記録ID: 916502
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山
飯豊連峰縦走(弥平四郎〜飯豊温泉)
2016年07月11日(月) 〜
2016年07月14日(木)
体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 75:04
- 距離
- 45.7km
- 登り
- 3,604m
- 下り
- 3,614m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 6:47
2日目
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 10:09
3日目
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:08
天候 | 7/11:晴れ時々曇り 7/12:晴れ 7/13:霧雨のち風雨 7/14:暴風雨のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
7/10:札幌--(飛行機)--新潟 7/11:新潟--(JR)--野沢--(西会津町デマンドバス)--弥平四郎 ※西会津町デマンドバスは予約制。朝1便は前日まで、その他は2時間前までに予約電話が必要。県外者は一律\500。 帰り 7/15:飯豊温泉--(小国町営バス)--小国--(JR)--新潟--(飛行機)--札幌 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○弥平四郎集落〜弥平四郎登山口 林道歩き。迷う箇所や危険箇所無し。 ○弥平四郎登山口〜松平峠 明るいブナ林を行く。緩やかな登りかと思えば突如として急になったりする。道は明瞭で迷う箇所なし。十森の水場は水量豊富で冷たくおいしい水。三国小屋に泊まる場合はここで汲んで行く。 ○松平峠〜猪鼻 細尾根を辿る道。道幅狭く両側が切り立っている箇所あり。高度感があり、足を踏み外せば落ちるが、慎重に歩めば問題なし。猪鼻の水場は未確認。 ○猪鼻〜三国小屋 緩やかで眺めの良い稜線を行く。危険箇所なし。ここから突如として花が多くなった。ヒメサユリとアカモノが美しい。 ○三国小屋 とてもきれいな小屋で快適。全く臭わないトイレが小屋内にあって便利。水場なし。眺望良し。 ○三国小屋〜本山小屋 アップダウンのある稜線歩き。岩場もあるが簡単に通過できる。本山小屋手前の御前坂は疲れた身体にこたえるので、ゆっくりと行きたいところ。本山小屋手前からイイデリンドウが見られる。きれいな花と、端正な大日岳を見ながら歩く。切合小屋の水場は小屋前にあり便利。本山小屋の水場は未確認だが近そう。 ○本山小屋〜御西小屋 たおやかな稜線歩き。花多く景色良し。大雪山を歩いているような錯覚を起こしそう。 ○御西小屋〜大日岳 尾根歩き。御西小屋近くの雪渓はやや急だがノーアイゼンで通過できる。大部分は緩やかな道。大日岳直下は急坂。花多く眺望良し。 ○御西小屋 草原の中に佇む小屋。ロケーションが素敵。昔風トイレ。水場は3分下り、戻り5分。とても冷たくておいしい湧き水。今山行中一番の水だった。 ○御西小屋〜門内小屋 緩やかな起伏の稜線。道は稜線の東側を通過する箇所が多い。多くの雪渓を横切る。雪渓の頭部付近の緩傾斜部を慎重に歩き、夏道の取り付きを見逃さない事が肝要。雪道に馴れた人はアイゼン無しで大丈夫。雪道に不安な人は軽アイゼンがあれば心強いかも。梅花皮小屋の治二清水はおいしい水、しかも近い。 ○門内小屋〜頼母木小屋 緩やかなピークが連なる稜線歩き。危険箇所無く歩きやすい。濃霧悪天時は登山道以外に迷い込まないよう注意。 ○頼母木小屋 小屋に水場あり。トイレはかき混ぜ式バイオトイレ。小屋、トイレとも清掃が行き届いている。小屋管さんがストーブを持ってきてくれた。夜、寝静まるとネズミが運動会を始めるので、荷物はまとめてザックの中へ収納した方がよい。 ○丸森尾根 ひたすら下る道。夫婦清水まで下り一辺倒。大きな段差や浸食で溝状になった箇所は歩きにくい。木の根も多い。夫婦清水は未確認。夫婦清水から「のぞき」までは僅かな登り返しあり。標高1300m〜1000m付近まではブヨの大群につきまとわれた。「のぞき」から登山口までは所々岩が露出する急坂。岩は雨に濡れると非常に滑る。木の根もすべり足の置き場に困る。この最後の下りが一番危険と感じた。 |
その他周辺情報 | ○飯豊山荘 下山後に宿泊した。源泉かけ流しの温泉は最高。食事は岩魚と山菜中心。岩魚の塩焼きと甘露煮がおいしい。色々登山客の便宜を図ってくれる宿。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
シェラフ
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感想
二日目の天候は快晴で、飯豊の核心部を満喫できた。嫋やかな稜線と高山植物の花々が素晴らしい。ヒメサユリとイイデリンドウはやはり可憐だ。チシマギキョウが多く咲いていたが、イワギキョウが全く見られないのがちょっと不思議。
当初、常念山脈縦走を企てていたが、週間天気予報が思わしくないため、飯豊縦走に変更した。計画段階では大石ダムへ抜ける予定であったが、暴風雨の稜線を長時間歩き続ける自信が無いので、飯豊温泉に下山した。計画を完遂できなかった点において若干の心残りがあるものの、下山後の疲労を考えると妥当な選択であったと思う。
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