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Yamareco

記録ID: 8388362
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鋸岳(甲斐駒ケ岳〜角兵衛沢)

2025年07月05日(土) 〜 2025年07月06日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
18:27
距離
14.7km
登り
2,178m
下り
2,503m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:57
休憩
1:19
合計
8:16
距離 7.0km 登り 1,298m 下り 833m
7:01
3
スタート地点
7:04
7:10
0
8:39
8:40
16
8:56
8:58
4
9:43
9:50
22
10:12
10:22
42
11:04
11:28
74
12:42
12:55
20
13:15
13:23
38
14:01
14:08
69
2日目
山行
8:28
休憩
1:06
合計
9:34
距離 7.7km 登り 881m 下り 1,670m
4:49
38
5:27
5:35
80
6:55
7:07
30
7:37
7:46
21
8:07
8:08
102
9:50
9:54
106
11:40
12:00
18
12:18
12:19
38
12:57
13:08
50
13:58
25
14:23
0
14:23
ゴール地点
天候 1日目:晴れ。16時過ぎに雨。
2日目:夜明け前はガス、のち晴れ。
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
駐車場:戸台パーク(5日間まで1,000円)。前夜21時半に到着、一番近いほうの駐車場に停められた。
バス:往路は北沢峠まで、復路は歌宿から。復路は、歌宿まで歩いている間に通りかかったバスの運転手さんが、空席のあるバスを手配してくれた。支払いは戸台パークの自動券売機(支払っていない客を案内するための係員が、バス降り場に待機している)
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
t 4:45頃、すでにバスの大行列。
2025年07月05日 04:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 4:45
t 4:45頃、すでにバスの大行列。
t 7時、北沢峠到着
2025年07月05日 07:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 7:01
t 7時、北沢峠到着
E) 左から北岳、間ノ岳、塩見岳。この日午前中は雲が多く、どんよりぎみ。
2025年07月05日 08:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/5 8:45
E) 左から北岳、間ノ岳、塩見岳。この日午前中は雲が多く、どんよりぎみ。
E) 北岳、間ノ岳
2025年07月05日 08:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/5 8:45
E) 北岳、間ノ岳
E) 塩見岳
2025年07月05日 08:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/5 8:45
E) 塩見岳
t 案内看板、日清食品プレゼンツ。
2025年07月05日 08:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 8:49
t 案内看板、日清食品プレゼンツ。
t 行動食。いさぎよく食パン一斤。
2025年07月05日 08:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/5 8:50
t 行動食。いさぎよく食パン一斤。
E) 塩見岳のさらに南の方。悪沢、赤石だろうか。
2025年07月05日 09:15撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/5 9:15
E) 塩見岳のさらに南の方。悪沢、赤石だろうか。
t 撮るを撮る。
2025年07月05日 09:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:15
t 撮るを撮る。
t やたらにザックが緑になる?と思ったら、ハイマツの胞子的な何かだった。
2025年07月05日 09:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:18
t やたらにザックが緑になる?と思ったら、ハイマツの胞子的な何かだった。
t 駒津峰
2025年07月05日 09:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:39
t 駒津峰
E) 南アルプスが遠くまで見える
2025年07月05日 09:40撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/5 9:40
E) 南アルプスが遠くまで見える
E) 駒津峰人がいっぱい。後ろは甲斐駒、右は摩利支天と思う。
2025年07月05日 09:40撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/5 9:40
E) 駒津峰人がいっぱい。後ろは甲斐駒、右は摩利支天と思う。
E) 摩利支天アップ
2025年07月05日 09:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/5 9:47
E) 摩利支天アップ
E) さらにアップ。甲斐駒は3回目だけど、摩利支天初めて認識した。
2025年07月05日 09:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/5 9:47
E) さらにアップ。甲斐駒は3回目だけど、摩利支天初めて認識した。
E) 鋸方向
2025年07月05日 09:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/5 9:54
E) 鋸方向
E) 右は鋸方向、左は明日渡渉する戸台川かな。
2025年07月05日 09:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/5 9:54
E) 右は鋸方向、左は明日渡渉する戸台川かな。
t ハイマツ松ぼっくりの赤ちゃん。
2025年07月05日 09:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:59
t ハイマツ松ぼっくりの赤ちゃん。
E) 凛々しい甲斐駒
2025年07月05日 09:59撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/5 9:59
E) 凛々しい甲斐駒
t ノーマルルートにもこんなところあったっけ?
2025年07月05日 10:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/5 10:06
t ノーマルルートにもこんなところあったっけ?
t 直上ルートへ
2025年07月05日 10:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 10:19
t 直上ルートへ
t ハンドホールド完備
2025年07月05日 10:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/5 10:22
t ハンドホールド完備
E)
2025年07月05日 10:38撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/5 10:38
E)
t ルートロス。写真映えは良い。
2025年07月05日 10:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 10:42
t ルートロス。写真映えは良い。
t
2025年07月05日 10:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 10:43
t
E) 鳳凰山の後ろに富士山。オベリスクも見える。手前に登っている人達。
2025年07月05日 10:53撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/5 10:53
E) 鳳凰山の後ろに富士山。オベリスクも見える。手前に登っている人達。
t まずは山頂到着。
2025年07月05日 11:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/5 11:03
t まずは山頂到着。
t ここからは素人さん入山禁止。
2025年07月05日 11:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 11:04
t ここからは素人さん入山禁止。
t 山頂を離れる。
