硫黄岳


- GPS
- 30:05
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 1,856m
- 下り
- 1,855m
コースタイム
美濃戸口.P(09:00) → 美濃戸山荘(09:50) → 赤岳鉱泉(11:25〜12:15) →
硫黄岳(14:15〜14:25) → 赤岳鉱泉〜
2日目
赤岳鉱泉(08:00) → 行者小屋(08:40) → 文三郎尾根経由 中岳(11:00) →
阿弥陀・中岳間の沢下りルート 休憩(12:05〜12:50) → 行者小屋(13:05) →
美濃戸山荘(14:15) → 美濃戸口.P(15:05)
天候 | 1日目 晴/曇 2日目 晴/晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口までの車道はほぼ雪無しの為危険無し。 硫黄岳までの山道も危険と思われる箇所は無し。 文三郎尾根の急坂はアイゼンを利かせながらの慎重な行動が 必要と思われます。また中岳から阿弥陀へ向かう途中の鞍部 は、途中下りの痩せ尾根でありトレースを外れないよう歩く 事が求められるかと感じました。 さらに阿弥陀取り付きから行者小屋への下りは、樹林帯を 通るノーマルルートではなく、谷(沢?)を下るルートと 変更されていました。 こちらも相当の急降下なのでアイゼン・ピッケル頼りと なるでしょう。 しかしおかげで凄く速い。 ちなみに行者小屋の水場は凍らず生きていました。 |
写真
感想
厳冬期の八ヶ岳(赤・阿弥陀)へ登りたく、まだまだ雪山経験不足の
自分達はとりあえず硫黄岳へ登ろうと赤岳鉱泉1泊コースでのんびり
山行といきました〜。
本当は美濃戸口じゃなく赤岳山荘Pまで車を回したかったが、車道状況
が心配だった為歩くことにした。
戸口まではほとんど雪はない。
のんびり歩いて北沢へ入る。
八ヶ岳人気のおかげでトレースは完璧で非常に歩きやすい。
だからって周りの景色は新雪に彩られ見ていて飽きない。
赤岳鉱泉まではアイゼンの必要はなかった。
アイスキャンディーが見えた。
立派な大きさに製造過程の大変さがうかがえる?
(ただ水撒くだけじゃないもんね(笑))
チッコイアイスが脇にあった。
子供や初心者用のやつだろうか。
今の時間帯は誰もいない。
使用時間あるのかな?
チェックインを済ませ、昼食、再パッキング後硫黄岳に
向かう。
相方ピッケルを忘れてにっこりバカヤロウ。
硫黄岳手前に在る「赤岩の頭」までは樹林帯であり
我慢の登りが続く。
所々覗かせる横岳の西壁が気分を高めてしまい足を早くさせ
結果疲れると言う私のお決まりのパターンが情けない(汗)
赤岩の頭へ到着。
暑くなった体に吹き付ける風が心地よい。
ここからは遮るものなく主峰を望めるので写真カシャカシャ。
主峰や下部の樹林帯、岩と緑がよく見える。
2月にしてはこの積雪量は少ないと言う。
美濃戸口で聞いたけど、例年より寒すぎて雪が降らないらしい。
3月〜になればドカ雪となるんじゃないかとの事。
硫黄岳直下は特に気を付けることもなくそのまま山頂に至る。
爆裂火口壁がこれまた相変わらずの迫力だ。
しばし眺望を楽しみ風が身に堪えてきたので下山。
今日全体の山行としては大した距離ではないが、日ごろの運動不足
と仕事疲れ、寝不足が重なり、前回ほどではないけどげっそり顔の
なさけない下りになった(汗)
赤岳鉱泉では何時の間にやらアイスキャンディーでの登攀練習が
始まっていた。
部屋で着替えを済ましその登攀風景を見物しに行った。
指導者指示のもと、訓練生が一生懸命氷の壁を登っている。
一回も、触れたこともない自分にとってはその大変さは
あまり伝わらないが大変なんだろうな〜。(疲)
必死に登る姿がとてもとてもかっこよく見える。
すげーすげーよ。
高所恐怖症だけど何時かは人工物位は登ってみたいものだ。(輝)
赤岳鉱泉の夕飯は焼肉?って思い込んでいた自分にとって
秋刀魚が出た時には拍子抜けの一顔。
ただ健康的な料理であるため、これは嬉しい誤算ですね〜。
各種料理美味かった。
2日目は文三郎を経由し中岳で主峰を見て今日登れないのかよって
歯がゆい思いをしながら下山すると言うプラン(笑)を実行。
本日の天候も晴れてくれて気分は最高です。
行者小屋には多くのパーティーが居て、これから主峰登山・登攀の
準備をしていた。
はい、うらやましい。(笑)
文三郎尾根の急坂は相変わらずしんどいが、あちこちに足置場の溝が
出来ていて、踵擦れでヒーヒー言う自分にとっては嬉しいかぎり。
ただやはりピッケル使わないでの上りは結構危険なので、気休めだが
ストックのゴムキャップを外し必要以上に突き刺しながら進む
ことにした。
高度がグングン上がるごとに回りにズラリと顔をそろえる主峰が
素晴らしい!
