残念ながら天狗岳+おまけの高見石(渋の湯周回)


- GPS
- 07:00
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 921m
- 下り
- 919m
コースタイム
天候 | 朝、曇り&ちょぴっと粉雪。昼前から晴れ間徐々に覗き、午後は晴れ気味。。。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
最近降雪がないのか、結果的に夏タイヤで最後までいっちゃいました・・・(良い子は真似しないでください)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■はじめに 今回は天狗岳から硫黄岳まで日帰りピストン縦走しようという個人的にはビッグな企画だったのですが・・・まずまずの強さ&すごーく冷たい風に「こりゃあ、ちょっと止めとこ!」という判断で、引き返した次第。時間も余ったし、今まで行きそびれていた高見石に立ち寄って渋の湯まで周回しましたとさ。。。 ■渋の湯ー黒百合ヒュッテ ここの登りは2回目ですが、本当に歩き易いルートですね。尾根に乗るまではちょこっと急な部分もありますが概ね緩やか、八方台方面の道標に出会えばゆるゆると登るだけです。たくさんの降雪直後でなければ消えなさそうなしっかりしたトレースが付いています。 ■黒百合ヒュッテー東天狗 まっしぐらに登れば小一時間くらいの稜線歩き。途中少々樹林がありますが、基本は岩がちで西風に吹かれ続けてのルートです。今日の風はここにしてはマシな方だと思いますが日照がないため冷たいのなんの!ダブルのグローブを外さずとも指先がだいぶイカレました。 ■中山峠ー高見石小屋(その裏手に高見石) 途中の中山までは緩い登り基調。低めの樹林についた雪がなかなか綺麗。中山を過ぎると高見石まで延々と下る感じです。単調な景観の樹林ですが樹相は良いです。 ■高見石 いー眺めですね!白駒の池(今は丸い雪原状態)が近く、蓼科山や茶臼ー縞枯ー北横岳が大きいです。北八ツの森がぐるっと広がり、見事な雪景色でした。 ■高見石ー渋の湯 樹林のだらだら下りですが途中に賽の河原という開けた沢はなかなか爽快。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
天候が微妙なのは分かっていましたが「風の塩梅」で行くか行かぬか決めようと天狗岳⇔硫黄岳の稜線歩きにチャレンジ〜!とか思ってましたが、今のワタクシにはややハードなコンディションでした。
東天狗岳山頂から目指す根石岳方面の痩せ尾根を眺めるに、ガスを含んだ風がヒューヒュー吹いています。行けなくもないかもしれんが、この様子じゃ夏沢峠から硫黄まで登れるか分からんし、そもそも超キツいこと間違い無し・・・ということで萎えました。。。
じゃあ西天狗でも行く?これも行く気が湧く状態じゃない!
このまますごすご往路を戻るのもなあ・・・と考えつつ稜線を降りている時、「おー、高見石経由で渋の湯!」というオプションがあることに気がつき実行した次第。中山峠から高見石方面の途中には天狗がよく見えるポイントもあるしね♩ということで未だ行っていなかった高見石を目指しました。
高見石の感想は写真コメントに書いた通り、なかなか良い眺め!下りの賽の河原も気持ちよかったし、まあこれはこれで良い山行でした♩ガツガツやるのも時には必要ですが、これくらいの雪山歩きが余裕を持って楽しめますね。。。とつくづく思いました。
ではまた明日に追記します。
と、書きつつ1日置いてしまいました。
今回は、前夜に子供がテレビの映画(「宇宙戦争」)を見たがり、おまけに人間が宇宙人に駆逐される様子にビビッて寝付かず。
ようやく寝かしつけたら12時を軽く過ぎてしまいまして、またもや寝不足となりました。起床は3時、出発は3時半です。。。
