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Yamareco

記録ID: 934542
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

立山(室堂〜雄山〜大汝山〜富士ノ折立〜大走り〜雷鳥沢〜ミクリガ池)

2016年08月06日(土) 〜 2016年08月07日(日)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:47
距離
12.3km
登り
1,040m
下り
1,034m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:02
休憩
2:18
合計
9:20
7:55
69
スタート地点
9:04
9:19
103
11:02
11:47
80
13:07
13:24
4
13:28
13:42
3
13:45
13:47
9
13:56
14:23
141
16:44
16:49
6
16:55
17:08
7
2日目
山行
0:47
休憩
0:30
合計
1:17
7:09
7:11
21
7:32
7:56
11
8:07
8:11
3
8:14
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
立山有料道路(桂台〜美女平および追分〜室堂間)はマイカー規制
コース状況/
危険箇所等
室堂〜雄山間はピストンの登山者が多いため渋滞する。
雷鳥沢付近に登山道が不明瞭の所あり、注意
その他周辺情報 みくりが池温泉、らいちょう温泉雷鳥荘、雷鳥沢ヒュッテで日帰り入浴可
桂台料金所にて開門の6:00を待ちます。
桂台料金所にて開門の6:00を待ちます。
桂台からはマイカー規制。
桂台からはマイカー規制。
室堂ターミナル着。ホテル立山の中に入り、登山道へ向かいます。
室堂ターミナル着。ホテル立山の中に入り、登山道へ向かいます。
玉殿湧水にて水を補給し登山開始です。
玉殿湧水にて水を補給し登山開始です。
一ノ越までの整備された道。
2016年08月06日 08:07撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/6 8:07
一ノ越までの整備された道。
2016年08月06日 08:17撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/6 8:17
雪渓でうきうき。
2016年08月06日 08:31撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/6 8:31
雪渓でうきうき。
続々と登山者が。
続々と登山者が。
ゴマ粒のような人
2016年08月06日 09:11撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/6 9:11
ゴマ粒のような人
一の越から槍ヶ岳が見えます。
一の越から槍ヶ岳が見えます。
渋滞発生です。
よい天気
雄山神社、参拝していきます。
雄山神社、参拝していきます。
参拝料500円也。
奥に黒部湖がチラ見え。
2016年08月06日 11:23撮影 by  402SO, Sony
1
8/6 11:23
奥に黒部湖がチラ見え。
可憐なリンドウが随所でお出迎え。
2016年08月06日 11:51撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/6 11:51
可憐なリンドウが随所でお出迎え。
大汝山手前の眺望よい場所で昼食・コーヒータイム。
大汝山手前の眺望よい場所で昼食・コーヒータイム。
大汝休憩所にザックをデポしてピークへ…の前に、おみやげを物色します。
大汝休憩所にザックをデポしてピークへ…の前に、おみやげを物色します。
バンダナに一目惚れし、色違いを購入。
バンダナに一目惚れし、色違いを購入。
大汝休憩所が「春を背負って」のロケ地だったと、おじさんに教えてもらった。
映画を見たことなかったので興味がわいた。
大汝休憩所が「春を背負って」のロケ地だったと、おじさんに教えてもらった。
映画を見たことなかったので興味がわいた。
下の尾根につくまでが地味に長かった。
2016年08月06日 14:36撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/6 14:36
下の尾根につくまでが地味に長かった。
尾根歩きからの絶景
2016年08月06日 14:49撮影 by  402SO, Sony
8/6 14:49
尾根歩きからの絶景
振り返って空はこんなに青かったっけ・・と。
2016年08月06日 15:26撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/6 15:26
振り返って空はこんなに青かったっけ・・と。
一部の場所ではチングルマもまだ咲いてました。
2016年08月06日 15:32撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/6 15:32
一部の場所ではチングルマもまだ咲いてました。
でも大体はもう散った後でした。マッチ棒の太さになるまでに10年かかると知って敬意を払いたくなった。
2016年08月06日 15:39撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/6 15:39
でも大体はもう散った後でした。マッチ棒の太さになるまでに10年かかると知って敬意を払いたくなった。
浄土橋。心も洗われるよう。
2016年08月06日 16:55撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/6 16:55
浄土橋。心も洗われるよう。
雷鳥沢キャンプ場。テントがカラフル。
雷鳥沢キャンプ場。テントがカラフル。
夕暮れに染まる山々
2016年08月06日 18:54撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
8/6 18:54
夕暮れに染まる山々
夜には天の川も見れました。(星景写真の撮影方法にむくむく興味が・・)
2016年08月06日 21:42撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/6 21:42
夜には天の川も見れました。(星景写真の撮影方法にむくむく興味が・・)
2日目の朝日。4時ぐらいから日の出を待っていたのに結局見えたのは6時過ぎ(笑)
2016年08月07日 06:16撮影 by  402SO, Sony
8/7 6:16
2日目の朝日。4時ぐらいから日の出を待っていたのに結局見えたのは6時過ぎ(笑)
雷鳥ヒュッテに別れを告げて出発
2016年08月07日 07:02撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/7 7:02
雷鳥ヒュッテに別れを告げて出発
まさに地獄谷
2016年08月07日 07:07撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/7 7:07
まさに地獄谷
遠くに見える稜線の上に人が。私たちもこれからあそこに行くのか・・と。
2016年08月07日 07:19撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/7 7:19
遠くに見える稜線の上に人が。私たちもこれからあそこに行くのか・・と。
血の池地獄。おどろおどろしい。
2016年08月07日 07:29撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/7 7:29
血の池地獄。おどろおどろしい。
鏡のようなみくりが池。
2016年08月07日 07:58撮影 by  402SO, Sony
1
8/7 7:58
鏡のようなみくりが池。
遠くに見える荷運びのヘリ。
2016年08月07日 08:01撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/7 8:01
遠くに見える荷運びのヘリ。
――――黒部ダム側から――――
室堂からトロリーバスで黒部ダム側に。
連なる山だらけ。
2016年08月07日 09:34撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/7 9:34
――――黒部ダム側から――――
室堂からトロリーバスで黒部ダム側に。
連なる山だらけ。
エメラルドグリーンなダム!
2016年08月07日 11:31撮影 by  402SO, Sony
8/7 11:31
エメラルドグリーンなダム!
遠目に見える、前日に上った山々
2016年08月07日 12:16撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
8/7 12:16
遠目に見える、前日に上った山々
最後はダムカレーで〆!!
2016年08月07日 14:05撮影 by  402SO, Sony
8/7 14:05
最後はダムカレーで〆!!

