記録ID: 984547
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
鋸岳 戸台から角兵衛沢〜熊ノ穴沢を周回
2016年10月15日(土) [日帰り]



- GPS
- 07:58
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,837m
- 下り
- 1,827m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山届けポストあり 林道は狭いので、脱輪はもとよりすれ違いは要注意 |
コース状況/ 危険箇所等 |
落石に要注意 周囲の人の位置をよく確認すること ガレ場では前後の間隔をあけること コース上の残置物もあるため、地図や事前情報をよく確認しルートを選択すること。 |
その他周辺情報 | 温泉は仙流荘へ。19:00までOK。 |
写真
出発時点ではまだ暗かったのですが、歩き始めてしばらくしたら明るくなりました。
戸台川の左岸の端に添うように行くのですが、最初の堰堤に出るまで流れに洗われて途切れています。
渡渉を2回して元の左岸端っこに戻ります。
戸台川の左岸の端に添うように行くのですが、最初の堰堤に出るまで流れに洗われて途切れています。
渡渉を2回して元の左岸端っこに戻ります。
堰堤を越えるとだだっ広い河原。
これを写真の右奥にめがけて一直線に突き進みます。
地図で見ると渡渉するように書いてありますが、ここに流れはありませんでした。覆水になっているようです。
ただし、天候や季節によって流れの様相が一変しそうです。
あてにしないように。
これを写真の右奥にめがけて一直線に突き進みます。
地図で見ると渡渉するように書いてありますが、ここに流れはありませんでした。覆水になっているようです。
ただし、天候や季節によって流れの様相が一変しそうです。
あてにしないように。
靴を脱いで渡渉します。
が、膝近くまで深さがあり、川床はぬるぬる。
転倒には要注意です。
水はとても冷たく、足がしばらくジンジンして震えてました。渡渉中の写真なんて、とてもそんな余裕などなく、、、
が、膝近くまで深さがあり、川床はぬるぬる。
転倒には要注意です。
水はとても冷たく、足がしばらくジンジンして震えてました。渡渉中の写真なんて、とてもそんな余裕などなく、、、
トラバースは短いので、すぐに鹿窓が出てきます。
この鎖は長いです。
下が見えません。
降下前に、声を出して鎖の使用状況を確認しましょう。
たまに人が使っている鎖に思いっきり取り付く人がいますが、
長さの長短に関わらず、危険です。鎖は一人ずつ。
この鎖は長いです。
下が見えません。
降下前に、声を出して鎖の使用状況を確認しましょう。
たまに人が使っている鎖に思いっきり取り付く人がいますが、
長さの長短に関わらず、危険です。鎖は一人ずつ。
窓の直下はざれた急斜面なので、小石を落とす程度で難易度は高くないです。
中段から下部は、長い岩の下降です。
足元のホールドをよく確認して降りましょう。
写真はざれたところが終わったあたりで、下を見下ろしているところ。
中段から下部は、長い岩の下降です。
足元のホールドをよく確認して降りましょう。
写真はざれたところが終わったあたりで、下を見下ろしているところ。
もういいでしょう、という頃に大ギャップのルンゼにたどり着きます。見る限りでは、進めそうに見えません。
でも、ルンゼの手前と対岸の一段上にそれぞれピンクリボン、対岸の草付き斜面の木にもマーカーが見えます。
というわけで、このルンゼを超えて進みます。
でも、ルンゼの手前と対岸の一段上にそれぞれピンクリボン、対岸の草付き斜面の木にもマーカーが見えます。
というわけで、このルンゼを超えて進みます。
踏み出せば意外といけるもんです。
写真の同行者はルンゼへの踏み出しからそのままトラバースして対岸のへりを登り返していました。
私はルンゼの向かって左側を登り、マーカーと同じ高さから対岸へ移りました。
まあ、行ければどう行ってもいいんです。
写真の同行者はルンゼへの踏み出しからそのままトラバースして対岸のへりを登り返していました。
私はルンゼの向かって左側を登り、マーカーと同じ高さから対岸へ移りました。
まあ、行ければどう行ってもいいんです。
さて、ここからは日没へ向けてペースを上げたいところです。
が、この広大なガリー。大きな岩も全部浮石。
ペースは上がるべくもありません。
ルートはご自由にどうぞ。マーカーは特にありません。
登り側から見ると、岩にペンキマークが2つほどあるかも。
が、この広大なガリー。大きな岩も全部浮石。
ペースは上がるべくもありません。
ルートはご自由にどうぞ。マーカーは特にありません。
登り側から見ると、岩にペンキマークが2つほどあるかも。
戸台川まで降りるとまた渡渉です。
このまま真っ直ぐ渡渉しても良かったのですが、なかなか深そうなのと流れが急にみえたので、渡渉ポイントを探しに下流へ進みました。
結果、角兵衛沢との分岐まで進み、朝と同じポイントで左岸へ渡りました。後は川沿いに駐車場を目指すだけです。
このまま真っ直ぐ渡渉しても良かったのですが、なかなか深そうなのと流れが急にみえたので、渡渉ポイントを探しに下流へ進みました。
結果、角兵衛沢との分岐まで進み、朝と同じポイントで左岸へ渡りました。後は川沿いに駐車場を目指すだけです。
装備
個人装備 |
ヘルメット必携
|
---|---|
備考 | 渡渉用の装備を検討すること。 じゃぶじゃぶ行くならいいんですが。 |
感想
今回のルートは、思ったよりいいルートでした。
バリエーションルートの要素を詰め込んだようなコースで、渡渉、ガリー、岩場など、自分で考えルートを探すという面白さを堪能しました。何より、晴れて良かった、の一言に尽きます。
小ギャップの鎖の登下降ではホールドを頼るというより力任せに鎖を使いましたし、鹿窓の鎖より長い鎖はあまり覚えがありません。短いルートの中でもなかなかのスリルを味わえました。
また日が短い秋なので、コースミス一つの時間もムダにしたくないというスリルもありました。予習が良かったのか、コースミスはほぼなく、迷いそうになる前にすぐにルートを修正することができました。結果、日没より前に予定通りの時間でゴールできました。まあ、ゴール直後に日が落ちたのでギリギリな計画だったのですが。
こういったコース全般に言えることですが、踏み跡や残置物をあてにしてはいけないということを覚えなければなりません。ロープやスリングを残した人は自分と同じ技量とは限らないのですから。今回は赤いガムテープの目印もありました。これも劣化して風に飛ばされたら、間違った場所にマーカーがあるようにみえてしまいます。それが危険箇所であっても誰のせいにもできません。正規に整備された登山道ではないコースでは全ての行動は慎重に行きたいところです。
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