五竜岳→鹿島槍ヶ岳(30・31/100座)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 3,405m
- 下り
- 2,746m
コースタイム
【D1】
アルプス平駅(5:20)五竜山荘、テント場
【D2】
五竜山荘(4:30)キレット小屋(2:00)鹿島槍ヶ岳北峰(0:30)鹿島槍ヶ岳南峰(1:30)冷池山荘
計約8:30
【D3】
冷池山荘(1:20)爺ヶ岳中峰(0:50)種池山荘(2:15)扇沢(0:10)バス停
計約4:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
07:18信濃大町駅、発 → 07:50神城駅、着(¥410) 08:01神城駅、発(徒歩)→ 08:30テレキャビン駅、着 09:30扇沢大町駅乗合バス、発 → 10:05信濃大町駅、着(¥1360) |
コース状況/ 危険箇所等 |
※キレット小屋〜鹿島槍方向の対向時は相互に細心の注意が必要 ※種池小屋から少し下った場所に崩落個所があり、しかも狭いので要注意 |
その他周辺情報 | 大町温泉郷「薬師の湯」 朝から営業している立ち寄り湯は、ここが有名 http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/ |
写真
感想
2016_0811-14
五竜岳→鹿島槍ヶ岳(30・31座)→爺ヶ岳
★概要
GWのリベンジを果たすべくこの夏、企画をしたが
茨城のKTCは、2週間前に不参加の決定をLINEで申告(理由は細部不明)
I氏も飼い猫の体調不良で、参加の可否は、曖昧な返事・・・
こうなりゃ一人でも、みんなを代表してリベンジに行こう!と決心!
しかし!
直前に晴れ女のI氏がドタ参!
しかもI氏は、過去最高に体調絶好調ぉぉおお!!
(白山、伊吹山、富士山とほぼ週一で山行だったため)
自分が途中で待つ事が過去、時折あったが今回はピッタリ着いてきていた
鉄道、五竜山荘、キレット小屋に三度現れた謎の女性ドンベ・・・
群馬のベテラン夫婦・・・百名山達成の父親・・・
娘は99座目でラストは劔岳・・・
GW敗退箇所を視認・・・また思いで深い山となった
自分が100座目を迎えるときは??
誰と??
何山??
どんな気持ちだろう??
途中で断念した人もたくさんいるのでは??
自分にとっては百名山の30座、31座を登頂できたので良かった
残念なのは、遠見尾根からの展望が、ガスのためほとんど見れなかったことだ
そのリピートは次の機会に!
登山ハイシーズンは、非常に混み合うので早立ち、早着きが基本
山小屋泊も、相応の覚悟が必要だろう
他者が落とす落石にも注意が必要だ
今回は、外国からの(特にアジア系)登山者をみたのが1名と少なく、
それはソレで以外だった
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★行動
【D0】2016年8月11日(木)
制定から第1回目の「山の日」という国民の祝日である
20:00久居IC〜伊勢道〜東名阪道〜中央道〜安曇野IC〜
24:00道の駅「安曇野松川」、着
車中泊
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【D1】2016年8月12日(金)
06:00起床、準備、道の駅を出発
06:45大町市営駐車場(最大¥1500)
ここで最終準備を整え、隣の駅へ向かう
07:18信濃大町駅、発
07:50神城駅、着
駅を背に左に曲がり、徒歩でゴンドラ駅へ向かう
30分ほどで到着
スキーで来た以来なので、雰囲気がなんか違う・・・
草原とお花でいっぱいだ
1階の受付では、ゴンドラ往復券のみの販売だそうで、片道チケットは
ゴンドラ乗り場で購入せよというので2階から外に出て右へ
ゴンドラ駅の階段、踊り場で登山届を記入しスタッフへ渡す
テレキャビン(片道¥1000)に乗る
08:46テレキャビン、アルプス平駅(1530m)
外に出ると、高山植物園が広がる
ここを観光客に混じってブラブラ歩きながら登る
10:32小遠見山(2007m)
ここをショートカットするなら右ではなく分岐を左だが
あえて左へ進んで小遠見山に到着
ガスが入り遠見尾根の展望は、ほぼ無しで残念だ
※ゴンドラの最終「16:15」と標識あり
11:54大遠見山
12:22西遠見山
13:49白岳(2541m)
主稜線に上がると視界が一気に広がる
こっちも一気にテンションが上がる!!
