記録ID: 953398
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無雪期ピークハント/縦走
白山
実りの白山 紅葉し初め トンビ岩コース〜御前峰〜お池巡り〜砂防
2016年09月03日(土) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 10:04
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,780m
- 下り
- 1,776m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 10:03
距離 17.6km
登り 1,781m
下り 1,795m
15:56
全体的に標準よりやや早めのコースタイムとなっています。お池巡りコースは御前峰山頂からアプローチする予定でしたが、山頂付近の視界が悪く風も強かったので、巻き道の室堂近道経由に変更しました。
天候 | 下界は晴れ、2000m以上は曇り時々霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バスの運行状況は北鉄バスのHPを参照ください。 http://www.hokutetsu.co.jp/tourism-bus/hakusan |
コース状況/ 危険箇所等 |
1ヶ月半ぶりの白山。今回のコース、花は終盤もしくは結実していました。紅葉はこれから色が深まっていくでしょう。トラバース区間や室堂〜山頂は、天候により体感温度が下がるので防寒対策が必須です。 (砂防新道)問題なく通行できますが、何ヵ所か土のうで補強してある箇所があります。甚之助谷近くにあるコンクリートの高い段差は、迂回路が作られました。 (南竜道)特に問題箇所はありませんが、トラバース区間は谷側が切れ落ちているので慎重に。 (トンビ岩コース)ゴーロの直登ですが、適度に整備してあり危険は感じませんでした。谷筋で赤土も出ていますので、雨天時の下りは滑りやすいかもしれません。 (お池巡りコース室堂近道〜翠ヶ池)千蛇ヶ池の上で立派な石畳に改修工事をしています。紛らわしい踏みあとがあちこちにありますが、ロープや石積で閉鎖されている踏みあとには入らず、赤いマーカーに従って登山道を外れないようにしたいものです。 (その他)砂防新道の初めや、南竜馬場付近、トンビ岩コースの下半では羽虫が煩わしいので、ハッカ油スプレーをかけました。虫除けスプレーは、あったら便利です。 (最新の登山道の状況)石川県のHPを参照ください。 http://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/tozaninf/attention.html#sabou |
その他周辺情報 | お気に入りの白山展望の湯に入りました。通常大人650円、JAF割りで大人600円になります。露天風呂の壁面に、近くの桑島化石壁の葉っぱの化石がはめ込んであります。今日は大汝峰しか見えませんでした。ほかに市ノ瀬ビジターセンター前の永井旅館、白峰集落内の白峰温泉総湯、展望の湯に隣接する御前荘などに日帰り入浴があります。 |
写真
池へ降りる階段を石段に改修中ですが、となりのピンクテープの中を歩き通行できます。
登山道の明確化、土砂流出の防止のためには有効かもしれませんが、景観上や脚への負担の上ではマイナスですね。
登山道の明確化、土砂流出の防止のためには有効かもしれませんが、景観上や脚への負担の上ではマイナスですね。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ハッカ油スプレー
|
---|
感想
今回の山行の目的は、「行ったことのないルートに行ってみよう」と「大汝峰のコマクサを探しに行こう」で、初めて南竜馬場から室堂平へ直登するトンビ岩コースを通ってみました。御前峰までは予定より早めに順調でしたが、山頂の視界不良と強風による体感温度の低下のため、お池めぐりコースへは裾周りでのアプローチとなり、時間切れにより計画していた大汝峰周回と観光新道下山は中止しました。
週末のため、砂防新道はやや混雑していましたが、南竜道とトンビ岩コースは静かな山行でした。大汝峰周回は、また改めて挑戦してみたいと思います。
今回、山頂付近で濃いガスの中、メガネに細かい水滴が付着して視界を妨げるという状況になり、0.1以下の裸眼で途中まで下山しました。いつも非常用に使い捨てコンタクトを持っていますが、悪天時は積極的に活用した方がいいと感じました。
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コメント
