歩きたかった白馬三山

2016年07月08日(金) [日帰り]

• GPS: 11:20
• 距離: 21.0km
• 登り: 2,381m
• 下り: 2,372m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:04
• 休憩: 1:21
• 合計: 11:25

3:58 猿倉荘
4:36 4:36 白馬尻荘
4:40 4:51 白馬尻小屋
5:47 5:48 岩室跡
6:53 6:58 避難小屋
7:52 7:55 白馬山荘
8:06 8:11 白馬岳
8:19 8:33 白馬山荘
8:42 8:42 白馬岳頂上宿舎
8:47 8:48 丸山
9:50 9:50 杓子岳
10:41 10:48 鑓ヶ岳
11:21 11:22 大出原
12:17 12:39 白馬鑓温泉小屋
12:54 12:54 鑓沢
13:06 13:06 崩沢
13:09 13:12 落石沢
13:14 13:14 杓子沢
13:29 13:29 サンジロ(三白平)
14:05 14:06 小日向のコル（1824m）
14:39 14:39 中山沢
14:50 14:50 猿倉台地（1502m）
14:56 14:56 水芭蕉平
15:14 15:18 猿倉荘
15:20 15:23 猿倉登山口駐車場
15:23 ゴール地点

天候

曇り→雨→曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿倉の無料駐車場

コース状況／危険箇所等

白馬鑓ヶ岳から鑓温泉の鎖場は、雨で足場が濡れていたため、より注意が必要でした。
鑓温泉から猿倉へは、雪渓を何度かトラバースしますので、対岸の夏道を見分けること、踏み抜きに注意が必要でしょうか。