2025年07月05日 11:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/5 11:04
t 山頂を離れる。
E) 八ヶ岳の見え方が新鮮でした。
2025年07月05日 11:05撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
2
7/5 11:05
E) 八ヶ岳の見え方が新鮮でした。
E)
2025年07月05日 11:05撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/5 11:05
E)
E) さー、いよいよ。
2025年07月05日 11:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/5 11:26
E) さー、いよいよ。
t テントウムシ
2025年07月05日 11:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/5 11:27
t テントウムシ
t いきなりの急降下。
2025年07月05日 11:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/5 11:30
t いきなりの急降下。
E) 仙丈ケ岳が素晴らしい。
2025年07月05日 11:48撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/5 11:48
E) 仙丈ケ岳が素晴らしい。
t
2025年07月05日 11:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/5 11:51
t
t
2025年07月05日 11:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/5 11:55
t
E)
2025年07月05日 12:01撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/5 12:01
E)
t 鎖場
2025年07月05日 12:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/5 12:10
t 鎖場
t ほぼ完全に鎖が頼り。
2025年07月05日 12:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/5 12:10
t ほぼ完全に鎖が頼り。
E) ここ降りた。
2025年07月05日 12:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
2
7/5 12:14
E) ここ降りた。
t なかなかの絶壁。
2025年07月05日 12:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/5 12:14
t なかなかの絶壁。
E) 鋸方面
2025年07月05日 12:18撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/5 12:18
E) 鋸方面
t
2025年07月05日 12:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/5 12:25
t
t
2025年07月05日 12:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 12:25
t
E) 甲斐駒の方を振り返る。
2025年07月05日 12:25撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/5 12:25
E) 甲斐駒の方を振り返る。
E) 六合石室は稜線を左に少し下ったところにある。
2025年07月05日 12:38撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/5 12:38
E) 六合石室は稜線を左に少し下ったところにある。
E) 石積みの壁
2025年07月05日 12:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/5 12:45
E) 石積みの壁
E) 屋根は木製。思っていたより広くて綺麗だった。ジメジメした石だけでできた狭い洞穴のよう、という私の勝手なイメージはどこから来たんだろ?
2025年07月05日 12:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/5 12:45
E) 屋根は木製。思っていたより広くて綺麗だった。ジメジメした石だけでできた狭い洞穴のよう、という私の勝手なイメージはどこから来たんだろ?
t
2025年07月05日 12:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 12:58
t
t 白いポールが水場へのルートの入り口。
2025年07月05日 12:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/5 12:59
t 白いポールが水場へのルートの入り口。
t かなり下る。
2025年07月05日 13:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 13:08
t かなり下る。
t 水場
2025年07月05日 13:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 13:11
t 水場
t 水場から振り返ったところ。急・・・
2025年07月05日 13:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 13:15
t 水場から振り返ったところ。急・・・
t 水場。ドバドバ。
2025年07月05日 13:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 13:15
t 水場。ドバドバ。
t 登りでルートロスって、適当に詰め上げた。
2025年07月05日 13:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 13:24
t 登りでルートロスって、適当に詰め上げた。
t
2025年07月05日 13:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 13:41
t
t
2025年07月05日 14:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 14:02
t
t 三ツ頭
2025年07月05日 14:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 14:02
t 三ツ頭
t 烏帽子岳分岐。烏帽子岳には行かず。
2025年07月05日 14:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 14:04
t 烏帽子岳分岐。烏帽子岳には行かず。
t ロープがあると思ったら、登山道が大崩壊していた。
2025年07月05日 14:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 14:57
t ロープがあると思ったら、登山道が大崩壊していた。
t 中ノ川乗越。これ登れるの?な壁。
2025年07月05日 14:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/5 14:58
t 中ノ川乗越。これ登れるの?な壁。
E) 第2高点への壁。ザレている所を明日登る。
2025年07月05日 15:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/5 15:00
E) 第2高点への壁。ザレている所を明日登る。
E) 威圧感凄い。
2025年07月05日 15:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/5 15:00
E) 威圧感凄い。
t 中の川越の看板。
2025年07月05日 15:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 15:07
t 中の川越の看板。
t まぁ、ここだよねっていうビバークポイント。2テンが限度かな。
2025年07月05日 15:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 15:11
t まぁ、ここだよねっていうビバークポイント。2テンが限度かな。
t 一応第二高点取りつきまで見に行ったが、付近にまともなビバーク地点はなく。仕方なければソロテンなら張るしかないか・・・ってスペースが二か所。事前情報によると、4テンが張れるスペースがあるということだったが?
2025年07月05日 15:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 15:14
