「八ヶ岳」初体験は「ガスヶ岳」 硫黄岳〜横岳〜赤岳で打止
- GPS
- 12:02
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,730m
- 下り
- 1,714m
コースタイム
- 山行
- 10:53
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 12:02
天候 | 曇 時々 霧雨 (天空は常時ガスり状態、下界は 曇 時々晴) |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
但し、未舗装林道の整備状況は極めて優れていてジャリ駐(人里の砂利の契約駐車場)レベル。奥の赤岳山荘や美濃戸山荘へもすれ違いのストレスを気にしなければ乗用車で全く問題なし! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
|
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感想
初めての八ヶ岳。前日の昼・夕方の天気予報では「晴時々曇」だったため梅雨の中休みの好天を期待するも、朝からどんより曇空。日中気温が上がるとともにガスがなくなり晴れることを期待していましたが逆方向へ・・・。
途中の赤岳鉱泉までは、若干霧がかった曇りといったところでまずまずでしたが、それ以降は徐々に霧が深くなり時折、霧雨状態!レインウェアを装着です。標高2500m以上の天空稜線に出るとガスは益々濃くなり、推定風速15m程度の風も吹くようになります。雪山ならば完全にホワイトアウト状態です。体感気温は一桁、夏用透湿グローブで手がかじかんできたためゴアテックス手袋に換装するはめになりました・・・。
硫黄岳から横岳へ向かっている辺りがガスリのピーク。眼鏡(サングラス)は低温強風霧雨の絶賛ガスり中の低速歩行では常に曇りっぱなし・・・、危険なので外しての行動となりました。が、個人的にこれは悪くなかったです。眼鏡をかけると裸眼と比べて距離感がづれて、遠くのものが近くに見えてしまうためどうしても誤差が生じます。下山で特に顕著となり実際よりものが近くにあると錯覚してしまうため常に想定より地面が(僅かに)遠くなります。足への衝撃が大きくなり足の疲弊が早まるとともに(感覚と現実のづれ?で)神経・頭も消耗します・・・。眼鏡を外す事で物がぼける反面、距離感が想定とぴったり重なります!足への衝撃が減るとともに楽に早く安全に下山出来るようになります(^_^)
※私は青少年の成長期、スポーツ時に眼鏡をかける習慣がなく常に裸眼で過ごしていてその状態で体が作られました。スポーツ時にも眼鏡をかけるようになったのは車の免許をとって以降です。幼少時から眼鏡やコンタクトとともに成長した場合は眼鏡等を外しても距離感が良くなるとは限らず逆に悪くなる可能性もあるのでご注意ください
後天的に視力が落ちた人ならば、眼鏡等を外すことで苦手な下山が得意になる可能性があるので試してみるのも良いでしょう(^_^)。但し極度に視力が悪く眼鏡がないと歩くのに支障が生じる場合は絶対にはずさないでください(視力が0.1以上で乱視が少なければ試してみる価値大です)。
さて、裸眼と眼鏡使用時の距離感のづれについてはここまで、お山の感想に戻ります。登山ルートは全体的によく整備されさすがは人気の八ヶ岳、一年中登山者がいて冬でも山小屋がやっている地域は格が違いました。欠点をあげるとしたら道標やマーキングが少ないことぐらいです(踏み跡が明瞭で展望が良いことからガスが酷くなければ全く問題なしです)。
今回はガスが凄くて視界が悪く、天空稜線や山頂での展望ゼロ。遭難・滑落を避けるために急がば回れ〜回れ〜回れ、考えて〜の行動を余儀なくされたためにテキパキと早足で進む事ができませんでした。が、ガスと風が穏やかならば気持ちよく進めたであろう稜線も多く、常に大展望を味わえたはずです。予定では赤岳〜阿弥陀岳に向かうはずでしたが、ガスに翻弄されて時間が押していたため阿弥陀岳を諦めて、百名山・八ヶ岳最高峰の赤岳登頂で打止とし、下山しました。
今回、予定通りの縦走がかなわなかったので、いつになるかは未定ですが好天時に阿弥陀岳を含めて必ずやリベンジしたいと思います!
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