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Yamareco

記録ID: 952952
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

想像を絶する戸隠山周回コース

2016年09月02日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:34
距離
11.9km
登り
985m
下り
986m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:06
休憩
2:32
合計
8:38
7:17
2
高妻山登山者用駐車場
8:13
8:14
27
8:41
9:08
45
9:53
10:00
3
五十間長屋
10:03
10:03
7
百間長屋
10:10
10:18
23
西窟
10:41
10:41
15
胸突き岩
10:56
10:56
8
11:04
11:04
9
剣の刃渡
11:13
11:18
11
11:29
11:59
34
12:33
12:35
44
13:19
13:29
11
13:40
13:44
8
氷清水
13:52
13:52
11
14:03
14:03
34
滑滝
14:37
14:38
7
14:45
14:45
8
14:53
14:53
5
14:58
15:40
10
手打ちそば”岳”
15:55
高妻山登山者用駐車場
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高妻山登山者用駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
蟻の戸渡・剣の刃渡りは危険すぎる!鎖がないので足を滑らせたら終わり。
その他鎖場多数あり。胸突き岩と滑滝のところがおもしろかった。帯岩のトラバースは鎖がなくても大丈夫なくらい。
稜線は右(東)側が切れ落ちているところばかりなので、足元注意。
その他周辺情報 登山届は奥社脇の登山口、戸隠牧場登山口の両方で出せる。
トイレは戸隠キャンプ場バス停、奥社参道、戸隠キャンプ場にある。
最寄りの戸隠神告げ温泉(600円)が露天風呂がないので、飯綱高原の方のむれ天狗の館(600円→キャンプ場バス停にある案内所の割引券で550円)まで足を延ばした。飯縄山と黒姫山が見える絶景露天風呂はすばらしく、泉質はほぼ中性の塩化物泉だった。
戸隠キャンプ場内の手打ちそば”岳”でお蕎麦と自家製ソフトクリームをいただいた。どちらも絶品!フリーの延命茶も美味しかった。
トイレの左脇からさかさ川遊歩道の木道に入る。トレイルランコースの案内に従って進む。
トイレの左脇からさかさ川遊歩道の木道に入る。トレイルランコースの案内に従って進む。
サラシナショウマ
木道沿いにはお花がいっぱい
サラシナショウマ
木道沿いにはお花がいっぱい
シオガマギク
シラヒゲソウ
さかさ川や奥社参道横、大洞沢の流れ沿いにたくさん咲いていた
1
シラヒゲソウ
さかさ川や奥社参道横、大洞沢の流れ沿いにたくさん咲いていた
”帰り花”のタチツボスミレ
”帰り花”のタチツボスミレ
オトギリソウ
ツリフネソウ
奥社入り口に出る
奥社入り口に出る
参道を15分ほど歩くと随神門
参道を15分ほど歩くと随神門
そこから立派な杉並木が続く
そこから立派な杉並木が続く
レイジンソウ
杉並木の間にもお花がちらほら
レイジンソウ
杉並木の間にもお花がちらほら
オオカニコウモリ
ふつうのカニコウモリより黒っぽい
オオカニコウモリ
ふつうのカニコウモリより黒っぽい
ミズヒキ
セリ科は苦手
ゲンノショウコ
奥社と九頭龍社に参拝し、受付が開くのを10分ほど待って御朱印をいただいた
奥社と九頭龍社に参拝し、受付が開くのを10分ほど待って御朱印をいただいた
奥社手前を左に入ると登山届口があり、その先が登山口。紙垂が下がり、ご神域に入るという厳かな気分になる。
奥社手前を左に入ると登山届口があり、その先が登山口。紙垂が下がり、ご神域に入るという厳かな気分になる。
フクオウソウ
ミヤマママコナ
ピントいまいちで残念...
1
ミヤマママコナ
ピントいまいちで残念...
五十間長屋のえぐれた岩壁に
五十間長屋のえぐれた岩壁に
ミヤマダイモンジソウが咲いていた
ミヤマダイモンジソウが咲いていた
タムラソウ
エゾオヤマリンドウ
エゾオヤマリンドウ
百間長屋
オヤマボクチ
ミヤマフキバッタ
短翅で飛べないんだそうだ
1
ミヤマフキバッタ
短翅で飛べないんだそうだ
チョウジギク
ウメバチソウ
たくさん咲いていた
ウメバチソウ
たくさん咲いていた
ミヤマトリカブト
ミョウコウトリカブトかも?
ミヤマトリカブト
ミョウコウトリカブトかも?
西窟の上になにやらある。鎖が垂れていたので登らねばなるまい。
2
西窟の上になにやらある。鎖が垂れていたので登らねばなるまい。
中にはお地蔵様
見晴らしは最高
飯縄山方面
見晴らしは最高
飯縄山方面
ここも以前は登れたようだけど、今はダメみたい
1
ここも以前は登れたようだけど、今はダメみたい
こんな鎖場を登ると
こんな鎖場を登ると
絶景が広がる
こちらは鏡池方面
絶景が広がる
こちらは鏡池方面
トガクシコゴメグサ
トガクシコゴメグサ
シロシオガマ
シオガマギクの白花
シロシオガマ
シオガマギクの白花
胸突き岩に謎の果穂
調べてみたらクサボタンの果穂だった
胸突き岩に謎の果穂
調べてみたらクサボタンの果穂だった
イワインチン
ついに蟻の戸渡・剣の刃渡
6
ついに蟻の戸渡・剣の刃渡
あ〜こわかった〜
5
あ〜こわかった〜
ドキドキが収まらないうちに八方睨に到着
2
ドキドキが収まらないうちに八方睨に到着
西岳方面への道を分ける
1
西岳方面への道を分ける
高妻山がきれいに見える
1
高妻山がきれいに見える
西側には北アルプスがちらり
白馬のあたりかな
西側には北アルプスがちらり
白馬のあたりかな
戸隠山の山頂は道標一本でこじんまり。遠くに黒姫山が見える。
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戸隠山の山頂は道標一本でこじんまり。遠くに黒姫山が見える。
崖っぷちを歩くと眼下に奥社の参道が浮かび上がる
崖っぷちを歩くと眼下に奥社の参道が浮かび上がる
よく見るとさっき御朱印をいただいた社務所発見!
1
よく見るとさっき御朱印をいただいた社務所発見!
タテヤマウツボグサ
もう終わりかけ
タテヤマウツボグサ
もう終わりかけ
振り返ると蟻の戸渡を横から眺められる。思い出しても怖かったな〜
振り返ると蟻の戸渡を横から眺められる。思い出しても怖かったな〜
マツムシソウ
このひと株しか見かけなかった
マツムシソウ
このひと株しか見かけなかった
九頭龍山の三角点はなぜか大きくて平べったい
九頭龍山の三角点はなぜか大きくて平べったい
アカモノ
リョウブ
急斜面を足元だけ見て下っていたら、強い花の匂いで気がついた
リョウブ
急斜面を足元だけ見て下っていたら、強い花の匂いで気がついた
一不動の避難小屋に到着
これであとは下りるだけ
一不動の避難小屋に到着
これであとは下りるだけ
ゴールの戸隠牧場が見える
ゴールの戸隠牧場が見える
キンミズヒキ
ズダヤクシュ
下の花には緑の実がついている
ズダヤクシュ
下の花には緑の実がついている
ヤマアジサイ
最後の気力を振り絞っていた
ヤマアジサイ
最後の気力を振り絞っていた
氷清水
登山道の真ん中に湧き出していて、ここから大洞沢の始まり
氷清水
登山道の真ん中に湧き出していて、ここから大洞沢の始まり
すぐに流れが集まって滝となって落ちる。不動滝というにはかわいらしい。
すぐに流れが集まって滝となって落ちる。不動滝というにはかわいらしい。
帯岩
一枚岩のトラバースだが、鎖も張ってあり危険はない
帯岩
一枚岩のトラバースだが、鎖も張ってあり危険はない
キツリフネ
滑滝
鎖を使えば楽々下りられる
滑滝
鎖を使えば楽々下りられる
今回もアサギマダラちゃんに会えました
今回もアサギマダラちゃんに会えました
何度も大洞沢を渡渉するが、石伝いなので問題なし
何度も大洞沢を渡渉するが、石伝いなので問題なし
アケボノソウ
戸隠牧場のゲートを通って振り返る
戸隠牧場のゲートを通って振り返る
ヒョウモンチョウ
ヒョウモンチョウ
牧場から見上げる戸隠連峰
牧場から見上げる戸隠連峰
妙にかわいい一本足で立つクマ
1
妙にかわいい一本足で立つクマ
鏡池から戸隠山
今日のコースの全貌が見たくて立ち寄った。ほんとに鏡のように映る。
2
鏡池から戸隠山
今日のコースの全貌が見たくて立ち寄った。ほんとに鏡のように映る。

