八ヶ岳縦走(硫黄岳〜赤岳)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,057m
- 下り
- 2,061m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 8:50
天候 | 晴れ一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
深夜02:00頃の到着だったが、駐車場上段はほぼ満車。 (人の気配はなかったので、前日に入山されている方々と思われる) 下段は2台のみ駐車あり。07:00頃には下段もほぼ満車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳鉱泉より沢を渡って赤岩ノ頭へ向かう際、沢沿いに遡行し過ぎ30分ほどロス。沢を遡行する道はクライマー向けのアプローチ道と思われる。 本来は沢に架かった橋を渡るが、一度壊れて補修したようで渡れないように見えてしまったのが原因。しばらくして気付いて戻ったが、沢沿いの道は踏み跡が多いため、油断していると迷い込む恐れがある。 |
その他周辺情報 | 山行終了後、茅野市にある「玉宮温泉 望岳の湯」にて入浴。 地元の家族連れの方々が多く訪れる銭湯のようだ。 やけに人懐っこいお子様が多かった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
ハイドレーション
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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---|---|
共同装備 |
非常食
調理用食材
コンロ
コッヘル
調理器具
ツェルト
|
感想
今回のメンバーとは、ちょうど2年ぶり剱岳以来の山行である。
私自身も重いザックを背負っての縦走は久しぶりだが、ここ最近、御在所岳(主にクライミング)へ登っているためか、それほど厳しいとは感じなかった。
他メンバーはあまり運動する機会もないようで、久々の縦走としては、かなりキツイ内容だったようだ。
八ヶ岳というと、雑誌などでは比較的「初心者向けの山」として紹介されているが、重荷を背負ってとなると、体力消耗に加え、岩稜でもバランス保持に気を配る必要があるため、そこまで簡単なルートとは思えなかった。
特に下山時の文三郎尾根ルートは、急勾配に悪いガレ場が続き、疲れもあって何度かバランスを崩しかけたため、特に注意を要する。
とはいえ、ルート自体はよく整備されており、山小屋の充実度も非常に高いと感じた。八ヶ岳の山域はとても恵まれた環境であることは間違いない。歳をとって体力が落ち、重いザックを担ぐのが億劫になったのならば、山小屋泊まりでの軽装山行も悪くないと思う。
今回、計画立案において体力面などでの状況予測が不十分であったことから、予定したタイムスケジュールからの遅延が目立った。美濃戸口への下山時にはすでに真っ暗の状態であり、舗装された林道だったため良かったものの、美濃戸山荘到着までに日没となってしまった場合、最悪ビバークもあり得た。今後はこのようなことがないよう、また山を楽しむ余裕も設けられるよう、相当なマージンを確保した計画としたい。
また、テント泊の関係もあり、初日は赤岩ノ頭まで上がってからオーレン小屋へ下り、翌日硫黄岳まで登り返すという精神衛生上あまり宜しくないルート設定となってしまったことも反省点である。
稜線縦走時に見えた大同心などのバリエーションルートは、クライミングのフィールドとしても非常に興味深いものだった。いずれクライミングでも挑んでみたいと思う。
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