t 一応第二高点取りつきまで見に行ったが、付近にまともなビバーク地点はなく。仕方なければソロテンなら張るしかないか・・・ってスペースが二か所。事前情報によると、4テンが張れるスペースがあるということだったが?
t ちなみに、コル部分への最後の下りがとても悪い。途中ザレを降りざるを得ないところもあるが、よくよく探すと樹林に道が付いている。空身でコルにいったことで、正規ルートが見つけられてよかった。
2025年07月05日 15:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 15:14
t ちなみに、コル部分への最後の下りがとても悪い。途中ザレを降りざるを得ないところもあるが、よくよく探すと樹林に道が付いている。空身でコルにいったことで、正規ルートが見つけられてよかった。
t 頂き物の生サラミ。ありがとうございます!
E)私もおすそ分けいただきました。生サラミ、初めて食べました。
2025年07月05日 15:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/5 15:53
t 頂き物の生サラミ。ありがとうございます!
E)私もおすそ分けいただきました。生サラミ、初めて食べました。
t Europaさんのお手製漬物。
2025年07月05日 16:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/5 16:04
t Europaさんのお手製漬物。
t なんと、シューマイ!
2025年07月05日 18:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/5 18:22
t なんと、シューマイ!
t ビバーク地点、こんなかんじ。
2025年07月05日 19:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/5 19:07
t ビバーク地点、こんなかんじ。
t 翌朝。乗越部分に張っているので、夜中ずっと風がすごかった。
2025年07月06日 04:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 4:14
t 翌朝。乗越部分に張っているので、夜中ずっと風がすごかった。
t 夜明け前は霧がかかっていたが、歩き始めるときには雲が取れてくれた。
2025年07月06日 04:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 4:14
t 夜明け前は霧がかかっていたが、歩き始めるときには雲が取れてくれた。
t 石に書かれた中ノ川。
2025年07月06日 04:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 4:41
t 石に書かれた中ノ川。
t そそり立つようだった壁、近づくとそうでもない。
2025年07月06日 04:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 4:41
t そそり立つようだった壁、近づくとそうでもない。
t 朝日。
2025年07月06日 04:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 4:44
t 朝日。
t 明らかに右側が弱点のように見えた。
2025年07月06日 04:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 4:44
t 明らかに右側が弱点のように見えた。
t 案の定、しっかりルートあり。
2025年07月06日 04:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 4:47
t 案の定、しっかりルートあり。
t 振り返ると、結構な角度。
2025年07月06日 04:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 4:56
t 振り返ると、結構な角度。
t まだまだ登る。
2025年07月06日 04:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 4:56
t まだまだ登る。
E) だいぶ上がってきたけど、第2高点はもう少し先。
2025年07月06日 05:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/6 5:10
E) だいぶ上がってきたけど、第2高点はもう少し先。
t 穴あいてる。ちょっと見てみたかった。
2025年07月06日 05:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 5:11
t 穴あいてる。ちょっと見てみたかった。
t もさもさ。
2025年07月06日 05:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 5:11
t もさもさ。
E) もさもさを登り切ったら絶景だった。ガスに霞む甲斐駒(左)、中央に北岳、右仙丈ヶ岳。
2025年07月06日 05:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/6 5:23
E) もさもさを登り切ったら絶景だった。ガスに霞む甲斐駒(左)、中央に北岳、右仙丈ヶ岳。
t 第二高点へ。
2025年07月06日 05:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 5:24
t 第二高点へ。
E) 第2高点。朝陽の中、少しガスってて、神秘的な雰囲気だったので印象が深い。
2025年07月06日 05:25撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/6 5:25
E) 第2高点。朝陽の中、少しガスってて、神秘的な雰囲気だったので印象が深い。
E) 後ろは霞む甲斐駒、右に北岳。
2025年07月06日 05:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/6 5:26
E) 後ろは霞む甲斐駒、右に北岳。
t ここからが本番。
2025年07月06日 05:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 5:27
t ここからが本番。
t これは鹿窓ではない。
2025年07月06日 05:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 5:47
t これは鹿窓ではない。
t 緊張のザレ。ここをトラバース。(マジコワイ)
2025年07月06日 05:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 5:50
t 緊張のザレ。ここをトラバース。(マジコワイ)
t トラバースしてから登り。
2025年07月06日 05:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 5:59
t トラバースしてから登り。
t 事前情報通り、鹿窓へのルートにはロープがある。
2025年07月06日 06:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 6:00
t 事前情報通り、鹿窓へのルートにはロープがある。
t
2025年07月06日 06:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 6:02
t
t
2025年07月06日 06:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 6:03
t
E) 鹿窓見っけ〜。
2025年07月06日 06:06撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
2
7/6 6:06
E) 鹿窓見っけ〜。
E) こんなおどろおどろしい所を登ってくるtartletさん。
t)いや、お互い様でしょw
2025年07月06日 06:08撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/6 6:08
E) こんなおどろおどろしい所を登ってくるtartletさん。
t)いや、お互い様でしょw
E)
2025年07月06日 06:07撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/6 6:07
E)
E) 圧倒される景観
2025年07月06日 06:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/6 6:10
E) 圧倒される景観
t
2025年07月06日 06:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 6:12
t
t 先頭を行く
2025年07月06日 06:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 6:20
t 先頭を行く
t