そもそも計画していた硫黄までの「縦走」をするのであれば少なくとも10時には東天狗に登頂していたい、との見通しをしており、
黒百合平までは道の歩きやすさもあって、順調に進みます。
ヒュッテ前でのアタック準備(&パンなどをかじる)は寒さで手がかじかみ手間取ったり、中山峠以降はモタモタしていまいやや時間オーバー。
山頂時点で、その先に行く余裕があまりなかったと白状します。加えての「あまり良いとは言えない道のコンディション」ですので、
やや後ろ髪を引かれましたが結構あっさり諦めてしまいました。
中山峠から高見石方面はぐっと人が少なく、静かな山歩きが楽しめました。
高見石小屋もひっそりとしており、高見石には誰もおらず、ぐるりと見渡せる展望を満喫させていただきました。
高見石からの下りは、実は未踏のルートで沢状の地形であるところがちょっと心配でしたが、行ってみれば危険箇所はなく、トレースも明瞭で歩きやすかったです。
<今回のレイヤリング>
・アウターはいつものmarvel peakのシェル
・ベースは発汗発熱Tシャツ+同様の長袖を2枚+速乾長Tとちょっと重ね過ぎ気味(あったかかったですが)
・ミッドは今回「フード付きのウールセーター」という、うまく説明し難いものを使用。フードは目だし帽なみにすっぽりと顔が覆えるものです。これがいまひとつ使い勝手が悪く、今後工夫してみる必要を感じました
・下はいつもと同じ発熱タイツ+秋冬用山ズボン+オーバーパンツ
・手袋はシンサレート+オーバーグローブ。これをうっかり湿らせてしまった上にそれに気付かず、必要以上に指を冷やしたのが反省点。次回は違うセットを工夫してみます
honsamaさん、こんばんは。
八ヶ岳、精力的に行かれていますね
昨年の1月に天狗岳〜高見石を周回しようと思い
向かったのですが、雪が多く中山峠から高見石への
の道が吹きだまりで分かり難い状態だったため断念
しました。(で、中山南側の展望地で昼ごはん。。。)
冬に再挑戦したいコースです。
薄いガスをまとった山と樹氷の景色と、チラチラ見える
青空に雪がパラパラと、いい雰囲気の写真ですね。
北八はこのような感じのときも楽しめますね
ピッケルは見つからなかったのですね。残念。。。
youtaroさん
こんばんは!
昨年1月に断念・・・とは意外です。
思うに今シーズンは雪が少ないのかもしれませんね。今日は中山を越えた辺りで雪が急に多くなった箇所がありましたがうっすらとトレースがあったので事無きを得ました。でも出会う人は少なく(天狗周辺は非常に多かったにもかかわらず)、意外とこの時期は歩く人が少ないのかもしれません。
八ヶ岳はアクセスが良いのでついつい通ってしまいます。youtaroさんが歩いている鳳凰山や長沢背稜も気になっているのですが。。。
北八ツはこれまであまり行けてなかった(やはり距離の問題)のですが、独特の雰囲気は良いですね。雪がついた針葉樹林はいい感じでした。
ちなみにピッケルは・・・結局音信不通で失われました。同じモデルの短いもの(65cm→55cm)を買いました。
honsamaさん
天狗岳お疲れ様でした。
天狗岳への登りは大変そうですね・・・
自分も去年の4月に登ったとき、ホワイトアウトでまいりました。
あの時は、雪ではなくもう雨になりかけてましたが結構辛かった思い出があります・・・
それにしても、バトルポーズ決まっていますね。
何とバトルしているのか、いまいちわかりませんが(笑)
自分も定期的に、八ヶ岳に通っていきたいと思います。
もうご存じだと思いますが、まずは今週あの尾根に・・・
みなさんの山行記録を見ているとウズウズしてきます☆
star
honsamaさん、こんにちは。
天狗岳、お疲れ様でした。
-15℃、強風でガスの中、かなり寒かったのではないでしょうか。
後半、中山峠以降はいい感じですね。
honsamaさん
こんにちは!
高見石あたりは雪が多そうですね?