写真

7/8 3:54

朝4時、真っ暗で・・・何も・・・写って無い。

7/8 4:06

戻りは、ここから合流予定。

7/8 4:09

薄っすらと空が・・・

7/8 4:14

板の上を歩くも良し・・・

7/8 4:24

この先から道幅が狭くなり、登山道らしくなります。
ベンチがあるのは、準備を整えろ！と言われているような気がしました。

7/8 4:26

大雪渓までは、板を渡してくれていますが、鑓ヶ岳−猿倉の間は、一切の板渡しはありません。雨で増水した際は注意です。

7/8 4:38

おなじみ

7/8 4:40

7月16日（土）から営業の様です。感謝！

7/8 4:40

気温は12℃

7/8 4:42

トイレは利用できます。飲用可能な水道もありました。が、蛇口をひねっていないので出るかなぁ？

7/8 5:00

雪渓の取りつきが見えてきました。

7/8 5:03

おっあそこからだな

7/8 5:04

ヘルメット、日焼け止め、サングラス、

7/8 5:09

そして、チェーンスパイクを装着して、いざ大雪渓へGO！

7/8 5:09

サイレント落石に注意。紅柄に沿って登るんですね。ほぼ中央が安全ってことかな。

7/8 5:09

日差しが大雪渓に届き出しました。

7/8 5:14

生暖かい風が時々吹きます。今一つ涼しさを感じません。

7/8 5:16

ちょっと汚れたスプーンカット。しかし、時間の芸術は美しい。

7/8 5:17

こちらは、時間の悪戯。

7/8 5:21

前方には誰一人見当たりません。

7/8 5:28

後方にも誰一人見当たりません。

7/8 5:53

大雪渓を独り占め。

7/8 6:04

大雪渓歩きの終点が近づいています。左右の融雪が進んでいます。

7/8 6:05

右手

7/8 6:06

左手

7/8 6:08

ここで大雪渓歩き終了。

7/8 6:09

定点観測でしょうか？

7/8 6:10

振り返って

7/8 6:21

黄色1号

7/8 6:22

黄色2号

7/8 6:23

オレンジ1号

7/8 6:25

青1号

7/8 6:48

この雪渓も超えて行きます。紅柄もトレースも無く悩み且つ緊張しました。チェーンスパイクを装着。

7/8 6:58

7/8 6:59

7/8 7:04

頂上宿舎が見えてきました。

7/8 7:05

白馬村は、曇りですね。

7/8 7:11

最近話題になった、天然記念物の岩に似ている様な・・・

7/8 7:29

頑張る！

7/8 7:33

スルーします

7/8 7:34

杓子様、鑓様、後で行きます。しばしお待ちください。

7/8 7:36

守りましょうぞ。

7/8 7:38

稜線に出ると正面には、朝日岳。

7/8 7:39

先ずは、白馬山荘を目指しましょう。

7/8 7:51

8年ぶり

7/8 7:51

受け付けは、こっち。

7/8 7:51

ふーん

7/8 7:55

さて、白馬岳を目指しましょう。

7/8 8:05

登頂

7/8 8:06

7/8 8:07

白馬岳から望む杓子岳と白馬鑓ヶ岳

7/8 8:07

眼下に大雪渓

7/8 8:08

白馬尻小屋も見えます。

7/8 8:08

剱岳と立山

7/8 8:11

雪倉岳方面ですかね。

7/8 8:11

こっちが大池方面ですよね。

7/8 8:15

さて、杓子岳を目指しましょう。

7/8 8:40

頂上宿舎上の分岐まで戻ってきました。

7/8 8:44

予想以上のアップダウン

7/8 8:48

おぉ〜楽しそう、気持ち良さそう

7/8 8:49

清水谷方面（西側斜面）

7/8 8:56

曇りですが、雲が高い位置にあるので、視界は良好です。

7/8 8:58

あそこを歩くんだな

7/8 8:59

大雪渓を左手（東斜面）に見ながら進みます。雪渓の上にいる人の姿も見えます。

7/8 9:04

杓子に向かう稜線のコルから清水谷方面を望む。カールのようでした。

7/8 9:18

7/8 9:20

巻かずに杓子頂上を目指しますよ。

7/8 9:24

足元が灰色から茶色に変わります。

7/8 9:25

一つ一つの石が綺麗なんです。

7/8 9:27

庭に敷き詰めたくなります。

7/8 9:39

ひたすら上へ上へ。ザレています。

7/8 9:40

白馬岳に続き杓子岳に登頂！

7/8 9:41

杓子岳から望む白馬岳

7/8 9:42

杓子岳から望む鑓ヶ岳

7/8 9:43

唐松岳、五竜岳、鹿島槍が岳

7/8 9:43

歩いて来た稜線を振り返る

7/8 9:47

さて、鑓を目指しましょう

7/8 9:48

おぉ崖っぷち。

7/8 9:55

これまた、楽しそう、気持ち良さそう

7/8 9:59

杓子岳を振り返って

7/8 10:01

杓子と違って足元が灰色

7/8 10:11

山頂が改めて姿を現しました。

7/8 10:18

痩せた稜線の両側がお花畑（オールスターの競演のようでした）

7/8 10:18

左手斜面

7/8 10:19

右手斜面

7/8 10:20

白馬岳と杓子岳。ここまで歩いて来たんだ・・・

7/8 10:20

そして、三山目最後の白馬鑓ヶ岳をロックオン

7/8 10:34

雨が降り始めたので、岩陰に荷物を置いてカッパを着込みました

7/8 10:43

すぐそこです

7/8 10:44

白馬三山踏破しました！白馬鑓ヶ岳から望む白馬岳と杓子岳。雨が降っていますが視界は悪くありません。

7/8 10:45

天狗山荘も現れました。その先にある不帰嶮にも近い将来会いに行きます。

7/8 11:02

単なる木の棒と化したのか・・・？

7/8 11:02

下の板にも・・・消えてる。ここから鑓温泉小屋経由猿倉へ下山します。雨で足元が滑りやすく慎重に下りました。

7/8 11:02

7/8 11:19

鑓温泉までは、この雪渓1か所だけでした。対岸の夏道目指してヒールキックで通過しました。

7/8 11:44

滑落事故発生！注意を促しています。ストックしまって両手を使いましょうと書かれています。

7/8 11:52

最初の鎖場。上部から撮影

7/8 11:53

最初の鎖場。下部から撮影。この下にも数か所鎖場あります。雨が降っていたので、特に慎重に通過しました。

7/8 12:07

白馬鑓温泉小屋が視界に入りました。カッパも着ているし蒸し暑い！

7/8 12:13

幾度となく、水場を通過します。

7/8 12:19

小屋に到着。小屋は工事中でした。温泉の湯船は綺麗ですね。

7/8 12:19

左膝が良くないので、温泉で温めると悪化するため、温泉はスルーします。でも、エネルギー補給の小休止。

7/8 12:24

雨が上がったので、雨対策装備をすべて解除！蒸し暑さから開放。

7/8 12:40

小屋からの夏道が使えません。夏道は、小屋のすぐ下に流れ落ちる温泉の湯（写真では白く流れている）と並行してあります。小屋のすぐ下から、この流れ落ちる湯を超えて下山しました。一段下がっているので、写真ではわかりません。