2025年07月06日 06:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 6:28
t
t
2025年07月06日 06:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 6:34
t
E) 鹿窓が近づく。
2025年07月06日 06:35撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/6 6:35
E) 鹿窓が近づく。
E) 目の前
2025年07月06日 06:35撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/6 6:35
E) 目の前
t
先にくぐらせていただきました(E)。
2025年07月06日 06:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 6:36
t
先にくぐらせていただきました(E)。
E) 鋸山へ。これは偽ピーク。その前に小ギャップ通過します。
2025年07月06日 06:39撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/6 6:39
E) 鋸山へ。これは偽ピーク。その前に小ギャップ通過します。
t 懸垂用の残置スリング
2025年07月06日 06:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 6:48
t 懸垂用の残置スリング
t とても30mロープで懸垂できる高さじゃない。普通に鎖で降りる。
2025年07月06日 06:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 6:48
t とても30mロープで懸垂できる高さじゃない。普通に鎖で降りる。
t 鎖が頼り。
私は大ギャップよりここの降りが怖かった。鎖を持つ手も足も、朝露で濡れて滑る(E)。
2025年07月06日 06:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 6:50
t 鎖が頼り。
私は大ギャップよりここの降りが怖かった。鎖を持つ手も足も、朝露で濡れて滑る(E)。
t 振り返ると、すごい下りですね。。
2025年07月06日 06:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 6:50
t 振り返ると、すごい下りですね。。
t これもすごい登り。
2025年07月06日 06:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 6:54
t これもすごい登り。
t
2025年07月06日 06:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 6:55
t
E) 小ギャップ登り
2025年07月06日 06:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/6 6:57
E) 小ギャップ登り
E)
2025年07月06日 06:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/6 6:58
E)
E) 谷間から仙丈ヶ岳
2025年07月06日 06:59撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/6 6:59
E) 谷間から仙丈ヶ岳
E) 中央アルプスの右に御嶽
2025年07月06日 07:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/6 7:00
E) 中央アルプスの右に御嶽
E) 北アルプス 穂高、大キレット、槍ヶ岳
2025年07月06日 07:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/6 7:00
E) 北アルプス 穂高、大キレット、槍ヶ岳
E) 乗鞍岳。虫が。。
2025年07月06日 07:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/6 7:00
E) 乗鞍岳。虫が。。
E)
2025年07月06日 07:03撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/6 7:03
E)
E) 鋸見えてきた。
2025年07月06日 07:07撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/6 7:07
E) 鋸見えてきた。
E) 山頂に人が。
2025年07月06日 07:07撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/6 7:07
E) 山頂に人が。
t あと一息。
2025年07月06日 07:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 7:07
t あと一息。
E)
2025年07月06日 07:09撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/6 7:09
E)
E) 中央アルプスも端から端まで。
2025年07月06日 07:09撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/6 7:09
E) 中央アルプスも端から端まで。
t
2025年07月06日 07:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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t
E) 左北岳、間ノ岳、右仙丈ヶ岳。
2025年07月06日 07:13撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/6 7:13
E) 左北岳、間ノ岳、右仙丈ヶ岳。
E) 中央アルプス。右に御嶽の頭。
2025年07月06日 07:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/6 7:14
E) 中央アルプス。右に御嶽の頭。
E) この方に写真を撮っていただきました。ありがとうございました。
2025年07月06日 07:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/6 7:14
E) この方に写真を撮っていただきました。ありがとうございました。
E) 綺麗で感動で何も言えない。
2025年07月06日 07:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/6 7:14
E) 綺麗で感動で何も言えない。
E) こちらからみる甲斐駒は優しい感じだね。
2025年07月06日 07:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/6 7:14
E) こちらからみる甲斐駒は優しい感じだね。
t まっぷたつ。
2025年07月06日 07:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 7:15
t まっぷたつ。
E) ようやっと来れた鋸岳。後ろは甲斐駒。
2025年07月06日 07:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/6 7:17
E) ようやっと来れた鋸岳。後ろは甲斐駒。
E) 北アルプス、白馬まで見えた。
2025年07月06日 07:18撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/6 7:18
E) 北アルプス、白馬まで見えた。
E) 八ヶ岳の下に日向山天空のビーチ → じゃなくて水晶ナギという所らしい。
2025年07月06日 07:30撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/6 7:30
E) 八ヶ岳の下に日向山天空のビーチ → じゃなくて水晶ナギという所らしい。
E) 北岳、間ノ岳。この角度からがとても良い。この景色が見られて幸せ^ ^。
2025年07月06日 07:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/6 7:31
E) 北岳、間ノ岳。この角度からがとても良い。この景色が見られて幸せ^ ^。
E) 仙丈ケ岳がこんなに存在感のある山だったとは。久々の感動ものでした。
2025年07月06日 07:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/6 7:31
E) 仙丈ケ岳がこんなに存在感のある山だったとは。久々の感動ものでした。
t さよなら山頂。
2025年07月06日 07:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/6 7:40
t さよなら山頂。
t 振り返って。