別世界にみえます
私もこの間天狗行った時にこのコース歩いてみれば良かった・・・
凍った白駒池なども見てみたいです
この日は天気が回復して良かったですね。
権現の方も朝は雪降ったりでちょっと気分盛り下がりめ、でしたよ
Utundu
starさん
おはようございます。昨夜は爆睡してしまいました。。。
中山峠から東天狗の稜線は多分赤岩の頭から硫黄までよりちょっと長いと思いますが、昨日は日照もほぼなく気温も低めだったので登りの途中で指が風の冷たさにやられました。
今朝気付いたのですが、オーバーグローブの内側がナンと!しっとりと湿ってました!おそらく黒百合ヒュッテでアイゼンやらの準備中にインナーに雪を着けてそのままはめた・・のでしょう。迂闊でした。。。その場で気付けば予備で難を逃れられたのに、残念でした。細かいミスが結構甚大な被害になっちゃうという森林限界を超える雪山のシビアさを違う観点で実感です。
横岳縦走は風による凍傷リスクも高いみたいなので参考情報になれば幸いです!
なお、バトルポーズは・・・年老いた時に追憶するための旅の記念です。っつーかまぁ無意味ですので放置でお願いいたします。。。
K_shimagさん
コメント、ありがとうございます!
昨日は黒百合ヒュッテにいる時に小雪がちらつく曇天で非常に寒かったです。
その後の稜線は指先のほか、鼻の頭とか露出した部分の冷たさは格別でした。。。
ピークハントだけですと森林限界以上の稜線歩きも短くて済みますが「縦走」となると防風防寒のさらなる工夫が必要だと実感しました。
昨日断念した天狗-硫黄の縦走は、おいおいチャレンジしたいと思いました(コンディションの良いときに♪)。
それと、高見石への寄り道はなかなか良かったですね〜。やはり雪山には青空が映えます。
Utunduさん
こちらへのコメント、ありがとうございます!
我々がニヤミス、ってか知らずにすれ違い、でしたが1/8から約2週間後にまた行くこととなった天狗です。
先日よりも「ん、雪ちょっと増えた??」って感じで東側に雪庇がちょっと発達しつつある感じがしました。
高見石への寄り道は怪我の功名というか、、、予定していた縦走を断念したためですが、南八ヶ岳とは一味違う雰囲気を堪能でき、
これはこれでいっか、という感想です。
途中の中山はほぼ2500mですが森林限界を超えず、積雪量は大したものでした。南八ツだとそれ以上高さがあるため風で吹っ飛び積もらず、
あまり積雪の凄さを感じませんが、北八ツは降った雪がまんま積もってそこにルートが付けられてますから実感できるのでしょうねえ。
1月も後半で八ヶ岳もだいぶ雪が増えましたが、この後もまだ増えそうですね。
ちなみに1/8に登った中山峠の東側の斜面もその時点で相当な積雪量(西側のルートではちょっと見ないレベル)でしたし、いま段階の「某S添尾根」はエラいことになってそうです。
上部はもの凄い積雪みたいですので、starさんと力を合わせて完登できるようご祈念申し上げます
こんばんは、honsama様。
八ヶ岳は樹氷のスケールが烏帽子岳とは違いますね。
それにしても、毎回の単独行でハードな登山をこなし尊敬します。
バトルポーズはきっとあの雲を吹き飛ばしていたのでしょう。おかげで、私たちの方はすっきり雲がなくなりました。
pikachan様ファミリーは、老若男女とても楽しく感動多い山行をしておりました。
honsamaさま、こんばんわ。
早々にアップされた、aonuma1000さまの記録にコメントありがとうございます
どんくさいもので・・
昨晩アップ準備し始めたら、公開できたのが夜中1時ぐらいで・・
睡魔をやっつけられなく
honsamaさまにコメント遅くなりました。
ホントにいつも八ヶ岳を果敢に挑戦してますね〜!!
すごいです
昨年天狗に行った時は、渋の湯からの往復で、天気も良い
雪の八ヶ岳縦走なんて。。考えられません。
ホントすごいです。
お手柔らかな
天女山〜の権現仲間のaonuma1000さまとの昨日の山行は
楽しく過ごさせていただきました。
烏帽子岳頂上からは蓼科山が見えましたが、
あの時のファミリーのhonsmaさまはあの向こうで
頑張っているんだなぁ〜と思っていました
aonuma1000さん
コメントありがとうございます!