感想

 いやいや、まじでヤバイよ、このコース。アミューズメントパーク並のイベント盛り沢山で。

 奥社からぐんぐん高度をかせぎ、長屋でストックをしまい、グローブとヘルメットを装着。ここからは鎖場三昧で、西窟上の祠に登るのなんかまるでRPGのよう。戸渡&刃渡は長さこそ数十メートルだけど、ほんとに両側切れ落ちてて、鎖もないし、立って歩ける人がいるなんて信じられないほど。わたくしは基本四つん這いで、巻き道がついているところは巻かせていただきました。八方睨からは右側の断崖絶壁に注意しながら、大展望の稜線歩き。細かいアップダウンに喘ぎながらも、最後に急坂を下れば一不動の鞍部に到着。ここからはひたすら下りで飽きるかと思いきや、氷清水の水の冷たさ旨さに癒やされ、帯岩をトラバースしたり、滑滝を鎖伝いでするすると下りたりで、楽しくてたまらない。あっという間に牧場まで下山でき、大満足の山行となったのでした。

 西窟から上がったところですれ違った地元のおじさま、親切に刃渡の解説をしてくださりありがとうございます。細いって言っても幅50cmはあるから大丈夫だよ〜と。ただ、我々には立って歩くことはできませんでした(笑)。もしかして、あの紳士は戸隠に棲む天狗かも?

 今回の山行で会った(目撃した)のはたったの7人。そのうち3人は後ろから来るのが見えただけで、蟻の戸渡の取っ掛かりで行きつ戻りつしていて、どうやら引き返してしまった可能性大。あそこで撤退を決める人もいるだろうなぁ...

 翌日、足はなんともないのに肩周りだけ筋肉痛になったのは、戸隠ならではのご愛嬌。

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技術レベル
3/5
体力レベル
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