2025年07月06日 07:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 7:59
t 振り返って。
t さぁ、ここからザレの下り。
2025年07月06日 08:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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t さぁ、ここからザレの下り。
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2025年07月06日 08:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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t
t どこまでもザレ。
2025年07月06日 08:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 8:16
t どこまでもザレ。
t 振り返る。
2025年07月06日 08:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 8:30
t 振り返る。
t 木が生えてても、ザレ。
2025年07月06日 08:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 8:37
t 木が生えてても、ザレ。
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2025年07月06日 08:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2025年07月06日 08:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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t やっとまともな地面。
2025年07月06日 09:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 9:08
t やっとまともな地面。
t 踏み跡がところどころうっすらで、たまにロスる。
2025年07月06日 10:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 10:59
t 踏み跡がところどころうっすらで、たまにロスる。
E) 戸台川が見えてきました。
2025年07月06日 11:34撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/6 11:34
E) 戸台川が見えてきました。
t やれやれ、河原に着いた。
2025年07月06日 11:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 11:34
t やれやれ、河原に着いた。
t これは、飛び石ではムリね。。
2025年07月06日 11:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 11:41
t これは、飛び石ではムリね。。
E) 最初の渡渉の準備
2025年07月06日 11:44撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/6 11:44
E) 最初の渡渉の準備
t
2025年07月06日 11:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 11:49
t
t ここは飛び石で。
2025年07月06日 12:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 12:08
t ここは飛び石で。
E) 青空と開けた景色で気持ちがいいが、日差しが痛い。。
2025年07月06日 12:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/6 12:10
E) 青空と開けた景色で気持ちがいいが、日差しが痛い。。
t ここが鋸岳へのルートかー。
2025年07月06日 12:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 12:17
t ここが鋸岳へのルートかー。
t 河原を歩いたり、樹林帯を歩いたり。
2025年07月06日 12:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 12:22
t 河原を歩いたり、樹林帯を歩いたり。
t 水量少なかったら、飛び石で行けそうなんだけどな。。
2025年07月06日 12:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 12:34
t 水量少なかったら、飛び石で行けそうなんだけどな。。
t 結局靴を履き替えて渡渉。渡渉二回目。
2025年07月06日 12:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 12:37
t 結局靴を履き替えて渡渉。渡渉二回目。
t 丹渓山荘って、これか・・・
いえ、少し先にもう少しまともな建物がありましたよ(E)。
2025年07月06日 12:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 12:55
t 丹渓山荘って、これか・・・
いえ、少し先にもう少しまともな建物がありましたよ(E)。
t 登山道の上なのに、また渡れない。。
2025年07月06日 13:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 13:02
t 登山道の上なのに、また渡れない。。
t 渡渉三回目。
2025年07月06日 13:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 13:03
t 渡渉三回目。
t ここから最後の登り。
2025年07月06日 13:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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t ここから最後の登り。
t
2025年07月06日 13:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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t
t 道路に出た!
2025年07月06日 13:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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t 道路に出た!
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2025年07月06日 13:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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t 鋸岳の看板。
2025年07月06日 13:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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t 鋸岳の看板。
E) 丹渓新道登山口から見える鋸岳。
2025年07月06日 14:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/6 14:00
E) 丹渓新道登山口から見える鋸岳。
E) 鹿窓。この写真だと穴に見えない。。
2025年07月06日 14:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7/6 14:00
E) 鹿窓。この写真だと穴に見えない。。
t テクテク、道路を歩く。
2025年07月06日 14:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/6 14:19
t テクテク、道路を歩く。
t バス停到着。確か、バスに乗ったのは15時過ぎ・・・30分以上は待ったか・・・
2025年07月06日 14:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/6 14:20
t バス停到着。確か、バスに乗ったのは15時過ぎ・・・30分以上は待ったか・・・
E) 戸台パークから見える鋸岳。お疲れ様でしたー。
2025年07月06日 15:43撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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E) 戸台パークから見える鋸岳。お疲れ様でしたー。