湯の丸の記録にも書かさせていただきましたが、同じ日にpikachanさん達との合同山行が重なり、ホント、奇遇です
北八ツでは樹氷のモンスターが本当にデカいです。そして中山や高見石などちょっことしたピークに立てば雪を被った木々が広大で、良い保養(?)になりました
>単独でハードな登山…
うーん、そのように見えますか??今年は「冬の八ヶ岳」2シーズン目ですが昨年に比べ「気持ち」に余裕がある感じです。また、12月の硫黄、赤岳(途中まで)がヒドいコンディションだったので、前回と今回の天狗岳は好条件もあって楽しめました
ですが、一人で行くことが大半なので写真は風景ばかりになりがちで、あのようなポーズを撮ってしまいます(権現の時もpikachanさんが追いついて来られるまで一人で馬鹿みたくいろいろセルフ撮影してました…)。まあ笑ってお見逃し下さい。。。
八ヶ岳の登山口で白い軽トラを見ると「はっ」とするhonsamaでした
pikachanさん
前日にもメッセージいただき、ありがとうございました〜♪
あの「計画書」って、非公開のつもりだったのですが「全体に公開」というステータスになってました…。
しかも「友達」にはマイページに載っかるようで(今はjimsonさんの計画が出てますね)、ネタバレしちゃいました。
とはいえ、当初の計画は遂行できず、このルート取りとなりましたが結果的には良かったような気もしています。
「縦走」…と言われればそんな風にも見えますが今回のルートは東天狗を除けば「雪山ハイキング」でしょーねえ。
アホなポーズを撮影しつつ比較的ゆっくり歩けましたョ
honsamaさん、こんばんは。
高見石からの白駒池、良いですよね。
何年か前に、妻と渋の湯から高見石を経由して、白駒池
まで行って昼ご飯を食べてくるという、雪山ハイキング
をしたことがあります。
雪が積もった樹林と凍った湖の景観は、(実際に見た訳
ではないですが)まるで北欧のようで、とても感動した
覚えがあります。
honsamaさんは、精力的に八ツに通っているようです
ね。また、どこかでお会いするかも知れませんね
yoshi629さん
こちらへのコメント、ありがとうございます!
同日の記録を拝見するに、中山峠で居合わせた方の一人がyoshi629さんだったような気がして来ました。
あの時はみどり池方面の急登を上がってこられた方が2名ほどいた様子で、そのうちお一人は黒い方だったような。。。
僕は中山峠を9:20くらいにさっさと通過、でも風の冷たさに顔回りの調整でもたもたして立ち止まりがちだったのでその間にさっと抜かれたのではないかと。
ちなみに、yoshi629さんがすれ違ったという10人くらいのパーティ、僕が東天狗の山頂で居合わせた方々(男女混合の若めの人々)だったような気もします。
で、自身のコースについてですが、高見石からの景色は言い得て妙のまさに「北欧」(と言っても僕も実物を見てはいません。。。)!
あー言った雪山歩きも良いと感じた一幕でした。
麦草峠から行けば比較的楽そうですし、嫁さんを連れたスノーハイクもいいかなー、などと柄にもなく思いました
honsamaさん、こんばんは。
私も正月直後に同じようなコースを行きました。
日帰りではなく、小屋泊まりでしたが・・・
中山峠から南に行くか、北に行くかでガラッと雰囲気が変わるのが面白いですね。
ちなみに、もうちょっと足を延ばして白駒池まで行くと、なかなかきれいですよ。
おススメです!
naoki99999さん
コメント、サンキュです!
「八ヶ岳・蓼科」の山行記録はしょっちゅう見てまして、naoki99999さんの記録も拝見してましたヨ♩渋の湯から唐沢鉱泉まで出て西尾根から東西天狗を経て黒百合ヒュッテ泊、翌日高見石&白駒池でスノーシューってコース取りでしたねえ。なかなか面白いなーと思っておりました
天狗岳から北はシャクナゲ尾根方面から回り込んで来たことがあるのみで今回初めて行きましたがいー感じでした
白駒の池は夏に家族旅行についでのボートに乗った、という経験があるのみですが、凍結した姿も間近で拝んでみたいですね
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する