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Yamareco

記録ID: 906631
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

中央アルプス・三ノ沢岳から宝剣岳へ

2016年06月27日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.4km
登り
735m
下り
724m

コースタイム

日帰り
山行
4:44
休憩
1:56
合計
6:40
8:10
25
8:35
8:40
10
8:50
8:50
100
10:30
11:00
87
12:27
12:35
25
13:00
13:25
7
13:32
14:20
30
14:50
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
○平日の菅の台バスセンターの始発は7時15分でした。乗客が多い場合は適宜臨時便が出ます。
○菅の台の駐車場は1回600円(2日、3日とめても同じです)。トイレ、水道があり、車中泊可です。
コース状況/
危険箇所等
千畳敷駅に登山ポストあり
その他周辺情報 ○菅の台に「こまくさの湯」610円あり
○ちょっと離れた家族旅行村には「こぶしの湯」610円があります。こちらは60歳以上は510円でした。
ロープウェイしらび平駅
2016年06月27日 07:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/27 7:42
ロープウェイしらび平駅
千畳敷駅を出るとこんなに素晴らしい景色が広がります
2016年06月27日 08:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 8:00
千畳敷駅を出るとこんなに素晴らしい景色が広がります
駒ヶ岳神社にお参りしてから左の登山道へ向かいます
2016年06月27日 08:02撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 8:02
駒ヶ岳神社にお参りしてから左の登山道へ向かいます
南アルプスの後ろに富士山が顔を出しています
2016年06月27日 08:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 8:06
南アルプスの後ろに富士山が顔を出しています
ショウジョウバカマはピンクと言うより紫色でした
2016年06月27日 08:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/27 8:13
ショウジョウバカマはピンクと言うより紫色でした
千畳敷駅と宝剣岳です
2016年06月27日 08:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 8:16
千畳敷駅と宝剣岳です
左に八ヶ岳、右に甲斐駒ヶ岳が見えています
2016年06月27日 08:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 8:32
左に八ヶ岳、右に甲斐駒ヶ岳が見えています
さらに右には南アルプスの勇峰が連なっています
2016年06月27日 08:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 8:32
さらに右には南アルプスの勇峰が連なっています
こちらは山頂部が雲に隠れていますが御嶽山です
2016年06月27日 08:37撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/27 8:37
こちらは山頂部が雲に隠れていますが御嶽山です
今回の目的の山、三ノ沢岳が足下に見えます
2016年06月27日 08:37撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/27 8:37
今回の目的の山、三ノ沢岳が足下に見えます
こちらは乗鞍岳です
2016年06月27日 08:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 8:48
こちらは乗鞍岳です
手前に宝剣岳、奥に木曽駒ヶ岳
2016年06月27日 08:53撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 8:53
手前に宝剣岳、奥に木曽駒ヶ岳
伊那前岳です
2016年06月27日 08:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 8:54
伊那前岳です
木曽駒ヶ岳の左後方の乗鞍岳の雲がとれてきました
2016年06月27日 08:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/27 8:54
木曽駒ヶ岳の左後方の乗鞍岳の雲がとれてきました
右の三ノ沢岳の左手には空木岳、南駒ヶ岳、さらに後ろには恵那山が見えています
2016年06月27日 09:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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右の三ノ沢岳の左手には空木岳、南駒ヶ岳、さらに後ろには恵那山が見えています
空木岳と南駒ヶ岳
2016年06月27日 09:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 9:06
空木岳と南駒ヶ岳
アオノツガザクラが可愛い
2016年06月27日 09:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/27 9:15
アオノツガザクラが可愛い
キバナシャクナゲも沢山咲いていました
2016年06月27日 09:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 9:19
キバナシャクナゲも沢山咲いていました
チングルマ
2016年06月27日 09:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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チングルマ
またまたキバナシャクナゲを撮ってしまいました
2016年06月27日 09:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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またまたキバナシャクナゲを撮ってしまいました
大きなケルンの指導標がありました。ここからが登りの本番です
2016年06月27日 10:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/27 10:10
大きなケルンの指導標がありました。ここからが登りの本番です
御嶽山、乗鞍岳がよく見えます
2016年06月27日 10:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 10:10
御嶽山、乗鞍岳がよく見えます
宝剣岳から木曽駒ヶ岳の主稜線
2016年06月27日 10:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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宝剣岳から木曽駒ヶ岳の主稜線
乗鞍岳のアップ
2016年06月27日 10:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 10:12
乗鞍岳のアップ
御嶽山のアップ。噴煙が見えます
2016年06月27日 10:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 10:12
御嶽山のアップ。噴煙が見えます
山頂直下のお花畑
2016年06月27日 10:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 10:23
山頂直下のお花畑
ハクサンチドリが沢山咲いていました
2016年06月27日 10:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 10:26
ハクサンチドリが沢山咲いていました
後方の岩峰が山頂です
2016年06月27日 10:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/27 10:27
後方の岩峰が山頂です
しょぼくれていたイワカガミも元気になってきました
2016年06月27日 10:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/27 10:28
しょぼくれていたイワカガミも元気になってきました
三等三角点ある三ノ沢岳山頂
2016年06月27日 10:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 10:32
三等三角点ある三ノ沢岳山頂
お決まりの記念写真です
2016年06月27日 10:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 10:59
お決まりの記念写真です
宝剣にはこんな鎖場が連続します
2016年06月27日 12:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/27 12:46
宝剣にはこんな鎖場が連続します
見上げるような高さの宝剣岳
2016年06月27日 12:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 12:46
見上げるような高さの宝剣岳
イワベンケイが咲き始めていました
2016年06月27日 12:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 12:47
イワベンケイが咲き始めていました
タカネシオガマが咲いていました
2016年06月27日 12:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 12:48
タカネシオガマが咲いていました
宝剣岳山頂で昼食タイムです
2016年06月27日 13:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 13:18
宝剣岳山頂で昼食タイムです
宝剣を下りたらガスが出始めたので下山することにしました。
2016年06月27日 14:37撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 14:37
宝剣を下りたらガスが出始めたので下山することにしました。
千畳敷駅付近のお花畑でみつけたクロユリ
2016年06月27日 14:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/27 14:47
千畳敷駅付近のお花畑でみつけたクロユリ

