 12:57
天狗の留まり場まで降りてきました
ツメクサの仲間でしょうか?黄色いのはギジムシロ
2016年06月05日 12:58撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 12:58
ツメクサの仲間でしょうか?黄色いのはギジムシロ
熊穴沢の避難小屋まで降りてきました
2016年06月05日 13:31撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/5 13:31
熊穴沢の避難小屋まで降りてきました
避難小屋前の標識
2016年06月05日 13:31撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 13:31
避難小屋前の標識
降りてきた尾根を振り返ります
2016年06月05日 13:44撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/5 13:44
降りてきた尾根を振り返ります
ナナカマドも花をつけています
2016年06月05日 13:52撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 13:52
ナナカマドも花をつけています
奥へ登り返すとリフト山頂です
2016年06月05日 13:57撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 13:57
奥へ登り返すとリフト山頂です
谷川岳を振り返ります
2016年06月05日 14:01撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 14:01
谷川岳を振り返ります
ロープウェイ天神平駅が見えてきました
2016年06月05日 14:07撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 14:07
ロープウェイ天神平駅が見えてきました
天神平から谷川岳を見上げます
2016年06月05日 14:15撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 14:15
天神平から谷川岳を見上げます
天神平駅到着!
2016年06月05日 14:16撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/5 14:16
天神平駅到着!

装備

個人装備
長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ 帽子
共同装備
水2ℓ ツェルト 地図(地形図) コンパス 計画書ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め コンロ クッカー エマージェンシーシート  

感想

 妻と天神尾根を通って登ったときに途中で体調が悪くなり、なんとかトマの耳までたどり着いてふらふらになりながら天神平まで折り返したのが7年前。それ以来、忘れ物として残ってしまったオキの耳までの計画を立てられずにいましたが、今回、妻は仲間と毎年恒例の潮干狩りに出かけるので、娘と登ることにしました。せっかくなので、ロープウェイを使わずに日本有数の急登といわれる西黒尾根から登ってみようということになりました。
 ロープウェイセンターの一階駐車場に車を入れ、登山道入口に向かいます。入口に着くといきなりの急登。意を決して登り始めます。
 だんだんと慣れてくると、いくらか楽になりましたが、山頂近くまでこれが続くのかと思うと少しつらいものがありました。ひたすら樹林帯を登ります。2時間ほど登ると、坂の上にぽっかりと青空が見え、樹林帯をぬけて展望が開けました。ここからは岩登りの連続です。風景と植物に癒やされながらひたすら登ると、やがて目指す谷川岳山頂が見えてきました。それでも、まだまだ遠くです。
 アップダウンをいくつか繰り返し、ようやく「西黒尾根山頂」の標識まで着きました。ここまで来れば肩ノ小屋はすぐそこです。残雪の上を横断し、肩ノ小屋で少し早い昼食をとります。
 トマノ耳へは歩きづらい階段が続いています。天神尾根から登ってきた人たちで登山道は結構人が多かったです。階段を登っていると、左足に痙攣の予兆・・・まずい。何とかだましながらトマノ耳へ到着。そこから7年前の忘れ物を取りにオキの耳へ向かいます。が、大きな段差を登るときに力を入れすぎて、今度は左足が痙攣。左足が治まりかけると今度は右足・・・。「えっ?今回も忘れ物には届かないの?」と思いながら、筋肉をほぐしていると、何とか治まってきました。再びゆっくりと歩き始めます。
 谷川連峰の主稜線が美しくのびています。ずっと奥には、昨年秋に登った仙ノ倉山、平標山、そしてそのさらに向こうには苗場山が見えます。反対側には武尊の山々、そして尾瀬の燧ヶ岳。
 足をだましだまし登ってついにオキの耳へ到着。山頂表示にタッチして忘れ物を回収しました。
 帰りは天神平へ下ります。雪の上を歩くことはありませんでしたが、雪解け水がし登山道を流れ下っている道を暫く降ります。岩や石がぬれているので滑らないように注意をしながら。
 結構天気もよく、暑かったので、娘と「降りたらアイスクリームと冷たい盛りそばを食べよう。」といいながらひたすら下ります。
 天神平のカフェやレストランは営業中でしたがスルーして、ロープウェイに乗ります。麓のセンターでそばを食べようと思いましたが、温かいものしかありませんでした。仕方ないのでソフトクリームだけ食べました。ソフトクリームがお腹に入ると、それだけで何だか満足してしまい、ソバは食べなくてもいいかということになり、1階の駐車場まで降りて車に荷物を積み込みました。
 人様より歩く時間がかなりかかる私ですが、なんとか急登を登り、忘れ物を取ってくることができました。天気も思っていたよりもはるかによく、疲れましたが楽しい山行になりました。

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無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
谷川岳/天神尾根ルート
利用交通機関:
技術レベル
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体力レベル
2/5
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体力レベル
3/5

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