感想

Europaさんにお誘いいただいてから3シーズン目、この梅雨の時期に催行は難しいのでは?と正直思っていたが、梅雨明けと間違うような夏空のもと、無事にこのルートをいけたのは、Europaさんの執念が届いたに違いない。素晴らしいルートをご一緒できたことに、感謝。

一連の行動の詳細はEuropaさんが書いてくれているので、私は徒然なるままに、ポイントのみ記載。

■下調べ
・これはEuropaさんがかなり頑張ってくれて、ビバーク予定地点、水場などの情報を集め、行程を全て決めてくれた。感謝。
・ぶっちゃけ、ヤマレコだけではイメージがつかない部分が多かったので、現地合わせで大丈夫そうなところは置いておいて、ポイントだけYoutubeで動画を探してみておいた。確認したのは、「水場へのアプローチ」「第二高点から鹿窓へのルート取り」。これは見ておいて正解だった。
・共同装備はできるだけ削った。削ったのは、テントマット(100均のペラペラのに変更)、ツェルト(テントあるし)、コッヘルは1つに、といったところ。
・どのGPSログを参考にするか?は事前に確認していたが、水場へのログがなかった(携帯を稜線に残していた?)のは誤算。慌てて他のログをDLした。ちなみに、稜線で携帯が通じるか?については事前に確認済み。緊急連絡用に、ある程度の山に入るときは、事前に「どこなら電波が入るか?」を確認するようにしている。
・後から気が付いたが、共同装備のバランスが悪かった。駐車場の時点でロープもあるのにテント本体も持ってもらうのはおかしいので、フライ以外は私が持ったが、途中でテント一式を持つことにした。多分これで30mロープとバランスが良いくらい。駐車場で重さを確認したときに、まだ水を入れていないとは思わなかったのが誤算。

■1日目
・甲斐駒まではノーマルルートだが、何気に北沢峠から直上するのは初めて。最後の部分も直上ルートを使った。
・甲斐駒以降はバリエーションルート。何気に、甲斐駒からの下りからルートが分かりにくかった。全然目印がないのは、迷い込みを防ぐためか。確かに、そのほうが遭難対策的に無難な気がする。
・石室は稜線にあると思い込んでたら、ちょっと下にあった。このあたり、ちょっと分かりにくい。石室から先は、何故か全般的にルートが明瞭になった。
・水場は、石室の先の、いかにもなビバークポイント(砂浜的な)に白いポールがあり、そこから下る。下りは、入口さえ間違わなければ迷わず行ける。登りは分かりにくく、ロストしてしまったが、どうせ稜線には着くので、適当に登れそうなところを登った(この辺、沢ヤ感覚)。
・水場は、かなり強かった。あっという間にプラティパスが満タンに。ここで2.5L、1Lのプラティパスと500mlのナルゲンをいっぱいにする。一気に重くなる。少し多めに持ったつもりだったが、下山時点で300mlしか余らなかったので、ちょうどよかったと思う。二日目がもっと暑かったら、ギリギリだったかもしれない。
・第二高点手前のビバーク地点は、まぁまぁ快適に整地されている。先行者がいたらややこしいことになっていたが、誰もいなくて良かった。2張はムリ。
・夕食は、計画書に「お湯で出来るもの」と書いてあったので、「あー、これは軽量化最重視で、フリーズドライ以外持ってくるなってことだな」と、超本番山行モードでハヤシメシ(GWの余り)を持参。これに贅沢品としてソフトサラミと焼酎200mlを持ち込む。そしたら、Europaさんは普通にシューマイと漬物持ってきていて、逆にビックリした。
・この日は風が強くて、19時半から23時半くらいまでは熟睡できたものの、それ以外は寝たり覚めたり。あまりに風がうるさいと耳栓を探し始めたら、起床予定時刻の15分前だった。。

■2日目
・朝起きるとガス。晴れないと面倒なことになるなと思ったが、行動開始時にはほとんど消えてくれた。3時起き、概ね4時半発。ヘッデン不要で、ちょうどいい時間帯での出発だった。
・第二高点は、遠くからの見た目はすごいが、近くに行くとそうでもない。明らかに右が弱点だと思ったが、よくよく見ると最後まで踏み跡があった。踏み跡を丁寧にたどるのが吉。
・第二高点から下降、Tamba氏がその昔間違えたというルートはこれか、と思いつつ、ザレを渡る。このザレの部分が、一番怖かった。微妙に岩のフリクションに自信がなく、かつハンドホールドがはっきりしない。時間をかけて、慎重に進んだ。
・鹿窓までの登りは、事前情報通り、クライミングをやっている人であれば問題ないレベル。(ここに限らず)鎖がある場所が最弱ルートではないように思うけど、鎖から手を放す勇気はない。
・鹿窓から山頂までの下り、登りも何気に悪い。鎖が多いので、滑り止め付きのグローブがあるほうが良いと思う。鎖に頼って降りざるを得ないところが数回あった。
・山頂、まさか人がいるとは思わなかった。写真を撮っていただき、ありがとうございました。
・角兵衛沢、確かにザレザレ。あまり崩れる感じではないので怖さはない。逆に、崩れるような場所はルートを外れている。うすーく踏み跡があるので、それをたどるのが吉。目印のテープは、途中まではあまりない。ちなみに、樹林帯に入れば安全かと思ったら、残念ながらまだザレは続いた。。
・樹林帯に入ってから、水が出ている箇所あり(かなり下部)。今回は使わなかったが、本流よりはマシだろう。
・問題の渡渉。裸足で行けるもんじゃない、と聞いていたので、考えた結果、長年保管していたマリンシューズを引っ張り出してきた。真夏に近いので、素足にマリンシューズで十分。膝上まで裾をまくったが、一番深いところではちょっとズボンが濡れた。多分水量は多めだったのだと思うが、弱点をつけばそれほど流れは強くなかった。見極めは必要そう。上手くすると1回で終わるとのことだったが、結局合計3回靴を履き替えての渡渉が発生した。
・帰りは歌宿バス停からバスを利用したが、渡渉の手間がかかること、バス停まで登りが発生すること、バスの待ち時間が思った以上に長かったことから、多分戸台バス停まで歩いてしまったほうが手っ取り早かったと思う。
・歌宿まで歩いている間に回送バスに声をかけてもらい、歌宿から乗るための空席を作ったバスを出してもらったが、合計3台以上は空席無しのバスが通りすぎ、結局かなり待つことになった。(まぁ、北沢峠から乗る人もかなり待っているだろうし、仕方ないか)