装備

個人装備
お財布または小銭入れ ザック ザックカバー ストック ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 水筒またはハイドレーション 飲料 行動食 非常食 昼食 ハットまたはキャップ サングラス レインウエア 防寒具 ゲイター ミドルレイヤー ベースレイヤー ロールペーパー ウェットティッシュ ポリ袋 日焼け止め タオルまたは手ぬぐい バッテリー類 洗面セット(ボディペーパー/クレンジングシート/歯ブラシ/コンタクト液ケース等) 眼鏡 温泉セット 2日目の衣類 マグカップ
共同装備
地図 コンパス 登山計画書 ガスカートリッジ ストーブ クッカー

感想

終日お天気に恵まれました。
この時期この時間は遠景に靄が発生することが多く、今回のように眺望が鮮明なのは珍しいとのこと。
どこからの眺望も素晴らしく、終始心を動かされ続けた山行でした。

室堂から雄山までは学校登山者やピストン登山者も多く、予想外に渋滞しました。
渋滞に巻き込まれたくない場合は、朝はやい時間に登ってしまうのがいいと思われます。
私たちは相対的には到着ははやかったのですが、のんびりしていたため後続の登山者が続々と増えていきました。

大汝山、富士ノ折立は雄山からは格段に登山者が減り、更にマイペースで悠々と山歩きを楽しめました。

雷鳥沢付近で登山道が不明瞭の所あり濃霧時に注意と地図には書いてあったのですが、濃霧でもないのに登山道を誤りました。
地図に注記されていたのに後から気づいたので、次回からは事前にもっと地図を頭に入れようと思います。