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白山 [2日]
白山 (砂防新道)〜南竜ヶ馬場(テント設営)〜室堂(展望歩道)〜お池巡り〜(エコーラインで下山)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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トムさん、こんにちは(^^)/
早朝からのロングコース
霧の白山も美しいですね。
綺麗な実が色々、くまさんのご馳走がたくさん(;'∀')
クロマメノキはブルーベリーの仲間なんですか。
伯耆大山で実はそっくりだけど葉っぱが丸こくて
どっちなんだろうと悩みましたがこれだわ(^^)
近視は冬でも霧でも大変なんですね。
サングラスだって度入りのレンズは高いし。
私は若いときは2.0で今はすっかり老眼ですが
「見えにくい」ことはとてもストレスだということが
最近ようやく分かった幸せ者です。
hobbitさん、こんばんは🌛
今回は、大汝峰周回のセミロングコースを予定していたので、前半はかなり早足で進んでおり、愛用の紐付き「白山*花ガイド」をポケットにいれていたものの、現地では一回も開きませんでした。ですので帰ってから調べてみたら美味とのこと。今度、国立公園でないところで見かけたら味見してみようっと。ちなみに、コケモモはかなり酸っぱく、ベニバナイチゴは食べれないほどではないが酸味が勝ちます。安心してください。知らない実は口にいれないようにしてます。
基本的に晴れ男(晴れた日しか行かない)なので、メガネの問題は初めて気づきました。後ろの人も「ワイパー付けてぇー!」て言ってました。皆さんどう対応しているんでしょうかねー。
tom32さん コンばんは
山でお会いする北陸の登山者に、白山は良いよ!と必ず言われいつかは…で
延期延期になってしまってます。
なので、参考になりました。
遠いが、雪降る前に行こう!シャトルバスがあるとは知らなんだ
Kazuhagiさん、今晩は🍺!
紅葉のシーズンは意外と短めですよ。霜があたるとチリチリの枯葉色になっていきます。早朝、紅葉したチングルマやナナカマドのギザギザな葉に着いた霜に朝日が当たった瞬間を逆光で見ると心が揺れます。
乗車時間約20分のシャトルバスが運行されるのは、週末等の規制日だけです。今年は10月10日が最終日です。金沢駅からの直行便もあります。Kazuhagiさんの地元からですと、岐阜県大白川からの平瀬道の方がアクセスが楽かもしれませんね。こちらは登山口まで車両規制ありません。行ったことはありませんが、山レコでも人気のルートですよ。
tom32さん、お疲れ様です。
白山、いろいろなコースを自在に組み立てて楽しめるのは、さすがこのあたりを知り尽くした地元民、tom32さんの強みですね。
季節やルートの組み合わせを変えると、コースは無限ですね
今回はお花はもちろん、花の実をたくさん紹介してくださっていて興味深かったです。
実の形もなかなか面白いですね。
takatukimakiさん、こんばんは🌛。
行ったことのないルート、行ってみたいルート、いっぱいあります。ガイドマップや山レコの情報を参考に、自分の登山レベルに合わせていろんなルートをいろんな季節で試してみたいと思います👊✨。
国立公園内で環境省が幅を効かせているので、纏いリス君は生息していませんが☺。
実の植物名は、まだ自信のないものもあります。図鑑には実までなっていない場合がほとんどですので。特に亜高山帯の植物は、愛用の「白山*花ガイド」に出ていないので、あちこち図鑑をひっくり返して、近縁種との区別に四苦八苦しています。そのため、掲載した写真以外に、いろんなアングルで撮影して同定に役立てています。
こんばんは
お花の名前よくご存知なんですね
レコ全体が色とりどりですごく綺麗です。
クロマメノキの実、美味しそうですね。
家にブルーベリーを植えているので気になります
akubi_nekoさん、こんばんは🌛。
7月に登った時からすると、ずいぶん花数が減りました。残っている花も盛りをとっくに過ぎていて、撮ったものの割愛した花も多いです。
白山の場合、「白山*花ガイド」という便利なハンドブックがあって、高山帯の花は大抵この一冊で同定できるので、いつもポケットに入れてます。家族登山のときは、待ちが入るおかげで、花の写真撮ったり、調べたりしているうちに、次第に覚えてきました。他の山域でもドメスティックな図鑑は、ついつい買ってしまいます。低山から亜高山帯がやっかいで、花ガイドにない花もあるので、写真を撮ってきて、帰ってから図鑑で調べています。似た花も多いので、いろんなアングルで写真を撮るように心掛けています。
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