種池山荘〜スバリ岳〜針ノ木岳〜蓮華岳周回

2016年08月11日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 23.0km
• 登り: 2,425m
• 下り: 2,423m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:15
• 休憩: 0:00
• 合計: 12:15

2:20 扇沢駐車場
2:30 2:30 柏原新道登山口
3:15 3:15 ケルン（柏原新道）
3:25 3:25 駅見岬
4:00 4:00 水平岬
4:25 4:25 富士見坂
4:40 4:40 種池山荘
6:00 6:00 岩小屋沢岳
6:30 6:30 新越山荘
6:55 6:55 鳴沢岳
7:30 7:30 赤沢岳
9:00 9:00 スバリ岳
9:45 9:45 針ノ木岳
10:30 10:30 針ノ木小屋
11:20 11:20 蓮華岳
12:10 12:10 針ノ木小屋
13:45 13:45 大沢小屋
14:35 扇沢駐車場

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢有料駐車場（12時間1,000円）。
午前2時到着時点で、2つの無料の市営駐車場はいずれも満車。
有料駐車場はそこそこ空きがありました（下山時は満車）。

コース状況／危険箇所等

夜明け前の2時間ほどのヘッドライト歩きとなり、針ノ木峠から先に登るか、柏原新道から登るか2つの選択肢がありましたが、結果的に、柏原新道が正解であったと思います。
下山時に針ノ木峠ルートを使いましたが、扇沢〜大沢小屋間は日中でもちょっと考えてしまうような箇所が4つほどあり（扇沢駐車場から登りの際の順で、1．駐車場から登山口に辿り着く迄、2．ゴーロの横断、3．車道との交錯が終り本登山道に入る箇所、4．橋の無い渡渉地点）、暗い時分は迷いそう。また、大沢小屋から先は、暗いと足を踏み外してしまいそうな箇所もあり、出来れば視界のきく日中に歩きたい所です。

