常念岳、蝶ヶ岳

2016年06月14日(火) [日帰り]

• GPS: 12:31
• 距離: 18.2km
• 登り: 2,021m
• 下り: 2,061m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:08
• 休憩: 1:18
• 合計: 12:26

4:15 三股登山口
7:42 7:43 前常念岳
8:56 9:01 常念岳
12:49 12:49 蝶槍
12:55 13:01 蝶ヶ岳三角点
13:08 13:11 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
13:41 14:42 蝶ヶ岳ヒュッテ
14:44 14:44 蝶ヶ岳
15:54 15:54 まめうち平
16:19 16:21 ゴジラの木
16:34 16:34 三股登山口
16:41 ゴール地点

天候

曇り時々雨、もっと時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三股駐車場に駐車、平日なので余裕がありました。
下山時には10台弱の車が停まっていました。

コース状況／危険箇所等

危険な場所はありませんが漫然と歩いていると道を間違えてしまいます。
ケルンやペンキが豊富なのでそれらが見当たらないときはルートを外している可能性が高いです。

その他周辺情報

温泉は林道の入り口付近にあるほりでーゆ〜四季の郷、日帰りで530円。
安いのに大変綺麗な施設でした。

写真

6/14 4:11

駐車場より800mほど歩いた場所に登山口があります。

6/14 5:27

時折晴れ間も見えますが基本ガス勝ちな天候。上では晴れているといいなと思いながら樹林帯を歩きます。

6/14 6:21

しかし、これは期待できないかな。花でも探しながら歩こうかなぁ。。。

6/14 6:43

この梯子を登ると樹林帯を抜け岩稜帯に飛び出します。

6/14 7:29

うぉっ。。。
見事なガスガス状態。。。

6/14 7:41

避難小屋を通過。

6/14 7:59

ガスが強い時は積み上げられたケルンは良い道しるべとなりますね。方向感覚を補正してくれます。

6/14 8:17

ああ、もうすぐ頂上かなぁと思ってもガスの向こうからさらなるピークが現れる、を繰り返しながら登っていきます。

6/14 8:42

稜線にあがりましたが見通しは回復せず。。。

6/14 8:47

結構な雨が降っています。

6/14 8:57

北アルプスの絶景を堪能することなく頂上へ到達してしまいます。口癖は「晴れていればここにはねぇ。。。」みたいな感じです。

6/14 8:58

縦走は続きます、蝶ヶ岳へ向け歩きます。
先は長いから天候も変わることもあるかもしれないし。。。

6/14 9:01

雪渓が時折見て取れますが登山道に雪はありませんでした。
今回アイゼンは不使用です。

6/14 9:40

縦走路の右を見るとうっすらと穂高岳方面が見えているような。。。

6/14 9:42

これはこれでかっこいい風景だけどね。

6/14 9:49

すると霧のむこうに見覚えのあるシルエットが。

6/14 9:51

やっぱりライチョウです。昨年北岳で見て以来の姿です。
最近の常念岳のレコにもライチョウの写真が多かったので期待していましたが会えてよかったです。

6/14 9:55

本当にガスが濃いので綺麗に写せなかったのが少し残念です。

6/14 10:02

途中で雲が一瞬切れて辺りの風景が鮮明になっていきました。

6/14 10:04

やっぱりこういうのが高山らしい風景で心が躍りますよね。

6/14 10:06

時折見える青空はいつもより青く感じます。

6/14 10:40

常念岳からの下りはガレた場所が多く思ったより手こずってしまいました。

6/14 11:08

またガスが濃くなってきてつまんないので足元に目を向けるとこちらはこちらで綺麗です。

6/14 11:12

シナノキンバイも咲いていました。

6/14 11:45

湿地帯には池もありました。このあたり虫も多いですね。

6/14 11:57