■持ち物について
・基本的に夏山衣服一式。Tシャツ、長袖シャツ、ウィンドブレーカー、フリース。下はズボンのみ。過不足なし。
・ガチャ類は、30mロープ、ヌンチャク(120cmスリング)、240cmスリング、環ビナ(フリー)3つ、ATC、PAS。セルフ用にPAS、スリングは実際に利用。登攀があるわけではないので、ATCは無くてもよかったかも(いざというときはムンタービレイ/懸垂)。
・鎖に頼らざるを得ない箇所があるので、滑り止めのついた手袋は必須だと思う。渡渉用にマリンシューズ持参。まぁ、しっかりした足首で固定されるサンダルでもなんとかなったかもしれない。
・寝袋は#3、完全にオーバースペック。夏用でも十分だった。

鋸岳の鹿窓を知って以来、計画し続けて3年目。天気などで流れ、ようやく今年行く事ができた。北側の釜無川からのアプローチが通常だが、同じ会の人達も過去に行っている、このルートにこだわった。会内外のたくさんの人達のヤマレコレポによる下調べ(行ってみたら下調べが不足してる部分もあったが)と、強力助っ人tartletさんのおかげで、タフで変化に富んだこのルートを順調に終えることができた。アルパインではないけれど(ロープは一応持って行ったけど)、達成感と充実感は半端なく、感慨深い山行となりました。

このルートのお楽しみイベント
① 北沢峠からの甲斐駒
② 六合石室
③ 中ノ川乗越でのビバーク
④ 鹿窓潜り(メイン)
⑤ 戸台川遡上

【1日目】
⚫︎北沢峠~甲斐駒ヶ岳
苦労とーねからは2回登った事があるが、北沢峠から登るのは初めてだったので楽しみにしていました。雲が多く青空ではありませんでしたが、北岳、仙丈を始めとする南アルプス、八ヶ岳、富士山、中央アルプスなどの山々が良く見えていました。普段よく見る山でも、別の角度からだったので新鮮に見えました。終始先頭を歩きましたが、駒津峠からの登りでバテて、共同テントで私が唯一持っていたフライをtartletさんに移させてもらう(ロープは申し訳ないので最後まで担いだけど)。

⚫︎甲斐駒ヶ岳~六合石室〜水場
甲斐駒山頂の休憩で少し持ち直し、六合石室まで先頭を歩く。六合石室は思ってたより、立派で綺麗で大きく快適そうだった。ここに泊まるわけではないが、見ておきたかった。そしてもう一つ、重要な任務の水汲み。今夜と翌日1日分の水を確保しなければならない。しかし水場(小さな沢)は10分程急坂を降りたところにあると言うのは調べていたけど、六合石室からではなかった。稜線に戻って少し先にテントが張れそうな場所があり、そこから降りるようだ。稜線なので携帯の電波が入り、すぐに調べ直すことができるのはありがたい。そのテン場から降りるポイントの目じるし(白くて低いポール)もtartletさんがご存知だったよう。電波の入らないバリエーションルートの場合は、下調べの重要性が身に染みてわかる。この水汲みで思わぬ時間のロスがなくて良かった。

⚫︎水場~中ノ川乗越
水場で水を汲んでの登り返し、そこから中ノ川乗越までの道のりもまた地味に長い。稜線の少し右下側の樹林の中をずっと歩くので景色もほぼなく、水3kg以上が追加されたこともあり、次第にヨレる私。変わって先頭に立ち、悪路の登りだろうが藪漕ぎだろうが、怯まず淡々と一定の速さで進むtartletさんに引っ張ってもらって助かった(その代わり休憩入れてくれ~と言わないと入れてくれないけれど)。中ノ川乗越のちょい手前にあるビバーク地の判断も早いし、その先の偵察もしてくれてとても頼もしかった。ビバーク場所は、聳え立つ第2高点への壁がよく見える場所。壁左側の谷筋のガレを登って行くことを確認した。ビバーク中は雨も降り、乗越のためか風は終始強めで、朝まで眠りは浅く熟睡感はまったくなかった。