稜線西側は晴天、東側は曇が充満
稜線の東西で、天候がまるで違う
白岳から少し下ると五竜山荘が見えた
14:05五竜山荘、着(2490m)
山荘前の広場とベンチは、登山者で大混雑!
うひょ〜〜〜〜〜!
テント場は細長く上段、中段、下段に別れる感じだ
案内係のスタッフのおかげで、上段の登山道脇に
今夜の設営場所ゲット♪
左隣は、どっかの大学の山岳部4〜6名(?)
右隣は、中年男性2名だ
せまいけど、よろしくお願いしまーす
14:32設営完了し、山小屋で買い物
北海道牛乳(¥200)を飲み干す
冷えていて旨い!
テントに戻って缶ビール(350ml/¥700)で乾杯♪
持参したビーフジャーキーが旨い!
日差しが強く、テントの中でも外に居ても暑い!
自分は、テント内で暑さを我慢し、ウトウト・・・
相棒は、ベテラン老夫婦と談話
これも彼女の才能だろう
よいお話が聞けたようで、ご満悦でテントに戻ってきた
17:20日差しとガスの状況が整い、ブロッケン祭り
登山者がざわつく♪
お湯を沸かして、夕飯
(棒ラーメン+乾燥具材とアルファ米)
夕焼け鑑賞が期待できないほどの雲が流れてきており
テント内に引きこもる
しばし雑談し就寝
19:00就寝
23:00ごろトイレに向かうもかなりのガスの濃さ
視界は5m程度だった
星などは一粒もなし
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【D2】2016年8月13日(土)
04:30起床
お湯を沸かして朝食
(パスタ・ペペロンチーノと煮汁でコーンポタージュスープ)
05:16五竜山荘、テント場、発
強風の中、テントを撤収し、遅めの出発
朝陽があたり、五竜岳がガスの切れ間から現れた
うひょーーー♪
06:20五竜岳(2814.1m)
いつの間にかガスが晴れていた
自分にとっては、百名山の30座目だ
山頂は細長くて、左右に狭い
記念撮影で混雑している
順番を守り、そそくさと撮影
06:34デポしたザックを背負いキレットを目指す
ガスもいつの間にか晴れ鹿島槍がくっきり見える
悪いガレ場を下降する
07:16G5(2645m)
08:21北尾根の頭(2560m)
08:39口の沢のコル(2416m)
五竜岳山頂から約400mも標高が下がった
09:40キレット小屋
なんつーーー狭いとこに建てたんだーーー!
ここで大休止とした
小屋前のベンチは、すでに満タンだったので、小屋前のはじっこ
陽のあたる場所に座った
靴を脱ぐと幸せがやってくる(笑)
謎の女性が、相棒の横の草地で、ドンベエを転倒!
あ〜〜〜もったいない!笑
電車でも五竜山荘でもみかけた謎の女性だったが、ここでお別れだ
10:19キレット小屋、発
すぐ梯子があり高度がグングンあがる
10:29八峰キレット核心部と書かれた標識がある
ここですれ違い渋滞
梯子を下ると細い道の鎖場だ
左が切れ落ちている
二つ目の梯子を降りると今度は右が切れ落ちていた
この核心部を越える
※安全にすれ違う為には、相互に細心最大の配慮が必要だろう
11:27鹿島槍ヶ岳北峰(2842m)
また400mほど登り返し、山頂に立つ
記念撮影をし出発
晴天のなか吊尾根を気持ちよく歩く
12:08鹿島槍ヶ岳南峰(2889.1m)
百名山、31座目登頂達成
天気もいいし、少し長めの休憩
二人して靴を脱ぎ、くつろぐ♪
幸せ〜〜♪
すると抜いていった足の速い親子(父&娘)が記念撮影をしていた
聞くと父親の方はこれが百名山の100座目だという!
おめでとうございます!
娘の方は99座目で最後は、剱岳だという
山口県からの遠征だそうで、凄い親子に遭遇してしまった
さてはて、自分自身が100座目を向かえる時は・・・
どんなだろう??
今は、想像ができない・・・
12:48南峰、発
13:18布引岳(2683m)
中間地点付近のお花畑で休憩
チングルマの群生地だが、すでに枯れている
14:15冷池山荘、テント場、着
すでにテント設営数の許容数に近いようだ!
やばい!