花がたくさん咲いています。

6/14 12:08

見上げると樹々の隙間から青空が！！

6/14 12:10

雨の潤いがある樹々が太陽に照らされています。樹林帯の向こう側の風景に思いを馳せます。

6/14 12:27

樹林帯を抜けると雲が出ています。
基本的に曇りだったり雨だったりだもんね。

6/14 12:41

蝶槍へ行きます。

6/14 12:43

天候は回復せず。
ガスはそれほど濃くないが雨がちらついている。

6/14 12:58

歩き進め蝶槍を振り返る。こちらから見ると突き上げてみえるのですね。

6/14 13:00

雨は降り続いているが雲が流れていることがわかる。
雲のベールが払われる時がくるのだろうか？

6/14 13:38

ヒュッテに到着です、少し遅い昼ごはんを食べることにしました。

6/14 13:51

気圧差でよく膨らんでいます。パンパンです。

6/14 13:56

たまに景色を確認する作業は怠らず！

6/14 14:08

するとなんということでしょう。
次第に穂高の山々が姿を見せ始めるじゃないですか！！！

6/14 14:18

イイヨ、イイヨー。

6/14 14:27

すっかり全容が、という訳には行きませんでしたが見たかった景色が目の前に広がり嬉しさがこみ上げてきます。

6/14 14:30

前穂高岳、岩と雲と青空と雪渓。美しい！！

6/14 14:31

ベンチで休んでいたおばさまが「槍が見えたよ」と声をかけてくれて振り返ると厚い雲の中にあった槍ヶ岳が見えていました。

6/14 14:32

おおお、カッコいいなぁ。みんな登りたがるのがわかる。

6/14 14:32

声をかけてくれたパーティーとヒュッテの前に広がる風景。
自分を含めた全員の視線が槍の頂に集まり山が好きっていう気持ちを共有しているような気がしました。ありがとう。

6/14 14:42

さて、満足したところでテン場を抜け三股へ下山します。

6/14 14:46

晴れ間はひと時のものだったんだなぁ。
目の前の出来事も一期一会なのだなぁ、なんてね。

6/14 15:50

降りはちょっと急いで降りました。

6/14 16:15

有名なゴジラ。思ったよりクオリティ高い！

6/14 16:25

吊り橋を渡ります。

6/14 16:32

常念岳ルートとの分岐点。この先すぐ登山口です。
今日も無事でした、ありがとうございます。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

Alkaline

常念岳と蝶ヶ岳の縦走に行ってきました。
天気予報では微妙な予報でしたが、現地に行くと基本曇りで時々雨。風で雲が流れたときに太陽が顔をのぞかせるような天候でした。
はじめての北アルプスでしたがルート上危ないところも無いし岩場は適度に楽しめる難度で良い山歩きができました。樹林帯の上はルートを見間違いやすいのですがペンキとケルンが豊富にありますので足元に苔が多いと思ったら周囲を見回すと正しい道がすぐに見つかります。
ライチョウは常念岳から蝶槍へ向かう途中で遭遇しました。近づきすぎると一定の距離を置かれてしまいます。。。気を付けましょう。
蝶ヶ岳のヒュッテで見た風景は圧巻でした。天候の良い日にぜひもう一度訪れてみたいですが今回のように焦らされて焦らされて少しだけ見せてくれた風景はスゴク印象的で感動的な風景でした。

コメント

Genkid

初の北アルプス、おめでとうございます！
常念ですかー！！前回の会津駒ヶ岳と言い、最近はプチ遠出ですね！車はやっぱり機動性があって良さそう。

PS.北岳でライチョウさんに会ったんですか！

Alkaline

Re: 初の北アルプス、おめでとうございます！
車だと公共交通機関頼りでは実現できない発想の登り方や時間に縛られない登山が可能になりとても良いですね。私はペーパードライバーなので連れて行っていただいている身ですが。。。
もちろん公共交通機関を使う気軽さも捨てがたい良さがありますよね。

ライチョウは昨年genki君とお会いした北岳の2か月くらい前に北岳山荘付近で遭遇しました。この時は半端ない風雨に見舞われてしまい登頂を断念しています。雨男なのかなぁ。。。