【2日目】
⚫︎中ノ川乗越~第二高点~鹿窓
2日目はバスに間に合わせるために早く出て、ロスなく進むことがなにより重要になってくる。 3時に起きて、計画より30分程早く出発できた。雨は降ってなかったが雲多めのガスぎみ。すぐに第2高点へのザレ登り。ビバーク中に落石の音を聞いたのが影響し、岩壁のない左側を登ろうとしたが、tartletさんが右の方が傾斜が少し緩いと言う。行ってみると、下からは見えなかったジグザグの薄い踏み跡があったので、やはり右が正解。朝露で靴や膝下がびしょ濡れになりながら第2高点まで登り詰め、山頂の凛々しく立っている剣を拝む。そしていよいよ大ギャップへ。本当にすごい景観のところ(崖崩れ)だった。ここは入念に下調べしていたので迷う事なく行けた。黒赤のトラロープと鎖のある岩壁を確実に登り、無事鹿窓をくぐる事ができた。2人で「やったね」とグーダッチ👍。

⚫︎鹿窓~鋸岳
天気が良くなり青空が。景色もよく見えるようになったが、日差しが強くなって暑くなってきた。鹿窓のすぐ先にある小ギャップ。鎖のある垂直に近い所を降りるのだが、鎖や岩が朝露で濡れていて手や足が滑りやすく、ここが1番怖かったかも。その次の鎖登りは、クライミングをしている人なら問題ないと思う。その後の偽ピークを過ぎると、鋸岳が見えてきた。朝が早いので誰もいないと思いきや、山頂に人が1人立っているのが見えた。私達の登頂を待っていてくれたようで、写真を撮っていただいた。ありがとうございました。鋸岳からの景色は、それはそれは感動の絶景でして、鋸岳から見る甲斐駒、北岳、仙丈はかっこいい。昨日は雲に隠れていた御嶽も見えた。八ヶ岳も中央アルプスも乗鞍もはっきり。北アルプスも遠く白馬まで見えていました。

⚫︎鋸岳~角兵衛沢ノ頭~角兵衛沢出合
鋸岳山頂から角兵衛沢ノ頭まで降りる途中から見え始める、崖のような角兵衛沢。あんな所降りれるの?と言いながら頭まで行く。この角兵衛沢ノ頭から、出発点の北沢峠の標高よりも低い角兵衛沢の出合まで、一気に1250m程の標高差を降りて行くことになる。最初は浮き石だらけの不安定なガレガレで、慎重になりスピードが出ない。下がるにつれて気温も上がり、顔にたかる虫もしつこく、次第にヨレて行く。またtartletさんに先頭になってもらい、この後は最後まで引っ張ってもらった。下半分は樹林帯に入り日差しは免れるが、まー長い。下りが辛い私には、1番体力を奪われた。

⚫︎角兵衛沢出合~歌宿
ようやく戸台川の流れる音がしてきて、角兵衛沢出合にたどり着く。青空が広がり、日差しがギラギラと照りつけていた。ここから戸台川に沿って下り、戸台大橋のバス停まで行くレポも多いが、私は戸台川を遡上し、丹渓新道を登るルートを選択した。その方が距離も半分くらいで済むし、戸台大橋までこの炎天下に晒されながら歩きたくはなかったので、良かったと思う。ピンクや赤のテープを辿って戸台川を遡上していく。丹渓山荘跡の少し先にある丹渓新道の登り口までに、登山靴のままでの飛び石渡渉2回、簡易の沢靴に履き替えての膝下渡渉が3回でした。日差しが肌にジリジリ刺すほど強かったですが、川の水は長くは入っていたくないほど冷たかったです。最後の丹渓新道は九十九折だが陽の当たらない樹林の中。黙々と50分で登り上げ、歌宿のバス停まで舗装路を歩いてGoal。お疲れ様でした。

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クライミングの比率が大きくなって体力が低下したため、平日も自主トレをしてなんとか歩き切ることはできましたが、tartletさんにご一緒していただいて本当に良かったです。ありがとうございました。

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コメント

tartletさん、Europaさん、こんにちは。
突然のコメント失礼します。
鋸岳山頂の手前、お二人からは鋸岳を下った所で、すれ違った者です。
女性二人で凄いなぁと思いましたが、想像以上に凄いですね👏👏
こちらのルートが鋸岳が山梨百名山の四天王と言われる所以のコースなんですね。
私には到底歩けないコースですので、お二人のレコを拝見して、息をのみながら疑似登山させて頂きました。
無事に登頂、下山、おめでとうございます。
お疲れ様でした。
2025/7/9 16:36
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surely-kさん、コメントありがとうございます!
本当に、素晴らしいルートでした。
お互い、素晴らしいコンディションで登頂できて、良かったですね(^^
濡れてたら、とても無理でした(汗)
2025/7/9 21:38
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1
surely-kさん

コメントいただきまして、ありがとうございます。
レポを少し拝見させていただきました。
鋸岳からの景色は素晴らしかったですね。お花もいろいろ咲いていたんですね。
このルートは、変化に富んでいてとても刺激的で、surely-kさん達から声もかけていただいて、
思い出に残る山行となりました。
surely-kさんも精力的に山に行かれているようなので、またどこかでお会いできるといいと思います。お疲れ様でしたー。
2025/7/9 23:18
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