感想

 昨日とは打って変わって雲一つない快晴となった千畳敷に降り立った登山者のほとんどは木曽駒ヶ岳を目指して右手の登山道へ足早に消えていった。私は三ノ沢岳を目指すので左の登山道へ入る。整備された歩きやすい歩道なので30分ほどで極楽大平の稜線に出た。あっという間にアルペンムードが漂う稜線に立てるのだからここのロープウェイはすごい。

 稜線からの展望は素晴らしい。これから向かおうとしている三ノ沢岳はもとより、空木岳、南駒ヶ岳など中央アルプス南部の山々が重なり合うように見えている。昨日登った安平路山あたりも見えている。東側には南アルプスが、北は甲斐駒ヶ岳、南は聖岳までがずらりと並んでいる。その左奥には八ヶ岳が顔を出している。

 三ノ沢岳は主稜線から外れているため登り残してしまった山であるが、この時期、お花畑が素晴らしいというので今回訪ねることにしたのだ。その頂に立つには一旦大きく下って登り返さなければいけない。片道1時間40分の行程だ。

 木曽駒ヶ岳や宝剣岳に比べると地味なせいか登山者が少ない。私にとってはその方が静かな山行が楽しめるので都合がいい。
 道が登りになってくる頃からハクサンシャクナゲが目に付くようになった。ついこの間まではピンク色の大ぶりなアズマシャクナゲを見ていたので、小ぶりなハクサンシャクナゲはいかにも高山植物という感じがする。

 岩峰を右へ左へと巻きながら山頂への最後の登りをこなし、山頂直下の巻き道に差し掛かると一気にお花畑が広がった。ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、チングルマなどなどが一斉に咲いている。これらの花に混ざって今年お初のハクサンチドリも咲いていた。

 大きな岩が重なり合った山頂からは360度の展望が待っていた。さっきまで雲に隠れていた御嶽山や乗鞍岳も見えるようになった。昔登った恵那山や南木曾岳も指呼出来る。 先行していた若者も先へ進んでしまったため静かな山頂を独り占めである。天気も上々だし高山植物は満開だし何もいうことはない。大満足な登頂となった。

 目的を達したものの天気はいいし、時間的にもまだまだ余裕があるのでこのまま帰るのももったいないので宝剣岳を越え、乗越浄土から千畳敷に戻ることにした。宝剣はずっと昔に桂小場から登りはじめて木曽駒ヶ岳を越え、檜尾岳まで縦走したときに越えたことがある。けっこうな岩場だった気がするが展望の良い山頂だった覚えがある。

 地図に記載された時間は山頂まで50分とあったが半分の25分でその山頂に立てた。もっと人がいるかと思ったが若者のカップルが一組いるだけだった、その二人も写真を撮ったら下りて行ってしまったので、またまた静かな山頂を独り占めすることになった。

 もうここで見える山を説明してもキリがないのでちょっと遅い昼食にすることにした。今日のお昼はソースかつ丼で有名な明治亭のメンチカツサンドである。本当は、ヒレカツサンドにしたかったのだがヒレが売り切れだったのでメンチで我慢したのだ。でも、この登山三登と名付けられたメンチカツサンドもなかなか美味しかった。食べ終わった箱が嵩張らないよう小さく折りたためるのもいい。

 朝のうちは雲一つない快晴だったし、歩き始めた頃には富士山まで見えていたのに、お昼を過ぎたころから雲行きが怪しくなってきた。今いる宝剣の頂も陰ってくることが多くなってきたのでボチボチ山を下りることにした。

 乗越浄土にある宝剣山荘でビールを飲んでいたらあっという間にガスが立ちこめ、木曽谷から冷たい風が吹き込んできた。冷たいビールを美味しく飲んだのに寒くなってきたので暖房が効いた小屋の中で休憩をさせてもらった。

 乗越浄土から千畳敷駅までは30分もかからなかった。千畳敷には観光客用の遊歩道が整備されているが、高山植物を見るにはまだちょっと早いようだ。一面お花畑になるにはもう2,3週間は必要だろうか。

 下山したら温泉である。昨日は、駒ヶ根家族旅行村にあるこぶしの湯に入ったが今日はバスセンターに近いこまくさの湯である。ここは肌がつるつるする気持ちのよいお湯である上、露天風呂からいま登ってきた宝剣岳が見えるのがこれまたいい。温泉に入って山を眺める。極楽極楽。

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技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
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