大谷原から鹿島槍ケ岳日帰り


- GPS
- 10:58
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 2,540m
- 下り
- 2,521m
コースタイム
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 10:59
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
携帯
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
夏山の最盛期、どこに行けばあまり人に会わずに山を楽しめるか、新しい山を開拓したい、松本から簡単に日帰りできる所は?、、、などなど考えて、結局、大谷原から鹿島槍ヶ岳に挑戦することにしました。
結論から言うと、大正解!!!僕が山登りに求める要素がほぼ全て含まれている山でした。
日帰りでは時間的にタイトな日程になることが予想されたので、午前に2時に松本の自宅を出発。途中コンビニで食料を調達し、大谷原登山口に向かいました。夜のドライブで道は空いていたので、3時過ぎには登山口に到着しました。駐車場は比較的広く、問題なく停められました。
登山口から1時間程度は林道歩きがありました。個人的にはあまり長い林道は好きではないですが、これくらいだと本格登山前のウォーミングアップになりました。途中、小さめのクマに遭うというハプニングもありましたが、相手方から逃げて行ってくれたので事無きを得ました。林道の終点には砂防ダムがあり、その下を通っているトンネルを抜けると登山道でした。
赤尾尾根は延々と続く急登でした。道はよく整備されており、歩きやすく、急登の所々に梯子もありました。黙々と歩くこと2時間弱で高千穂平に到着しました。高千穂平からは鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳がきれいに見ることができました。同時に、まだかなり長い距離歩かなければいけないことを再認識しました。高千穂平からは低木がメインになり、視界が開けていて、歩いていて気分が良い尾根歩きでした。冷乗越の手前には岩場があり、鎖を利用しながら登っていく個所もありましたが、雨さえ降らなければ危険な感じはありませんでした。
冷乗越からは稜線歩きの開始です。やや強めの風が吹いており、途中から長袖を羽織って歩きました。布引岳を過ぎると鹿島槍ヶ岳の全貌がよく見えるようになりました。南峰までの道で危険な箇所はなく、無事に南峰に登頂しました。
鹿島槍ヶ岳は双耳峰で、北峰と南峰があります。南方の方が標高が高く、鹿島槍ヶ岳を登頂したという点では南峰のみでもいいかなとちょっと思いましたが、いざ南峰から北峰を眺めると登りたい気持ちになってしまい、ザックを南峰にデポして、北峰に向かいました。南峰〜北峰の間は吊尾根といいますが、結構な岩場で、尾根が瘦せており、注意が必要でした。鹿島槍ヶ岳からの五竜岳、剱岳、立山は圧巻でした。特に剱岳の威圧感は他の山には無いものを感じました。
南峰で昼食をとった後、すぐに下山しました。高千穂平から赤尾尾根の中腹までは雲の中になり、景色もいまいちでしたが、雲が切れると再び樹林帯に日差しが差し込んできれいでした。
結局、大谷原から冷乗越までの登山道で会った登山者は15名程度で、とても静かな山歩きが出来ました。登山口までのアプローチも簡単で、景色も最高、日帰りとしては登りごたえもあって、充実した登山になりました。
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