また、暑さや水分補給、疲れ具合等パーティの様子をもっとこまめに把握したいと思います。

人生初、3000m級の山行。
当日の天気は文句のつけようのない晴天でした。
一ノ越からは遠く槍の雄姿を望むことができ、360°どこを切り取っても絵になるほど。

さて、スタート地点の室堂から一ノ越までは整備された道を登っていくわけですが、そこから雄山に向かっていよいよガレ場が続きます。
上りと下りのルートがはっきり分かれているわけではないので、なかなかの混雑具合。
(渋滞にかこつけて、体力の無さを隠しながらゆっくり登るという…)

雄山神社でご祈祷を受け、お神酒を授かり、すっかり清められた心と身体で次のピークを目指します。
大汝山〜富士ノ折立と決して易しい道のりとは言えませんが、高山植物や雄大な景色などに癒されながら、何とか歩を進めます。

そして大走りをひたすら下って、ようやく雷鳥沢付近まで来たところで、具合が悪くなるというハプニングが。
気を付けて水分をとっていたつもりが、天気が良い故の暑さで、思った以上に水分不足になっていたようです。
しばらく休んで回復したから良かったものの、山ではこのような想定の甘さが命取りになるのだなと痛感しました…。

その後は、満天の星空や翌朝の朝日、黒部ダム観光を無事楽しむことができ、色々と学ぶことの多い良い山行になったと思います。

3、4年前から登山を始めたものの、ずっと近隣の低山。
昔、旅行で行った上高地で北アルプスの山々をみてから、アルプス山行はずっと憧れでした。
そんな憧れのアルプスデビューの立山!
今まで上った中で一番標高が高いところでも、御岳山(929m)なのに一気に3000m級なんてそんなレベルアップして大丈夫なのかしら、雨にならないかしらとドキドキわくわくしながら迎えた当日、最高の快晴でした。

まずは、室堂ターミナルから一ノ越、雄山へ。
平坦な道から、ガレ場の急登が続いていきますが、
高いところが苦手でも楽しんで登ることができました。
しかし、途中からかち合った渋滞は少し辟易。
学校登山が行われていた影響で混雑したようですが、小学生でも頑張って登っていると思うと元気をもらえたように思います。

そして、雄山神社にて祈祷を受けご朱印を頂きました。
今まで、あまり身近に感じていなかった山岳信仰にも興味がわいてきました。
(神社周辺に雷鳥がいたという話を後で聞いて、出会えなかったのが悔しい!)

それから大汝山へ向かいますが、ここから渋滞も解消。
お昼時になり、頂上付近は混んでいる様子だったので休憩がてら途中で昼食。
右手には黒部のダム湖、左手にはみくりが池の最高の眺望の中でただの赤いきつねが普段の何倍もおいしく思えました。

その後順調に大汝山のピークへ到達しさらに、富士の折立に向かいます。
高いところが少し苦手なのでちょっと半泣きでしたが無事上りきれました。
おかげで、高所の耐性が少し上がった気がします。
(今回の一番ビビったスポット・・)

その後、大走りから雷鳥沢キャンプ場に向かって一気に下ります。
振り仰いだら驚きの空の青さ。
足場を気にしながらも何度も振り返ってしまいました。
最後に少しトラブルもありましたが無事雷鳥沢ヒュッテ着。

初めてのアルプス、初めての山小屋と初めてづくしでしたが、色々な幸運に恵まれた
素敵な山行となりました。
風景を目に焼き付けつつ、また来年の夏この眺望を望めたらと思いました。

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コメント

参考にさせていただきます。
今年8月上旬 妻とに立山(室堂〜雄山〜大汝山〜富士ノ折立〜大走り〜雷鳥沢〜ミクリガ池)のコースを歩く予定です。とても参考になりました。
2017/3/25 12:16
Re: 参考にさせていただきます。
masamituさん、コメントありがとうございます。

今年の8月上旬に奥様と同じコースを歩くとのこと、素敵です。
参考になりましたようで嬉しく思います。

同じメンバで山に登るたびに、この立山山行の楽しかった思い出が話題になります。
機会があれば何度でも行きたいと思う素敵な山・コースでした。

8月上旬の山行、素晴らしく楽しいものとなりますように。
2017/3/27 13:43
プロフィール画像
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予定
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [日帰り]
室堂から大汝山
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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