ここで手分けしてテントの受付に相棒が
設営場所を探しに自分が残った
ウロウロ適地を探す・・・
ストックを置いて仮キープ・・・
また適地を探す・・・
なるべく平らで・・・平で・・・
無いよ〜〜・・・
ソロの男性が仮押さえしていた荷物を移動するのが見えた
お!
ラッキーーーー!
その場所を確認・・・お!
イイ!
ここにしよう!
ひと安心だ〜〜ふ〜〜〜
テント設営が終わったころ、相棒が戻ってきた
受付でもらった番号付きの木札をテントに表示
五竜のテント場で相当ホコリが付着したようで、かなりテントが
汚れている・・・こりやぁ帰ってからの手入れが大変だぞ〜
14:36乾杯♪
相棒が350mlの缶コーラ(¥350)を調達してきてくれていた
気が利く〜〜♪
乾杯♪
うめ〜〜〜〜♪
休憩したのち水を調達しに冷池山荘へ向かう
15:00冷池山荘
水(1リットル¥150)を3リットル調達
ここも多くの登山者で賑わっている
ジョッキで生ビールを飲んでいた男性が
スーーーパーーー羨ましかったが
今日は我慢だ!
15:14テント場に戻り、うたたね〜♪
17:30夕飯
今日も棒ラーメン+乾燥具とアルファ米
この乾燥具材が入いると美味しさUP!
夕焼け鑑賞は、この日も期待できずテントに引きこもる
しばし雑談
20:00頃、就寝
この夜は、うたた寝効果もありなかなか寝付けない
24:00頃、トイレに起きる
なかなかの星空だ
天の川が東西に走りカシオペア座と白鳥座が確認できた
夏の大三角も見える
自分に解るのは、残念ながらこの程度だ
その後もしっかり眠れず、まどろんだ時間を過ごし朝を迎えた
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【D3】2016年8月14日(日)
02:30起床
お湯を沸かしてコーヒーとカロリーメイトを食べる
身支度を整え、テント撤収!
03:20テント場(2420m)発
まずトレイ〜〜〜!
03:40冷池山荘(2387m)で、トイレを済ませて再出発
03:58冷乗越(2488m)
ヘッドランプの灯りを頼りに地味な登りが続く
ソロの男性、ソロの女性とそれぞれすれ違う
早いね〜〜
途中でソロ男性1人が自分たちを抜いていった
雷鳥はまだ眠っているのだろう
05:02爺ヶ岳中峰(2669m)
朝焼けを楽しむ♪
キレイだーーーー!
お湯が沸くまで撮影大会
朝食に棒ラーメン+乾燥具材とアルファ米を食べる
ソロの女性が来たので写真を撮りっこした
その後も数名、数組が通過していった
05:53爺ヶ岳中峰、発
景色も腹も満腹になり出発
06:08爺ヶ岳南峰
06:40種池山荘、着
山荘手前のチングルマ群生地域が、朝陽の逆光と夜露で奇麗に輝いていた
トイレを済ませ、出発
06:51種池山荘、発〜柏原新道〜
※大きなガレ場のトラバースあり
すれ違い時は要注意だ
09:01下山完了
コースタイムの「3時間」よりも早く到着したのでラッキーだ
登山口を背にし扇沢のバス乗り場へ向かう
09:20売店で冷えた牛乳を一気に飲みほしバスに乗り込んだ
予定より、1便早いバスに乗れたので上出来だ
09:30扇沢、バス発
バスが動き出すとエアコンが嬉しい〜〜♪
相棒は爆睡♪
自分はウトウト
10:05信濃大町駅、着(¥1360)
バスを降りると、真夏の空気に耐えられず
車に戻り、さらっと着替えて出発
駐車料金は3日間もあったのに¥1500!驚
ありがとーーー!
10:30大町温泉郷「薬師の湯」着(¥)
この時間で日帰り入浴ができるのはここだけなので
下山者は一度ちりじりになるが結局、ここに再集合してしまう(笑)
結局、あれよあれよで元登山者で、お風呂がいっぱいになる
11:40薬師の湯、発
安曇野IC付近の中華料理屋で昼食
17:00帰宅しすぐさま靴や装備品の手入れ、衣服も洗濯して干した
19:00焼き鳥「大吉」にて乾杯
20:30ごろ帰宅し、シャットダウン!!
★参考
【敗退記録】2016年5月日(3名)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-862190.html
大町温泉郷 薬師の湯
http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/
中華料理:「四川乃華、安曇野店」(シセンノハナアズミノテン)
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