稜線に出るまであまり風は強くないので何度も立ち止まり写真に
収める。
写真と休憩は代表的な一石二鳥と思うわたしです。
赤岳頂上山荘下部にあたる絶壁を2パーティーが登攀を行っていた。
始めて見る本物の登攀に興奮しまくりな私であり、その方たちの懸命な
進むつれを感じ絶対怖くて無理だなと感じました(爆)
もぅ凄いの一言。よくやるよ本当…(凄)
文三郎尾根を上りきり赤岳岩稜下部へ出た。
ここにくるといつもの事ながら風が当たりがきつい。(寒)
他パーティーが赤岳へ向かうのを羨ましげに見つつ中岳へ下る。
来月こそは赤に登るぞーっ(炎)
赤と中の鞍部は低く、さっきまでちっこく見えていた中岳が
ずずんとそびえ立つ如く高けー高けー(汗)
アップダウンは心臓によくありませんよっ!
中岳山頂。
正面には阿弥陀岳、後ろには赤岳、左には権現岳や南アルプスと富士、右には
北八と北アルプスが周囲を取り囲み素晴らしい展望だ。
また、中岳の標高が低いことで赤と阿弥陀の雄大さが際立ちもしているかな(笑)
満足の展望となりました。(満)
下山ルートは中・阿弥陀の鞍部に在る行者小屋へ至るルートをとる。
鞍部への尾根は以外に細くセッピを避けるようトレースが残っており
それをありがたく受け止めながら慎重に下る。
常時阿弥陀が拝めるのが嬉しいことだ。(喜)
でも今日は登れない!(悔)
行者小屋への下りは阿弥陀下部をトラバースして樹林帯に入るのでは
なく谷部の急降下と変更になるらしい。
かなりの急降下のためアイゼンを利かせゆっくり下る。
こりゃかなりのショートカットだなぁ。(速)
途中日向を見つけたので昼食。
正面の横岳を望みながらのラーメンは地元の味噌タレ焼き鳥くらい
美味いことが分かった。
行者小屋へ戻る。
テントの数が大分減っていた。
日曜の午後1時過ぎ、もう現実逃避ができない時間帯になていく
この感覚は寂しいの一つ。
かえりまーーーっす。
下山路は南沢。
終始雪が歩きやすいよう岩を覆ってくれていたおかげで非常に
スムーズな歩きが出来た。
暑くて脱いだシェルでフリース装の自分に突発の風が起こす木々から
落ちる粉雪が冷てぇ(冷)
美濃戸口へ無事に到着した。
とっととザックを車へ放り込む〜って
鍵が開けっ放しだった…
車の無事の方が感謝した。
cyuuさん、こんばんは。
硫黄岳登頂おめでとうございます。
八ヶ岳、景色すばらしい&楽しそうですねー。
先週の憂さ晴らしが出来たのでは
私は夏も含めて登ったこと無いので、そのうちに行けたら良いなーと思います。
車が無事でなによりでした
こんにちは、todokitiさん。
忙しくて返事送れてすみません(汗)
ええ、今回の山行で先週分は帳消しです(笑)
また3月上旬には赤岳まで登ってみようかと
計画中です。
八ヶ岳は私にとって山登りの楽しさを教えてくれた
2つ目(2つ目かよ(笑))の山であり、今後も
末永くお世話になりたい山にもなりました。
是非とも登ってみてください!
最近車の鍵閉め忘れが多くて悩んでるんですよ〜
早くもボケチャッタカナ…
盗難事件になる前に防止策を練らんといけないですな〜
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