7/8 12:46

小屋の方から、融雪が進んで穴が開いている雪渓があるので注意するようにとのアドバイスをもらいました。この雪渓は、対岸に夏道が見えますが、途中に穴が開いているので、注意してトラバしました。

7/8 12:50

無事にトラバできました

7/8 12:50

荷揚げでしょうか？何往復もしているようでした。感謝！

7/8 12:54

今回最長のトラバでした。

7/8 13:28

八方尾根ですね。リフトの駅が見えます。来年も雪のある季節に登りたい。

7/8 13:29

あの凹んだ所が、小日向のコルですね。あそこまで行くって事ね、蒸し暑そう・・・

7/8 13:53

黄色3号が沢山咲いています。暑さを忘れさせてくれます。

7/8 13:58

わかりますか？縦方向の中央、横方向の左よりの斜面に白馬鑓温泉小屋が見えます。あそこじゃ雪崩で潰されますよね。毎年建て直す理由が理解できます。ありがとうございます。

7/8 14:03

どうやら登り切ったようなので、この辺りが小日向のコルでしょう。猿倉までは、もうひと踏ん張り！ファイト！！

7/8 14:04

湿地帯？

7/8 14:05

池？右にある壊れた道標の板に「小日向のコル」と記されています。

7/8 14:12

尾瀬だけに咲くんじゃないぞ！と黄色3号が言っているようでした。

7/8 15:07

猿倉から大雪渓への林道に合流です！

7/8 15:08

やったー

7/8 15:11

林道から猿倉荘までの最後の登山道に再び入ります

7/8 15:16

猿倉到着！

7/8 15:16

雨に降られましたが、楽しく、怪我無く、日没前に下山出来ました。ありがとうございました。

7/8 15:22

今朝の4時には、5台だったけど・・・増えた。

撮影機器：

PowerShot S3 IS CANON

感想

zve01117

8年前に妻と登った白馬岳。白馬岳頂上から見た杓子と鑓への稜線を歩いてみたいと思い、8年越しで実現しました。天候は今一つでしたが、人気の山とは思えない静かな山旅が出来て満足です。
ピッケルを車に置いて入山。下山時、幾度となく雪渓をトラバーしましたが、面倒なのでチェーンスパイクを付けませんでした。経験の浅い私であれば、滑落停止の練習経験のあるピッケルを使うか、最低でもチェーンスパイクを装着した方が良かったかなぁと思った次第です。滑落しなかったのは、結果論ですね。反省。

コメント

syunke

はじめまして(^_^)
近々白馬大雪渓に行こうと思っているのですが、チェーンスパイクでも問題なさそうでしょうか？大雪渓の状況など教えて頂けたらと思いコメントさせていただきました。

zve01117

Re: はじめまして(^_^)
syunkeさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

私の場合（あくまで結果ですが）は、チェーンスパイクで問題ありませんでした。
朝の4時に猿倉を出発し4:45頃に白馬尻小屋（気温は12℃程度）、そこから大雪渓に取り掛かりました。想像以上に足元の雪が締まっていて固く、足が沈む感覚はありませんでした。とても登り易かったんです。
クレバスは一か所しか気が付きませんでした。浅く狭い危険度の低いクレバスでした。
ルートどりは、素直に紅柄に沿って歩きました。
大雪渓の後に、再び雪渓をトラバース（一か所だけ）しますので、アイゼンもしくはチェーンスパイクは、ザックから取り出しやすい場所に入れておくと良いと思います。
準備段階では、6本爪のアイゼンと比較して、足裏全体である程度のグリップが期待できることと、装着のし易さで、チェーンスパイクを選択しました。
6本爪アイゼンと比較して、爪の長さが短いのが気がかりでした。下りで幾度かの雪渓をトラバースしたのですが、長い下りでは6本爪アイゼンの方がグリップが効くのかな？とも考えました。（この辺のことは、比較したことがないので、良くわかりません・・・）
個人的な考えとなりますが、6本爪でもチェーンスパイクでも大丈夫だと思っています。
8月の大雪渓は、4本爪の軽アイゼンが大勢だと聞いています。
登っていてとても気持ちの良い大雪渓でした。
ぜひ、安全に楽しく白馬の大雪渓を満喫してきてください。

syunke

Re:はじめまして(^_^)
zve01117さん大雪渓の状況がよく分かりました。ありがとうございます??明日白馬岳に行こうと思っていたので助かりました。
今年はどこも雪が少ないみたいですね。

zve01117さんの言う通り、安全に楽しんでこようと思います。