写真

8/11 4:37

柏原新道を登り切り、ヘッドライトを外せるようになった頃、種池山荘到着。

8/11 4:46

いよいよ針ノ木岳・蓮華岳までの稜線歩きの始まりです。

8/11 4:54

爺ヶ岳を振り返り。

8/11 5:02

鹿島槍ヶ岳も見えてきました。

8/11 5:11

立山・劔岳。

8/11 5:13

劔岳に朝日が当たってきました。

8/11 5:23

南方の雲海の向こうには八ヶ岳。その右にうっすらと富士山。

8/11 5:37

クルマユリ。

8/11 5:40

コバノコゴメグサ。

8/11 5:48

イブキジャコウソウ。

8/11 5:49

岩小屋沢岳まであと少し。

8/11 5:54

トリカブト。

8/11 5:56

劔岳の手前の山にも日が差してきました。

8/11 5:57

トウヤクリンドウ。

8/11 6:00

岩小屋沢岳山頂。
気持ちの良い風が吹いています。

8/11 6:01

続いて新越山荘、鳴沢岳へと向かいます。

8/11 6:01

針ノ木岳の雪渓も殆ど融けています。

8/11 6:07

オヤマリンドウ。

8/11 6:19

下に新越山荘が見えてきました。

8/11 6:26

新越山荘。

8/11 6:32

ハクサンフウロ。

8/11 6:54

鳴沢岳山頂。
立山・劔岳上空には黒雲が広がっています。

8/11 6:56

続いて赤沢岳へと向かいます。

8/11 7:32

赤沢岳山頂。
雲が空一面に広がってしまいました。

8/11 7:32

折角見えた黒部湖ですが、日が差していないので、色に映えがありません。まあ、見えただけでも良かった。

8/11 7:33

続いてスバリ岳へと向かいます。

8/11 7:42

赤沢岳から先はガレ場。浮石が増えてきます。

8/11 8:33

スバリ岳。
堂々とした風格です。

8/11 9:02

結構な登りでした。
スバリ岳山頂。

8/11 9:05

再び青空が広がってきました。
黒部湖が見事。

8/11 9:05

赤牛岳。

8/11 9:06

薬師岳。

8/11 9:20

続いて針ノ木岳へ。

8/11 9:45

針ノ木岳山頂。
奥に高瀬湖。

8/11 9:49

立山・剱岳・黒部湖。
来て良かった〜。

8/11 9:54

歩いてきた尾根を振り返って。
思ったよりも時間がかかってしまいました。

8/11 9:56

さて、ここを針ノ木峠まで下って、本日最後の山、蓮華岳へ。

8/11 10:05

本日歩いた尾根を横目に。

8/11 10:09

ミヤマダイモンジソウ。

8/11 10:19

チングルマはすっかり秋の装い。

8/11 10:23

イワギキョウ。

8/11 10:24

針ノ木小屋が見えてきました。
ここから登り直し。

8/11 10:48

槍穂。

8/11 10:52

あれは蓮華岳のニセピーク。

8/11 11:07

でてきました、コマクサ。
シーズンも終わりに近づいています。

8/11 11:07

ニセピークを越えると、本物の蓮華岳山頂が見えてきます。

8/11 11:17

少し元気がない。

8/11 11:19

蓮華岳山頂。

8/11 11:21

同じ双耳峰の鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳コンビ。

8/11 11:22

大町市街。

8/11 11:53

さあ、下山開始です。

8/11 12:07

再び針ノ木小屋。

8/11 12:11

針ノ木峠。
暑くなってきました。

8/11 12:13

針ノ木峠の下から、続々と登ってきています。

8/11 12:50

雪渓。
立ち入り禁止。

8/11 12:57

雪があっても、全然涼しくない。

8/11 13:04

冷たい水が鮮烈です。

8/11 13:46

大沢小屋。

8/11 14:17

登山道入口。

8/11 14:31

扇沢駐車場脇の登山届のテント。

8/11 21:36

本日の締めは、茨城の「一品」にて。
針ノ木峠からの下りは暑くて脱水気味。焼酎水割りで落ち着いて、ようやく日本酒気分。疲れました。今夜は良く眠れそうです。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR500 カシオ

iPhone 5s Apple

感想

pokepika

扇沢から蓮華岳・針ノ木岳への単純往復。これが当初の予定でした。

が、針ノ木岳からスバリ山・赤沢岳・鳴沢岳・岩小屋沢岳を経て種池山荘までの稜線歩きも楽しそうなので、とりあえず、針ノ木岳まで登ってみて、体力・気力・時間に余裕があれば、稜線歩きを追加するという両面作戦に。
それじゃ、早出して暗いうちに標高を稼いでおこうかと、皆様のレコを参考に登山道の状況を調べてみると、渡渉箇所もあり、ヘッドライト歩きでは危なそうな雰囲気。

それならば、昨年、鹿島槍への往復で歩いてなじみのある柏原新道を日の出前に登ってしまおうか。でも、このルートにすると、最後に疲れ果てて、第一目的の蓮華岳（コマクサはこれまで一度しか見たことがないので楽しみ）を前に挫折してしまいそう。

悩んでも結論が出ず、扇沢に着いた時の天候、気分、体の調子で決めようと、三段構えの作戦で、前夜、東京を出発しました。
途中、深夜の甲府盆地の気温は29度。
こりゃー、涼しいうちに歩いておかないと大変なことになりそう。安全策を採って、柏原新道から登山開始しました。

本日のミッションは3つ。
1．朝焼けの剱岳を見る。
2．コバルトブルーの黒部湖を見る。
3．白いコマクサを見る。

本日の結果。
1．朝焼け時分には稜線に登って剱岳を見る態勢が出来ていたものの、朝焼けの色が今一。努力賞。
2．朝方、青空・太陽が出ていたものの、黒部湖を見下ろせる赤沢岳に着いた時には一面の曇り。が、その後、天候回復。うっちゃりで100点満点。
3．既にコマクサの花のピークは過ぎ、しおれ気味。蓮華岳山頂から白いコマクサを見つけに探検に出るつもりでしたが、多分、既に花びらが散っているだろうからとギブアップ。稜線歩きで予想外に時間を使ってしまい、夕方の犬との散歩が更に遅れそうになっていたし。それ以上に、疲れていました。残念賞。次回は7月に来てみます。

コメント

chao

お疲れ様でした！
pokepikaさん

こんにちは！
行って来られましたね！
コマクサは、ちょいと時季が終わりかけだったんですね〜。
是非来年、白いのも含め再チャレンジしてくださいね！

天候イマイチと仰ってますが、写真の剣キレイですよ〜！
あの辺りは、本当にガスがかかってくるのが早いので、やはり勝負は朝一ですね。

それにしても、軽く？周回される体力…すごいです。結構な険路だったと思いますが…。

まだまだ、北アルプスあたりの未踏の山を攻められては如何？(^^)

ps
みちのく二座目にして、足首を挫いてしまいました。泣

pokepika

Re: お疲れ様でした！
chaoさん、ありがとうございます。

南と北を比べると、南アルプスの方が自分好みですが（東京から近いという”地元びいき”面もありますが）、北に来ると、山の厳しい美しさに魅入られそうになってしまいます。
松本とか高山転勤が無いかな〜。

足首を捻ってしまわれましたか。痛っ！
でも、chaoさんのことですから、これで標準歩行時間ｘ80％くらいですかね

treetop83

全く同じコース！
はじめまして☆treetopと申します！
この日、まったく同じコースを歩いてました(о´∀`о)

レコを拝見し、うんうん！と共感してました✨
黒部ダムの深い色と剱立山の展望の稜線歩き、そしてコマクサ！来てよかったと本当に思いました
コマクサの全盛期は過ぎていたけど、あれ以上の絶景がまだ待ってるかと思うと早くも楽しみです♪

針ノ木雪渓下りに使って正解！と私も思いました
ロングコースでしたが盛りだくさんで贅沢な一日を過ごせましたね♪
お互いおつかれさまでした！

pokepika

Re: 全く同じコース！
こんにちは、treetopさん、

コメントをいただき、ありがとうございます。

ガスが多いと聞いていた山域でしたが、ほぼ終日すばらしい天気で、晴れ男では無い自分としては出来すぎでした。
ひょっとして、treetopさんが、後ろで晴れを引いていてくれたからかなー、なんてことを今考えています
本当に素晴らしいコースで、他の人には秘密にしておきたいような稜線歩きでしたね。

また、良い山旅を！